こんなに一生懸命掃除したの生まれて初めて！SATOMI号順調に引っ越し準備

 

皆さんこんにちは！Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ！

前にSATOMI号の進捗状況をご報告したのは、2週間ぐらい前の事でした！それからかなりなスピードアップで進んでおりますよ。この記事がアップされる時には、荷物搬入準備をしている頃でしょう。

前回電子レンジが戸棚に設置されたのはいいが、ちょっと飛びて出ていて、しかも戸棚の戸が全部開かず不便だ！って書いたの覚えていますか？はい、ちゃんと大工さんが直してくれました。既存の戸のサイズをカットしたんですが、きれいに両端をつなげ合わせてあって、まるで最初からこのサイズだったかのよう！

この1枚のサイズが小さくなっただけで、全部の扉がほぼ完全に開くようになったのです。

一番奥の戸棚は、前は半分ぐらい手が届かないスペースができちゃっていましたが、ちゃんと改善されました！これで無駄なく全部のスペースに手が届きます。

さらに、シンクの部分をカバーする板兼まな板を作ってもらいました。

これが古いカバー。縁取りがあったので、使いずらかったし、木が腐りかけていて俺そうなっていました。これからは主人の溶接作業の時に下にひく板として活躍します。

やきもきしていた大工さんの進捗状況ですが、5月4日イースター明けから猛スピードで進んみました。というのは、以前はマリーナの手配担当の方が、別の仕事で大工さんを途中で引っ張って行ってしまい、私たちが依頼した仕事がどんどん遅れてしまい、イースター前に完了しなかったんですね。そこで、5月3日に主人が「期日の最終締め切りまでに作業が完了できていないので、作業を全てキャンセルします。請求書に現在掲載されている金額を全額白紙にもどしてください。また、5月6日以降大工さんはアクセスできませんので、それまでに床板を戻していただけない場合は、1日ごとに請求額の１０％をペナルティーとして割引きしていただくことにします。」というメールを出しておいたのです。まだ支払いはしていませんが、請求額に加算されている状態なので、私たちが未払いっていう感じになっているんですよね。そしたら翌日の4日、朝一番から大工さんがやってきました。私たちの仕事を最優先にするように指示をされているとのことで、手配担当者も時々見に来ますが、大工さんをさらっていくことはなくなりました。やはり「仕事キャンセル」は効果絶大でした。勿論脅しだけのつもりではなく、真剣に私たちも、残された仕事は自分達でやる覚悟ができてたし、万が一「だったら、ヨットを海上に戻すのを支払いしてくれるまで拒否します。床板も戻しません。」と相手が強気出てくるのも覚悟の上でした。そうなったら、警察に盗難届を出そうとも思っていましたよ。それが最悪の状況ですが、結果的にはそうならずに本当にほっとしました！！

カーテンレールも無事設置されました。

ポートホールの周囲も防水用のシールが全部完成！

床板はすでに大工さんの工房で完成しているとのことですが、貼り付け部分を乾かしている状態。長く放置すればするほどいいらしいのです。私たちの仕事に集中してくれる約束を取り付けた日にちの余裕もできたので、新しい仕事も依頼することにしました。この入り口部分、向かって右側だけ修理してもらっていましたが、反対側も含め、下に降りる階段から、その両側、つまり入り口部分全部を研磨して塗装し直してもらうことにしたんです。

そのため、入り口から出入りができないので、リビングエリアの天井のハッチから梯子を入れて出入りとなりました。第1回目の塗装具合をみて、すでに見違えるようにきれいになっていたので、この不便さも気になりません！

主人もウォーターメーカーを設置し始めました。どこに設置しようか迷っていたのですが、キッチン下に十分なスペースがあり、大工さんに棚を作ってもらったので完璧！

見た目もきれいで丈夫な棚は、主人が自分で作るより断然いい仕上がり（と主人が自分で言ってました。）

一方私は5月7日、8日と2日連続で主人と共に出勤して、メインベッドルームのお掃除担当しました。荷物でいっぱいで中に入ることができなかったベッドルーム。とりあえず、そこに詰まっていたものをリビングエリアに移動し、せめてここだけでもすぐに入居できるようにしたのです。（この時点ではヨットを海上に戻す日にちが決まっていなかったので、アパート完全引っ越し日程も未定でした。）

ベッドの上に積み上げられた、寝具は長いこと埃をかぶっていたので翌日マリーナの洗濯機4台を使って一挙に洗濯しましたよ。

掃除機をかけ、雑巾がけをし、戸棚のカーテンを外しました。カーテンは小さいのアパートに持ち帰り洗濯します。きれいになった戸棚には、取り合えずリビングエリア用の新品カーテンを保管。リビングのカーテンはカビが生えたりして、かなり痛んでいたので新調しました。

床もほこりだらけだったのを雑巾がけ！

さて一番の仕事は、トイレ掃除。ここも倉庫みたいになっていたのと、ポートホール修理の際に出た削りカスとかで、とんでもない状態になっておりました。一日目はトイレ床周りをふき、洗面台周りについていた水垢とかをふき取りました。でね、前からすごく気になっていたのが、トイレの後ろの黄色い染み。中古で買ったときからついていて、それ以外は勿論きれいにお掃除されていたのですが、この染みがどうしても気になっていたんです。洗面台は歯磨き粉とか日本なら100均とかで売っている「磨きさんスポンジ」で綺麗になったんですが、それでは全くダメなぐらい頑固な染み。

日本でも愛用していた台所のレンジ磨きとかに使う「クリーム潜在ジフ」（日本名）によく似たものを見つけたので、それをもって翌日再挑戦してみました！

すると・・・・すごくゴシゴシする必要はありますが、ちゃんと染みが取れたんです！！！もう丸一日、これだけに集中してゴシゴシしまくりました！主人に「他に手伝うことある？これは今やらなくても良いことだけど。」と聞いたら「こんなにきれいになるなら、どうせならこれに集中しておいて。」とのこと。で、一日中トイレにへばりつき、ゴシゴシしましたよ。

この部分にも染みがあったのですが、落ちました！

一番頑固だった、トイレの後ろ部分、すっかりきれいになりました！

この床部分はもう、ペンキでも塗ってあるのか？って思うぐらい厚さもある感じの染みがついていて、いったい何がこんなに付着したのか不思議で仕方がありませんが、ここも時間をかけてゴシゴシしたら少しづつ取れてきたんですね。ここまでやって夕方6時になったので、主人が「もう今日はここまでにしよう！」という事で終了しました。古い歯ブラシが大活躍しましたよ。

これが頑固な染みを落とした「CIF」。バスタブの絵も描いてあるから、レンジ周りから水回りと全部対応の万能選手。これがあれば、もう怖いものなしです！それにしても、ほぼ丸2日、掃除に明け暮れた私。特に2日目のトイレの壁シミ取りは、これまでこんなに掃除に集中したのは初めてだと思います。ゴシゴシのおかげで筋肉痛が物凄く、翌日はSATOMI号出勤はせず、アパートでベッドルームのカーテンを洗濯したり、ゆっくり休ませてもらいました！掃除ねぇ、嫌いなんですよ。でもSATOMI号のお掃除は、なんかすごくやる気が出るんですよね。不思議だ。

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