2021年11月3日水曜日

駅構内にも展示物!アクロポリス博物館見学&ギフトショップでスタンプ発見

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!



11月1日(月)に電車に乗ってアクロポリス博物館に行ってきました!昨年7月にいた時と比べて、コロナ規制がなくなったアテネには断然人出が増えており、アテネ市内に駐車場を見つけるのがすごく困難になったと感じました。

滞在中のアパートからもよりの地下鉄の駅までは車で20分ぐらいかかります。直接アテネ市内まで車で行っても25分ぐらいなので、電車で行く方が時間がかかるんですが、駐車場を探してぐるぐるする時間や、遠方に止めて歩くことを考えると、時間が倍かかったとしても気楽だなと思ったんです。それに電車にも乗ってみたかったし。地下鉄は途中で普通の電車路線に接続している駅もあります。それほど沢山路線がないし、表示は全て英語表記があるので、とても分かりやすいのです。さらに、切符は、時間で金額が決まっていたるものと、片道だけのものがあり、24時間乗り放題のものでも一人4.2ユーロと、私たちの間隔ではお値打ちだと思いました。24時間切符は、地下鉄はもとより電車にもバスにも乗車できる共通切符です。そこで、取り合えず24時間切符を買うことに。アテネ市内でどれぐらい時間をつぶすか予定していなかったので、いちいち時間を気にしたり使用する交通機関も制限されずに済みます。

最寄り駅のすぐ近く、というか駅の真ん前に駐車でき、超ラッキー!地下鉄の駅もすごく近代的で、きれいでした。アクロポリス博物館までは乗り換えなしで行けます。8つ目駅で、乗車時間は20分弱でした。5分間隔ぐらいで走っているようで、すぐに乗車できました。
車内も清潔感があります。

アクロポリス博物館の駅は、博物館やパルテノン神殿がある場所にある駅で、その名も「アクロポリ」。観光客のためにあるような駅で、下車したのはみんな観光客みたいでした。プラットフォームから改札に上がっていくと、そこから展示物がスタート。ふっとラスベガス空港を思い出しました。空港内はもとより搭乗ゲートの隣にもスロットマシーンが置いてありカジノが空港からスタートしていたんです。こういうの、気分が盛り上がっていいですねぇ。
地上に出ると、「博物館こちら」の看板がありすぐにわかります・・・といっても、本当に隣にある駅なんで迷うことはありません。目の前には、丘の上のパルテノン神殿が見えるし。

まずは朝食です。パルテノン神殿の丘が見えるカフェで。

最近食べ過ぎが続いているからか、なんとなくお腹の調子が悪く、私はヨーグルトにフルーツ&グラノラ。主人は普通にベーコンと目玉焼きセット。他のギリシャ観光地と比べて量が少ないのはありがたいけど、ちょっと驚き。都会仕様なのかな。

昨年8月に滞在していた時に、真夏の暑いさ中、パルテノン神殿を見学しました。その時の動画、まだご覧になってなかった方は<こちらからどうぞ!> その時は、こちら側の入り口から入らなかったので、ここの存在は知らなかったのです。

博物館はとても立派な建物です。入場料は一人5ユーロでした。これは博物館内と、建物の下にあるローマ時代の街内発掘現場の見学も含めての金額。


博物館の下には、ローマ時代の建物の跡があるのです!


ロビーから入場チケットを買った人だけが入れるゲートを通過すると、そこから両側に展示物がありました。この時は写真を撮ってはいけないと思っていたので、周りの人が撮影しているのを見て撮り始めてので、あまり写真なし。


階段正面には、神殿の屋根下の部分に施されていた装飾が展示れしていました。
その一部が別個に展示されています。ライオン!実はこのエリア以後は写真を撮ってはいけない場所だったので、そっから写真なし。数々の石像が展示されていて、見入ってしまいました。大理石から彫刻してあり、当時の着色に使われたピグメントも展示してあり、すごく興味深かったです。

