2026年8月27日木曜日

最終日が一番荒れ荒れ38ノットに船内までしぶきートンガまで6日間航海

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと船上生活レポの世界にようこそ!




Roratongaを出て6日目の8月27日早朝5時にトンガ王国のHaapai島に到着しました。予報よりも強い風と大きいウネリと一日中格闘していた5日目は、これまでSATOMI号での航海の中でも一番といっていいほど荒れ荒れでした。風は体感でも30ノットの達し、Trueは38ノットいったのも目撃。コックピットは流れ込むウネリで洪水みたいになり、船内までしぶきが入り込んできたのでドアを半部閉めたほど。でもあらためてSATOMI号の頑丈さと安定性を痛感した航海でもありました。

8月26日(水):いよいよ最終日の5日目、ハイスピードで走ってきてるので予定よりも数時間早い、翌27日の暗いうちに到着しそうです。

朝からずっと風も強くウネリも大きく、ポート側から船体を超えて真上からかかる波しぶきでサルーンのハッチがまるで雨が降っているかのようでした。
コックピット内は渇く暇もなくずっとびしょぬれのまま。

時々スコールにも降ってきます。前方にも黒い雲があるのがきになるな。
もう一日中、船内にいました。だって、ウネリが大きすぎてコックピットまでザブンとすごい勢いで海水が入ってくるのです。1時間おきにチャートプロッターを確認しに外にでるのですが、タイミングを間違うと頭からずぶぬれになります。この日は私の体調がまたちょっと良くなかったので、ほとんど主人が一人でウォッチ担当をしてくれました。そのため主人は何回もびしょぬれになって着替えてました。

雨が横殴りに降ってくるのもあったんですが、コックピット内に入り込むウネリが大きすぎて、しぶきがなんと船内まで飛び散ってくるんですよね。なのでとドアを半分閉じました。
ポート側からのしぶきで、ドア横のこの部分にしぶきがかかるので、常に拭いてないけなかったのです。

午後6時ちょっと前、一番激しい時ぐらいかな。風の強さをチェックしたら体感でも30ノットまで行ってることがありました。一瞬Tureの風をチェックしたら38ノットになってたのも目撃。40ノットぐらいまで行った時もあったと思います。それでもダウンウィンドだったしメインセールはセカンドリーフィングしているのでかなり小さ目で、ジェノアももうちょっぴりしか出してなかったので、ウネリにあたるたびに揺れはするものの、安定してセーリングし続けたSATOMI号でした。船内にいると外の喧騒に気が付かないぐらい。


これまでも、コックピット内までしぶきや波が押し寄せることはありましたが、たま~の1回ぐらいの頻度だったのが、この日は、ほぼ5回に1回はザブーンとすごい音で水がデッキ内の床を洪水のように音を立てながら動いてました。こんなの始めてだ!SATOMI号史上最悪の時化かもしれません。予報ではまだウネリは4メートルはいってなかったのですが、絶対4メートル超えてたと思います。
この直後、またしてもキャプテン・ロブ、しぶきをかぶり着替える羽目になりました。
揺れが激しく、あまりねむれなくてそのため、めまいがひどくなってしまったので、私はこの日はほとんど横になっていました。夕方から数時間ぐっと眠れたので、午後10時から午前2時のウォッチはいつも通りやろうと思ったのですが、午前1時を過ぎたころ主人が起きてきて「多分午前4時ぐらいにはWay Pointに着くからもう寝てていいよ。」と言ってくれました。この時気が付いたのは、ナビゲーションライトがついてなかったこと。確かにさっきまでつけてたのに、おかしいな、と思いまた付けたら、なんと数秒で勝手にスイッチオフして消えてしまうのです。主人に伝えると、その様子を見ていて「ショートサーキットしてるな。」とのこと。また修理事項が増えた。とりあえずエンジンナビゲーションライトをつけて走行し続けました。

そして次に起こされたのは午前4時ちょっとすぎ。すでに島の反対側に到達していたので、風はまだ強かったものの、ウネリはかなりおさまっていました。

それからセールを下ろし、アンカリングポイントまで向かいました。外はまだ雨が降っていたので防水ジャケットにパンツで完全装備で待機。
そして午前6時すぎ、無事アンカリングスポットに到達してアンカーを下ろしました。アンカーはすぐに効き始めました。水深は5メートル程度の場所ですが、風が強かったので念のためチェーンを40メートルだしておいた。
細長い島をぐるりと回ってきました。なのでウネリの影響はほとんど受けません。
町のアンカリングスポットはもう少し先なのですが、何隻かアンカリングしていたので少し手前にある泊地にアンカリングしました。周りには誰もいないので、暗い中でも安全に場所を選べました。
あちら側には何隻かいます。あそこが町に一番近いアンカリングスポットです。
そろそろ夜が明けてきました。
全く揺れないとてもいい泊地で、もう疲れから主人も私も爆睡!

次に目が覚めた時は午前10時ぐらいでした。主人はまだ寝ていましたが私は前日少し寝かせてもらえていたので、目が覚めました。おなかが空いてたので残ってたチリ・コン・カーンを食べました。ご飯は炊きましたよ。食事の後、数日ぶりにシャワーを浴びてすっきり。髪の毛も10日ぶりぐらいに洗いました!風邪をひいてから髪の毛を洗う気になれなかったのです。生き返った!

