2026年7月30日木曜日

南風強め予報になったのでリーフ内で移動!

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと船上生活レポの世界にようこそ!



29日の夜に南風に変わったみたいで、波が結構船体にうちつけてきました。風予報を朝になってチェックしたらその日の夜から30日中、南風が最高19ノットぐらいになる予報でした。そこで、Maupipha’島リーフ内の南側の泊地に移動しました。風は避けられませんが、陸地に近いので波の影響はほどんとありません。他に誰もいなくて独り占め!と思ったけど後から島に入ってきた2隻はこちら側にやってきました。雨降りで一日中船内とじこもりでしたが、揺れなくて快適に過ごせます。

あそこにぐるりとリーフがあるので外からの波はほとんど来ません。

28日の3時半過ぎ、ミッチさんのShingitai号も無事Maupipha’島に到着しました。
28日のディナーはローストディナー。タヒチで買ったので、一か月以上前に買ったものですがかちんこちんに冷凍してあったので全然大丈夫。でもこれがビーフだったのかラムだったのかわからなくなりました。食べた感じ、私はビーフだと思ったんですが、主人はラムだと言い張っております。ランチを食べそこなっていたので、すっごくお腹が空いていて、がっつり食べました。

7月29日(水):夜中あたりから、なんかいきなり上下に揺れ始めたんですよね。波が押し寄せてるみたい。雨も降り始めて慌ててハッチをしめました。上下揺れなので不快ではないんですが、ということは風の方向が変わってオープンになってる方角から吹いてるということです。

朝になってからはまた東よりになったので、揺れは穏やかになりましたが、私たちは深いエリアにアンカリングしているので、南向きの風だと遮るものなくはるかリーフの端っこからやってくる波の影響をばっちり受けちゃう位置だったんです。他の船はもう少し浅いエリアに集中していて、ちょこっとカーブした陸地で波を少し遮ってたかもしれません。風予報をチェックしたら、29日の夜から翌日30日いっぱい南風の予報となっていました。しかも最大19~20ノットぐらいになる時間帯もあり。それ以外は16ノット~17ノット程度なんですが、何しろ丸一日ずっとその状態が続くと、風が起こす波が結構育つので、上下に結構揺られると思われます。で、同じリーフ内に南側の泊地があるので、そちらに移動することにしました。雨はまだ降り続いてて空がどんよりしていたので、リーフ内移動はあまり気が進みませんでしたが、チャートを確認したらちゃんと水深や大き目ボミーの位置なんかも記されていたので大丈夫そうでした。

朝ごはんはチーズハムトーストサンド。食べてるうちに雨もやみ雲も少し薄らいできました。

10時ちょっとすぎ、アンカーをあげて出発。他の船は誰も動く気配がありませんでした。多分、私たちよりも陸に近い位置に皆さんいるので、途中浅瀬もあってそこで波が軽減されて私たちほど直撃になってなかったからかも。私たちも我慢できないほどとか、危険を感じるほどには多分ならなかったと思いますが、南側の泊地に行ってみたい気持ちもあったので丁度いい機会という感じでした。

相変わらず雲は残っていますけど、ちょっと光がさしたので、バウでの見張りはなんとかできました。

途中、真珠養殖のブイがあっちこっちに浮いてるエリアにはいっちゃて、大変でした。もうあっちこっちにブイが浮いててしかも、海面下でロープでつながってるんですよね。深い位置でロープが浮いてたみたいで真上を通過したときもからまったりしなくてラッキーだったのですが、直前にならないと見えないので、もうハラハラドキドキ。ブイもオレンジ色で遠くからでもよく見えるもの以外に、白っぽいものだったり、海面に出てないものもあったりして、バウで見張っていてもすぐ目の前に来てやっとブイがあることがわかるんです。慌てて主人に伝えるんですが、左右どちらにもブイがあって、ものすごい角度でジグザグして通り抜けていかないとけなくて、本当に神経使いました。養殖ブイがあることは泊地アプリでわかってたんですが、まさかあんなに広いエリア一面にあるとは思わず・・・知ってたら、大回りしたんですけどね。暗かったらアウトだったなぁ。

