皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと地中海船上生活レポの世界にようこそ!
グラナダ旅行に行く前に、外回りの作業は全て完了させました。土曜日19日に戻ってからは思に不要なもの処分や掃除に費やしました。月曜日21日にクレーンを予約しているのですが、海上に戻る準備は万端となりました。
やっと届いたグリースを早速注入
こんな所に注入するなんて知らなかった!
磨いたアノードをプロペラの先っぽや船体に付けて最後の作業完了!
10月19日(土):2日間のグラナダ観光を終えたこの日、ホテル近くのショッピングセンターにある大型スポーツストアに立ち寄ってから帰ることにしました。
モトリルの街は特にスペインというよりは、典型的海辺リゾートの街っていう感じで、スペインにいるのかイタリアにいるのかわからないぐらい。
お洗濯を待つ間、ここでソーセージとビールで夕食を済ませることに。丁度良かったなぁ。
でもちゃんとソックに入っているし、セールの状態もよさそうでまだまだ使えるようなので、キープすることに。エーゲ海に2年いた間にはスピニカを使うほどの微風はほとんどなかったし、移動距離も大したことがなかったのでわざわざバウベッドのマットレスをどかし、ウィンチしてーセールを外に出す時間をかける手間は意味がなかったのですが、大西洋横断や、太平洋横断の時は時間もたっぷりあるでしょうし、何日も微風続きということもあり得るのでこれからは重宝するかも。
荷物をいったん全部取り出したポート側のスターンバース。前のオーナーから引き継いでいた不要なものを全て処分しました。
スターボード側のバースはこんな感じ。手前にあるのは作業服とか、海上に戻った時にすぐ使う陸電のコードとかで取り合えずのものなので、実際にはここはマットレスの上にはツールボックスだけの状態になります。
この日のアペリティーボはキャラメライズされたナスとオニオンとトマトがすごく美味しかった!お店の人がとてもフレンドリーで、きっと一度来たお客さんは覚えてるんだと思うんですね。すごく親し気に「ようこそいおかえりなさい!」という歓迎ムードでした。
私はマッシュルームとダックホワのリゾット、トリフ風味。もう絶品でした。
みてこのホワ。トロッととろけてトリフの風味とすごく合います。他にも食べてみたいメニューがまだ何個あるんですよねぇ。
主人はボロネーゼ。パスタはタリアテッレです。前回私はソースをボスカイオーラにしてパスタをタリアテッレに変更してもらったのですが、もうその腰腰した味わいはイタリアで食べたパスタに全くひけを取らない美味しさなのです。ミートソースもお肉が沢山で主人好みの味で大満足でした。
主人が「スタンブル・インより全然こっちに来てよかったね。」だって、当たり前だ!のどや顔の図。
ハードスタンド上でやるべき仕事は全て完了。お掃除も一カ月分の泥を全て落とすことができ、完璧とはいえずとも砂埃からは解放されてすっきりしました。
ランチで寄り道したりしたので、SATOMI号に戻ったのは午後の遅い時間でした。一休みしてからお洗濯に行くことに。コインランドリーへ行く途中に例のブリティッシュ・パブ、スタンブル・インがあるんですが、その前の広場で何やらお祭り騒ぎがあったのです。
オクトーバー・フェストをやっていた!スタンブル・インからも屋台が出ていて、マッチョな男性が女装して応対していました!お客さんもドイツを思い起こさせる帽子をかぶっている人が沢山いました。
10月20日(日):ボートヤードでの最終日、朝からお天気がよくてやる気がわきます。風が全くない穏やかな日だったので、スピニカセールを取り出してみました。これまでの4年間、スピニカセールは一度も使ったことがなく、保管場所を取るのでもう処分しようかなって思っていたんですよね。
ま、それでも最終的にこれだけの荷物は収納することになりましたけどね。前の半分ぐらいになったのだ。
その後、モチベーションが下がり気味になっていた自分を押して、船体を洗うことに。あまりにも汚かったので、まずは水洗いで表面に積もっていた砂を全部洗い流すことからスタート。それからシャンプー&ワックス液でゴシゴシしました。
最終的に終わったのが夕方6時ぐらい。でもこれでやっと翌日には海上に戻れます。船体のポリッシュは残念ながら時間切れでしたが、それはコスメティック的なことで航海には関係ありません。いつもピカピカに保っているわけではないしね。
主人はスタンブル・インに食べに行くぞ!といったのですが私は先日いったイタリアンが気に入っていたのでそこでパスタを食べたいと言いました。ミートソーススパが大好きな主人はあっさり気を変え、イタリアンに落ち着きました。
マリーナオフィスに近い方にあるイタリアンのお店。
ガーリックブレッドならぬ、ガーリックピザ。これも美味しいのだ。
みてこのホワ。トロッととろけてトリフの風味とすごく合います。他にも食べてみたいメニューがまだ何個あるんですよねぇ。
主人が「スタンブル・インより全然こっちに来てよかったね。」だって、当たり前だ!のどや顔の図。
ハードスタンド上でやるべき仕事は全て完了。お掃除も一カ月分の泥を全て落とすことができ、完璧とはいえずとも砂埃からは解放されてすっきりしました。
きれいな夕暮れを見ながらSATOMI号の待つボートヤードへの帰り道。この道を通るのも、もしかしたら今日が最後かも?
というのも21日月曜日は朝イチで海上にもどるからです。海上に戻ってからも、セールを戻したり、ステンレス職人さんにスターリンクやイリジウム・Goのアンテナを溶接してもらう事が待ってますが、それが無事予定どおり終われば水曜日23日にアルメリマルを出発するからです!
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