2021年7月29日木曜日

動画:じっと耐えていい天気を待つ!でも結構楽しんでいます

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!

 

7月25日にVatika湾に到着してから、すでに4日が経ちました。湾内はもとよりその外、そして岬の反対側はもっと強風が吹き荒れているのです。上陸することもなくずっとヨットの上にいるんですけど、結構楽しんでおりますよ。

毎日、日が昇ると同時にビュービュー吹き始めます。そして日が落ちるとともに静かになtっていき、夜の間は全然風がなくて、すごく平和な夜を過ごせているのがありがたい!

Vatika到着日25日の夕食は冷凍ピザにトッピングをプラスしてグルメピザにしました。

ずっとヨットの上にいるままなのですが、結構待機中を楽しんでおります。風力発電にソーラーパネルが大活躍。なので電力余っている感じので、テレビを付けてYou Tubeでオーストラリアのニュース番組を観たり、オリンピックの開会式を観たりしております。

水深5メートルの所にアンカーを下ろしましたが、チェーンは50メートル出しているので、水深に対してなんと10倍!もうびくともしません。アンカー自体には全く負荷が買っていない状態だし、スナッバーも付けているし。一応アンカーアラームも付けていますが、この4日間一度もアラームは鳴っておりません。

風は陸地側から吹いてくるので、強風といえども波は立ちません。なので船内にいると風の音はうるさいなって思いますが、安定感はばっちり。それに常に風通しがいいので涼しくて快適!

広い湾のアンカレッジにありがちな、潮の流れが変わる時に起こる横揺れも、ほとんどなし。夜になって風が止まったりした時に、丁度タイミンがあたると多少横揺れしたりもしますが、不快で仕方ないということはなく、しかもここ数日は夜通し、北からのまあまあの強さの風が吹き続けるので、かえって横揺れ全くなしになるのです。場所の悪いタウンバースとかに係留している時の方が、他の船が移動時に立てる波に揺らされたりしてよほど不快です。


天気予報は毎日チェックしておりますが、この先、金曜日午前中までは強風が続きます。緑色は20ノットから27ノットの風。ブルーは弱風なのです。20から27ノットというのは、後ろから吹いてくるならそれほどSATOMI号には支障がない強さですが、私たちが進みたい方向、つまり前方に近い方角から吹いているので厄介なのです。だって、風に逆らって進む=波に逆らって進むわけです。さらに、このエリアは予報よりも実際はもっと強いっていうのが常。今のところ、金曜日(7月30日)の夕方から風が収まり、その後数日ブルーの矢印が広がるので、その日を出発にしています。次の目的地はいよいよエーゲ海エリアのミロス島!最初は、一旦ペロポネス半島の反対側のアンカレッジに移動して、そこからミロス島を目指そうと思っていたのですが、予想外に出発に時間がかかっているし、天気が穏やかな日が長く続かないかもしれないので、一気にオーバーナイトで行くことにしました。午後3時頃出発して、午前中に到着っていうスケジュールなので、それほど大変じゃないんですよねぇ。だから早朝に出かければその日中には到着できる距離ですが、朝はまだ風が強いし、いくら日が長いとはいえ、知らないアンカレッジに日が暮れかかってから到着は、したくないのです。なので、12時間以上かかる場合は、午後出発し一晩中航行して翌日朝に到着っていうパターンが私たちは好きです。金曜日の午後から日曜日ぐらいまで、このエリアはブルーの→だらけになっていたので、グッドタイミング。

天気は勿論のこと、アンカレッジの情報も調べることができるNavilyというメンバー性のアプリを利用しているんですが、アンカレッジ情報は実際にその場に行ったメンバーが情報を提供しているので、とても便利かつ正確なのです。最近は例のセーリングガイドブックはほとんど当てにしておりません。だって、今アンカリングしているVatika湾の事は、全く触れておらず、掲載されているアンカレッジはNavilyによると不評なのです。私たちがVatikaを選んだ理由も、Navilyでの評価が良かったから。主人も早速最新情報として、Vatikaでの様子をNavilyに投稿しました。すると、27日の午後、一層のヨットが入港してきました!さらに主人はアンカレッジの評価をちょっと抑え気味に「イエロー」(まあまあ良い)にしておいたのですが、感想文をよんでサイト管理者が「グリーン」(よい)に格上げしてくれていたそうです。それを読んでこのヨットがやってきたようです。彼らも上陸用テンダーは吊り下げたまま、つまりまったく上陸する気はなく、天気待ちの態勢のよう。


アンカリングしていても、昼間はこんな感じなのです。

すでに4日も同じところにいて、しかも一歩もヨットの外に出ておらず(時々ドボンと海に入っていますが、風が強すぎて泳ぐどころではありません。流されていっちゃいそう!)、しかも陸にも上がっていない・・・・っていうと、気が変になりませんか?って思いますか?全く問題なし!以前も、最高で2週間、陸上に上がらない事があったので経験済みです。それに水もたっぷり、食料もタップリだからその辺りの心配もなし。テレビも見れるし。カラマタではマリーナに1週間いたとはいえ、修理することや、観光したり、お掃除したり、買い物したり・・・・と本当に毎日忙しく過ぎて言ったんですね。セーリングしている時は、オートパイロットにしていても、キャプテンの気苦労は結構あります。出発する前もコース決めのために調べることが結構あるし。だから本当に何もしなくてよくて、約束事っもないっていう日々は、結構久しぶりなのです。ここに来てやっと本当にリラックスできたっていう感じなのです。

7月27日のディナーは主人の大好きなステーキとマッシュポテトにグリーピース。マッシュポテトはマヨネーズとビネガーとお醤油の和風味付け。以前はバターを使っていたのですが、こっちに変えたら「これ美味しい!これがいい」となりました。

私はペーパークラフトという趣味があるので、ヨットにおこもり生活でも全く気にならないんです。ゆっくりクラフトを楽しめるし、お昼寝もし放題。天気待ちっていうのも案外悪くないんですよねぇ。
28日のディナーは、主人が作ってくれました!チキンのコーンやグリーンピースのトマトソーツ煮。ご飯もちゃんとポットで上手に炊いてくれました!私が午後からずっと日本の友達とライン電話を楽しんでいたので、その間に作ってました。主人は料理が得意なので、こういう時便利。

これからエーゲ海の島々に行くと、季節的に結構強風が吹き荒れる日々が続くのですが、もうエーゲ海の島々めぐり、が目的地なので、それこそ風の向くまま、気の向くまま、タイミングが合うまでゆっくり待機して安全に楽しんでいきます。それができるのも、でっかい冷凍庫のおかげだぁ!!氷入りのカクテルや、アイスクリームをヨットの上で楽しめるっていうのは本当にラッキーなのです。

追記!今朝(29日)に風予報をチェックしたら、今夜から風が弱まっていく予報に変わっていました!なので、今晩ギリシャ時間夕方6時(日本時間だと夜中の12時)に出発することに変更しました。

29日の朝食は、なぜか突然お餅が食べたくなった!

電力に超余裕があるのでインバーターを付けてトースターも使えます。主人はお餅ではなくトーストとシリアルを自分で準備してました。

気づいたらお隣さんがいた!昨晩または今朝早朝に入ってきたのかな?このヨットも主人のNavilyのフィードバックを見て入ってきたのかも。この湾のアンカレッジはセーリングガイドブックに掲載されていないので、滅多にヨットが来ないのです。

今夜は久々にオーバーナイトセーリング!あ~ワクワクする~。だって明日の朝は待望のエーゲ海だから!

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