2026年5月19日火曜日

一隻また一隻と去っていきSATOMI号Makemo Atollで強風に耐える

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと船上生活レポの世界にようこそ!





16日にMakemo Atoll内に着いたのですが、まだ一度も上陸できていないのです。到着翌日も時々激しい雨が降ったので上陸のタイミングを逃したのですが、月曜日から南西から最高で22ノット程度の風が吹く予報になっており、強風だけじゃなく雨も激しく降ったのです。他の船は前日から別の場所に移動したり、おそらくですが同じAtoll内の反対側の泊地に移動していき1隻また1隻といなくなっていきました。私たちも一時は移動を考えたんですが、結局残り、リーフの裏側になるよう少し移動しチェーンを90メートルも出して対応して乗り切ることにしました。

18日、朝9時からまた激しい雨降り。ちょっと波もたってきた。

5月17日(日):前日朝到着してからゆっくり船内で過ごしたので、この日は午後当たりから上陸しようかな?と思っていました。前夜はもう何カ月ぶりかで全く揺れない泊地で眠ることができて、本当に幸せだった!まるで陸上にいるかのようでした。そういう安定した場所に来たのは実に2月にパナマのマリーナに滞在した以来。何と3カ月ぐらいずっと、揺れ続ける場所にいました。ま、揺れ方の大小はあったので、ずっと激しく揺れ続けたわけではないんですが、アンカリングしていてもセーリングしているのとあまり変わらないか、むしろ海にいた方が穏やかっだった場所もあり、久しぶりに全く揺れない状態が嬉しくてうれしくて・・・それで上陸する気にあまりならなかったのです。それと午後になり、ちょっとでかけてみようか?と思ったら、スコールになり、タイミングを逃したというのもありました。

で結局一日中また船内でまったり、航海の疲れをいやしておりました。夜は主人がツナ缶でパスタベイクを作ってくれました!

5月18日(月):前夜から風が強くなってきたな、と思ったんですがこの時点で風向きは陸側だったので波の影響はなくあまりきにしてませんでした。朝になって数日ぶりに風予報をチェックしてみたら、やばい!この日から風向きが南西、つまり反対側から吹く予報になっておりしかも夜になると19~22ノットまで強まるのです。雨も朝から降っており、朝7時でもすでにこの空模様。しかもすでに南西を向ていました。
どしゃぶり。

気が付いたら、前日にはみなかったパワーボートが少し先に3隻加わっていました。クリーム色のモノハルは私たちが来た時からいましたけど。あっち側は、前にリーフがあるので少し波が穏やかになるからだと思います。

まったくのオープンではなく反対側もリーフで囲まれているんですが、広いからオープンになている距離は結構何マイルもあるので、風が強ければ波が逆立ちます。
時間が経つにつれて、移動する船も出てきたので、私たちはどうするか作戦会議をしました。
同じAtoll内の反対側にも泊地とされている場所があり、そこに今滞在している船も何隻かるし移動した船はそこに向かっていると思われるのですが、そこへの航路はチャートに乗っていません。つまり目視でナビゲーションしていく必要がるのです。深さ的にはおそらく充分深いと思うんですが、それでもチャートには何も記載されていないので、出たとこ勝負。目視で進むのもオーストラリア航海時代にリーフ内に入って行った時はやっていたので、それ自体は問題ないんですが、あいにく天気が悪いんですよね。雨はずっと降り続けるわけでないんですが、止んでいる時より降ってるときの方が多い感じ。従って海底の視界は非常に悪い状態です。さらに無事到着してからも、アンカリングするエリアは浅いのでボミーの合間を抜けてスポットを探す必要があります。目視がしっかりできない時にそれをやるのは本当に危険。
Makemo Atollを出て別のAtollに移動することも考えましたが、新しい場所に行けばまた未知の条件が増えるわけで・・・結局、ここにとどまり、チェーンを沢山出してアンカーが流れないようしっかり対策することにしました。

前日から、風量発電のプロペラの間隔がずれていて、船体に変な振動が発生してるのに気が付いたので、風がさらに強くなる前に降ろすことにしました。この時点ですでに15ノットちょっとになっていました。

部品を落っことさないよう注意して下ろしました。プロペラの間隔を調整する必要があります。


さらにラダーがぐるぐる回らないよう、ひもで固定しました。

朝8時半の時点では、日曜日に来たケッチはこの時点ではまだいましたが、午後になったらいなくなっていました。アンカリングしてたキャタマランはワーフにタイアップしておりました。輸送船が来なければ、あのワーフに係留できるらしいのは知っていましたが、そのコメントを泊地アプリに書いていたのはキャタマランだったので、私たちは考慮しませんでした。だってもし充分深さがあって安全に係留できるのなら、しばらくこのエリアに滞在していると思われるモノハルが、とっくに移動していると思ったからです。

