2026年7月1日水曜日

1回のタックで完璧にラインアップ!Raiatea島へ快適セーリング

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと船上生活レポの世界にようこそ!



6月30日、Huahine島を出発してすぐお向かいに見えるRaiatea島に移動しました。約30マイル弱なので半日セーリングですが、風向き的に思ったより真後ろに近いダウンウィンドだったので角度的に微妙でした。でもさすがキャプテン・ロブ、進路を微調整しながら直前で1回タックしただけでリーフの入り口の正面までセーリングで行くことができました。ちょっと先に出ていたキャタマランは大きく数回タックしていたので、最終的に私たちの方が先に到着。アンカリングスポットも、先にいた2隻の丁度真ん中に落ち着く位置にアンカーを落とすなど、100満点な航海でした。


あそこに見えるのが目的地のLeeward Islands。そのうちの大きい方Raiatea島に向かいます。

6月30日(火):朝ごはんも食べずに、起きてすぐ出発準備開始です。走行距離は30マイルぐらいですが、ディンギーは牽引せずに引き上げていきます。8時半にはアンカーをあげてリーフの出入口に向かいました。

砂地のアンカレッジから出入口までは十分な深さがあるので、マーカーに沿って進めば全く問題ありません。


途中海に浮かぶリゾートの前を通過しましたが、営業している雰囲気がありませんでした。島めぐりの時Huahine-Itiで、海面から白い柱みたいなのが何か所も出っ張っていた湾があったんですが、あれ、あんなふうに浮かぶリゾート施設の残骸だったようです。このタイプの宿泊施設はボラボラ島が有名ですが、Moorea島にもありました。飛行機でタヒチから来ることになるから、こういうタイプのホテルに泊まるならわざわざあまり知られていないHuahineよりもボラボラに行っちゃうと思うんで、さびれてしまったのは当然見たいな気がします。
リーフの出入口付近にはいい波がブレイクしていて、サーファーが何人か波待ちをしていました。ここはローカル以外がサーフィンしようとすると痛い目にあうそうです。主人若かりし頃はサーファーだったので、サーファーの地元意識の強さはよく理解できるそうです。よその海でサーファインしようとすると地元サーファーとよくケンカになったそうです。


私たちより少し前に出ていたキャタマラン、方向からしてRaiatea島に向かうみたいです。彼らはかなり先までエンジン走行していました。私たちもセールをあげるのは外に出てからにします。

メインセールはHuahineに来た時セカンドリーフィングしていたんですが、そのままにしておきました。風予報では20ノットにはいかない予報ですが、島の間とか突風が吹くことが多いし、特に急いでないのでスピードは6ノット出ればいいかなと思ってたのでこのままに。今後の長距離も多分リーフィングしたままにしておくつもりです。というのは、ダウンウィンドで斜め後方から波が来ることが多いエリアなので、風が結構強くないとウネリに揺られた時ジャイブしがちになるんですよね。なのでメインセールがたくさん出てない方がジャイブしちゃったときのダメージも少ないのです。もちろんプリベンターは設置するのですが、それでも完璧には防げません。
ジェノアは全開です。

一直線にRaiatea島に向うと真後ろに近い角度になってしまうので、150度ぐらいで進んでいきましたが、ウネリに揺さぶられると180度を超えそうになり、メインが軽くジャイブしてしまいました。なので少しづつ120度に近い角度に調整しながら進みました。午前9時20分ごろです。

9時45分ごろにはこの辺り。

後方にHuahine島。
先に出ていたキャタマラン、タックしたみたいで私たちのバウを横切る感じのコースになりました。私たちはなんとか150度ぐらいで進んでいたのですが、彼らは120度よりも少ない角度で進んでいたみたいなのでタックする必要があったんでしょうね。
スピード的には常に6ノット~6.8ノットぐらいで走ってこれたので、11時20分ごろにはRaiatea島にかなり近くなっていました。でも角度的にはリーフの出入口を目指すためには最終的にタックする必要があります。実はこのころ、先に出ていたキャタマランは、私たちのバウを通過した時のタックで、逆戻りする方向になってしまい、再度タックをした時は私たちの少し後方の位置となっていました。つまりあまり前進してなかったということです。スピード的には走っている時は角度がいいので、速くて快適だったかもしれませんが、走行距離としてはかなり余分に走ることになっていたので、結果的に前進した距離はあまり大きくなかったんですね。私たちは最初のろのろしてましたが、ほぼ最短距離で前進してきており途中Raiatea島に近くなってきたら風が強くなりスピードは常に7ノット前後を保つようになったので、追い越した形となりました。
12時20分、タックしました!
そしたら完璧な角度になって、リーフ内への出入口真正面まで進むことができる角度になったので、もうタックの必要がありませんでした。なかなかこんな風にうまく最小限のタックで目的地に進めることってないんですよねぇ。キャプテンのナビゲーション、完璧でした。


