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2024年11月2日土曜日

イギリス領ジブラルタルのマリーナに入港!

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと地中海船上生活レポの世界にようこそ!





11月1日、ジブラルタルのクィーンズ・キー・マリーナに入港しました。このマリーナはマリーナ事務所で出入国手続きができるので、とっても便利。お昼ちょっと前にはマリーナに到着したので、その後シップシャンドラーに行ったり街歩きをしました。赤い公衆電話ボックスや、郵便ポストからイギリスいるみたいな気分になりました。

11月1日(金):マリーナに入港する前に湾の外に出ていきトイレタンクを放出しておくことにしました。相変わらず沢山の貨物船が係留している間をする抜けていきます。久々に雨が降っていません。

こんなに近くなのに、スペイン側ではちょっと日差しが出てたのにジブラルタルロックの上は黒い雲。今朝クルーズ船が入港してきました。街はきっとクルーズ船のお客さんで賑やかになるだろうなぁ。


湾の外はとっても穏やかで風はそこそこあったので、このままモロッコに行っちゃいたくなりました。

トイレタンクを放出してからUターン。カーティシーフラッグをスペインのものからジブラルタルのものかえます。

念のため検疫の黄色い旗も上げておきます。最初カーテシーフラッグはイギリスの旗でいいかなと思っていたのですが、調べてみたらイギリスのカーテシーフラッグは国旗と同じではなく、エンサイン(バックグランドが赤いもの)だったので、わざわざ買うことになります。ジブラルタル独自の旗があるので、どうせ新しく買うなら、とジブラルタルのをゲットしました。

スペインの旗は、海に落っことしたものの代わりに私がお手製したものをずっと使っていましたが、ずっと持ちこたえていました。

良く観るとほつれがあったんで、寿命に近かったかもしれませんけどね。ちなみにスペインのカーテシーフラッグは国旗についてる王冠がないものが正しいのです。

11時ちょっと前、ミドルハーバーの入り口にやってきました。

こんな珍しバウの形をしたパワーボートがいました。バウが滑り台みたいになっているので、これだったらどんな波が押し寄せてきてもあまり影響ないかも?

無線で入港を告げると、ポンツーンの場所を詳しく教えてくれました。ちょっと意外だったのはこのマリーナも地中海式でスターン・トゥーで係留すること。ここはイギリス領だから横づけだと思ってました。

マリーナの入り口の反対側には、作業を依頼したステンレス職人さんの工房があります。

マリーナの入り口は結構狭く、なんか浮きブイが連なったようなものが。後で知ったんですが、これはゲートで夜8時半から朝8時半の間はこれが閉まるそうなんですよ。不法に暗くなってからこっそり入港してくる船を防ぐためだそうです。

狭い入り口の反対側、丁度マリーナオフィスの前のワーフにはスーパーヨットが横づけされていました。

マリーナ内は変な流れもなく、風もない日だったので楽々係留終了。さっと暖かいシャワーを浴びてすっきりしてからマリーナオフィスに向かいました。モロッコに向かう時もここで出国の書類をもらえるので、そのままモロッコに向かいます。ジブラルタルにあるすべてのマリーナで同じことができるわけではなく、ここ以外の私営マリーナの場合は一旦カスタムで入国手続きが必要だそうです。マリーナでパスポートコピーを取ってもらい、人も船も入国完了。

そのままランチをするために街に出ました。マリーナのすぐお迎えがここ。戦時中のイギリス軍の宿舎あとかな。

その隣は公園になっていて、その奥に階段がありました。

階段を上ると壁の反対側に行けます。

そこからすぐのエリアがショッピングエリアになっていて、数日前初めてジブラルタルに来た時に歩いた道でしたが、途中からだったのでここは来たことがなかった。イギリスを代表するデパート、マーク&スペンサーもあったよ。



月曜日に来た時よりも人どおりが多いのは、クルーズ船のお客さんが来ているせかな?

通りを一本入ったところにおしゃれ系カフェを見つけてそこでランチ。私はあまりお腹がすいてなかったのでパンプキンスープにしました。とっても美味しかった!