30分ぐらいで南側の泊地に到着しました。ぐるりとまた円を描いてどの方向にスイングしてもボミーに接触しないように確認しました。ここでも水深12メートルの位置にアンカーを下ろしています。もっと浅い方もあるんですが、そのあたりはボミーが多いんでチェーンに浮きをつけたりする必要があるので、面倒なのです。それと浮きをつけるとそれだけチェーンに威力がうすらぐわけでアンカー自体への負担が増して効きが悪くなるわけです。風が強くなるのがわかったるので、それは何となく不安。で水深12メートルでチェーンを70メートルだして自由にスイングしている方が安心できるのです。

青丸の位置に移動しました。今朝までいたのは画像上の方でした。

今朝まであそこにいたのです。何隻かここからでも見えるので、その人たちは波直撃になると思うんだけどね。
アンカリング終了して一息つちたら、今リーフに入ってきた船がこちら方面に向かって進んでいました。彼らは私たちよりもさらに陸地に近い場所にアンカリングしました。船のサイズがSATOMI号より小さいみたいだったので、ドラフトも浅いんでしょうね。

陸地には小屋一件みえますが、この辺りは、今は誰も住んでいないそうです。
午後になってもう1隻やってきました。

陸地散策するぞ!と思ってたんですが、結局一日中雨が降ったりやんだりを繰り返していたので船内おこもりとなりました。

午後3時過ぎから主人がカクテルを作り始めました!暇だからハッピーアワーがいつもより早くスタートしましたね。ミントとヴォッカの見た目も涼やかなカクテル、主人オリジナルです。

夕食も早めに食べたいと言ったので、前夜の残りのロースト肉をご飯にもって「ロースト肉丼」風に。なかなかこれが美味しかったなぁ。今でもこの肉、私はビーフと信じていて主人は二日目になったらますます「絶対ラムだ!」と言い張っております。でもラム肉だと独特のにおいがあるんですけど、これそれがないんですよねぇ~。

30日の朝です。昨夜は8時過ぎから風が少し強くなったのがわかりました。波での上下揺れは全くありませんでしたがチェーンがギリギリいって時々引っ張られているのがわかりました。

風が起こす波はほとんどなくてせいぜいこんなぐらい。

コンパスで見たら、南向きになってました。

今日こそは上陸したいんですけど、お天気はどうなのかな?小雨が相変わらずぱらついてます。

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2026年7月28日火曜日

3隻で向かったけど風弱すぎて行先変更した船もーMaupipha’島到着

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと船上生活レポの世界にようこそ!



27日の午後、Maupiti島のリーフを出てMaupipha’島に向いました。Maupipha’島のリーフ入り口はこれまで通過した中でも一番狭い場所なので到着のタイミングがすごく重要なのです。それを加味して出発したのですが、予報よりもうんと弱い風で途中モーター走行となりました。片方エンジンが故障しているマイクさんは、それでも大幅スケジュール遅れのため、Maupipha’島はあきらめ、通過して次の目的地に向かってしまいました。気になっていたMaupipha’島の入り口は、ウネリはザブンザブンでしたが深さは十分でした。タイミングがばっちりだったからかな。

先にリーフを出るMikeさんのDeadReckoning号。SATOMI号は3隻のオオトリでした。

7月27日(月):いよいよMaupitiとお別れの日。でも次の島への期待でわくわくです。さらにマイクさんやミッチさんたちと3隻で一緒に向かうのでその楽しみもあります。午後2時半出発なので、お昼にがっつりステーキを食べておきます。

すぐ前にいるのがマイクさんのDeadReckoning号です。
午後2時にはディンギーも引き上げて出発準備は万全。2時半に申し合わせてアンカーアップしました。出入り口に近い場所にアンカリングしているShingitai号が一番先に出ていきました。マイクさんはあっという間にアンカーをアップしてたので、SATOMI号は一番最後。

