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2023年7月21日金曜日

レストランにはがっかりだったけどそれはそれでーBigovaのレストランモーリン

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!






19日はKotor湾の外側に位置にするBigovaという小さな湾に向かいました。レストランが設置したモーリンブイがあって、レストランで食事をすると係留代が無料なのです。ボブさんのお気に入りの場所で、そこで一緒に食事をすることを最初にあった日に約束していました。

7月19日(水):朝10時半ぐらいにゆっくり出発。今日も移動先はほんの15マイルぐらいです。ボブさん達は一足先に出発していきました。モーリンは15個あるそうですが、午後1時ぐらいまでに着いた方がいいとのことでした。ボブさんの方が先に到着するので、可能なら私達のモーリンも確保しておいてくれるそうです。


すでに水上タクシーの小型ボートが始動していました。だいたい9時ちょっと前からすでに観光ボートが来ていたしビーチもにぎやかになり始めていました。

バイバ~イBudva!多分帰りには立ち寄らないと思います。今日は完璧にエンジン走行。外に大きく出て行って風を探しに行くほどの距離じゃないので。あまり遅くなるとボブさん達が気になるでしょうしね。

外に出てしばらく進んだら洞窟を発見。結構奥ふかそうです。実は主人がちょっと勘違いしていて、Kotor湾の入り口近くにあるBlue Cave(ってどこにでもある名前ですけどね。ギリシャにもアルバニアにもそう呼ばれる場所がありました。)がこれだと思っていたらしく、急にスピードを落として岸に近づいていったのでちょっとびっくり。「ここじゃないよ。今日は通過しないよ。」と言ったら無言でまたコースに戻っていきました。


でも海がとてもきれいなブルーだったので景色としては楽しめました。

今日目指しているのはHoboなんとかの湾の右の奥。反対側の岸はKotor湾に面しています。

Budvaにいた時、退屈した主人がスキューバを付けてまたプロペラのピッチをまたちょっと変えたんですよ。そしたらまたちょっとだけ早くなりました。それでも7ノット出てないのはおかしいなと思って、本当のスピードをチェックしてみたら、8・1ノットだって。でもGPS場では6.8ノットでしか走っていないことになっているのは、逆流が1ノットちょっとあるということですね。

12時18分、あそこがBigovaに入る湾の入り口だ!そこから6~7隻ぐらい旗を立てたヨットが出てきました。レンタルヨットの皆さんで、リーダーの船と一緒に移動するフローティラかな。

とその時、その中の1隻が私達の真正面に近い場所で前方から近づいてきたのですが、すれ違う時はポート・トゥー・ポートだからそのままの位置ですれ違えば問題なかったのに、なんかジグザグし始めて、さらに直前で私達のバウを横切る行動に出たんですよ。「何やってんだあれ!」と主人が言って、顔を上げたらスターボード側を2メートル開いているかどうかぐらいの近距離ですれ違ったレンタルヨットがいました。あぶな~いい!ぶつかりはしませんでしたが、なんて危険行為。いつもは穏やかな主人もすれ違ったときに「何やってんだ!」と言ったぐらい。かなり何人か乗っていたのですが、誰一人ピント来ていない様子でした。でもスキッパーがいるわけで、その人が不注意で不慣れだったのか、それとも、これ、案外多いんですが、「わざと」だったかも。特にプロのスキッパー付きのチャーターや、スキッパーが着いたヨットに個人でお客さんがセーリングツアーを申し込んで乗船しているような場合、たまにスキッパーがお客さんのまでかっこつけたいのか、こういうわけのわからない行動をするんですよ。ギリシャでも何回かありました。個人ヨットを狙ってやっているみたいで、すれ違う時に憤慨している私達を見てせせら笑っていたひどい奴にもいました。

憤慨中のキャプテン・ロブ!不要に他の船に使づくなんて本当に失礼だし、危険行為です。マナー違反も甚だしい限りだ!

立ち去っていったレンタルヨットの軍団。この辺りにチャーター基地があるのかな。

あと少しです。チャート上画面右のくぼんだ場所が目的地です。

あの奥どん詰まりの所だね。

手前にでっかいパワーボートが止まっていました。こいうの豪華チャーター船で、キャプテン、クルー、スチュワーデス共にひっくりめてチャーターしお客さんは乗っているだけで何もしません。今もやっている思うんですがネットフリックスで「Blew Deck」というリアリティーショーがあって、こういうチャーターボートのクルーの物語。一時期すごく気に入って観まくってみました。ウォータースライダーは設置が面倒だからクルーは本当はやりたくないんですって。

12時53分、先についていたボブさんの隣のモーリンを拾い上げました。拾あげた途端にレストランからテンダーでスタッフの人が近づいてきて、私達とボブさんが会話をしているのを見ていたらしく「あの船のお連れさんですか?」と聞いてきたので「ハイ、今晩一緒にディナーの約束です。」と言ったら、そうですか、と言って何も言わず去っていきました。モーリンの場所はある程度船のサイズで決まっているみたいで、場所を指定されるんですね。おそらくボブさんがすぐ近くのモーリンはできるだけ私達のために確保しておいて、とレストランにお願いしたと思うんで、レストランの人も関係ない船がピックアップしていないか確認に来たのでしょう。まだこの時間は他に大きなモーリンが沢山あいていました。


すぐ前にボブさんの船。

レストランに行く時も迎えに来てもらえるそうですが、私達はテンダーをけん引したままにしていたので、様子をみがてら行ってみることに。主人が「今日まだコーヒー飲んでないからケーキでも食べに行く。」と言ってきかなかったからです。

丁度漁船が入ってきたところで、でっかいロブスターとか真鯛をレストランに届けていました。新鮮そのもの!