主人は「せっかくイギリスだからね、フィッシュ&チップスにする。」と最初から決めていました。オーストラリアで親しんでいたフィッシュ&チップスのフィッシュはどちらかというと天ぷらに近い衣なんですが、ここのはカリカリサクサクのパン粉系衣でした。私はこっちの方が好みだなぁ。

さらにデザートはスコーン!ジャムとクリームをつけていただきます。そしてさすが、紅茶は本当に美味しかったです。

紅茶の販売もしていましたが、ポンドはオーストラリアドルと比べるとほぼ2倍なので、高い高い!ユーロに対しても高いんですよねぇ。というか物価自体がもともとスペインより高いので、たとえ免税だったとしてもすべてが高く感じます。

あ、赤い電話ボックス!超イギリス感満載。電話ボックスというとイギリスの長寿番組「ドクター・フー」のターディスを思い出します。

この広場は月曜日にも来たなぁ。


でこのトンネルと抜けると例の壁の外にでるわけです。

直ぐ出たところにマーケット発見。


野菜、お肉、魚類となんでもそろいそう。

そのすぐお迎えはまたこんな風に高層マンションが立ち並ぶ近代的な街並みです。

ランチの後はシップシャンドラーに向かいます。ジェノアファーラーラインを新しく買おうと思っているので。

品ぞろえはまあまあでしたが、モノによってはスペイン側のシップシャンドラーよりうんと高かったりしたので、やめました。ラインは同じぐらいの値段だったそうで、新品ゲット。

次に向かったのは、修理をお願いしていたステンレス職人さんの工房です。位置的には係留しているマリーナのお向いなので帰り道です。

オーシャンビレッジというエリア。タイ料理のお店があった。

ここにもカレー&寿司という不思議な組み合わせのレストランが。他にも2軒ほどあるのでジブラルタルではこれが普通なのかな?

ちょっと道に迷って大回りしていたら、前から行ってみたかったモリソンスーパーマーケットに出会いました。結構大型。

買い物をする予定はなかったのでどんなものが売られているのかざっと見るだけにしてみました。

さすがイギリスのスーパー。主人の大好物のハインツのベークドビーンズもこんなに種類豊富!私は雑誌コーナーで、クラフト雑誌を数冊見つけて大満足。買ったものはそれだけでした。

道路に赤いポストを見つけて感激!王冠がついてる。

ステンレス工房に行ったら、すでに依頼したアウトフォールカーの修理が終わっていました。それと海に落っことした部品も無事完成していました。全部で160ユーロしかかかりませんでした。これは安い。ネットで同じ部品を探したらメーカーに特注しないといけなくて、それだと1個が170ユーロぐらいだったのです。つまり全ての作業が部品1個分の値段でやれてしまったということ。

その後やっとSATOMI号に戻ったのは午後3時過ぎでした。久しぶりに一日中雨が降らなかったので街歩きを堪能しちゃいました。午後は夕方まで主人はお昼寝したりして、ゆっくり過ごしました。

ディナーは久しぶりの外食。マリーナ付近にも数軒レストランがありますが、ポンドなのでユーロに直すと高いなと感じます。でもレストランの雰囲気やメニューなんかは質がよさそうですけどね。

バウがちょっぴり覗いているSATOMI号。右隣りは54フィートの船。常駐している船が多いみたいで、パサレル代わりに専用の階段をポンツーンに置いている船が何隻もあるんですよね。ホームポートにしているのかな。お隣の54フィートも階段の上にパサレルが付いてる立派なものです。持ち運びできそうもない感じなので、いつもここに戻ってくるのでしょう。

なんとまたインド料理になった。マリーナから徒歩1分。

人気のお店みたいで、テーブルは全て予約済みでした。でも1時間だけなら大丈夫問う事で席ゲット。

お腹もすいてたので、お料理が来たらすぐにぱくつき始め、全く写真を撮ることを失念しておりました。

マリーナには4泊するので火曜日5日に出発です。ジブラルタルの目玉ジブラルタルロック観光は絶対に行こうと思います。久しぶりに毎日暖かいシャワーを浴びられるのは本当に嬉しいのだ。


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