2026年10月25日日曜日

太平洋横断最終レグ目指せオーストラリア Day1-Day2

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと船上生活レポの世界にようこそ!



10月23日の朝7時、17日間滞在したPort Du Sudマリーナのバースを出ました。バックでしかもかなりタイトな隙間でしたが、バウスラスターとプロップウォークを駆使してキャプテン・ロブは見事な操船を見せてくれました。まずはお隣のマリーナにある給油スタンドにより免税ディーゼルを満タンにしてきます。リーフの外に出てすぐにセール走行開始。いい強さのダウンウィンドだったのでジェノアだけでも余裕の平均7ノット。そのまま1日半セールトリミングにコース調整も必要なく、快適に航海をスタートさせました。2日目はクジラが接近遭遇。2日目はウネリが収まり満月で素晴らしい月夜を堪能しました。2日間のハイライト動画も掲載しています。

パワーボートの隣にいました。バックで左後ろに向かってシャープにカーブします。

10月23日(土):目が覚めたら5時55分。すでに明るくなっているのですぐに起きて出発準備開始・・・ですが、給油スタンドが朝7時半からしか営業していないので、お茶とビスケットで一息つきました。

6時半ごろか、蜘蛛の巣のように何本もつないでいたラインをはずしていき、最後バウとスターンの2本を残してエンジンスタート。風が後方から吹いてくるので、主人がエンジンをかけてすぐにバウラインをまず外しました。スターンラインは主人が自分ではずしました。

それから後進でバースを出ます。すぐ後ろもつまっているので、とりあず左後ろに下がりつつ無事バースから出ました。
直角に近いぐらいの角度にターン。こんなことができるのもバウスラスターのおかげです。さらにSATOMI号のプロップウォークはポート側なので、左に後進したい時はそれを利用します。
このままバックで出てくのではなく、出入口直前で前進にかえるため、方向転換します。
ここでもバウスラスターを駆使し、ほぼ一点で回転する感じにして反転しました。後ろのいるキャタマランとは1メートルも離れていぐらい、ぎりぎりの距離でした。でも主人は、冷静に確実に操船して、見事やり遂げました。

さっきまではこの角度でスターンが出入口を向いてましたが、反転したので前進で出ていきます。出入口の付近にリーフがでっぱってるので、後進のままだとちょっと不安があったのです。


10分もかからずバースからでてマリーナを出ていきます。

ばいばいPort Du Sudマリーナ!オフィスの人がとっても有能で、すごく居心地がよかった。今まで滞在した海外のマリーナの中で断トツで一番です。

7時半ちょっと前、Port Mosselleにある給油スタンドに入ります。すでに1隻いましたが、ちょっとずれてくれたのでその前に入れました。これも完璧な操船で、ラインはスタンドのものを使うのですが、投げることもなく、はいっと手渡ししてもらえたぐらいの距離でした

30分ぐらいで給油終了。免税になる書類もマリーナオフィスが作ってくれました。フロントタンクは1/4ほどしか残っていませんでしたが、でっかい方のバックタンクは半分フルの状態でした。どちらも満タンにします。はっきり計算してないのですが、免税だと23パーセントオフだそうです。
ヌメアの港を出ても、しばらくはリーフの中なので完全に外海に出るまでは数時間かかります。
8時24分、とりあえずジェノアだけだしてみました。まだエンジンはつけたままです。でもそのすぐあと、リーフ外への航路をまっすくセール走行でも進める角度だったので、エンジンを停止しセーリング開始しました。ダウンウィンドポート側120度で、最低でも16ノットの良い強さだったので、ジェノアだけでも7ノット軽く出ました。
8時半過ぎ、朝ごはん。起きてすぐにお茶をしたのですが、ちゃんと食べたかったのでベーコンとトースト。
9時ちょっとすぎの時点ではまだ島でウネリが遮らていたので、あまり揺れませんでした。

午後3時すぎ、の海の様子。外に出たとたん、左からのウネリでスターボード側に時折大きくヒールします。そのためコックピット内にも波がはいりこんでくるので、外にいた主人はずぶぬれになってしまいました。なのでウォッチ中もチャート確認の時だけ外にでるようにして、ずっと船内にいることにしました。風の強さは17ノット~22ノットと、朝方よりも強くなりましたが、おかげで最低7ノット、ウネリに乗っかると8ノットを軽くこえるハイスピードです。