リーフの出入口は来た時とは違い、全然不安はないのですが、アンカリングしている場所から航路に入るまでに私たちにとってすごく浅い場所があるので、その方が気がかりでした。念のため私はバウに立ち見張りです。

やっとすごく浅い場所を抜けて無事航路に入りました。

透明度がいいので、海底のボミーがくっきり見えてひやっとしますが、深さは6メートル以上あります。

今入ってきたキャタマランが画面左にいました。そのあたりもちょっと浅い部分が出っぱっていたのですれ違えるか心配でしたが、キャタマランが止まって道を譲ってくれたので、一番深い場所を通過できました。
リーフの上には相変わらず波がブレークしていますが、来た時と比べたら段違いに穏やかです。
Maupiti島、さよ~なら~!
マイクさんの船はキャタマランですが片方のエンジンが故障していて使えず、ちょっとアンダーパワーなんですよね。でも無事通過できたみたいです。



両側には波がブレークしていますが、航路は穏やかに見えます。入ってきた時と大違いだなぁ。ま、私たちが入ってきた時はおそらくほとんどの人がやめておくタイミングだったと思うので、普通はこれぐらい穏やかな時に出入りするんだと思います。

外側は波があるけど、まんなかはあまり変な動きもなくスムーズに出れました。

前にいるのがマイクさんの船。

SATOMI号の通常スピードだと14時間ぐらいで次のMaupipha’島に着いちゃうので、それではまだ夜が明ける前に着いちゃうんですよね。なので出発もできるだけ遅くしたしスピードも5ノット程度におさえるため、メインセールはセカンドリーフィングしたままにしておきました。

ジェノアは全開。

それでも5ノット後半のスピードが出ていますが、そのうち風が落ち着くでしょう。同じ方角に向かうらしき船が5隻です。マイクさんの船は昼間はAISをつけてないそうなので、4隻しかチャート上には出てきません。

90度の角度で走ってるので、12,3ノットでリーフィングしているメインでもそこそこのスピードが出ます。
ウネリは1.5メートル程度であまり大きくないんですが、南からのウネリに対して風が起こす波が北からなので、波が時々変に逆立っていて、少し揺れました。
アップウィンド気味で、しかもウネリと波の変なコンビーネーションで揺れが結構あるからか、あっという間にマイクさんのキャタマランを追い越しちゃいました。


さらに一番先頭にいたミッチさんのShingitai号も最終的に追い越しちゃいました。

時間がたつにつれて、揺れが激しくなり、その割に風が弱まってきたので時々メインセールがジャイブしそうになりました。なので暗くなる前にプリヴェンター設置。

雨雲があっちにありますね。私たちはちょうどこのしっぽの方を通過したので、ぱらっと一瞬降っただけでしたが、南の方を進んでいたShingitai号はしっかり捕まったようで、突然30ノットのスコールにやられた!と夜無線で言ってたそうです。

5時半ぐらい。きれいな夕焼け。もうすぐ私の仮眠時間スタートです。

夜になるにつれて風がどんどん弱くなっていき、予報では11ノットぐらいのはずが5ノットぐらいまで弱まり、その割にはまだ昼間のウネリや波が残ってて、かなり船体が揺れ始め、ジェノアもメインセールもバタバタしてました。私の仮眠が終わったタイミングで、主人がモーター走行に変更。そのままずっと午前2時のウォッチ当番が終了し、再び仮眠に入ってもずっとモーター走行でした。この間、一番最後を走っていたマイクさんは、片方のエンジンしか使えてないので、スピードが全くでず、2ノット平均ぐらいで進んでるとのこと。ミッチさんも4ノット行くかどうかのスピードで進んでたので、もしかしたら途中でセール走行に戻したかも。私たちよりも南を目指して走ってたので、角度的には私たちより良かったと思います。SATOMI号はAPTが60度弱ぐらいの進路だったので、セール走行で行こうとしたら2ノットもスピードは出ないぐらいで、仕方なくエンジンをつけたのです。