だんだん波がとがってきたかな。

船内にプロペラを移して主人は早速プロペラの角度を調整しはじめました。プロペラとプロペラの間隔が95㎝でないと、正しくないそうで、ずれていると回った時にぐらぐらするので船体が振動するそうです。計ったらまたずれていました。少し前にも調整したんだけどね。


9時22分、すでに19ノットぐらいになっていて、波もこんな感じになって揺れ始めました。


前夜のパスタベイクの残りでランチ。キャベツでサラダを作りました。このキャベツ、ガラパゴスで買ったものなんです。本当にキャベツは長持ちするなぁ。
午後2時過ぎ、主人が少し移動するぞ、といいました。雨が降り始めていて風も強くなっていのたで動きたくなかったんですが、ちょっと横にずれた場所に移動するかも、と主人が言っていたんですよね。そこは少しリーフの陰になるので、波が少し和らぐと思われるからです。

風が強かったのでアンカーを上げるのも結構時間がかかりました。前方に見える赤いマーカーの位置にリーフがあります。
画面右に見えるオレンジの軌跡が今朝までいた場所です。
ここに来たのは、朝になって3隻のパワーボートがみんなこちら側にアンカーしたからです。パワーボートがだからそれほど凄い遠い場所から来ているとは思いにくく、おそらくこのエリアに常に滞在していると思われるので、ローカルの知識じゃないかな、と思うんですね。3隻ともリーフの陰になるような位置に係留しています。私たちはちょっぴり後ろになる程度ですが、それでも朝いた時よりは少しましになりました。深さもここの方が倍ぐらいで15メートルほどあるので、その分波が逆立ちにくいのもあります。

私たちがアンカーを上げていた時に、近くにいたキャタマランがワーフの方に移動していきまいした。同時にクリーム色のモノハルと、昨日来たモノハルが湾の反対側に向かって移動していきました。2隻は知り合いみたいで、前にもここにいたことがあるんでしょうね。だからこんな視界が悪くなってもチャートなしで移動できるのでしょう。
とういうことで、最終的にアンカリングで残ったセーリングバセルはSATOMI号だけとなりました。後はパワーボートが3隻。

午後3時ちょっと前、どんどん波立ってきました。揺れ方は前後の立て揺れなので、横揺れが激しかったマルケサス諸島の泊地と比べると断然ましです。
夕方になるにつれて、どんどん風が強くなり、船体に波がバシャバシャあたりました。揺れも激しくなってきましたが、気分を上げるためにディナーにカレーを作りました。船内にカレーの匂いが充満して凄く食欲がわき、5時ちょっと前に夕ご飯にしちゃいました。主人はガッツリランチを食べたので、最初は少しだけだったんですが、1時間後には大盛おかわりをしていました。
水深が15メートルぐらいの場所にアンカーを下ろしたので、チェーンは何と90メートル出しました。前方のオレンジのラインはチェーンが完全に伸びる前の軌跡、風が強くなりチェーンがしっかり伸びた跡が後方の軌跡です。アンカーアラームは携帯のアプリ以外にチャートプロッターのアラーム機能も動員。普段はこれは使ったことがありません。でもこれが一番正確なのです。すでにこの時点で20ノットぐらいになっていましたが、アンカーは全く動いていない模様。

夜7時半ごろ主人が外にずっといたので、どうしたのかな?と思って見に行ったら3隻いるパワーボートのうち真ん中にいた1隻が動いていました。こんな暗い中どうするのかな?と思ったんですが、どうもアンカーチェーンを伸ばしているみたいでした。3隻のうちこれが一番小さいボートで、揺れ方も他の2隻と比べると大きかった。

そして一晩中、結構揺れ続けて時折50㎝ぐらい上下に揺れたりしましたが、危険や不快感はなく、スナッバーのロープが軋む音がうるさいな~ぐらいで、結構ちゃんと眠れました。

そして19日の今日、お天気は回復していて晴れ間は出ていますが、相変わらず風は強いです。

パワーボートはもう1隻増えて4隻になってました。4隻目は一番大きい船で3階建てになっています。
相変わらず南西から吹いてるのですが、今日の夜もまた20ノットぐらい行くらしいのですが、方向が東側に変わるらしいので、そうなれば波の影響はかなり和らぎます。東側には防波堤みたいにコンクリートのワーフがあるからです。