時々大きなウネリで大きく傾くので、シンクに乗せていた食器かごに入れていたお皿とかマグカップがふっとんで床に散らばりるという事件が。タヒチで買ったマグカップが1個われちゃいました。こういう横揺れは、フレンチ・ポリネシアを出てからほぼ毎回の航海で発生しており、またか、という感じです。でもこれが最終レグだからもうどんなに荒れたとしても、全然かまいません。それにたまに揺れるだけで、十分風が強いからセールトリミングの必要もコース変更の必要もないまま、まっすぐに目的地のコフス・ハーバーに向えてるので文句なし、です。丸1日中ぐらいはジェノアだけでも十分セール走行できそうです。

月夜で明るくて、フラッシュもなく普通に写真が撮れました。

10月24日(土):朝5時ぐらいに、私は自然に目が覚めました。私は夜中の2時~翌朝6時まで寝る時間なのですが、太陽が昇り始めると自然に目が覚めちゃうのです。でもまだ1時間あるので、横になっておくことにしました。そしてそろそろかな、と思ったときは6時どんぴしゃ。

午前6時~10時まで私のウォッチなので主人と交代します。6時の時点で、残り距離は706マイル。一晩で150マイルぐらい進んだようです。この調子でいきけば5日ぐらいで到着かな?でも最後の2日間が風がすごく弱まるので、モーター走行になるかもしれませんが。

朝ごはんは目玉焼きとソーセージ。このソーセージちょっと変わった味だったので、もう食べないで捨てます。なにせオーストラリアに着いた時、残った食材はほぼ全部廃棄となるので、本当に食べたいものを優先に消化していきます。

朝10時すぎ、風が弱まってきたのでメインセールもあげることにしました。

両方あげたので、体感風速が前日よりも5ノットぐらい落ちましたが船スピードは、ちゃと7ノット平均で走っています。
ランチはサラダ。23日の夜に作ったローストポークがまだ残っててサラダにいれたんですが、それでも消化しきれていないので、この日のディナーもローストポークを使います。

夕方6時ちょっとまえ。午後から少しづつ穏やかになってきたので、もう大波がコックピットに入り込むことはなくなりました。
素晴らしい月夜。月明りに高校と照らされて、携帯でもきれいに写真が撮れました。動画の中には星まで映っていますよ!


Day 1とDay2のハイライトをまとめた動画をご覧いただき一緒に航海している雰囲気を味わっていただけたら、うれしいです。

    


途中経過を知りたい方は以下のリンクをクリックしてみてくださいね。トラッキングはスターリンクにつなげた時だけ更新となります。





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2026年10月23日金曜日

午後1時には出国手続きも買い出しも終了しました!

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと船上生活レポの世界にようこそ!



このブログが更新される頃には、ヌメアを出てオーストラリアに向かっているでしょう。22日は朝一でマリーナオフィスに出向いて、出国手続きを開始しました。入国の時は出向くのはイミグレーションだけでよかったのですが、出国はカスタムにも行きました。両方ともマリーナスタッフが車で連れて行ってくれます。ハーバーマスターにも提出する書類があるんですが、それはマリーナオフィスが代行してくれるので、4か所もいかないといけなかったフィジーとは大違い。オーストラリアまでだいたい6日間の航海です。追跡リンクをつけましたので、現在位置を確認できますよ。ではいってきます!

一番外側のバースなので出入りが簡単です。濃いブルーでスターンがちょっぴり見えてるのがSATOMI号。

10月22日(木):朝8時15分にマリーナオフィスに出向き、記入した書類を確認してもらいました。数か所記入漏れがあったので、チェックしてもらって助かった!それからスタッフのマニュエラさんに車でイミグレーションに連れて行ってもらいます。彼は到着した日に接岸を手伝ってくれた人でイミグレーションにも連れて行ってくれました。とってもフレンドリーで会うたびに気さくに声をかけてくれます。

マリーナを一望できるマンション。

マリーナオフィスで記入した書類に間違いがないか、チェックしてもらいます。皆さん本当にフレンドリーで滞在がすごく気持ちいいものでした。
オフィスは2階ですが、階段にこんな風に葛飾北斎をおもわせる絵が描かれてるのです。



