皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと船上生活レポの世界にようこそ!
主人の歯の治療のために滞在していたBaie Mahault。4月4日についに完了しました。すでに予約が入っている時間の隙間をぬって主人を入れてくれたので、金曜日に全ての治療を終了させるため、二人の歯科医が同時に空いてる時間でいっきにやってもらったので、約束の時間には治療がスタートできず、3回も出直してやっと終了しました。仮キャップまで被せてもらったのに、なんと治療代は全部で252ユーロ!!これってオーストラリアの医療費で考えると激安なのです。保険カバーあとの自己持ち出しよりも安いのだ。
4月4日(金):朝8時45分からの歯医者の予約のため、早朝から出発。ですが、歯医者に着いたら「急患が入ったので、二人の医師が同時にかかれないので11時に出直してもらえますか?」と言われてしまいました!隙間時間にやってもらっているので仕方がありません。で、時間つぶしに付近をぶらぶら。朝一を発見したので覗いてみました。
まだ他のお店は閉まっているものがほとんどですが、Pointe-a Pitreのダウンタウンを散策。
前に買い物した商店街はまだ開店していないので、裏道を散策しました。するとお香やさんを発見。後で気が付いたんですが、お向い広場に教会があったので、納得です。キリスト教の教会内でもお香を焚きます。いろんな種類があって、中には聖人の名前のものも。イエス・キリストという名前のお香もあり、これがキリストの匂い???
お香は私も主人も大好きなので、モロッコにいた時買い溜めしたんですが、そろそろ在庫が尽きてきました。それで虫よけにもなるシトラスのお香などなど数種買いました。ひと箱20本入りでたったの1.5ユーロだったから違う香りのものを合計4箱買いました。
さらに路地を進んでいくと、フランス系ではなく地元カリブの食品を売っている小さなマーケットがあり、ショーウィンドーにグラナダで見つけたスパイスのブランドを見ました。このブランド、今まで見たことがないぐらいの豊富な種類のスパイスがあって、中でもレモンペッパー、ガーリックパセリにジャークが代のお気にいなのです。帰国する前にお土産に買っていこうと思っているぐらい。
通りのあちこちに、こんな風にミュールが描かれた建物が何個もあります。落書きされているより断然いいですよね。
ここがメインの広場みたい。奥に見えるのが教会。
ここにもマーケットがありました。
このマーケットは、正直地元の人用というよりはツーリスト用?という感じでした。港の近くなので、きっとクルーズ船のお客さんをあてにしているじゃないかな。
スパイスとかフルーツを漬けたラム酒などが売られています。でもこれ、カリブ海のどの国にも同じようなものを売っていて、グレナダで初めて見た時は、珍しくて興味を持ったのですが、今ではお馴染みになりました。
観光客らしい人たちが、そろそろ集まり始めていました。まだ10時になったところなので、あと1時間潰さないといけません。
でさらに地図も見ずに、思いつくままブラブラしてみました。多分ここに来るのもこれで最後だしね。
ここもマーケットって書いてあるけど、しばらく営業している雰囲気はなかったなぁ。
ここ、実は車では隣を通過したことがなんどもあります。歯医者さんに行く途中に通過する道なのです。徒歩では初めてきましたけど、案外歯医者に近かった。車だと一方通行とかがあるので裏道を通れませんから。
歯医者さんはこんなちょっとさびれた裏通り沿いの建物に入っています。下町密着の歯医者さんという感じで、先生は白人の年配の男性と黒人の女性と二人います。
泥質の海底はアンカーの効きが抜群だったので、引き上げるとチェーンが泥だらけ。主人は海水シャワーでチェーンを洗いながら引き上げていました。
まだ9時ちょっと過ぎで、マーケットがようやく開店し始めたところ。野菜中心のマーケットみたいでした。トマトがすごく新鮮だったので、お買い上げ。あ、スイカもでっかいのを買いました。
そのうちフェリー乗り場らしき港の方に出ました。
