2025年11月21日金曜日

何とかシュノーケリングしたけど結構大変だった&ラットが戻ったよ

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと船上生活レポの世界にようこそ!



 Bonaireといえばダイビング名所が沢山あることで有名なんですが、シュノーケリングでも楽しめると聞いてました。ラットの修理は完成していて塗料が乾くのを待っている状態とのことでやっと気が楽になったのでシュノーケリングに出かけましたが・・・これが結構大変だった。直ぐに浅くなってしまうのとディンギ―を係留するモーリングがあまりないんですよね。20日朝にはラットが戻り、マリーナに行ってブラックウォータータンクをパンプアウトしたり、水補給したり、ディーゼル給油しました。その後再度シュノーケリングに挑戦のためお向いの小島に移動したんですが・・・よさげな場所は観光ボートで占領されていました。

ほんの数分でしたが、それでも今まで見た中で一番のリーフ具合。

1月19日(水):ラットの修理はもう完成していて、この日の夕方ヘンリークさんが届けてくれるとのこと。オートパイロットもちゃんと稼働することがわかったので、主人はかなり気が楽になったみたいで、シュノーケリングに出かける気になったみたいでした。

シュノーケリングのお勧めスポットまではディンギーで行くか、ヨット自体をその近くのモーリンに移動させるか、なんですが、まだラットがないので船は動かせません。なのでディンギーをとばして向い側にあるKlen Bonaireに行きました。ここでちょっと問題が。ディンギーを係留するモーリンが思ったよりも少なくて・・・というか全くなかった。私たちが行った場所は観光ボートがいかない島の南の方だったからかもしれませんけど。最初はいつもみたいにディンギーを引っ張ったまま一緒に流されて泳ごうとおもっていたのですが、風向きからしてすぐに陸地にながされちゃうんですね。しかもさんご礁周りになるといきなり水深が浅くなりディンギ―でさえ擦ってしまうぐらい浅くなっちゃうんです。さんご礁と深い部分の境目でも結構きれいに見えたのでその辺りを浮いていたかったのですが、何しろ方向的に風が岸に向かって吹いていてしかもちょっと強めの風だったので、あっという間に浅い方に流されちゃいます。なので主人はちょこっと泳いだだけですぐにディンギ―に乗り移りまた深い方に戻らないといけなくなっていました。近くで観光ボートらしき小舟がそのエリアに一つだけあったモーリンに物凄い長いラインでつなげていて、そこから岸の方に向かって誰かシュノーケリングしているのが見えました。でもそのモーリン、岸からはかなり何百メートルと離れている場所にあるんで、おそらく最初は近づけるギリギリの場所で人を海に下ろし、また引き上げに行く形なんでしょう。だから二人しかいない場合はどっちか一人が船に残っていないといけないわけです。

主人が格闘している間に、私はへへ、ちょっぴりですがシュノーケリングを楽しんじゃいました。

リーフは本当にきれいでいい状態のものが多かったです。これまでのカリブ海の土のさんご礁よりも綺麗でしたが、それでも本場グレートバリアリーフには勝てないなぁ。


かなり浅かったので、体を水平にして足ひれとかがリーフを触らないよう通過しました。


こんなカラフルな魚もいた!




深い部分からいきなり浅くなります。

お腹が赤くて体全体が黒白のチェックみたいな魚。私に気が付いてサンゴの陰に隠れていた。

結局主人はほとんど泳げない状態で、あきらめ。船に戻りました。私は短時間でしたがいい写真も撮れたので大満足でした。

あっちの島の方までいってたんですよね。

気持ちよく泳いだので、お腹が空いて午後2時ごろガッツリ系のランチにしました。トリニダードのパワーボートヤードのミニマートで買った最後の冷凍ステーキ。本当にこれ美味しかったなぁ。もっと買っておけばよかった。

ランチ後、イミグレーションに滞在延長を伝えるために上陸しました。ビザなしで3カ月まで滞在できるようですが、到着時に20日までの滞在としていたのです変更があったらまた来てね、と言われていたのです。最初と同様、本当にイミグレーションの人もカスタムの人も親切でフレンドリーです。この日もクルーズ船が入っていたので出入国手続きが忙しいのかな?と思ったのですが、クルーズ船は乗客が多いので全て事前に手続きをオンラインでされているそうです。確か私たちがフィジーにシドニーからクルーズ船で行った時もそうだったなぁ。