レストラン部分とカフェ部分とわかれていて、レストラン部分は昼間でも予約するみたいでした。軽食だけ、と言ったカフェ席に通されました。

SATOMI号と並ぶボブさんのMala号。

私はそれほどお腹が空いてなかったので、フィッシュスープとサラダ。主人はアップルパイをチョイスしたんですが、肝心のコーヒーができない言われたんです。午前中停電していたそうで、エスプレッソマシンがまだ暖まっておらずあと1時間ぐらいしないとコーヒーがいれられないとのこと。残念。仕方なく主人はアイスティーを頼みました。


こっち側がレストラン部分。すごく雰囲気がよく、すでにテーブルセッティングされていました。今晩がとても楽しみ。

湾内の水はとてもきれいです。海底は海草が生い茂っているのと、モンテネグロでは海草を保護しているのでこういう場所ではアンカリング禁止なんですね。なのでモーリンがあるんですが、レストランが設置しているので食事をすることで係留代を無料にするのです。もう少し湾の入り口に近い場所ならアンカリングできますけど。

街というのはないみたいで、このレストランしかお店のようなものはここにはないようでした。

その後SATOMI号に戻りディナーの時間7時半がくるまで泳いだりデッキで涼んだりしていました。水温が本当に気持ちよく何時間もずっと浮いている人も沢山いました。時間がたつにつれで沢山の船がはいってきて、モーリンはほぼいっぱいになりました。その間を小型ボートやジェットスキーが沢山行き来して、泳いでいる人を引いちゃわないかとハラハラしました。

午後7時、おでかけの支度を終えてデッキでお迎えを待っていたら、レストランのお兄さんが使づいてきて「すみません。午後からずっと停電で料理が作れないのでレストランはクローズです。」だって!!!なんですと~!!!!!いつもならこの時間にはとっくに夕食を終えている私、すでにお腹ぺこぺこなんですけど。それに今更家で作るのも、解凍する時間がないじゃないか!!!!(陸電に繋がっていないので電子レンジは使えません。)で、「ロブスターのパスタとかなら作れるそうですけど。」と提案してきたのですが、ボブさんと一緒に食事をすることになっているので「あちらの船に聞いてください。」と言っておきました。ボブさんの船に近づき何やら会話があり、結局、ロブスターパスタを作ってボブさんの船にデリバリする、という話になったらしい。「あちらに船まで送りますよ。」と言われましたが、「大丈夫自分達で行けます。」と言って断りました。

楽しみにしていたレストランでの食事がダメになってしまい、がっかりはしましたが、ボブさんの船にお邪魔した方が、リラックスできるのでかえっていいかも。約束どおり7時半にボブさんの船に、ワイン数本と共にお邪魔しました。

そこからおしゃべりが始まって、気が付いたら8時半を過ぎていてましたが、食事がやってくる気配がありません。そうこうしているうちに停電が直ったみたいで陸に電気がともりました。するとそこから「うぉ~」という喜びの雄たけびがきこえてきました。が、その数秒後またしても停電。で、そこから付いたり消えたりが何回かあって、やっと最終的に直ったみたいでした。モンテネグロ全体の停電だったそうです。そうこうしているうちにようやくお食事がやってまいりました。
ロブスターパスタ、オクトパスビネガーサラダ、グリークサラダをオーダーされたそうです。
各自お皿に盛って待望のお食事開始。ロブスターパスタは身はそれほどごろごろじゃなかったんですが、ロブスターの旨味が物凄くて本当に美味しかったんです。普段ならロブスターパスタは特に好みじゃないというボブさんでさえも「これは美味しいなぁ。風味がすごい。」と感心していました。


マンディーさんと主人の派手派手シャツコンテスト。


自分達のペースで食事ができて、飲物は持持参ワインなのでいつもよりお値打ちだったそうです。係留代を払わない代わりに、お料理のお値段はちょっぴり高い感じでしたので。お題は合計167ドルでした。食事が終わっても話が付きず、気が付いたら10時を過ぎていたのでお暇することに。翌日は私達は同じ湾のお迎えに移動するだけで、ボブさん達はKotor湾内に入って行くのでこれでお別れとなります。ボブさん達は一旦オーストラリアに戻り、8月にまた戻ってくるそうです。

その頃に、まだバイオメトリックカードの発行アポイントメントが決まっていなければ私達もモンテネグロにいると思うので、またきっとどっかで会いますね、と言って別れました。


コーフ以降、何組かのオージーセーラーに会う機会があったのですが、ボブさん達に会うまではどの人達もよそよそしくて、なかなか親しくなる機会がありませんでした。もしかしたらその人たちは、アルバニアで私達が疑われたように、不法入国している人たちだったのかもしれません。なのであまり同じ国のセーラーと親しくなりたくなかったのかも。船籍がオーストラリアだったらオーストラリアの登録組織に問い合わせれば船名から簡単に身元がわれてしまいますから。というのはオーストラリアでは同じ名前の船は2隻とないんですよ。既に使用されている名前を船につけることができないから、船名で完璧に特定できるようになっているんですね。クルージングの楽しみはこんな風に出会った人たちとの交流です。だから今シーズンはそういう機会がほとんどなくて、すごくつまらないと思っていました。ボブさん達に会えて本当に良かったなぁ。モンテネグロの思い出がさらによくなりました。

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