2021年11月12日金曜日

空港での手続き思ったよりスムーズでした~やっとオーストラリアに帰れた

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!


一昨日11月10日のシドニー時間で夜10時ちょっとすぎにシドニー空港に到着しました。遅かったので、その日は空港近くのホテルで宿泊。翌11日お昼ちょっと前に、主人の実家に無事帰ってきました!ここに着くまで遠かった道のりレポートです!

アテネ発のフライトがギリシャ時間で17時55分だったので、エアB&Bを出たのは午後1時ちょっと前。まずはレンタカーを返しに行きました。
返却手続きがあっという間に終了して、待つことなくすぐに空港まで送ってもらえたので、予定よりも早くアテネ空港に到着。通常時と違い、チェックインの手続きに時間がかかるので、出発時間の3時間前からチェックインを開始してくれるのですが、着いたのはまだ午後2時ちょっと前でした!どうしようかなぁ~と思ったのですが、手続きに時間がかかるということは、チェックインの順番を待つ時間も長くなるということなので、誰も並んでいないのをいいことに一番に並ぶことに。すでにオンラインチェックインを済ませいるので、座席は自分達で選んでおります。3時ちょっと前からカウンターのスタッフが準備を始めていました。さすがエミレーツ、手際がいいなぁ。3時丁度にチェックイン開始。

国境が開かれたとはいえ、オーストラリアに入国できるのはオーストラリア人とその家族やオーストラリアの永住権を持っている人だけです。さらにオーストラリアといっても国全部ではなく、今の所シドニーがあるNSW州だけのよう。お隣ビクトリア州のメルボンは大丈夫になったらしいですが州によって全然違うのでよくわかりません。クィーンズランド州はまだだめで、ブリスベン国際空港は閉鎖のままだそうです。そしてNSW州からクィーンズランド州への州境も閉じたままなので、海外から一旦シドニーに入ったとしても、そこからクィーンズランド州へは2週間の検疫をしないと移動できないそうです。主人の実家がNSW州だから里帰りできたわけです。

チェックインの際に求められたのは、通常のパスポートに加え、オーストラリア政府からの入国許可通知、72時間以内のPCR検査陰性結果そしてワクチン接種証明書の3つでした。全てスマホにダウンロードしているのを画面でチェック。通常時よりちょこっと余分な手間だけで、あっという間に終了。アテネからドバイに向かい、そこでシドニー行に乗り換えですが、荷物はシドニーまで行くので、搭乗券はシドニー行まで2枚発行されました。すぐに出国手続きまで進みました。その際、パスポートを見せましたが、それよりもEU諸国のバイオメトリックカードの方を見せるはずだったらしく、そちらを見せたら「それそれ、それがあればパスポートにスタンプしなくていいんだよね。希望があればスタンプできますけど。」と言われました。やはりEU内では自国パスポートよりバイオメトリックカードの方が重要みたい。じゃないと無期限で滞在できることが証明されませんから。

取り合えず、アテネからドバイまでは確実に行けるので、ちょっと安心。搭乗開始は16:55ですが、この時点でまだ15時半ぐらいだったので、かなり時間的余裕があります。
いろんな書類が全てスマホ内なので、バッテリーを切らさないように充電のチャンスがあれば常にしておきました。フードコートの隅に充電エリアを発見。そこでお茶や軽食をしながら充電しながら時間をつぶすことに。お土産はすでに買っておいたので、空港で買い足す必要はありませんでした。
チャージを完了して、搭乗エリアをうろうろしていたら、ドバイ行の搭乗ゲートに行き当たりました。あと30分ぐらいで搭乗開始だったのでこの場所で待つことに。
あの飛行機に乗るんですね。
アテネからドバイは4時間のフライトですが、飛行機のサイズはシドニー日本間よりもデカイ機種でした。3列、4列、3列の座席。機内は満席ではないですが、思ったより沢山人が乗っていて驚きました。まドバイに行く人は結構多いんでしょうね。
エミレーツ航空は初めての経験。オン・デマンドのプログラムはかなり充実していて、最新映画はもとより、インド系の映画もありました。言語別の映画はすごく沢山の種類があり、パキスタン語や日本語映画までありましたよ。フライトアテンダントも、この日は合計で20か国語で対応できるといのことでした!すごい。ドバイってEUはもとより東西を結ぶハブ空港なんですねぇ。
飛び立ってから1時間ぐらいでディナーが出てきました。私はチキンを選び・・・・
主人はビーフ。ビーフといってもミートボールでしたけど。どちらも美味しかったです。

その後、映画を観たりちょっとうとうとしたりして、あっという間にドバイに到着。現地時間では夜中ゼロ時にドバイ着で、ギリシャ時間では午後10時なので、通常なら寝ようとしている頃。エミレーツ航空は、チェックインの時も手際がいいなぁと思いましたが、さらにお驚いたのは、ドバイでの乗り換え情報の正確さ。だいたいどこでも、乗り継ぎの場合は着いたところで、次のゲートを確認してください、となるのですが、前の便内にいる間にすでに乗り継ぎ便の搭乗ゲートまでしっかり決まっているんです。それを到着間際から座席のオンデマンド画面で表示していました。シドニー行はB27ゲートかぁ。この画面がなんと3ページもあるぐらい沢山の乗り継ぎ便があるわけです。ドバイ空港、忙しそう!だから手際よく効率よく運営しないと回っていかないんでしょうね。さらに、預けた荷物の受け取りカウンターの番号まで表示されていました。これなら到着と同時にまっすぐ目的の場所に移動できます。
夜だったのでライトに照らされてきれいだったドバイ。例の海の上の人口リゾートエリアもくっきり見えました。うまく写真が撮れなかったけど、これその一部。