その後、レンタカーオフィスに行ってみました。レンタカー屋さんは何軒かある場所があったので、そのエリアに行くことに。地図でみたら例のVan de Tweelや他のスーパーがある通りと同じでした。でもいつもは町の反対側から行っていたので海沿いルートで行くのは初めてだった。レンタカー屋さんは最初に目指した場所は見つからず、2軒目に行った場所が、2日間のレンタルで130ドルぐらいで1日借りるより安かったのでその場で予約してきました。さらにディンギーポンツーンの所まで車を運んできてくれて、しかもそこに返却でいいという便利さ。ありがたい!

こちら側のルートはイミグレーションやカスタムの建物より奥には行ったことがなかったのですが、宿泊施設が集中しているエリアのようでした。町の中心部より静かだった。

ちょっとさびれた感があるショッピングコンプレックスもありました。

クルーズ船ターミナルは普通の港みたいな場所で、町のすぐ近くに係留できるなんて、よっぽど深いんだろうなぁ。

スターンから何本もふっといラインが延びていました。タグボートでこれひっかけるんでしょうね。

昼間に結構ガッツリ食べたので、すごくお腹が空いてたわけではないんですが、夕暮れのカクテルを楽しむことに。


まるで海老フライそのもの。トルピード(魚雷)・シュリンプだって。まさにその名の通りの形。


カクテルと夕日を楽しんでから船に戻りました。ポンツーンの入り口には漁師さんが釣ったばかりの魚を計量していました。ここで魚も買えるみたい。

でっかいねぇ。三枚におろされてポンツーンにならんでいました。

11月20日(木):ヘルムは前日の午後5時に持ってきて来るはずだったのですが、ヘンリークさんが体調不良で早退したので翌日の朝となりました。でも朝7時半に届けてくれたので、この日のスケジュール変更をしないでよかった。

割れた部分を接着して上からコーティング塗装もされていました。前よりきれいになった。

ここで気が付いたのですが、なんと今まで船籍を示すオーストラリアのエンサインを掲げていなかったのです。リギンを交換した時に古いが取り外されていたのに気が付かなかったのだ。幸い、新品があったのでそれを付けました。前のは色あせてほつれていたから丁度いい機会だったかも。

ラットが戻ったので、移動できます。ディンギーは繋いでいたモーリンにくくりつけておきまた同じ場所に戻れるようにしました。10日に到着してすでに10日も滞在しているので、そろそろブラックウォータータンクが一杯になってきた頃。マリーナでパンプアウトしてもらうことにしました。ついでにウォータータンクやディーゼルタンクも満タンにしておきます。水とパンプアウトは無料です。モーリン代に含まれているそう。事前に泊地アプリで調べたら、モーリン代に以外にシュノーケリングしたかったら追加料金がかかるってことでしたが、マリーナでは係留代1日35ドルしか請求されていません。自分のディンギーや船でシュノーケリングやダイビングスポットに行けば追加料金がないのかも。


前キャタマランが止まっていたたので、空きスペースがぎりぎりでしたが、マリーナスタッフの適格な指示で問題なく止められました。出る時も、バウラインだけ先に外し、スターンはぎりぎりまでつないだまま、ポンツーンにT字型になるように船を操船して、スムーズに出発できました。これまで沢山給油スタンドに行ってきましたが、ここのスタッフはかなり優秀で、凄く的確な指示でした。

その後、せっかく移動ついでなので前日リベンジで、お向かいの島にまた行ってみることに。今度は北側を目指してみます。基本風がいつもこの島に吹き付ける方向になっているんですが、風からの影響が少ないと思われるエリアにはすでに観光ボートが何隻もいました。モーリンは思ったより数が少ないみたいで、そのエリアで空いてるものはなく、仕方なくさらに北の端まで移動。ようやく見つけたモーリンに繋ごうとしたら風にあおられて、私がモーリンラインを引きあげて、小さなわっかにうちのラインを通すまで、船が位置を保てず何回も失敗。素早くやらないとけないんですが、片手でモーリンをもってもう片方の手でラインを通すってかなり力が必要なんですよね。で何回か試したのですが、ダメだったので、私が操船して主人がモーリンキャッチをすることに。

