皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと地中海船上生活レポの世界にようこそ!
11月16日、マラケシュ散策開始です。まずはハビヤ宮殿を目指したのですが、なんとこの日だけいきなり特別行事があって閉鎖されていました!日曜日は通常どおりとのことだったので、翌日リベンジすることにしてとりあえずマーケットのあたりから散策することに。
マラケシュは、モロッコ中央部にあるアトラス山脈の麓に築かれた都市。ここは11〜12世紀に栄えたムラービト朝の君主ユースフ・ブン・ターシュフィーンが1071〜1072年に渡って都市を築き、首都としました。ムラービト朝はスペイン南部から西サハラまで支配した広大な帝国で、マラケシュは経済と文化の中心地でした。1147年にムラービト朝を滅ぼしたムワッヒド朝でも引き続き首都となり、合計20kmの城壁に囲まれた市街には赤のレンガで築かれた家々が並ぶ都市が築かれるように。旧市街の建造物は、クッバ・バアディンという霊廟以外はほとんどムラービト朝時代に築かれたもの。(世界遺産マニアサイトから引用)
メディーナ(旧市街)へはこの日は行くつもりがなかったのですが、いつのまにかその端っこに迷い込んでいたようで、狭い路地の周りにあるお店を眺めながら進んでくと・・・
大きな広場の地面に直接商品を陳列している小さなお店がぎっしり。緑のテントはそれぞれ小さいお店たちです。この風景、いかにもアフリカっていう感じでした。おなりモロッコなのにラバットの洗練されて小奇麗なイメージとは大違い。
この大広場の喧騒と活気は写真ではとても納められないと思い、急遽FBライブをしたのです。その録画をご覧くださいませ。音楽は広場で奏でられていたものそのままです。アラビアンナイトの物語のような「蛇使い」もいました。近くで見るとお金を払わないとけないので、ちょっと遠方から盗撮?!ほとんどの人がそんな感じだったので、いったいお金を払ってわざわざ見る人ははたしているのだろうか?という感じでした。ちなみにこの広場を含む旧市街地(メディーナ)は世界文化遺産に指定されています。
次に向かったのは、サーディの墓。カスバの中にあります。
これはクィーンのお墓。
お馴染みの美しいモザイクタイルで飾れています。10ユーロでガイドさんが付くので説明してもらいました。初めて知ったのですがこのタイルの模様と使われている色には意味があったのです。どうりでどこにいっても同じタイルと同じカラーだったんだ。それぞれイスラム教の信念に基づくものでした。横の部分がメッカの方角を示しているそうです。メッカに対して横たわっているわけですね。
これはクィーンのお墓の建物の横部分です。すごくきれいな装飾。もう綺麗というありきたりな表現しか思いつきませんが、本当にその一言なのです。そしてその繊細さといったら、木に彫り模様が入っているのですが、よくもこんなに上手に掘れるもんだ。
庭にも墓地があり、これは側近の召使のお墓。
ガイドさんの説明を聞き終わってから、列にならび王様の霊廟を見学しました。
みんなメッカの方を向いて横ならび。
いよいよメインの王様の墓地の部屋をのぞきます。
アーチ型のドアの両端にはこんなくぼみの部分があって、煙突になっていたそうです。
部屋全体を写真に撮るのは、入り口から覗いた状態ではかなり至難の業なので、動画にしてみました。
全体的に白が基調で、すごくエレガントなんです。一つ一つの細かい模様を眺めているといつまでたっても移動できなくなるのですが、おあとが使えているので、ささっと移動しないいけません。
ゲートは何か所かありますが、ひときわ目立つっているのが「アグノウ門」。赤い砂岩で有名ということですが、実際色は薄いオレンジなので日が当たると白っぽく見えます。
お宿に戻って、ちょっと休憩してからディナーにでかけます。前日の食事が外れだったので、新市街のおしゃれ系レストランまで足を伸ばすことに。といっても徒歩15分ぐらいかな。
フュージョン料理っていことですが、お値段も高いものでもせいぜい15ユーロぐらいなのでお値打ちです。
レストランではアルコールを置いてないのが普通なので、最近ずっとアルコール無生活なんですが、不思議と気にならなくなりました。そしておしゃれ系レストランでもお値段はそれほど高くないので、クオリティーを考えるとマラケシュでは地元民の方いくレストランよりもコスパがいいな、という結論に。(地元民の方用カフェでもそれほど値段が変わらないだ。)
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