オフィスの隣にはレストランとバーがあります。

車で連れて行ってくれるマニュエラさん。ごっつい感じですが優しくてとってもフレンドリーです。

まずはイミグレーション。ナショナルポリスの建物の2階にあります。

書類を提出しパスポートにスタンプを押してもらいます。なぜか私のパスポートだけ入国スタンプが押されてなかったようでしたが、6日に来た時は女性担当者にパスポートを渡しました、と説明するとその場で入国のスタンプと出国のスタンプ両方を押してくれました。お役所の人たちもすごく親切です。

町に観光客がいつもより多いな、と思ったらクルーズ船が来てました。
その次にカスタムです。ここでもあらかじめ書類を記入していたので、それとパスポートを出すだけで、ものの10分もしないうちに終了しました。

マリーナに戻る帰り道、フェリーターミナル付近にはクルーズ船のお客さんを迎えるテントが出ていました。2018年、私たちがプリンセスクルーズで来た時も、こんな感じだったんですね。あまり覚えてないけど。
あきらかに普段見ていた観光客と違う雰囲気のツーリスト。クルーズ船のお客さんたちでしょう。

マリーナに戻ってから再度オフィスにいって、書類にスタンプしてもらったのを確認してもらうと、何枚の書類をコピーしていました。オフィスからハーバーマスターに提出するものがあるらしく、その後ハーバーマスターからメールで船の出国証明書(Zarpe)を送ってくれるとのこと。もし届かなかったら、マリーナオフィスに連絡するとうまことやってくれるそうです。本当に何から何まで至れり尽くせり。これまで行ったことがあるマリーナの中で、ヌメアが一番居心地もよくスタッフが親切でしっかりしていると思いました。

船にもどってもまだ10時ぐらいでした。ちょっと休憩してからランチを兼ねて野菜類を買いにいきました。ランチは前日お肉類だけ買ったお高級感が漂うショッピングセンターにあるブラッセリエ。11時半ぐらいで開店したばかりだったので、席はがらがらでしたが、12時を過ぎたらいきなり混んできました。


いろいろ食べたいものがありましたが、さっぱり系がよかったので、マグロのたたきというにしました。ソースがトマト風味でしたが、マグロによく合いました。南太平洋に来てから、マグロの刺身系をお醤油以外で食べる楽しみも覚えました。
主人は朝ごはんにバゲットを沢山食べたので、あまりおなかが空ていないらしく、デザートだけ食べていた。

その後野菜類を買うために別のスーパーに行きます。
私たちがいるマリーナの周囲はとっても感じがよくて、おしゃれな雰囲気で、このドライブはいつも気分があがりました。


前日、日本マーケットの近くで見つけたスーパーに戻ってきました。

ちょっとしたショッピング街になってるのですが、薬局に日本語で書かれていたのが面白かった。

私的には、お高級感あふれたスーパーよりもお肉類もこちらの方が気に入ったんですよね。チーズもさすがフランス領、種類が豊富です。


ココナッツミルクの抹茶ラテ!本当に最近海外では抹茶ブーム。

野菜類は、昨日のマーケットよりは種類が多かったのですがジャガイモと人参にあまり新鮮さが感じられなかったのは、昨日のところと同じでした。ヌメア全体の問題なのかも。でもブロッコリーとかズッキーニ、ピーマンなどはこちらの方がよかったので、来た甲斐がありました。

買い物を終えてSATOMI号に戻った時は、まだ午後1時ちょっとすぎ。なんて生産的な半日!午後は船内の整理整頓をしたり掃除をしました。午後3時ぐらいから主人が、ローストポーク料理を開始。でかいので、翌日のディナー分も十分あります。ロースト料理は私たちにとって航海中の定番料理。二日分を一度に作れるし、オーブンに入れっぱなしで美味しい料理が出来上がるので、すごく便利なのです。野菜の準備から私が引き継ぎ、その間主人がレンタカーを返しに行ってくれました。

低温で時間をかけてローストしたポークはとっても柔らかくナイフがいらないぐらい。主人が焼き汁を混ぜて作ったグレービーソースも満点でした!

美味しかった!これでもまだ半分残ってるので、翌日のディナーもカバー。一緒にグラス一杯プロセッコを飲んで、太平洋最後のレグの無事航海を祈りました。

23日は起きたらすぐにバースを出て、メインの港にある給油スタンドにより満タンにしてから航海開始となります。これが私たちにとって太平洋横断最後のレグとなります。2020年にイタリアを出てから6年、ついにSATOMI号をオーストラリアに連れて帰ることができるのです。

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