で、11時ちょっと前に戻り、ようやくこの日の治療が始まりました。本来だったらもう数回にわけて行うルートカナルを、この日一日で終わらせるために二人がかりで一気に進めてくれているんですよね。私たちがヨットで移動中というのをちゃんと考慮してくれているんです。で、1時間ほど治療が続き12時ちょっと過ぎに主人が出てきました。ですが、これで終了ではなく、仮キャップまで被せるところまでやりたい、とのことで、1時間後にまた戻ってきてください、と言われたのです。その間食事をしてもいい、ということでランチに出かけました。
ですが、周辺にはランチで空いてるお店が少なく、やっとみつけたビストロでは10分ぐらい待っても注文を取りに来てくなかったので、諦めて出てきました。で、ファーストフードということでマックに行くことに。二人ともビックマックセットをオーダーしちゃいました。
午後2時に歯医者に戻ったら、なんと・・・まだ二人の手があかないから1時間後にまた出直してと言われたのです!!ということは午後3時から治療スタート。レンタカーをこの日の夕方6時まで返却しないといけないので、治療後そのまま向かわないとけなくなります。土曜日5日に出発したかったのですが、午前中で歯医者が終わると思っていたので船内の整理整頓をしていなかったんですね。で、私だけ船に戻ることにしました。船まで戻っても往復40分あれば大丈夫なので、時間つぶしには丁度いいかも。
私を船に送って主人はトンボ返りで歯医者に戻りました。その後私は船内の整理整頓や掃除をしておりました。その後、朝出発が早かったのでちょっとお昼寝。
気が付いたら夕方5時になっていました。で主人に電話してみたら、すでに治療は終わっていて、レンタカーも返し終わっていて空港に戻るシャトルバスに乗っているとのこと。思ったよりも早く帰ってこれそうでした。そして5時半すぎには「今タクシー乗ったから6時ぐらいには帰れるよ。」とのことでした。昼間は何回も歯医者に出直しましたが、最後はスムーズに進んで本当にほっとしました。しかもなんと治療代は全部でたったの252ユーロ!!!!
これは激安なのです。ルートカナルをやって仮キャップまで被せてくれての値段です。同じ様なことをオーストラリアでやったら保険カバーあとの持ち出し費用よりも安いのです。主人が一昨年オーストラリア里帰り中、奥歯にブリッジをつけたんですが、その時はオーストラリアではプライベートの保険を休止していたので、全額実費となり、なんと5000ドルかかりました!!!!それって一年間プライベートの保険料を掛け捨てするより高かったので、それ以来保険を再開して、2024年以降はオーストラリアにいなくてもずっと保険料を払い続けています。
3月にMartiniqueからスタートした主人の歯の治療。やっと完了しました。冷蔵庫が壊れたからMartiniqueに2月25日に最初移動したのですが、その後主人の歯の治療が必要になり、4月の最初までの一カ月と2週間の間、たったの2つの島国にしか滞在できませんでした。
でもこれでようやくなんのしばりもなく移動開始できます。
4月5日、朝7時半、2週間弱いたBaie Mahaultから出発しました。前日から何回も雨が降り続け出発直前にもざ~っと激しく降りました。
次の目的地はSi. Kitts & Nevisなのですが、80マイルちょっと先なので、途中Monserratという小さな島国にトランジットしていきます。Monserratまでは50マイルぐらい。週末に到着したら週明けまで入国手続きを待てる国なのです。久々の航海、楽しみ!!
それにしてもBaie Mahaultの泊地は、出入りが面倒だからなのか、すっごくいい泊地なのに全然混んでないし、みなさんテンダーをスターンに繋いだままでも安全だったし、どんなに外が荒れていても全くウネリが入ってきませんでした。街まではバスでも行けるんですが、レンタカーもそれほど高くなかったので、アンカリングしたまま放置しておいても全く不安がなく、今まで行ったことがある場所のどこよりも最高で安全な泊地でした。
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