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2024年10月20日日曜日

グラナダ観光ー世界遺産アルバイシン地域でモロッコへの期待が膨らむ

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと地中海船上生活レポの世界にようこそ!





先週木・金(17日&18日)グラナダへ2泊3日の観光旅行に行ってきました。急に決めたので残念ながらグラナダ観光の目玉、アルハンブラ宮殿のチケットはゲットできませんでした。イタリアのフィレンツェドゥオモと同様、チケットは一カ月先まで売り切れ。とっても残念ですが、それでもアラブ王国時代の名残のアルバシン地区はとっても面白くて早くモロッコに行きたくなりました。

10月17日(木):前々日に急遽決めたグラナダ観光。火曜日の夕方からレンタカーを借りました。グラナダまではアルメリマルから車で1時間半ぐらい。

この日はあいにく曇りがちで肌寒く、気温を調べたら最高気温でやっと17度!これってシドニーの真冬の最高気温とあまり変わらないじゃないか!着いたのが12時ちょっと前だったので、まずはランチの場所を探しました。

このゲートの後ろはアルバイシンというアラブ街。どうも行こうとしているラストランはこの中にあるよう。

道が細くって駐車する場所も見つからないっぽいので、一旦このエリアを出てちょっと離れた大きな地下駐車場に戻ることにしました。

どんよりとした曇り空で、道行く人たちもみんな長袖ジャケットを着ていました。

さっきの門の所。グラナダといえば世界に名だたるアルハンブラ宮殿が有名ですが、行きたい日の一カ月前にチケットを買っておかないとダメなんですね。修理と整備が思ったよりも長引いて、一カ月前の私たちは、まさか10月半ばまでアルメルマルにいるとは思っていなかったのでグラナダ観光は計画していませんでした。なのでアルハンブラ宮殿を見れないのはわかっていたのですが、5週間もほぼ休みなしで毎日ボートヤードに缶詰になっていたことから解放されたかったので、目玉観光はできなくても気分転換がしたかったのです。

アルババイシン地区も観光名所の一つです。アルハンブラ宮殿があるエリアと共に世界遺産にしているされているグラナダ最古の歴史地区がこのゲートの後ろから広がります。


ランチのお店はゲートをくぐってすぐの所にありました。狙ったわけではなかったのですが、アラブ街だからイスラム系のレストランをモダンにした感じのお店でした。

チキンとサフロンライス。主人はチキンパイみたいなもの食べましたが写真撮り忘れ。

お茶が可愛いポット出てきました。

食後の腹ごなしでアルバイシン地区を観光。ここはアルハンブラ宮殿が建設される前からイスラム教徒が住んでいたそうです。

あ、この小石をモザイクみたいにしている石畳、トルコでも満たし、オスマントルコに征服されていたギリシャのレスボス島でも似たようなものを見ました。イスラム文化に共通したものなのかな?こんなに地理的に離れているのに、似たようなもの目にしてなんか不思議な気分。地中海をクルージングしていたこの4年間で、地理と歴史がとてもよく分かるようになりました。

ふうふういいながら階段をひたすら登っていきます。


目指しているのはダール・アル・オッラ宮殿です。ナスル王朝最後の王・ボアブディルの母アイシャが住んだことで有名な宮殿です。アルバイシン地区の外れにひっそりと佇み、素朴な雰囲気ながらも、古くからのイスラム教様式とナスル朝の装飾が見られる穴場のスポット。Net News引用)



宮殿という割にはこじんまりとしていてとても質素でした。




あれ、アルハンブラ宮殿とかその周辺の観光スポットエリアですね。

この装飾はアルハンブラ宮殿を彷彿させる、とのことなので、これでちょっぴりアルハンブラを想像します。

細かい装飾は質素ながらも豪華な感じ。

入場料には他の場所の入場料も含まれているので、そこを見に行くことに。丘の上にいるので、この後は下り坂となります。

面白い建物が沢山があって、散歩するだけでも楽しめます。


時々アルハンブラあたりの外観が見えるし。


この建物は中庭にはいっただけですが、看板がスペイン語だったのでなんだかよくわからなかった。


さらに階段を降りていくと、修道院などもチラホラ出てきました。ローマ帝国時代の後、アラブ王国になったグラナダ。その後キリスト教が征服してからはアルバイシン地区にカソリックが移り住むようになったので、教会も増えたわけですね。