リーフ出入り口前まで来て、メインセールを下ろしました。12時53分、中に入っていきます。
出入口は何か所かあり、ここは狭いほうですがそれでも十分な広さと深さがあり、航路もしっかりマーカーで示されているので簡単でした。


入ったら、大きなクルーズ船が見えました。右手に見えるのが、シュノーケリングで有名なMoto Ofetaroです。

泳いでいる人がたくさんいました。

後方に見えるのが今入ってきた出入口。




Raiatea島は同じリーフの中にもう一つ小さい島があります。あちら側はTaha’a島です。

クルーズ船が止まっているあたりがRaiatea島の町の中心です。この付近にはアンカリングスポットがないので、ちょっと先にあるリーフ内の砂地エリアのモーリンにつなげるかそこがいっぱいだったらその周辺にアンカリングすることになるんですが、政府のアンカリング規制サイトによると、そのエリアはもうすでにスペースがいっぱいで行くのが禁止になっていました。なので私たちは島の西側に向かいます。
ノリージャン・スピリットは、確かタヒチにいたような。

モーリンブイに係留していると思われるキャタマランたち。モーリンがあってもSATOMI号には浅すぎる場所もあります。


午後1時15分ごろ。

二つの島の間を通過中。

そして1時20分には空港に近い場所にやってきました。


浅瀬の上にほったて小屋がありました。

空港滑走路前。マストの高さが20メートルを超える場合は、通過する前に無線連絡をして通行許可をもらいわないといけません。SATOMI号のマストはなんと19メートル50センチなのでギリギリOK。何も言わずに通過しました。
掘っ立て小屋は空港の関連建物なのかしら?


そして午後1時半ごろ目的地のアンカリングポイントに到着。

この辺りはまだまだ水深が20メートルぐらいあるんですが、真ん中あたりに砂地で7~10メートルぐらいの場所があって、そのエリアに皆さんアンカーしてるんですよね。海の色が変わるので浅くなってるのがよくわかりました。
すでに20隻近い数の船がいるので、その合間を縫って丁度いい場所にアンカーを下ろすのは結構難しいのです。1回目に下ろしたときは、チェーンが伸びていったら左隣の船にかなり接近してしまったので、やり直し。2回目は最初よりもちょっと先の方に下ろしていきました。最終的には両隣の船のほぼ真ん中の位置に落ち着いたので、ご近所さんには全く迷惑をかけない、丁度いい距離となりました!深さもせいぜい10メートルぐらいのエリアなので、チェーンは40メートル出しておきました。

到着してから軽くランチを済ませたらもう午後3時ぐらいになっていました。それから少しお昼寝とかをしてたらあっという間に夕食の時間。主人がご飯とお味噌汁をつけて!といったので、ポークチョップステーキをメインにして、お味噌汁も実家から持参の本格八丁味噌のお豆腐入りにしました。なにせ、今日は一回のタックでばっちり最短距離で到着したし、アンカリングもお隣さんから完璧な間隔を保つ場所にできたし、とにかく100点満点のスキッパーだった主人なので、ご褒美替わりです。(豆腐はガラパゴスでロングライフのモノを買ったんですが、特別な時しか使っておりません。)
気持ちよくセーリングで来た時は、お酒がとっても美味しく感じます。アルコール入りアップルサイダーを開けたのですが、スパークリングワインと比べるとちょっと劣った味なんですが、気分がよかったので、これでも十分満足できて楽々主人と二人で1本開けました。

これからしばらくRaitatea島滞在となります。

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