皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと船上生活レポの世界にようこそ!
新しい島に来たらレンタカーで島内ドライブ観光をするのが恒例となっています。St. Luciaでも同様。主人は運転するのも楽しんでいるので、行きたい場所だけに行けて好きなだけ滞在でき、しかもツアーに参加するより半額以下というのにとっても魅力を感じています。それとツアーではあまり行かない地元の人お勧めの場所に穴場が結構あるのだ。La Teilleという滝に行ったら他に誰もいなくて、素晴らしい自然を独り占めしちゃいました。そしてもちろん有名どころの泥温泉にも行きましたよ。
La Teilleの滝。レンタカー屋のお姉さん方から一押しの場所。
5月19日(月):前日はほぼ一中雨で、午後遅くにちょっとスーパーに行った以外はずっと船内に尾籠でした。でもその間、ネットでマリーナからすぐ近くのレンタカー屋さんで月曜日から車を借りる手配もできたので、それなりに生産的でしたけどね。
朝ご飯は前日行ったグルメスーパーで見つけたクロスバン。イースターはとっくに過ぎているのにまだ売っていた!数年ぶりのクロスバンを朝ご飯代わりに。
レンタカーは一日だと90ドル、二日借りると一日辺りが70ドルに安くなるのですが、St. Lucia自体がそれほど大きくないので日帰り一日で行きたい場所は十分網羅できると思い、1日だけにしておきました。マリーナから徒歩5分ぐらいの場所にオフィスがあるので返却にも便利。
まず最初に向かったのはLa Tellieの滝。これもレンタカー屋のお姉さん方にすすめられた場所で、それまで聞いたことがなかった場所でした。グーグルで見てみたらいい感じの場所だったので行くことに。
ジャングルみたいな雰囲気の中を舗装された道路で快適ドライブです。ここ一週間ほど雨ばかりだったのですが、今日はなんとか青空が朝から続いています。
雲は相変わらずあるので、おそらく途中で雨が降るのは確実ですが、朝から土砂降りの日々と比べたら、すでに車の中だし、全然ましだ!
山道くねくねなので、追い越しすることができずずっとこのトラックの後ろを走っていました。日本語で「コダイラ」と書いてあります。日本のどっかの建設会社とかの中古車両を輸入したっぽい。工事現場でこの車が右折するまで30分ぐらい後ろを走っていました。
雲は相変わらずあるので、おそらく途中で雨が降るのは確実ですが、朝から土砂降りの日々と比べたら、すでに車の中だし、全然ましだ!
目的地はSt. Luciaの南東よりの山の中で、Rodeny Bayからは1時間ちょっとかかる距離です。朝クロスバンしか食べなかったので、10時半を過ぎるころからお腹が空いてきました。Denneryという海辺の町を見下ろせる丘の上にあったバー&グリルに立ち寄り。丁度通り道です。他のお店はお昼まで開店してなかったし。
外のBBQでチキンをグリルしています。香ばしいい匂いがたまらん。
島の東側、つまり大西洋側の湾です。雨が続いてたので湾内は濁っていたり浮き草で一杯でしたが、おそらく普段はもっときれいな場所だと思います。でもウネリは大きく船が入る場所としては不適切。なので東側にはアンカリングポイントはありません。東カリブ海ではほとんどの島がそうです。
いい眺めを見ながらテリヤキ風チキンとチキンパイ(チキンづくし)で小腹を満たすことができました。これでランチもカバーできるな。
ドライブ開始。緑に囲まれて、あちこちお花も咲いているので、とっても快適ドライブなのです。
斜面にたっているお家は・・・
自然の中の滝かと思ったのですが、人工的に整備された場所のよう。最初主人は「え?天然滝じゃないの?」とちょっぴりがっかりした様子でした。
中に入って行くと、お庭がきれいに、それでいて人口的な感じがない程度に自然の雰囲気がある感じで手入れされていました。
小屋の中には小さな礼拝場所が。エチオピア正教となっていますね。オーナーさんが自分のために作った場所だそうです。
入場料は一人20ECドル。ユーロだったら7ユーロ弱なので、それほど高いとは思いませんでした。
階段を降りていくと滝がありますよ、とのこと。普段は池の水が澄んでいるんですが、ここの所の雨で濁っているけど、滝に打たれるのは気持ちいいよ、とのことだったので、念のため水着も持っていくことに。
階段が作られていたのですが、手すりは竹が使われていたり階段もコンクリートの場所はほとんどなく、なるべく自然の雰囲気を壊さないようにしているのがよくわかりました。でもおかげで簡単に下りていくことができました。もし階段がなかったから、かなり滝までのアクセスがかなり大変だったと思います。
さらに下流が。でもあそこで池みたいになっていて行き止まりみたい。
でもこれは本命ではないのです。
あれが本命の滝なのだ~!!!おおいい感じ。滝は怒涛の勢いで流れ落ちていました。雨ふりが続いていたからね。お天気続きの季節に来た人のコメントだと、滝がちょろちょろとしか流れてなくて、池で泳いだだけのなのでがっかりした的なものもあったので、水は濁っていますが迫力ある滝を見れて良かったのかも。
すぐ隣に洞穴みたいなものもある。季節がオフシーズンに近いからか、それともこの場所自体があまり観光客に知られていないからなのか、他には誰もいませんでした。またしても主人と私の二人だけで独占!