主人も午後になってやっと起きてきました。とりあえず検疫の黄色い旗とトンガの旗を掲揚。その後イミグレーションとカスタムに到着したことを伝えました。すると私たちが上陸するのではなく、カスタムとイミグレーションの人たちが乗り込むのでディンギーで迎えに来てくださいとのこと。時間を決めるのでチェックインは翌日となりました。翌日に今いる場所から町の前のアンカリングポイントに移動してください、とのことでした。

ぐっすり眠って主人も気分がよくなったのか、ディナーは主人が作ってくれました。味付けチキンとグラタンは冷凍してあったものをオーブンに入れ、インゲンも冷凍野菜野菜をゆでました。インゲンが冷凍にもかかわらず美味しくて新鮮な感じで驚いた。お腹がいっぱいになったら、また眠気に襲われました。8時には寝てたかな。

8月28日(木):朝起きたら8時ちょっと前でした。こんなに長時間寝たのは久しぶりかも。主人はすでに起きてました。あちらに移動します。

朝ごはんも食べずに出発して町の近くのアンカリングスポットに移動し終わったのは、8時半でした。

この後10時~11時の間にイミグレーションから連絡がくるのでそれまでVFHとAISをオンにしたまま待機です。

RarotongaからTongaまでの航海は、あらかじめわかっていたのですが、常に風が強くウネリも大きく特に最終日はかなり大変でした。でも私の体調が完璧でなかったのが一番つらかったかな。普段だったら最終日以外は快速セーリングを楽しめていたはず。

入国手続きが終わったら、このエリアには長居せず、少し北にある少し都会の島に移動する予定です。


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2026年8月25日火曜日

目指せTonga6日間の航海ーDay3-Day4

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トンガへの6日間航海の第3日目、第4日目も順調にハイスピードでかっ飛ばしているSATOMI号です。トンガは日付変更線をまたぐので、私たち的には1日減ることになります。23日のお昼前にトンガ時刻に変更したので、途端に24日となりました。つまり23日は数時間でおしまい。これで日本との時差が一気に縮まり同じ日で、私たちの方が4時間進んでいる状態です。どんどんオーストラリアに近づいてきた実感が強まりました。

航海中のお楽しみはやはり食事。24日の朝ごはんは前日残りのポテト&チリ・コン・カーンをマッシュしてラップサンドにしました。う~ン美味。

8月24日(月):さっきまで23日だったんですよね。でも主人が、トンガは日付変更線を超えたところにあるから日にちもトンガにしないと!と言ったので日付を変更したのです。23日が数時間で終わってしまったけど、ここ数年ずっと日本やオーストラリアとの時差が15時間以上とかで、日付も違ってたりしていろいろ面倒だったのですが、やっと同じ日、しかもたったの4時間差となりましよ。しかも私たちの方が進んでいるのだ。オーストラリアとの差はたったの2時間ぐらいだと思うので、もう帰ってきたようなもんです。

朝食はラップは中身は、前夜のポテトとチリ・コン・カーンをマッシュしてサラミとレタスを加えました。まじでこれ、今まで作ったラップサンドの中で一番美味しかった。普通のサンドウィットと違い、ラップはペーパーでくるんでおけば片手で手軽に食べられるので航海中の食事としても最適。

私の体調はほぼ全快ですが、まだ鼻づまりがしつこく残っています。でも食欲が戻ったし、めまいも、急に頭を動かさないかぎり収まっております。

ウネリは前日より少しおだやかになりました。でも時々おされてヒールします。
午後4時には日が暮れ始めます。
体調不良でちゃんと料理をしていなかったのですが、やっと揺れの中でも料理をする元気が出てきました。さらに免疫力アップのため、具だくさんチキンスープを作りました。味付けチキン胸肉を使ったので、お醤油と白だしを少し足しただけで、あとはマッシュルーム、玉ねぎ、にんじん、ポテトなどの野菜の味をいかしたあっさり系ですが、ニンニクと生姜も入っています。短くカットしたパスタも入れたので、このスープだけでお腹も満たせます。主人が「これまで作ってくれたチキンスープの中で、これが断トツに一番美味しい!」と大絶賛してくれました。沢山作ったので、次の日のランチもこれで十分でした。あ、主人は夜食にも少しつまんだらしい。
5時半ごろ、スピードはずっと平均7.5ノットぐらいは保っていて、ウネリに乗ると8ノットになります。残り距離は424マイル。
さっきまで145度で走ってたのですが、南に行きすぎると思ったので140度に変えました。
うん、いい感じ。
なんと水深キール下ゼロメートル??!!!。時々海流の温度が変わると、それが水深と間違って表示されます。


8月25日(火):私のウォッチ当番、夜10時を過ぎても特に問題なく、順調に進んでいました。本当に月が明るくて、月の光だけで写真が撮れる。これは午前1時頃の空。

風向きが少し変わったようで、同じ角度で進んでいるのに、北向きに進み始めました。北に向かってる方が後で戻しやすいので、このまましばらくこの状態にしておきます。
この後午前2時で私のウォッチが終わったあとぐらいから、揺れが激しくなって風も強くなってきたのがわかりました。
午前8時、海面に白波がとびちっています。


