Carefoureスーパーに近代的ショッピングセンターもあるTangier

皆さんこんにちは！Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと地中海船上生活レポの世界にようこそ！

Tangierマリーナ付近はとっても近代的で、港から少し奥に入った場所はCarrefourとかスペインでもおなじみだったスーパーがあったり、お馴染みブランドが入ったショッピングセンターもあります。さらにTangierの電車の駅からはカサブランカやマラケッシュへの長距離高速電車TGVも出ています。ヨーロッパからいきなりアフリカやイスラム文化に囲まれちゃうのではなく、Tangierから入るとカルチャーショックが少ないかも。モロッコへの入り口として最適な街かもしれません。

11月8日の夜はマリーナ前の建物に入っているフレンチモロッカンなレストランに行きました。

反対側のビーチや夜の街の眺めがとってもいい感じ。

私は魚が食べたかったので、サーモンのグリル。結構肉厚ボリュームがあり完食できませんでした。付け合せの野菜もいい歯ごたえで丁度いい焼き具合。さらに小皿に入った2種類のピクルスみたいなのが、ピリッとしてたりハーブのいい香りがあったりで、魚と一緒に食べるとすごく美味しかったです。

主人はここでもタジン。ビーフに挑戦。テーブルに運ばれてきてから蓋がとられました。

お肉がほろっと柔らかくて本当に美味しかった。

デザートは3つの味のシャーベット。このレストランではワインやビールなどアルコールもあったので、久しぶりに私は白ワイン、主人はモロッコビールをオーダー。地元ビールは美味しかったそうです。お値段的には67ユーロぐらいだったので、スペインのまあまあのレストランと同じぐらいですが、質を考えるとお値打ち感がありました。

11月8日はオールド・タウンから反対方角を散策。こちら側は近代的なショッピングセンターなどがあるシティーセンターです。

ネットは現在ギリシャに住んでいた時に契約したVodapyoneが問題なく使えているのですが、スペインのセビリャのタワーから電波をもらえているからみたい。このあと大西洋沿いにアフリカ大陸を南下していくと、おそらく通じなくなるないか、ということでＲａｂａｔに出発する前にモロッコのＳＩＭカードを買っておくことにしました。携帯ショップがこのショッピングセンター内にあるのです。マリーナからは徒歩20分弱ぐらいかな。

ヨーロッパにある普通のショッピングセンターという感じで、ここにいる限りモロッコにいることを忘れがちになりますが、すれ違う女性がバーカをしているのを見ると、あ、やっぱモロッコか、と思いだします。（ちなみに全部の女性がバーカをしているのではなく、ヘッドスカーフしていない女性も沢山います。）

スーパーは、オールドタウンの生鮮市場とはうってかわって、近代的。ヨーロッパの普通のスーパーと変わりません。

かなり規模が大きく、食品だけじゃなく食器や寝具コーナーもありました。

米売り場も種類が豊富。寿司米もあります。そしてスペインではなかなかお目にかからなかったジャスミンライスが売っていた！なぜかほとんどバサマッティしか見つからなくて、私はジャスミンライスの方が好きなんですよねぇ。

でもこの日は携帯ＳＩＭカードをゲットするのが目的だったので、食料品買い物はせずに下見だけにしておきました。

ＳＩＭカードはモロッコテレコムという、日本で言うところのドコモみたいな会社のを買いました。モロッコテレコムとオレンジが２大大手携帯会社なので、カバー率が田舎にいってもいいかな、と思ったのです。プリペイドSIMは３０日有効で、３０GB、電話番号もついていて確か２０ユーロぐらいだったかな。取り合えず１個だけ買いました。

ショッピングセンターを出て大きな交差点の向かい側には電車の駅があります。

ラバット、カサブランカ、マラケッシュへの長距離高速電車の駅です。これまたとても近代的で綺麗な駅ビル。スタバも入っている。

これはチケット販売機ですが、新幹線のみどりの窓口みたいな場所もありました。

２階は待合エリアとフードコート。

ここでランチ。

あっちまでテーブルがあって、すごく広々してゆったりしています。

地元ファーストフードのお店で一見グラタンみたいなのをオーダーしたら、実はフレンチフライにチキンが入ってチーズがかかってオーブンで焼いただけのものだった。

主人はチキンの代わりにビーフミンチ。味はまずくはなかったけどそれほど美味しくもなかった。

MiNSOがってびっくり。MINSOというのはオーストラリアではおなじみで韓国系のダイソー類似チェーン店なのです。

駅前広場がこんなに広い。土地に余裕があるんですね。斜め向かいにはヒルトンホテルがそびえています。

これは携帯タワーなんですが、周りの外観に合わせているのかココナッツツリーを模倣しているみたい。

道路も車線がヨーロッパに比べたらうんと広くて運転しやすそう。ま、土地のサイズが違うからねぇ。

マリーナ横の大きなビーチ沿いのプロムナードです。

気候的には昼間の晴れた日なら今でも泳げそうな感じなんですが、ビーチはガラガラ。砂地のいいビーチです。泳いでみたいと思ったけど、水着だけじゃだめでイスラムの国ではかなりカバーして泳がないといけないと思うんでやめておきました。観光客用なのか馬が数頭います。