すっごく気持ちがよくて心身が清められる気がした、と言っていました。水はそれほど冷たくなかったので、浴びていても気持ちが良かったです。
滝まで降りる道以外にも、滝へのアクサスがしやすいように人工的に道が整備されているんですよね。
滝の内側も岩が階段状になってて、おそらくそういう風に削ったんだと思いますが、こんなに流れが強くなければ池の中から登って行けたと思います。手入れされているのに、自然に溶け込んでいて、人口感が全くないので景観を損ねることがありません。もう入場料を支払う価値充分あると思いました。
次は受付の場所まで戻り、その奥にあるフィッシュ・スパに行きました。スパといっても池に足をいれると魚が寄ってきて足の垢とかを食べてくれるというもの。日本でもドクターフィッシュとかいって、あちこちにありますよね。
となりの大きな水たまりにはオタマジャクシがわんさかいた。
地元のカップルがいたのですが、彼はどうも勇気がなかったみたいで、主人が魚にかじられるのを見ていただけでした。今日は彼のお誕生日で仕事の休みをとって彼女とバイクでやってきたそうです。
足の指の間にまで入り込もうとしているものもいました。
思ったよりも素晴らしい場所で、他に滝を独り占めできたり、すごくリラックスした雰囲気で30分ちょっとも滞在してしまいました。オーナーの男性もとっても興味深い方で、この場所をすごく大切にしているのがよく伝わってきました。
これがこの日の愛車。どこのメーカーかわからないのですが、このマークの車、周りによくいました。
少し前から雨が降り始めていて、雨脚が強くなってきたので大西洋側はさらに荒れた雰囲気でした。
ここがVieux Fortの港。ブレークウォーターの外がアンカリングポイントになっていて、そこにアンカリングして出入国手続きをします。何もなさそうな寂しい場所だったで、立ち寄ることはないかな。
ここがVieux Fortの港。ブレークウォーターの外がアンカリングポイントになっていて、そこにアンカリングして出入国手続きをします。何もなさそうな寂しい場所だったで、立ち寄ることはないかな。
さすがに有名スポットというこもあり、独り占めは無理でしたが、それでもおそらく入シーズンよりも空いているほうだったんじゃないかな?ツアーで来ている人たちがほとんどだったみたいで、20分ぐらいで皆さん一斉に居なくなったりまた次のグループが来る、という感じでした。
泥温泉といっても中にいる限り泥はつかず、外に出てツボの中から泥を自分で塗りたくるのです。それが乾くと泥パックしたみたいな感じになるわけですね。
完全に乾ききるまで放置しておくのがいいみたいですが、小雨が降り続いていたので、渇きがよくなく・・・肌寒かったのもあって私はすぐにお風呂に戻りました。お湯加減は38度とのことで、私にとっては生ぬるいよりちょっと暖かい程度でしたが、おそらく普段お風呂に浸からない白人の方には熱すぎるようで、アメリカ人らしきカップルが足をいれた途端「あつ!」と言っていた。
泥はまたお風呂に入って落とします。お湯加減は長いしても丁度いいぐらい。すごく気持ちよくてずっと浸かっていたかったです。
入り口となりでココナッツを売っていたおばさんから買ってきました。新鮮ココナッツウォーター!自然の甘さがのどの渇きをあっと言う間に潤してくれます。10ECドルとのことでしたが、かなり量が入っていて、二人でシェアしても充分以上でした。私は一人では飲みきれなかったと思う。
その後また別の温泉に行こうと思ったのですが、すでに午後2時40分近くになっていて、まだ帰り道に1時間半ぐらいかかるので、温泉は止めて帰路につくことに。正直泥温泉でゆっくりしていたので、もう温泉はいいかな、という気分でした。それにその場所も有名な温泉だったので、独り占めはおそらく無理。ドミニカで行った温泉の雰囲気と似ているぽかったので(グーグルマップによると)特に諦めてもがっかりしなそうでした。
このとがった岩?は有名だそうです。Petti Pitonと呼ばれているもの。アングルによっては2つぐらい同じような形のものが見えるポイントがあります。ドライブ中に通過したのですが、もう土砂降りになっていたので、そのまま通過しちゃった。
次に向かったのはSoufriereの湾。
町の感じは、雨降りだったこともありちょっとさびれた感じが。それと写真を撮るために車を港に泊めたら、地元の子供たちが自転車ですぐ車の隣まで寄ってきて、まるで囲むような感じで「何か探してるのか?」とちょっとしつこいぐらいだったので、あまり印象はよくありません。ゆっくりと発車して蹴散らした感じ。
この頃から雨が本格的になってきました。仮道途中にSt. Luciaの首都の町Castriesがあるのでそこを目指します。
でもその手前にあるCanariesという街並みはすごく綺麗でした。
町の中も通過。
丘の上の一軒にはこんなに見事なブーゲンビリアが。
色とりどりです。
その後また山中の道にはいり、途中砂利道になりました。道路を牛が横断しようとしていたのですが、車でゆっくり近づいていったら、驚いて逃げちゃいました。
大きな港もありかなり都会な感じはなんとなくわかりました。
展望台がおそらくローカル場所のバス停も兼ねているみたいで、そこにいたおばさんに「こんな天気で申し訳ないねぇ。本当はすごくきれいな場所なんですけど。」と話しかけれれました。でもこの雨もやっぱりSt.Luciaの思い出の一つだから気になりません。こういう地元の人との触れ合いが自分達でドライブ観光する楽しみの一つでもあるし。
というのはこの後、夕方にちょっとしたお楽しみが待っているから。それは明日のブログでご紹介しますね。
今回も自分達で回ったSt. Lucia観光。お天気は半日雨降りでしたが、行きたい場所に好きなだけ居られたし、綺麗な滝を独り占めできたし、本当に楽しかったです。それに自分達で行くことの一番の醍醐味は、島の地理がよくわかることとどこに行ったかはっきり覚えていることです。連れていかれると、今一つ記憶があいまいになってしまうんですよね。
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