実物の展示物はワンフロア―だけで、さらに上の階にはレプリカが並んでいました。そこは写真撮影OKでした。

これは神殿の屋根のしたに施されいた装飾のミニチュア。本物ではないですが、こんなに素晴らしい彫刻で飾られていた神殿、荘厳な雰囲気だったでしょうねぇ。中心はゼウスとその娘アッシーナ女神です。アテネの名前はアッシーナから来ているという説と、アッシーナの名前からアテネという都市名になったという説が両方あるそうです。いずれにしてもアテネの守護神はアッシーナ。女神なのですが、知性と戦いの女神ということでシールドや武器をもっています。アッシーナの一つとなりは、ポセイドンでしょうね。


博物館の床下はローマ時代の街の遺跡があります。今でも発掘作業が進んでいるようです。

お風呂場跡。



かなり広い範囲に渡っております。直接下には降りれませんが通路ができている部分もあり、まじかで見ることもできました。

でも上から見た方が全体がわかるので、面白かった。これはローマ時代の鉛の水道管。

博物館を見終わってから、近くのマーケットやレストランがある街並みに向かいました。最初に予約した飛行機が20キロしか預けることができなかったので、あまりお土産を買えなかったのですが、予約し直したエミレーツ航空は一人30キロまで大丈夫ということで、もう少し買い足すことにしました。ギリシャ名物のタヅキソースの味付けや、スブラキ、グリークサラダ用スパイスをお土産にしたいと思っていて、丁度いいことにコブクロが数種類パックになっているギフトセットを見つけ、迷わずゲットしました!

当初の予定では、博物館、昔ながらの街並みが残っているエリアに移動しようと思っていたんですが、連日の暴食がたたったのか、博物館見学中から徐々に胃が痛くなってきたんですね。それで胃酸を整える薬を薬局で買って(ドロップになっています。)、それをなめなめしていたんですが、それでも胃のムカつきが収まらず、家路につくことにしました。

ほんの4時間ぐらいしか外出していなかったので、電車の切符を24時間のにしてちょっともったいなかった気がしたんですが、外出が続いていたことで胃の調子が悪くなっていてたので食欲もなく、疲れやすくなっていました。まだまだアテネには滞在するので、無理して出かけることもないしね。

お土産といえば、自分用にとてもいいお土産を見つけたんです。アクロポリス博物館のギフトをショップでアッシーナのスタンプ!主人が見つけてくれました。スタンプ大好きな私が逃す手はありません!

中にはちゃんとした「ツキネコ」ブランドのメメントデュ―ドロップインクまで入っています。ウッドブロックが付いてますが、スタンプ自体はフォトポリマーのよう。

試し押したら、結構ちゃんとスタンプできたのです。
左が最初にスタンプしたもの。右は次にスタンプしたもの。やはり2回目の方がインクの乗りがよくなっていてくっきりスタンプできていますよね。これでギリシャがテーマのカードとか作れる!ま、実際作るかどうかは別として、スタンプ大好き人間としては、これを買わずに済ますという選択はあり得ないのです。コレクションみたいなものですね。
博物館とかのギフトショップとかで、スタンプセットが売られていたのは初めてみましたが、もしかしたら他の博物館とかでも、文房具を売っている場所なら意外とあるのかも?!と思い出し、今後はちょっと注意してギフトショップを覗いてみようと思った次第です。
スタンプ好きの皆さま、もし将来的にギリシャアテネに行く時は、是非アクロポリス博物館に行き、そこのギフトショップでアッシーナのスタン探してみてくださいね。

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1 件のコメント:

  1. やはり、歴史がある国を観光するのはいいですね! しかしアクロポリの駅からの古代遺品の展示をべガスに喩えられるとは!ギリシャが泣きますよ、確かにベガスは飛行場にもボーリング場は手はスーパーまでスロットがありましたけど、ははは、、、。
    今、池澤夏樹著「ギリシャの誘惑」を読んでいるところです。ギリシャはいまだに行ったことがないので憧れの地の一つです。
    ギリシャの陸での旅も充分楽しんでください。

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