2021年6月8日火曜日

動画:跳ね橋をくぐってレフカスを通過してNidriに着きました!

letsmakeacard手作りカードの世界

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!


6月6日午前10時半クレオパトラマリーナを出発!ステンレス職人さんの工房があるNidriの町に向かいましたよ。
Life on Sailing Boat SATOMI in Greece  by Sailing Stamper Satomi Wellardギリシアでの船上生活レポ

前日、隣のバースに新品の大型ヨットが入ってきて、触れるぐらいの距離(こちらのマリーナではキチキチに止めるので当たり前のことなんですけど。)だったので、出る時ドキドキしました。だって超新品、おそらく億という金額のヨットに接触したりして傷がつけたりしたらとんでもないことになりますよねぇ。フェンダーを目一杯つるしておきましたが、無風状態のおだやかな中無事、何事もなく出発できました。
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この方角からプレべザやクレオパトラマリーナを見るのは実に昨年11月ぶりです。あの時はもう必死な感じでやっとたどりついたという安堵感でいっぱいでした。長い間お世話になったプレべザですが、未練はなし、むしろ呪縛から逃れた解放感さえありました。
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キャプテン、日本にいた時愛用していたステテコ(リラコ?)を着用。夏になってき証拠。
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最終目的地はNidriですが、その前にレフカスの運河を通過します。修理がなければ、Nidriに行くつもりはなく、島の外側をセーリングして一挙にイサカまで行こうと思ってたんですが、せっかくの機会ということで、メンドクサイと思っていた跳ね橋くぐり、運河通行を楽しむことにしました。プレべザを出てすぐぐらいに海上からFBライブをしました。その録画と跳ね橋通過中の動画を編集しましたのでご覧くださいませ。

これがレフカス運河に入ったところ。外側はイオニア海です。その間が道路になっております。
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レフカスマリーナを通過してからも運河はしばらく続きます。とっても浅いのでちゃんとこの赤と緑のマーカーの間を通らないと座礁しちゃいます。
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本当にいたるところに遺跡っぽいものがありますねぇ。
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かなりのろのろスピードで通過、えんえん45分かかって広々としたDhrepanou Bayに出ました!
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海岸線にはカラフルな建物が。いかにもギリシャ!
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本当にきれいな景色。風がないので、水面も乱れていませんでした。
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やっと広々としたBayに出てきた解放感もそうでしたが、Dhrepanou Bayで目を奪われたのはこの景色!目的地のNidriのTranqui Bayに午後の早い時間に着きたいので先を急いでいたので、メインセールを上げることもせずエンジン走行で最短距離を走っていましたが、何隻ものヨットが気持ちよさそうに帆を挙げている姿が、本当に美しかったです。その後方にはちょっとごつごつした感じの高い山、手前には緑が生い茂る丘がひろがり、そのコントラストがなんとも言えず美しかったです。まるで絵画を見ているようでした。
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微風ですが風の向きに合わせてセーリングを楽しむなら、もってこいのリラックスセーリング日和。うらやましいなあ~と思いつつ、ウィンチが直らないとジェノアという前にあるでっかいセールが使えないので、それまでの我慢我慢。きっとこから、いくらでもこういう美しい背景でSATOMI号が目一杯帆をあげられる時がくるよね、と主人と話しました。
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その向い側の景色がこんな感じ。
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さて午後2時を過ぎたころ、最終目的地のNidriの町がある場所が見えてきました。遠方の島に豪華クルーザー船が停泊していました。あとで知ったのですが、あれ、個人が所有する島でその人の船なんですって!予想もつかないすっごいお金持ちですなあ。
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あれがNidriの町。一応セーリングガイドブックで見てどこに碇泊すればいいかとか予習をしていたのですが、Nidriの町が結構開けた観光地だってことは知りませんでした。グーグルマップで見たら、スーパーマーケットとかが港からすぐ近くにあって、かなり便利な場所のようです。10年前に船上生活をしていた時は、グーグルマップなるものは使っておらず、着いてからのお楽しみ、だったのですが、便利になったものです。これがあれば世界中どこでも地図いらずで必要なお店とかを探せますからねぇ。

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Bayの入り口は小さな島みたいに見えますが半島です。教会みたいな建物がありました。夜は光がついてここ陸ですよって示す役割かな?あそこの裏側がTranquil Bayです。
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午後3時15分碇をおろして本日の航海終了。どの方角からの風からも守られている小さなBayなので常駐している船も沢山あるようで、モーリン(浮いているブイ)が沢山ありました。碇をおろしてている船も20隻ぐらいあり、小さなBayは結構混雑。最初にBayのなるべく奥の方で開いている場所に碇をおろしたんですが、両隣りになったヨットの方達から「近すぎるからどっか別の所に行って」と文句を言われたのです。決して近すぎるということはなく、接触の危険は全くない距離でしたが、しばらく滞在している人たちみたいで、きっと新参者が近くに来て欲しくないっていう縄張り意識だったんでしょうねぇ。だからと言って移動しなくてもよかったんですが、万が一、碇を中心に360度回転して方向が変わったら常駐者用のモーリンの間にヨットの後ろ部分が入りこんでしまいそうな距離になったので、場所を変えることにしました。
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2回目に選んだ場所はBayの外の方ですが、Nidriの町はお向かいの岸なので、上陸するには近くなります。
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私たちより、さらにBayの後方に止まっているヨットも結構あるのです。このBayのさらに奥、半島の付け根に近い場所にもマリーナがあって、そこからDhrepanou Bayに出ていく船たちの通り道上なんですが、穏やかな天気が続いていくのと、きっとここは本当に穏やかな碇泊地なのですしょう、みなさん気にしていない様子。すぐ隣のブルーのヨットはイギリスの国旗がはためいていました。そのヨットと一番近くなった時の距離は、さっき文句を言ってきた人たちの船との距離とさほど変わりません。こちらのヨットの方もデッキに出ていましたが、私たちの事は一向に気にならないようでした。ま、普通はそうなんですけどね。どこにでもいるんです、文句を言う人。オーストラリア一周していた時も、そういう人たちを見ましたから。あとでここに移動して良かったって思ったのは、案の定、朝起きてみたらぐるっと回転していて、反対側のNidriの町が正面に見えていました。風が吹いていればだいたい船体が風から真正面になる向きで碇泊するのですが、風の向きが変わったり、風が無くて穏やかな時は逆に潮の流れで方向が変わる事も多いので、碇をおろす場所を中心として、その円周上全てが、SATOMI号にとって十分な水深があるか、障害物はないかっていうのを必ず確認するようにしています。いつもいっている場所なら「ここでは変な潮の流れがないからこの天気ならこっち向きにはならない」というのがわかっていると思いますが、以前オーストラリアでセーリングをしていた時も、ホームポートがなく、常に新しい場所への移動の繰り返しだったので、必ず念には念を入れる習慣がつきました。前に船上生活を始めたばかりの頃、夜中に浅瀬に乗り上げてヨットが傾いちゃったっていう苦い経験をしたことからの教訓なのです!
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この日のディナーは「チリ・コン・カーン」。オーストラリアにいた時はインスタントの味付けパックを使ってましたが、ギリシャでは見当たらず、レシピをググって一から味付けをしております。今回で3回目。調味料の加減に慣れてきて、これまでで一番美味しくできました!
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さて、6月7日(月)にはステンレス職人さんが見に来てくれることになっていたので、この碇泊地から移動しました。その模様は次回のお楽しみ!

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