ということで、今日も上陸はないかな~。午後になったら少し落ち着くからもしかしたらゴミ捨てに行くかも。

到着してからすでに丸3日間たっていますが、ずっと船内おこもりです。でもSATOMI号の船内はとっても居心地がいいので、全然気になりません。縦揺れがあるとはいえ、これまで数カ月もの間横揺れの泊地にいたので、それと比べると断然居心地よく感じるのです。予報では火曜日からまた穏やかでいい日が訪れるようです。


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2026年5月18日月曜日

南国ムードオリジナルDSPでパイナップルカード Card No.17

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Nuku Hivaにいる時にパイナップルスタンプでオリジナルDSPを作っておりました。それをUa Pou島に滞在中に完成品に仕上げました。場所がらデザインのインスピレーションは当然南国ムード。まるでアロハシャツみたいなトロピカルなカラフルカードができあがりました。
Stampin'Up! Timeless Tropical Thank You card by Sailing Stamper Satomi Wellard

Timeless Tropicalというフランジパニやハイビスカス、そしてココナッツツリーにパイナップルと、いかにもトロピカルなイメージが満載のスタンプセットは、今いる場所にぴったり。いたるところに、フランジパンやハイビスカスが目にはいってきます。まずはスタンプセットでオリジナルDSPををスタンプしてみました。イメージがアウトラインスタンプなので、ブレンディングブラシでボカシをいれる感じで着色してみましたよ。
Stampin'Up! Timeless Tropical Thank You card by Sailing Stamper Satomi Wellard

カラーは2019-2022年のイン・カラーだったもの。その中から現在ミスティー・ムーンが基本カラーファミリーとしてカムバックしておりますが、このデザインにはそれ以外の4色を使っています。
Stampin'Up! Timeless Tropical Thank You card by Sailing Stamper Satomi Wellard

オリジナルDSPがかなりカラフルなので、デザインのフォーカルポンとになるもがよほど目立つものでないと負けちゃうんですが、カード表紙ほぼいっぱいの大きなサイズのダイカットしたパイナップルならばっちり。パイナップルはダイカットを何枚か重ねて高さを出しています。小さなお花ダイカットをパイナップルにつけたら、とっても可愛いい感じになりました。
写真を撮って気が付いたんですが、お花の中心に着けたパール、1個とれてた!あとでつけておこっと。
Stampin'Up! Timeless Tropical Thank You card by Sailing Stamper Satomi Wellard

内側はオリジナルDSPのカット残りを貼って統一感を出しています。何か内側もデコらないと完成した気がしないんですよね。
Stampin'Up! Timeless Tropical Thank You card by Sailing Stamper Satomi Wellard

この先しばらくは、同じ場所に数日間連続で滞在する機会が増えると思うので、カードメーキングにも精を出したいと思います。おそらくデザインはやはり南国ムードになるでしょうね。


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2026年5月17日日曜日

動画:やばい!このままではずっと無風地帯に停滞&5日かかってやっと到着

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普通なら3日で着くはずなのに、5月16日朝、5日かかってやっとMakemoに到着しました。3日目からどんどん風が弱まり、最終的には無風状態でほぼ漂流状態でした。4日目に最新風予報を確認したら、なんとそのまま漂流しているとどんどん無風地帯に流されていきこの先何日も閉じ込められてしまうことがわかり、慌ててモーター走行で脱出しました。セール走行できるようになったらすぐにエンジンを止めたり、風が弱まったらすぐまたエンジンを付けて、入港のタイミングを調整していったんですが16日朝、着いた時は入り口はまだまだ潮が逆流中で大きな波がうずまいてたんですが、ヤンマ―エンジン力強くSATOMI号をプッシュしていき大きく揺れながらも突き進みました。その模様を少し録画しております。


5月15日、一面まっ平な海が広がってた

5月15日(金):前夜からオートパイロットも止めてずっと漂流しております。もう1ノットも出てなくて、逆に潮に押されてあっちこっち向きが変わり、最終的には徐々に後戻りしているんですよね。平らな海を見ていると思わず飛び込みたくなってしまう!

見ずらいかも、ですが、黄色いラインが進んできた跡なんですが一回転して逆戻りしてる!

