フランス系スーパーやレストランも沢山あるしブー・レグレグマリーナとっても便利でお値打ち

皆さんこんにちは！Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと地中海船上生活レポの世界にようこそ！

11月11日月曜日に着いたRabatのブー・レグレグマリーナ。観光名所へのアクセスもいいしマリーナ周辺にはレストランやカフェも沢山あるし、スーパーも徒歩数分の場所にフランス系のお店があります。とっても近代的なのに係留代はこれまで行ったことのあるマリーナの中では最安値（52フィートで電気水道込で一日たったの22ユーロ）。施設のクォリティーや便利さを考えるとさらにお値打ち感があります。なのでここには2週間ほど滞在することにしています。

シャワー、トイレの施設も清潔で近代的。

お掃除の人が毎日入っていて、いつ来ても清潔。

シャワー室も個室が広いし、シャワーヘッドはレインフォレストと呼ばれるでっかい固定型もあって、それとは別に取り外せる普通のシャワーヘッドもあります。床や壁は大理石。ただ一点難点は場所。SATOMI号のポンツーンからだと反対側の端になるのです。でもプレヴェザのヤードにいた時はもっと遠かったこともあったからね、これは仕方ありません。

さらにマリーナ周囲には沢山新しい感じのマンションが立ち並んでいます。

なので、Ｕエクスプレスというスーパーもあるんですよね。これはＳＡＴＯＭＩ号ポンツーンからは一番近い場所で、多分徒歩5分以内。

Ｕスーパーはフランス系です。モロッコは昔はフランスの植民地だったから当然かな。エクスプレスなので、規模は小さいものなんですが、小さいといっても必要なものは食料品以外にも日用雑貨もちゃんとあって、なんでも揃います。

大量に買い出ししたい場合は、車で数分の場所にハイパースーパーがありますが、日常的に買い物するにはまったく問題ないです。勿論ここだって買い出しには問題ないですけどね。ブランドの種類が限られているというだけです。

マリーナ周辺にはカフェやレストランも沢山あります。このピンクのお店はカフェというか甘いもの屋さん。

その隣はロイヤルバーガーというハンバーガー屋さん。ハンバーガー以外にもピザとか軽食風のものが沢山あります。

その隣にあるレストランで夕食をしました。SATOMI号のポンツーンの目の前なのだ。

メニューを見たらパスタとかピザとかイタリアン風でした。面白かったのは、マリーナ前のレストラン全部をチェックしてみたら、反対側の端っこにあるレストランとこのレストラン、つまり両端の位置するんですが、二つのレストランのメニューは全く同じなのだ。でも店の名前は別です。同じ経営者なのかな。端っこと端っこが同じなんて、私たちみたいに全部チェックしていった結果、さっきの場所の方が良かったとなった場合、わざわざ反対側ままで戻らなくてもいいようにってことかしら。

前菜が3皿出てきました。サルサ風サラダに茹でたニンジン、そしてナスの和え物。ナスの料理が一番美味しかったです。

私はプッタネスカパスタ。パスタはタリアッテレ、ペンネ、スパゲッティの3種類から選べます。そこは結構本格的。ソースにはちゃんとアンチョビの身が入ってました。

主人はラザーニャにしたのですが、パスタが例のシートみたいなのではなく、タリアッテレが入っていた。味付け自体はチーズタップリで美味しかったですけどね。

デザートは別のお店に移動です。パフェみたいなのが沢山メニューにあるお店にしました勿論食べたのは主人がメインですけど、私もアイスクリームをちょっとつまんだのだ。

夜景が本当にきれいです。

夜になっても、レストランに来る人とかでにぎわっているし、あちこちに警備の人がいるんですよね。しかもポンツーンの一つにパワーボートだけが係留されている場所があって、そこはとってもスペースが開いてるんですが、どうもビジターボートは配置されない場所みたいなんです。しかもそのポンツーンの前には他の場所とは違うちょっと大きめのセキュリティー詰め所みたいなのがあって、ポリスとは違ったユニフォームの人が警護しているんですよ。おそらくですが、そのパワーボートはロイヤルファミリーとかの所有なんじゃないかな。サイズ的には決してスーパーヨットではないんですけどね。それもあって、常にマリーナ周辺には警備の人がいるので、すごく安心感があります。朝もマリーナ警備の人達がポンツーンに水を流して鳥の糞とかをお掃除しているので、すごく清潔感があるんです。とても気持ちよく安全に滞在できるので、ドライブ旅行でしばらく留守にしても安心です。

別の日にはステーキ屋さんに行ってみました。ここではアルコールが飲めます。モロッコの赤ワインとビールを試しました。赤ワインは小ボトルがあり、結構美味しかった。ビールはカサブランカというブランドがあるんですが、美味しいと主人は言っています。

私は余りお腹が減っていないので、グリークサラダ。

それにビーフカルパッチョ。

主人はTボーンステーキ。

それとジャケットポテト。

デザートはクラン・ブレ。でもこのクラン・ブレは見た目は本格的だけど、中がチーズケーキみたいでした。

マリーナ周辺のレストランは、モロッコ料理ではなくウェスタンなお店がほとんどで、お値段的にはモロッコ料理の地元のお店よりもちょっと高いですが、それでもヨーロッパのレストランと比べたら安い方かな。ステーキのお店は全部で60ユーロぐらいしかかからなかったので、ワインやビールも飲んだしデザートまで行ったわりには安かったなぁ。

朝食に、近くのベーカーリーでペイストリーを買ってみました。本格的なクロワッサンもあり、5個ぐらいかって全部でたったの1ユーロ！信じられない安さです。

このマリーナ、川の中にあるんですが干満さが結構大きくて数メートルの差があります。この日は朝がそこそこの干潮でした。もっと低くなっていた時もありましたけどね。

で午後になったら満潮でした。3メートルぐらい差があった時もあるので、（そうなるとポンツーンから陸に続く橋の傾斜がかなりきつくなります。）、出港する時は満潮になっていくタイミングで出ていかないといけないなぁ。干潮時だと途中で埋まっちゃうきがします。

来る前までは、位置的に風やウネリの影響を受けない安全なマリーナだろうな、という程度の認識だったのですが、来てみたら警護もちゃんとしているし、しかもとっても明るくてフレンドリーなんですよね。レストランのウェイティングスタッフの人たちも英語がわかる人がほとんどで、とっても気が利くのでいつも気持ちよく食事ができています。全般にモロッコに人たちは親切で穏やかな人が多いなぁ（車の運転をのぞいて）という印象で、すごく気持ちよく滞在できています。

2週間も滞在することにしてたので、レンタカーを借りてドライブ旅行に行くことにしました。このブログが更新される時には、実はマラケッシュにいるのだ。マラケッシュ、カサブランカの旅のレポートもこうご期待です。これであなたもモロッコ通になれる？！

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