2021年2月19日金曜日

ついに名前ステッカーがついた!はたと気づいたロックダウンの影響&アテネに数日行きます

letsmakeacard手作りカードの世界

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!



ついにSATOMI号が本当の意味でSATOMI号になりました。お名前スティッカーが付いた!
Life in Greece Preveza by Sailing Stamper Satomi Wellardギリシアプリビーザでの生活レポ


2月16日は記念すべき日となりました!冬が舞い戻ったようなさむ~い数日だったのですが、お天気はよくってパキットした冬晴れの日。スティッカー職人さんがやってきて、お名前スティッカーを貼ってくれました。これまで仮の船舶登録をしていたのですが、遂に本式の船舶登録をオーストラリア政府に出すことができるのです。これをしていないと、あちこち自由に航行することができませんから。お名前スティッカーは、船体の両側、右側をスターボート、左側をポート、と専門用語で呼ばれているんですが、それぞれ船頭(バウ)につけ、さらに船の後方(スターン)に1つと合計三か所付けるのがお決まり。
Life in Greece Preveza by Sailing Stamper Satomi Wellardギリシアプリビーザでの生活レポ

これは先週末。まだスティッカーを付ける前。

ここもまだスティッカーを付けていない時ですが、後ろ側の折り畳み梯子の所にもつけるのです。
Life in Greece Preveza by Sailing Stamper Satomi Wellardギリシアプリビーザでの生活レポ

はい、こんな感じに。船籍がオーストラリアで、ホームポート(出身港みたいなもんですね。)がシドニーなのでそれも表示します。

Life in Greece Preveza by Sailing Stamper Satomi Wellardギリシアプリビーザでの生活レポ

以前のオーナーが金属製のプラーク(碑)を付けていたので、そっくり真似て名前だけSATOMIに代えて同じ場所に新しく付けました。う~かっこいい!!Franchiniというのはこの船の造船会社です。フランチーニ社はイタリアの老舗の造船会社でとっても有名。TAYANAというのはモデル名なんですが、有名なヨットデザイナ―のロバート・ペリーがデザインしたモデルなのですが台湾の造船所Ta Yang社がハルつまり船体の枠っていうのかなぁ、元を作っているのですね。台湾のハル造船所はいい仕事をする場所が多く業界では有名です。Ta Yangというのは北京語でBig Oceanつまり「大海」を意味するそうです。そこのブランド名がTayana、つまりロバート・ペリーがTa Yang社のためにデザインしたモデルでブランド名なわけですね。Tayanaの意味は「大海に属する」だそうです。( Belong to Big Ocean)。つまりSATOMI号は大海原を悠々とセーリングするためにデザインされたヨットってことなんですね。あ~早く出航したい。

Life in Greece Preveza by Sailing Stamper Satomi Wellardギリシアプリビーザでの生活レポ

確か前回進捗状況をお知らせした時点では、3月16日に出港予定っていってましたよね。それに向けて毎日(主人が)必死に頑張って整備をしてきているんですが、ここに来てはたと気づいたことが・・・ロックダウン中だからちゃんとした用事がない限り隣町にも行けない状態の今、ヨットは大丈夫なのか?ってこと。

釣りが趣味でご自身も小型クルーザーをお持ちのアパートの大家さんが「釣りに行けないのです。商業漁船以外は出航禁止なのです。」と言ったことで気づき、マリーナの事務所の人に確認したところ・・・・やはり、だめでした。

一生懸命作業を早めていましたが、ロックダウンが完全解除にならない限り、SATOMI号はどこにも行けないのです!!!!あ~当たり前と言えば当たり前なのですが、今更認識した現実!

今の所4月には解除なるとの情報です。ギリシャは観光産業が国の経済をささえています。暖かくなり始めたらすぐに門戸を開くべく、EU内でも一番先に完全ロックダウンに踏み切って冬を過ごしていたわけですね。せっかく準備が整っていざマリーナを出ても、結局プリビーザの港内にぷかぷか浮かんでいるしかなく、それは非常につまらない&不便なこと。船上生活は不便がつきもので、買い物もコインランドリー通いも計画して行う一大作業なのですが、その不便さは毎回裏庭が違う景色で、美しい海に囲まれていればへっちゃらなんですけど、港内にただ浮かんでいるだけだったら、耐えられない不便さです。

という事で、移動できるようになるまでプリビーザのアパートに滞在し、SATOMI号はクレオパトラマリーナのハートスタンドの上に乗っかったままということになりました。滞在が予想外に伸びたので修理なんかもゆっくりやることに。たまにはしばらくお休みして気分転換も必要だねっていうことで、明後日2月21日から数日アテネに行くことにしました。

といっても、用失くして地方をまたいで移動することは禁止なので、遊びに行くわけじゃないですよ。ビザの延長に行くのです。現在ギリシャ長期滞在ビザを保持なのですが、これを永住者ビザに変更する手続きを、7月にアリモスにいた時にスタートしていたんですね。時間がかかるっていうのは聞いていたので、すぐにやっておきました。コロナでいろんなお役所仕事が遅れていて、この申請手続きも8カ月遅れで進んでいるという弁護士さんの話。やっと23日に移民局との面談アポが取れたんです。なので立派な移動理由があるので問題なくアテネに行けるんですが、今度はプリビーザに戻れなくならないように、大家さんに「この住所に仮住まいしています。」証明書を作ってもらいました。単に証明レターを作るだけではなく、わざわざ警察署に行って正式書類ですっていうサインまでもらってきてくれた、本当にいい大家さん。最近ネットも5Gに代えてくれたし。だからプリビーザの滞在が伸びちゃっても、ワンルームの小さなアパートでも、気持ちよく滞在し続けられるんですよね。(家賃も2カ月目から、お願いしなかったのに、自主的大幅におまけしてくれております。)

アテネでは念のため面談アポの翌日まで滞在することにしています。プリビーザよりも厳重なロックダウン中だからスーパーマーケットしか開いてないし、レストランもお持ち帰りしかできない状態ですが、それでも景色が変わるのはいい気分転換になりますよね。
しかも、アテネ滞在は、懐かしのアリモスのアパートに戻ります。そこの大家さんのアレックスもすっごくいい人で、ま、今エアB&Bは暇な状況でしょうが、快く予約受付してくれました!

アテネまでのドライブレポも楽しみにしていてくださいね!

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