みなさんこんにちは！スタピンアップ公認デモンストレーターのウェラード里美です！
日本滞在も早くも4週間近く、いよいよ明日月曜日の午後便でシドニーに戻ります。
滞在中、出かける時最寄りの電車の駅までは実家からバスでも行けるんですが、すでに退職して家にいる父が駅まで車で送ってくれることが多いんです。そんな駅までのある日、ふと運転している父が履いてたジーンズにほころびがあるのが見えました。「気づいているかどうか、知らないけど穴開いてるよ。」っていうと「うん、わかっている。前からおばあちゃんに（私の母の事）直してっていっているのに、めんどくさいらしくってやってくれない。」と言うのです。母は昔洋裁をやっていたので、裁縫はプロ。後日「お父さんのジーンズ穴が開いている」って言うと「知っているけど、やる気にならないんだよねぇ。それにこれ洗ってないから触りたくない」的な発言。
以前から言ってますが実家には猫が3匹いて、うち2匹は両親が飼っています。もう1匹は二世帯住宅で同居の弟夫婦の猫。全部レスキュー猫なんですが、特に両親が飼っている2匹のうち1匹は片目が化膿している状態で発見。すぐに獣医さんに連れて行って摘出手術をして実家で飼われることに。ケント君です。父は若いころ（というか今でも）アレルギー性の鼻炎があって、本当はペットがいるのはよくないことなんですが、母が猫好きだからずっと私は猫と一緒に育ちました。アレルギーもあって若いころの父は猫が嫌いでした。でも母が猫好きだから仕方なく容認していたのですが、そんな昔ばなしをしていたら・・・・
父が「おばあちゃんに猫のいない人生なんて考えられません、と言われたから仕方なく我慢していた。」っていうので、父に「じゃ、お父さんはいなくても猫がいればいいってことかな。」と言ったら「そうだよねぇ。」から、そういえばジーンズだって直してくれないしぃ～、猫の事になるとちょっと鼻水垂らしていても「あ～具合が悪そうだ。獣医さんにすぐに連れていく！」ってすぐに行動するのに、お父さんのジーンズは長いことほったらかしだぁ！と言い出し、「猫並み？いえいえ我が家では猫以下の扱いを受けている。」と認識した父でした。それ以来何かと「猫の方が優先順位が高い。猫以下の扱いを受けているんだぁ～。」と言いながら、今ではにゃんこにメロメロの父は嬉しいそうに文句を言っています。
ま、この寝顔をみたら、仕方ないか～。にゃんこ可愛すぎ。結局「ジーンズ直してくれない」「猫以下の人生！」を私と父が二人で連呼しているうちに、母も穴が開いていたジーンズを洗ってからちゃんときれいに修理していました。母がぼそっと「昔は会社で偉い人だったかもしれないけど、今はただの人だもんね。」と言っていたのを聞き漏らしませんでしたよ。やっぱり猫以下の人生？！
こっちのメリちゃんはシャイでお澄ましなのです。こんな風に毛布のテントの中にもぐって寝るのが大好きです。
そんな会話が日常茶飯事の実家。私のおしゃべりは実は父譲りです。母も負けてないので、三人寄ると本当にうるさいんです。（と他人が遊びに来ると言われます。本人たちは気づいてない。）
先日は、日ごろの運動不足から実家の周囲を三人でお散歩に行きました。今年の９月まで実は柴犬の「はるちゃん」がいたので、毎日朝晩母は犬の散歩で運動ができたのですが、寄る年波に勝てず、はるちゃんは天国に行きました。4月に私が帰ってきた時も、かなり動作もゆっくりになっていたのですが、それでもまだまだお散歩には行けていたのですが・・・夏ぐらいから暑さに耐えることができず、エアコンの入っている居間の隅に子犬用オリを作ってもらい室内に入れてもらっていたんですよね。日に日に足腰が弱り、最終的にはトイレにも行けなくなりオムツをしていました。室内にいるはるちゃんと猫たちは大の仲良しで、ケント君ははるちゃんの頭の上をさわったり、くっついてお昼寝したりしていたそうです。はるちゃんがいなくなった後、しばらくにゃんこたちの様子が変だったそうです。
実家の近くには大学があるんですね。子供の頃母が大学生協でパートをしていたので、私もよく校内に行く機会がありました。さらに高校が・・・大学の中にあったし。今は義妹が同じ大学生協でパートをしています。昔と比べてすごく変わった！という話を聞いていたので、お散歩がてらぐるっと大学構内を一周することにしました。
ポカポカ陽気だった！
すごく雰囲気が変わっていました。今時のおしゃれなベンチとかがあり、「キャンパス」呼ぶにふさわしいおしゃれ感。
駐車場も増えてました。昔は車通学できる学生の方が少なく、駐車場が必要なかったんですよね。
大学の後ろに大きな公園があるので、校内の周囲にもちょっとした森があります。竹藪の中にこんな小道があった！
写真を撮りながら「ここだけみると香嵐渓いったみたい？」香嵐渓っていうのは
ここら辺で有名な紅葉の名所です。家族ラインにこの写真を載せて「紅葉狩りに行きました！」とコメントしたら、さすが毎日通っている義妹は「これ大学の中でしょ」とすぐにばれました。当たり前か。この前に新しくなっている生協を見に行って義妹にも挨拶してきたから、私たちが来ていること知ってたしね。
そしてどんどん歩いて行って、私の母校の高校の前まで来ました！うわ～、ここは全然変わっていないなぁ。大学はどんどん校舎が新しくなったり、新しい施設ができてたけど高校は昔のまんま。父は「初めて来た！」って。私が在校中は一番仕事が忙しくて普通の日は一緒に夕ご飯を食べたことがなかったもんね。母が「私は何回か来たことがあるよ。だって三者懇談とか入学式とか卒業式とか行事の時にいったもの。」と。そして「そういえばあの当時は母子家庭みたいだったね。」って、仕事で超多忙の父は普段の生活には不在だったんですよね。でも休みの日は仕事で疲れていたでしょうが、ちゃんといろんなところに連れて行ってくれた父だったので「不在」ということは感じていませんでした。
散歩をしながら、いろんな昔ばなしが楽しい一日でしたよ。でね、この日は夜は近所のカラオケ喫茶に行って、カラオケしました！両親が昔やっていた老人会の役員の方たちと任期終了後も月1回集まってカラオケを楽しでいるのです。4月に帰った時に初めてついて行ったのですが、お仲間にいれてもらったので、今回も参加。母とデュエットしたりして、夜の部も楽しく過ごしました。
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