朝10時ぐらいにだいたいいつもスターリンクを付けて、最新天気予報を確認するんですね。でこの日もいつも通り風予報のこの先何時間後かのシュミレーションを見ていたんですが、主人が突然「やばい!ずっとこのままで抜けられなくなるぞ。」と言いました。何パターンか予報があって、5種類のうち4つがこの日の夜には風が戻る、という予報だったんですが、今の所一番実際とあっているのが1つだけあって、主人はそれを一番信頼しているですが、なんと最新予報ではそれだけが、無風状態がこの先何日も続く、となっていたんです。さらに悪いことに潮の流れは無風地帯に向かっており、どんどんそちらに運ばれていくのです。

11時半過ぎ、エンジンを付けてモーター走行することにしました。燃料はガラパゴスを出る時に満タンにしてきたんですが、その後3日ぐらいモーター走行し続けたので減ってるんですが、SATOMI号の燃料タンクは2つ合わせて全部で800リッター弱あるので、かなり長持ちするんですね。最悪はこの先Makemoまでずっとモーター走行したとしても、その後もしばらく大丈夫なぐらい残っています。なので他の予報どおり夜に風が戻るならそれはそれで、いいのでとにかく残り距離が100マイルぐらいになるまでモーター走行し続けることにしました。

久しぶりにターボーも全開で!

海面が穏やかなので、燃費良くハイスピードが出ています。

お昼になっても私は余りお腹がすかず、というのは気温が結構あがっていてちょっぴり夏バテ気味になっていたんですね。(一晩中無風に近かったので船内の気温があまり下がらなかったのです。)で、冷たいものが食べたくて、アイスクリームと缶詰フルーツでパフェ風にしてみました。以前の冷凍庫では最初からアイスクリームは絶対固まらなかったのですが、新しい冷蔵庫はカチカチにはならないものの、ソフトクリーム状態は保てるので久しぶりにアイスクリームをNuku Hivaで買ったのです。冷たくて美味しい!これで元気がでる。

セールを出して少しでも燃費よくするためにモーターセーリングにしました。

午後3時ちょっと過ぎ、ずっと8ノット代のスピードが出ています。残りは139マイル。平均7ノットだったら1日でこなせる距離です。
スターリンクミニはこの位置にいつも出しています。もう最近ではダビッドに設置しているジェン3のスターリンクは使っていません。ミニの方が電気消費量が少ないのと、固定の方はなんとエンジンを付けていると接続してくれないんですよ。バックアップとしてパナマにいるとこにミニを買っておいて本当に良かった。

午後4時ちょっと前に早めのディナー。前日のローストチキンと焼き野菜がまだ十分残っていおります。チキンはまだまだ持ちそう。でっかいチキンだったからね。
午後4時半、前方に雨雲!つかまりそう。
雨雲のおかげで風が強くなってきたのですが、セール走行するほど安定していなかったのでそのままモーター走行を続けました。でもいきなり突風に巻き込まれるのを防ぐため、念のためメインを真ん中に戻しジェノアも巻き入れておきました。それでもスピードは落ちなかった。

午後4時45分、ポツポツ降り始めました。
すぐに本格的雨降りになったんですが、前方を通り過ぎているみたいなので完璧に雨雲に突入することはなさそう。前方は半分ぐらいが晴れ間になってるので私たちの前を、雨雲が移動しているのがわかります。
でももう1つスターボード側にも雨雲いるんですよね。おそらくあれは後ろを通過するんじゃないか、と思いますけど。
前方のは端っこに捕まった程度で、無事通過できるようです。
そのまま夜になってもモーター走行を続けたんですが、夜11時ちょっと過ぎ、やっと11~12ノットになったので、エンジンを止めてセール走行に切り替えることができました。ですが、これは一時的で、結局また午前3時ぐらいからエンジンを付けるはめになりました。

5月16日(土):午前6時、残りはたったの27マイルとなりました。リーフ内に入るには潮の流れを考慮する必要があり、完全干潮になっている時か、満潮になる寸前から満潮の時が一番航路内が穏やかな時なんですね。でないとリーフ内の大量の水が狭い航路を流れているので、強い海流が発生します。流れと一緒に進むならまだましですが、逆流は非常に危険な状態にもなりかねません。午前10時が干潮が終了した頃なのでそれを目指してスピード調整をしていました。

6時10分、エンジンを止めてセーリングに切り替えました。
午前7時、またスコールに捕まった。
本格的にスコール突入で、横殴りの雨でコックピット内もびしょぬれです。
視界も最悪。一刻も早く抜け出すためにジェノアを巻き入れてエンジンを付けました。
朝ご飯は主人が作ってくれたとろけるチーズ入りのオムレツ。美味しかった!
8時52分、雨は止んでましたが前方にまた雨雲。虹が半分見えました。

