今日ご紹介のクリスマスカードには３つの見どころポイントがあるのです。
➀通年カタログのスタンプセットを使ったクリスマスカードである。
②私には珍しくスッキリデザインである。
③水を使って雪景色を表現→「ダイヤモンドの街角」がBGM。
それぞれどういう事なのか順番に解説していきますね。（あ～解説好きのウェラード！）
➀通年カタログのスタンプセットを使ったクリスマスカード：
特にクリスマス専用ではない通年カタログから、スタンピン・アップ永遠のベストセラー「ラブリー・アズ・ツリー」スタンプセットを使用しました。センティメントのアルファベットは「メイク・ア・ディファレンス」セットのもの。クリスマス専用セットでなくても、ツリーに雪が舞い散る夜空の風景は「クリスマス」を彷彿とさせるし、センティメントを「Silent Night Holly Night」（きよしこの夜の歌の出だし）にしたので、誰がみても「クリスマスカード」だって事がわかります！
「メイク・ア・ディファレンス」セットはエレガントな筆記体風アルファベットに気を取らがちですが、ブロック体の小さいアルファベットも、実はものすごく使いやすいサイズ。オリジナルセンティメントを作るのに最高！私はブラックカードストックにシルバーヒートエンボスしたアルファベットを1個づつカットして、並べましたよ。
＜メイク・ア・ディファレンス＞
②私には珍しくスッキリデザインである：
いつもDSPをマッティングしたりダイカットがあったり、リボンなどのエンベリッシュメントを使って、比較的「モリモリ系」デザインを作ることが多いんですが、今回はレイヤーベースカードにスタンプしたパネルだけ！ダズリングダイヤモンドとかウィンク・オブ・ステラペンでキラキラは加えてはおりますが・・・私にとってはかなりなシンプルデザインなのです。だってしーんとした雪降る夜空を表現したかったから。
③身近なもので雪景色を表現している：これが今回の作品の、私にとって一押しポイントなのです。雪が舞い散っているように見えません？これ。まずはグロッシーペーパーにStazOn黒でツリーを押します。ハイライトにしたい部分に白の色鉛筆でなぞっていきます。ウォーターカラーペンシルを使用しましたよ。その上からスンポジドーバーでインクを付けていくと・・・色鉛筆の部分だけほんのり白く残るのです！ペーパータオルやティッシュで軽く余分なインクを拭き取ると、白色ペンピツ部分はさらにはっきりしていきま
す。
その上から、水を入れたアクアペインターの筆先を揺らして、水を散らしていくと・・・・その部分のインクが滲み、白っぽくなるんですね。それがまるで雪が降っているように見える仕上がりになるのです。さらに、ウィンク・オブ・ステラで、色鉛筆の部分をなぞり「キラキラ」を加えます。ウィンク・オブ・ステラも筆先を揺らしてスタンプパネルに垂らしていくと、その部分はキラキラな紋々模様になり、さらに雪感が高まるわけです。留めは・・・・（留めを刺さなくてもいいんですけど。）はダズリングダイヤモンド！
ファインティップグルーをあちこち点々と付けて、ダズリングダイヤモンドを振りかけます。
ダズリングダイヤモンド→ダイヤモンドダスト→「ダイヤモンドダストが消えぬ間に」（松任谷由美のアルバム）→「ダイヤモンドの街角」（同アルバムの中の一曲）
という連想が頭の中を駆け巡り・・・・すぐにピンと来た方は同年代かしら？！高校生からもうはまりまくっていたユーミン。青春の全てがユーミンの曲と共に流れて行ったと言っても過言ではありませぬ。久し振りに、「ダイヤモンドの街角」を聴いていみました・・・やっぱりいい歌だ・・・・。
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