なんとラクダもいるぞ！その奥には今日も違うクルーズ船が。それも2隻も。そいういう観光客向けのアトラクションかな。砂漠までいく時間がなかったら、ここでちょっとその気分を味わえるということですね。

マリーナ周辺にいつもいる子猫ちゃんたち。日向ぼっこしている姿がたまらないのでｓ。

触っても全然平気。

散歩から帰ってきたら、同じポンツーンの反対側に70フィート越えの巨大キャタマランがいました！

8日は夜バイキングラリーのＺｏｏｍミーテイングある日だったので外食せずお家ご飯。冬時間になったので先月よりも1時間早い、モロッコ時間で夜7時からスタートだったのです。ちょっとゆっくりしてシャワーを浴びてたら、なんと6時をすぎていて、合わせてて夕食の準備をしました。ジブラルタルのモリソンズで買ったステーキを焼きました。

インスタントだけどお味噌汁もつけて和風に。キュウリもアルメルマルにいた時「浅漬けの素」を買ったので、それで付けておきました。ステーキはもうすっごく柔らかくて美味しかった！2枚買っておいたのですが、もっと買っておけばよかったなぁ。

バイキングラリーミーティングではおもに質疑応答や提出すべきものの確認。一カ月後にはカナリア諸島で初めて参加者に実際会うんなんて信じられない気分。

11月9日（土）：Tangierマリーナ滞在最終日です。ちょっと前に気が付いてのですがエンジンルームの熱を逃がすブローワーが作動しなくなっていたらしく、主人がチェックをしていました。

どうもブローワーのモーターが壊れてらしい。ブローワーはなくてもエンジン走行するにあたりそれほど支障はないのですが、直せる時直しておきたいもの。調べたらこの後向かうRabatマリーナの近くにいいシップシャンドラーがあるみたいです。

ちなみにTangierマリーナにもシップシャンドラーあるんですが、いつ見てもお店が閉まっているんですよね。多分夏の間だけ営業しているのかな。ウォッシュレットなんかも置いてあるんですけどね。給油スタンドもあるみたいですけど誰もいなくて営業していない感じでした。いつもはほとんどアンカリングで過ごす私たちですが、モロッコではアンカリングは許可がないと禁止らしく、許可をとるために一旦港に入らないといけなくて、しかも毎回出入国の手続きを取ることを考えるとマリーナに入っている方が楽なのです。ちなみにアンカリング許可もなかなか下りないし、さらにアンカリングしてたら上陸できないらしい。

そもそもこの先大西洋側を南下していく間、安全にアンカリングする場所自体がほとんどないのです。安全には天候以外に、盗難や強盗、という部分も含まれております。Tangierマリーナは52フィートのSATOMI号で一日ユーロにすると28ユーロぐらい。ヨーロッパのマリーナと比べたらかなり安いし、次にいくRabatのマリーナはもっと安いのだ。なので、カナリー諸島に着くまでは毎回マリーナ滞在となります。その分自由に観光できるから嬉しい。

調べてらもっと近い場所にCareforeがることがわかり9日に行ってみました。徒歩10分ぐらいだった。

ここもショッピングセンターです。

お馴染みファーストフードはだいたいあって、ランチをバーガーキングですることに。

テラス席は眺めも最高。

主人はチーズバーガーセットで私はチキンサラダにピリ辛チーズボール。チーズボール、美味しかった！私的にはマックよりバーガーキングの方が好きです。

ランチ後お買い物。Carreforeに行きます。

Ｒａｂａｔに着いたらきっと外食が多くなるので、朝食になるものを主に買いました。ヨーグルトもお馴染みのものがあって買いやすかった。

なんと赤味噌を売っているではないか！

卵、ミルク、そしてベーグルを見つけてたのでスモークサーモンも買いました！10日の朝ごんとなります。

Tangierマリーナには5泊して10日の日曜日に出発します。次の目的地は120マイルほど先のRabat。なのでオーバーナイト走行で11日月曜日の朝到着予定。Rabatでは10日滞在予定で（延長もあり）し、その間カサブランカ、マラケッシュなどモロッコの見どころを回る予定。う～楽しみだ～。お買い物もマラケッシュに行くまで我慢しているしね。

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