9時ちょっと前、残りは7マイルちょっと。あれ?この分だとちょっと早く着いちゃうよね。大丈夫かな?航路はかなり広くて深さも充分でしかもマーカーもあるのでそれほど難しくはありません。オーストラリアのグレートバリアリーフのさんご礁は、完全自然なので勿論航路なんて設定されてません。ブリスベン沖のレディー・マスグレーブとかはこんな風にちゃんと入り口マーカーだけはありますけどね。私たちは完全自然のリーフ内に自分達で航路を見つけて入っていった経験があるので、入港自体はそれほど心配していませんが、その分タイミングを間違うとどんなことになるのかも、わかっております。

9時40分ごろ、肉眼でもMakemoが見えてきたので満面の笑顔になったの図


いよいよ入り口に近づい行ったんですが、どんどん波が荒くなっていきました。すでに10時をちょっと過ぎていたので干潮になり切っている時間なんですけどねぇ。
近づくにつれてどんどん波がとがっていて、どう考えても逆流がまだ進んでいる状態です。
雨雲もMakemo上空にあり、そのために風も強まっていました。
入り口近くになりメインセールを下ろして本格的アプローチ開始です・・・がすっごい荒れてるよ。どんどん波が大きくなり、セールを下ろしてるのもあり左右に大きく揺れました。

完全波乗り状態だ。


一番ひどい時はビデオを撮れないぐらいだったんですよね。入る直前は少しマシになっていたので動画を取り始めました。大きく逆立つバウウエーブを物凄く楽しそうにイルカがジャンプしていたのですが、それを楽しむ余裕はありませんでした。真ん前を1メートルぐらい大きくイルカがジャンプしたりして、普段なら大興奮で動画を撮るんですが、もうそんな余裕は全くなし。主人は真剣に波に乗るように、さらに潮に流されないように集中して操船していたので、途中でちょっと話しかけたら怒られました。すみませ~ん。

入口直前の荒れ具合と中に入った時の違いがすごいです。


でも入ってしまえば、嘘みたいに穏やかになってました。

海図がちゃんとしているので大きなリーフの位置はわかります。でも念のためウォーキートーキーを出動させ私がバウで見張りをしました。でも水深が11メートルぐらいあったし曇り空だったので海底はあまり見えなくて、なんとなく明るくなっている場所が砂地と判断してアンカーを下ろしました。下ろしてすぐに効き始めたのはわかりました。
10時50分、アンカリング終了で無事到着。2日半で着くはずが、丸まる4日間かかり5日目が始まる時にやっと到着できました。

出も付いた先は全く揺れることがない、まるで陸の上にいるみたいな素晴らしい場所。

青丸の場所にいます。

かなり大きなAtollでもう一か所北の方に出入り口があり、そこまでは10マイルほどあります。(緑のフラッグの位置)

私たちが到着した時は、モノハル2隻とキャタマラン1隻がいただけでしたが、後からもう1隻キャタマランが来ました。入口に入る時南からアプローチしていたのが見えていたので、無線で主人が「こちらに向かっているキャタマラン、現在入り口はまだまだ波が逆立っています。」と連絡したんですよね。
到着して1時間もしたら、晴れてきて10メートルぐらいでも海底が見えるようになりました。この辺りは大きな砂地エリアみたい。

小さな町があって人口は500人ほどだそうです。結構沢山住んでますね。

まだまだ一日は長いですが、あまりにも平和で全く揺れないのでもうどこにも動きたくなくて、船内でお昼寝したりしてゆったり過ごしました。

夕方5時からハッピーアワー。ガラパゴスで買った白ワインで到着のお祝いです。
主人がチキンの残りでタコスにしてくれました。こちらも最高に美味しかったのだ。

ということで、途中無風状態に悩まされてきましたが、モーター走行も利用して無事到着できました。実は到着時、干潮時ぴったりだったのですが、その状態だとまだまだ潮が流れ出している途中だったらしく、無線で連絡したキャタマランがすぐ近くに来たので声をかけてみたら、彼らが入ってきた時はもうすっかりスムーズになっていたそうです。ちょっと早すぎたみたい。完全干潮時から30分ぐらいたってからがいいみたい。主人も近づいて行った時、早すぎたことに気が付いてたみたいですが、SATOMI号のヤンマーエンジンの馬力を信頼していたので乗り切れると判断したそうです。それにオーストラリア航海時代でも川の中の泊地に入って行ったりするときはいつもこんな感じだったし、リーフ内に入るのもはじめてじゃなかったので、いける、と判断したようです。でも初めての人にはお勧めしない状況ではありました。




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