ここも修道院。


一旦入ったら外の世界とは遮断されるタイプの修道院なので扉が固く閉ざされていました。

そしてこの辺りはフラメンコ発祥の地にも近いので、フラメンコ劇場が何か所かあります。スペインと言えばフラメンコですが、実際はアンダルシア地域が発祥の地。この地域に住んでいたジプシーの踊りだそうです。

アルハンブラ宮殿が反対側にある川沿いに下りてきました。

アラブ系の雰囲気の雑貨を売っているお店。欲しいもの結構あったのですが、モロッコに行ったら本場のものが買えるだろうと思い、我慢。色とりどりの色彩が物凄くきれいで、早くモロッコに行きたくなりました。

外観の写真を撮り忘れたのですが、ここは11世紀のアラブのお風呂。サウナ跡ですね。


天井には星形にみたいな明り取りがありました。面白い!湯気の中でここから空を見上げたらきっと不思議な気分になっただろうな。

有名なタワー跡らしい。


また修道院。



ここは教会でした。




そしてPlaza Nueva de Granadaにやってきました。グラナダ広場っていう意味かな。


まわりの建物はアラブ系ではなくヨーロッパの雰囲気。

とても綺麗な広場でカフェも集まっていて、行き交う人達を眺めながらビールやワインを楽しむ人たちが沢山いました。

でもそこからちょっっと奥に入ると、またまたアラブ系の街並みが広がっていて、本当に面白い。



アルハンブラ宮殿は見れなかったけど、アラブ街のアルバイシン地区とはとても面白くてグラナダの歴史を実感できました。その後街から車で20分ちょっとの場所にあるホテルに移動しました。ショッピングセンターエリアの中にあるホテルでした。

グラナダ市街では一泊100ユーロ以下のホテルは見つからず、(カプセルホテルはありましたけどね。)ちょっと郊外のホテルにしたのですが、ビジネスホテル風でモダンで綺麗なお部屋でした。まわりがショッピングセンターというのがちょっとワクワクする。



ってことで、お昼寝して休憩してから夕方6時過ぎにショッピングセンターを見に行くことにしました。バラエティショップがあったので、入ってみましたが、買い替えようと思っていたクッションカバーとかバスルーム関係のものとか沢山欲しいものが見つかりお買い物を楽しみました。ずっと都会と縁がなかったので、大型ショッピングセンターに来ると興奮します。ちなみにここよりもっと大きなショッピングセンターが他にもありますが、ここは主に家具とか生活用品のお店が集まっているみたいです。


買い物に熱中していたら7時半を過ぎていたので、夕ご飯にでかけます。昼間結構ガッツリ食べていたので小腹が空いた感じ。ショッピングセンターのフードコートに行ってみました。

あら日本のものの自販機。

メキシカンのお店で食べることに。

私はナチョス。結構ボリュームがあったけど、ソースが乗っかってる上の方だけ食べてました。

主人はブリート。こういうのは主人はお腹があまり空いてなくても別腹なんですよね。

フードコート建物にはボーリング場やゲームセンター、アイススケートリンクまでありました。

ローラーブレードをやっていた主人はアイススケートもすごく上手で、アイスホッケー選手なみにスピードを出してしゃしゃっと滑るのです。私も実はマイ・ローラーブレードを持っていてオーストラリアに置いてあるんですけど、子供のころからアイススケートにはなじんでいたので、主人ほどではないですが滑れないことはない。久しぶりにやってみようかなって思ったけど誰もいなかったし疲れていたいたので素通りしました。


噂で夜中にオンラインチケットサイトにアクセスすると、アルハンブラ宮殿の当日券が買えることがある、というのを聞き、この夜念のため挑戦することにしました。私は疲れていたから途中で起きることはできないと思いますが、お昼寝をした主人がチャレンジしてみる、と意気込んでいた!さて、観光旅行二日目はどうなることやら。


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