朝6時、私が目ざる直前にエンジンが止まったのがわかりました。再びセール走行に帰れられたようです。昨晩私たちがまだのろのろしていた時に、すでにモーター走行していたと思われるAthenaという船が、いつの間にか後方にいました。今はかれらもセールで走ってるみたいです。

6時半の時点で残り30マイル弱なので、丁度いい感じ。太陽を背に受けて航路に入りたいので、お昼ぐらいに入るのが丁度いいのです。

10時半ごろ、陸地が見えてきました。まだこれから数マイル残っていますけど、スピードからしたら早くて11時半、遅くて12時ちょっとすぎぐらいに着くと思われるので抜群のタイミングです。

この時無線でShingitai号がマイクさんのDeadReckoning号を呼び出すのが聞こえましたが応答がありませんでした。かなり離れちゃってるみたい。(3隻だけで交信できるよう、無線チャンネルをあらかじめ決めておきました。)後でわかったのですが、マイクさんからメッセージが来ていました。ずっと2ノットぐらいでしか進めず、夜が明けてもまだ残り45マイルぐらい残っているので、もう一晩かけて29日の朝に到着しようかと思ったそうですが、もともとMaupipha’島は30日に出発しようと思ってたので、そうなると滞在が1日しかなくなるわけです。それだけのために狭いリーフの出入口をリスクをかけて出入りするのはあまり意味がないと、思ったのでしょう、それとこの先も予報に反して穏やかなな日が続くかもしれないことを考え、次の目的地まで一気にいってしまうことにしたそうです。3隻ともフィジーに寄る予定なので、そこでまた再会できたらいいね、とのことでした。

10時半ちょっと前。
航路の入り口はそこだけ波が立ってなかったのでよくわかったのですが、狭いなぁという印象。先に別のモノハルが入っていったので、問題はなさそうです。

その後、セールを下ろすことになり、そしたらすぐに入る準備というこで、私はウォーキートーキーを腕に巻き準備完了。ずっとバウで見張っていたので写真を撮る余裕は全くなしでした。出入口の真ん中にディンギーが2隻いて、私たちが近づいても一向に動く気配なし。それで主人が汽笛を2回鳴らして、かなり近づいてから動き始めリーフの中に入ってきました。

出入口はかなり狭い感じでしたが、実際は20メートルぐらいの幅だそうです。フレンチ・ポリネシアでは一番狭い場所でしたが、オーストラリア、グレートバリアリーフのハーディーリーフへの入り口はもっと狭く10メートルなかったんで、それと比べたら余裕でした。ウネリは逆立ってた部分はありましたが、Maupiti島に入った時のような大波は全くなく、一番浅い所でも6メートルぐらいあったそうなので、思ったよりも簡単でした。

入ってしまったら、あとは十分深さがあるので安心。これから出ていくキャタマランとすれ違いました。彼らの方が先に航路に近づいてたのですが、入ってくる方が大変だろうと思ったのか、私たちが通過するまで待っていてくれたのでありがたかったです。

いったん中に入ったら、十分深さがあって余裕でアンカリングポイントまで突き進みました。

12時半、水深14メートルの場所にアンカーを下ろして終了。本当はもっと浅い所に行きたかったのですが、それだと逆にボミーの数が多くて安全にスイングできなさそうだったんですよね。しばらくあちこち偵察したのですが、深いエリアの方が砂地が広く広がっているみたいでした。(透明度が高いので岩とかあるとわかるんです。)チェーンを70メートル出したし周りの船とも離れているので、思いっきりスイングできます。アンカーはすぐに効き始めました。

数えたら、8隻ぐらいいました。ここから少し離れた浅い場所にも2隻ほどキャタマランがいました。思ったよりも沢山船が来ているんだなぁ。
グレー丸のところにアンカリングしています。ここは高い山とかがない、Atollなのです。

この地がフレンチ・ポリネシア領での最後の地なので、ゆっくり滞在を楽しみたいと思います。


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