すると今度は一発で成功!!一回でモーリンを引き上げる位置にぴったりの場所に近づいて、事前にギアをニュートラルにしてゆっくり近づくことができました。実を言うとゆっくり操船するの、もしかしたら私の方が上手かも?というのは地中海にいた時も同じように自分のラインをモーリンに通さないと行けなかった時も、グレナダで同じことをしないとけなかった時も、私が操船を変わったら一発で成功したのだ。多分、主人の方が力が強いから、素早くモーリンにラインを通せるからだと思うんですけどね。

海はとってもきれい。でもかなり深そうでしかも陸地まで距離があります。

なんとなくリーフがありそうな位置からSATOMI号を見るとかなり遠いのだ。

で主人が今度は撮影したのですが・・・・う~んこの辺りはしょぼいなぁ。

魚もチラホラ。これだったら普段のモーリンの位置で泳いでいるとあまり変わらない景色です。しかも係留しているモーリンから陸地への距離が100メートルはあると思うので、足ひれを付けていないととても泳げない距離。

ま、いい運動をしたと思い、諦めて戻ることにしました。結論としては、いい感じのシュノーケリングを楽しみたかったら、朝早く出かけてモーリンをゲットするか、観光ボートに乗せてもらっていくしかないのかも、ということ。
島の北の端に近い場所までいったので、反対側からかえることにしました。



SATOMI号のディンギーはIt Rains Fiahというレストランの辺りです。

モーリンにディンギーをつないでおいたので、モーリンピックアップは楽なんですが、今回も操船は私がやることに。事前に風向きからディンギーのどちら側からアプローチしたらいいのかキャプテン・ロブに確認しておきました。モーリンブイよりディンギーの方がはるかにでっかいから、近づく時にも目印が簡単でした。そして今回も一発で成功!やっぱ私が操船で、主人がピックアップ係の方が適任なのかも。

その直後、隣のモーリンに船がはいってきました。見ていると、バウには二人いて、一人がモーリンをピックアップしたらもう一人がわっかにラインを通していた。だよねぇ~やっぱ、一人でやるのは結構大変なのだ。ちなみにカリブ海で一緒だったパロマ号もダブルハンダーですが、彼らは特殊なモーリンスティックを持っていて、ピックアップした時にキャッチが作動して同時にラインが通せるような仕掛けが付いているんですよね。あれならわっかにさえスティックがはまれば引き上げと同時にラインを通せるので女性一人でもできそう。

この日も結構泳いだので、結構疲れて午後はお昼寝とかこの後の移動計画の準備をしました。日が暮れてきたら陸の方から賑やかな音楽が聴こえてきたんでそれを合図に上陸。

後で聞いたらクリスマス関連のパレードではなく子供の人権を守る活動の啓もうパレードだたそうです。

その後ディナー。今日も違うレストランを試します。ジャングルなんとかっていうお店。
だからデコレーションがジャングル。


ここでも前菜だけを何皿かオーダー。お寿司があったので、刺身と肉巻き、そしてチキンウィングをオーダー。
お寿司は結構美味しくて、ピリ辛ツナまきも追加しちゃいました。デザートはクラム・ブレにしたのですが、中身がクリームじゃなくて、なんかプランティーンみたいなイモみたいな感じだったので、甘かったんですが、残しました。やっぱクラン・ブレ―はカスタードじゃないとねぇ。

ということで、2回ほどシュノーケリング名所を試したのですが、結論としては自分の船で行こうとすると結構大変だということ。おそらく観光ボートで連れられていくのがベストなのかも、という印象でした。シュノーケリングやダイブポイントにはもっとたくさん一時係留ブイがあるのかと思ったら、全部で10個ちょっとしかないみたいだったし、私たちが行った時は(だいたい午前11時ぐらい)どれも観光ボートで一杯でした。でもほんのちょっとだったけど、一応綺麗なサンゴ礁はみれたので、全然いかないでBonaireを去るよりはましかな、と思いました。

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