体感風速では13~15ノットぐらいなんですが、風と一緒に進んでるので実際は20ノット前後の風です。予報どおりだったので、ジェノアだけ少し縮めて対処しておきました。
でもどんどん風が強くなってて、Tureの風が突風時で30ノットぐらいまでいってしまうようになりました。メインセールがフルのままなのが心配なんですが、風が強すぎてこの時点でリーフィングするは危険なので、少し収まるまで耐えることに。

午前11時ちょっと前、ようやく25ノット前後まで落ち着いてきたので、このタイミングでリーフィンすることにしました。

ジェノアはちょこっと出し。
メインセールはセカンドリーフィングに。最近、リーフィングする手際がとてもよくなってきて、あっという間にセカンドリーフィングできるようになったので、より安全にできるようになりました。これで安心。この後、少しスピードが落ちたのでジェノアはもう少し沢山出しました。
スピードはそれでもウネリに乗ると軽く8ノットを超えます。
でもウネリの間に入るとこれぐらい落ちます。

体感17ノットということは、実際は25ノットは超えてるね。
海面上に、風がひきおこすしぶきが舞い上がりぽつぽつと顔にかかったりします。


11時の時点。オレンジ色は25ノットエリアです。

残り275マイル。Niueを通過するところ。

ウネリもかなりもりあがってきて、時々コックピット内までしぶきが入り込みます。なので、チャートプロッターを確認したりセールをトリミングする時以外は、ずっと船内にいます。
遅めのランチと早めのディナーを4時頃とりました。タヒチで買ったステーキがまだ残っていたので、それを焼いてジャケットポテト、湯で野菜とともに。私の食欲はすっかり戻ったので、がっつりお肉が食べたい気分でした。

26日午前1時、相変わらずいいスピードです。
残り距離が200マイルを切りました。ここまで少しづつ角度を変えつつも、タックすることなくほぼ最短距離でトンガを目指せてるいい航海が続いてます。
Tureの風はまだ22ノット。ずっとこれが続き、26日の夜にはさらに強くなる予報となっているので、メインセールはずっとリーフィングしたままです。
私のウォッチが終わった午前2時以降、少しづつ風が穏やかになっていました。角度も115度に変えて進んでいたので、少しアップウィンド気味になってきたみたいでした。うとうとしていた午前4時ぐらいだったかな、外でブームが何回か小さくジャイブした音がして、主人が外でウィンチをいろいろ動かしている音が聞こえました。リーフィングしているメインセールなのでジャイブしても激しい振動は起こりません。完全ジャイブじゃなくて半分ぐらいだしね。で、一瞬風が弱まったなぁ~と思ったら、しばらくしたらまた風が戻り、その後はかなりスムーズに進み見始めていたのが、夢のかなたで感じられました。

8月26日(水):朝8時ごろ、曇りがちのそら。ウネリはかなり大きくなっていて、コックピット内にじゃばんじゃばんと大波が入り込んできます。なので床はびしょぬれ。

体感風速で22ノットということは、実際はまた27ノットぐらいはいってるねぇ。
や、やっぱり。Trureの風は27ノットでした。

その割にはちょっとスピードが今一つなのですが、どうも潮の流れが逆流になっているようでした。いよいよ残り距離が148マイルとなり、6ノット平均で24時間ちょっとなので、それより速く進んでいるので、到着は予定より数時間早く27日の早朝となりそうです。
ウネリに乗れば8ノットにはなりますけどね。

現在115度で走っております。
本当に床一面が海水まみれ。チャートプロッターを確認するときも、うろうろしている海水をかぶります。夜中に私も後ろからの波でズボンが濡れてしまい着替える羽目に。


ブルーのラインは、ランニングバックステイのラインです。強い風がポート側から来てるので、マストが振動するんですよね、でもこれを設置するとマストが安定するので船体に伝わってくるマストの振動が激減します。

見にくいけど、画像真ん中やや上からスプレッダーから伸びているラインが見えるかな?あれがランニングパックステイです。スターボード側にもあって、普段はランニングバックステイは使わないのでマスト両サイドのリギンに結わえてあります。バックステイ自体はスティールで下のほうだけラインになっていて固定したり引っ張る強さが変えられるようになっているのです。

最新の位置情報です。トンガはすぐそこ!出発がもう1日遅れたら、後方に迫っている濃いオレンジ色地帯(かなり強風)につかまっていたのだ!でも今晩はさらに強風になるので、ちょっと荒れ気味になると思われますが、最後の夜なので平気。それに揺れが激しくても船内でじっとしてるだけですから。ちなみに、波はどれだけでかいかというと、デッキを超えて天井ハッチの上から時々ザブーンと被るぐらなのです。

次にブログを更新するときは、トンガに到着してる頃でしょう。

途中経過を知りたい方は以下のリンクをクリックしてみてくださいね。トラッキングはスターリンクにつなげた時だけ更新します。



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