私たちの乗り換え時間はたったの1時間40分。着陸後、バスでゲートまで移動したのでこれで30分ぐらいが過ぎました。さらに乗り換えの場合は出発時間の45分前までにゲートに移動してね、と繰り返し表示されていたので、かなりギリギリ。沢山のお店がありましたが目もくれず通過。次の出発ゲートまで一直線。


シドニー便のゲートに着いたら、すでに搭乗開始していました。ここで、もう一度アテネでチェックインした時と同じ書類の提示が求められました。通常時だったら搭乗券のスキャンだけで終わる場所です。だから、出発45分前から搭乗開始なんですね。普通よりうんと時間がかかりますから。シドニー行に乗って、初めて完全に安心できました!これで本当にやっとシドニーに帰れる。時差が7時間ぐらいあるのでドバイ時間で11日の午前2時に出発で、シドニーには同日の夜10時到着ですが、実際は13時間のフライトです。
機内は勿論食事時間以外、マスク着用です。機内はアテネからの便よりさらに混んでいました!結構沢山オーストラリアに帰る人いるんですねぇ。みんなずっと帰れず待っていたんでしょうね。

この飛行機も3列、4列、3列でした。3列だったら2人で旅行している人がいて、4列の場所に一人っていう人たちもいましたが、列的には全て埋まっているようでした。
ここでも出発から1時間半ぐらいでお食事タイム。ドバイ時間で午前3時ということはシドニー時間で・・・・朝10時半。朝ごはんってことかな。だからスクランブルエッグなんだ。これも美味しかったですよ。この後、数時間後にチーズサンドみたいな軽食が出て、シドニー到着の数時間前にまた普通のお食事が出ました。その写真は撮り忘れた!お食事はどれも美味しかったです。(だいたい私の場合、何を食べても美味しいと思えるんですけどね。)
オーストラリアはでかいので、シドニー到着する数時間前からオーストラリア上空を飛んでいました。シドニーから西海岸のパースまで5時間ぐらいのフライトですから、アテネ―ドバイの国際便より時間がかかるのだ!国内で時差が数時間あるしねぇ。あらためてオーストラリアはデカイ、と実感。
やっとシドニーに着いた!ドアが開く前から皆さん、ソワソワ。

懐かしいシドニー空港に着きました。普段だと入国の際、オーストラリア人や永住権を持っている人はクィックゲートというのがあり、自動パスポートチェックでパスポートをスキャンしてチケットをゲットし、それをクィックゲートに差し込んで通過ですが、現在は昔のように一人ひとりパスポートをチェックされました。その分少し余分に時間がかかりましたが、この時点ではもうワクチン接種の書類とか、PCR検査結果、オーストラリア政府からへの入国許可通知などは一斉提示する必要がありませんでした。つまり、海外の空港チェックを全面信頼しているわけです。スーツケースを受け取り、タクシーに乗って空港近くのホテルに着いたのが11時すぎでした。疲れていたんんですが、あまりぐっすり眠ったという実感はなく朝になりました。

11月11日(木):朝ホテルを8時半ぐらいに出て、タクシーでセントラル駅まで向かいました。いつもなら朝のラッシュ時間で物凄く渋滞する道が、不思議と空いているんです。近くに大学があったりするので、朝以外でも混んでいるのに・・・市内に通勤通学する人が今でも激減中なのがわかります。ロックダウンが解除されたといっても、まだまだ自宅勤務が続いている人も沢山いるんですね。

主人の実家があるセントラルコーストのトゥークリーというのは、電車でシドニー中心部から2時間弱の場所です。最寄り駅から主人の実家までは、車で20分ぐらい。今週末に90才になる義母が車で迎えに来てくれます。今回NSW州がロックダウンを完了して国境を開いた後、急遽里帰りを決めたのは、主人の母が今年90才になるので、そのお誕生日に間に合うように帰りたかったからなんですね。90才になろうとしているのに、とっても元気で、今でも一人暮らし。身の回りのことは全部自分でやっています。

セントラル駅の公衆電話(今時珍しいですよねぇ。しかも市内通話は60分以内だったら無料!らしい。)から、何時に到着するのかを伝えました。電話の向こうではすごくお義母さんがすごく喜んでいたそうです。

ふと駅の改札口のポスターに眼がいきました。海外から帰ってきましたか?と書いてあります。その場合は、以前なら強制的に2週間の隔離でしたが、今はそれが廃止。代わりに、向こう2週間は、なるべく他人と接触しないようにって書いてありますが、公共交通機関もマスク着用で使用してねって書いてあるだけです。これは普通の人もそうなので、特に海外から帰国したからといって変わったことはないみたい。ほんの2週間ぐらい前から国境が開いたばかりなので、一気に隔離期間も廃止になるスピードぶり。すごいなぁ。

2年ぶりに帰ってきた、主人の実家からの眺め。3方を湖に囲まれた素敵な場所なのです。当分セーリングはお休みですが、ここにいると海の上にいるような気がするので、とっても心が落ち着きます。
そして、この家、テラスの柱がギリシャの神殿みたいなデザインになっているのです。
主人の家族はギリシャとは全く縁がないんですけどね。20年前にこの家を主人の父親が、退職後の生活用に購入した時から、この柱はこうだったんですよね。なんだかその時から、将来ギリシャに関わることになっていたのかなぁ。

というわけで、ここで日本に向かう12月末まで過ごすことになります。これからのブログではこのエリアでの生活レポと、ここに置いてきたペーパークラフトグッズを使った作品紹介となっていきますよ!お楽しみに!!

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