2021年12月9日木曜日

レストランがどこも満席!政府発行のお食事券があるから?!

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!





日本にもあるのかしら?コロナで大打撃を受けた外食産業や映画館などのエンタメ産業を支援するために、州政府から一人それぞれ75ドルづつのバウチャー(商品券)が発行されています。先週初めてそれを利用してみました。



ロックダウンで一番打撃を受けたのは、カフェ、レストランなどの外食産業に、映画館美術館などのエンタメ産業でした。閉店を余儀なくされて、ずっと耐えしのいだお店もあれば、泣く泣く廃業になってしまった場所も少なくないと思います。そんな産業を支援するため、ロックダウンが緩和され始めてから、州政府がお食事券などのバウチャー(商品券)を発行したんですね。最近ようやくそのバウチャーをゲットしたので(まずは申請する必要があります。)早速利用してみました。

まずアプリをダウンロードします。これはNSW州の行政利用アプリなのですが、運転免許の更新手続きや各種手続きがこのアプリからオンラインでできるようになっています。コロナ発生以前からこのシステムはあり、私も2年前の免許更新はオンライン利用しました。コロナ発生後は、さらに機能が増え、お店に入る時の入店チェックイン・チェックアウトもこのアプリからできるようになっていました。最初はオーストラリアでワクチン接種していないとこの機能が使えないと勘違いしていたのですが、11月終わりにそれとは関係なく機能しているとわかり利用し始めました。おかげで入店時にいちいちリストに記入する手間が省けました。これ以外にワクチン証明を求められる場合は、私たちは別途EU発行のデジタル証明書を見せてます。



その中に「Voucher」という項目があって、それをクリックすると使用できるバウチャー一覧が出てきます。シネマ、博物館カテゴリーで75ドル、お食事カテゴリーで75ドルと1回25ドルのバウチャーが3枚づつ発行されました。使えるお店とそうでないお店があるみたいですが、地域のほとんどのお店が協賛しているみたいです。だからかなぁ~レストランの値段が上がったのに、結構混んでいたのは。だってお店によっては25ドル割引きになれば半額で済んだりするわけだし、それ以下だったら無料になるのですから。



どうりで、先週土曜日にいい感じのレストランを予約しようとしたら、どこもかしこも「満席」断られ、5,6件トライして、やっと予約ができたのは午後8時以降の席でした。ギリシャで遅め時間に慣れたので、8時ぐらなら全然平気ってことで、そこに決めました。

先日ご紹介したエントランスの街からちょこっと外れた海沿いのレストラン。オーシャンというホリデーアパートの海側の一階がレストランでした。

もともと物価が高いオーストラリア、しかもシドニーではいい感じのレストランに行くと目イディッシュが一皿35ドルっていうのは珍しくないんですが、さすがにセントラルコーストはそこまで高くなかった、以前は!でも最近は雰囲気やお料理の質もシドニーのトレンディーレストラン並みのお店が増えてきて・・・それはいいことですが、お値段もシティ並みです。ここ、オーシャンも片側壁一面が窓でオーシャンビュー。すごくおしゃれな雰囲気でしたが、店内はほぼ満席状態。8時っていうのは2回転目なので、窓際席以外は数席あいていました。私たちは予約だったので、窓際の角席が用意されていました。プライベートな感じで良かった!

今日はどうしても私はオイスターが食べたかったのです。ギリシャに引っ越してから一度も食べていなくて・・・・あまりオイスターにお目にかかる機会がなく、「貝もの」といえば、地中海だからか、ムール貝が中心だったんですね。で、久々にどうしてもオイスターが食べたかった!私は日本にいたころはカキが大嫌いでした。でもオーストラリアに移住してから生ガキの美味しさに魅せられてファンになったのです。グリルやフライのカキは相変わらず苦手なんですが、生なら食べられるのだ!

これでお腹いっぱいにならないように、半ダースを主人と二人でシェア。ナチュラルを3個、みりんドレッシングで味付けしたものを3個オーダー。

ミリンドレッシングって、そう日本のミリンです。日本食は本当に浸透しているので、ミリンなどの調味料もスーパーで普通に手に入ります。これ、ワカメとかイクラまで乗っていて、オイスターの酢漬けみたいだった。ものすごく美味しかったです!これ半ダースでも良かったなぁ。

メインディッシュ、私は貝柱ソテーとニョッキ。貝柱ぷりぷりが8個入りで、最初4個入りの前菜サイズでもいいかって思っていたのですが結局メインサイズにして大正解だった!4個じゃ物足りなかった美味しさだった。ガーリックとバター風味もあって外側カリっと中身ぷりぷりて・・・思い出しただけでもよだれが出そうなぐらい美味。元々食材豊富なオーストラリアですが、ここ10年ぐらいでレストランのレベルが急速にアップした気がします。素人お料理挑戦番組が物凄く大流行したから、きっとみんなの口が肥えてきたんでしょうね。

主人はお肉。ザ・オーストラリア!なステーキ。付け合わせのポテトチップスは、手作りの香ばしさ、それでいて薄さはパックになっているものと同じぐらい。お肉も完璧な焼き加減でした。やっぱお肉はオーストラリアだなぁ。こいうのイタリアでもギリシャでもありつけなかったなぁ。

デザートは、「盛り合わせ」プレートをチョイス。チョコレートムースやプディングなどが小さくカットされいて、アイスクリームもバニラにメロン味ジェラートがついてました。鳥の巣みたいな飴細工もおしゃれだった!

お値段は最終的に二人で「割引き後」で167ドル!一万数千円ってとこでしょうか。でも十分満足納得でした。167ドルには5%ぐらいのチップに税金も加算されています。オーストラリアではチップ要らないって言われているようですが、実際はまあまあのお値段のお店にいったらチップを置いてくるのが普通となっています。カフェとかでもお釣りをチップで置いてきたりするしね。

里帰りしてから、レストランの値段が上がった割には、にぎわっているって、不思議だったのですが、みんなきっとバウチャー利用で割引きがあるから、いつもだったら行かないお店とかにも行っているんでしょうね。そういう意味ではちゃんと政府の狙いは成功していて、地域経済補助に役立っているわけです。映画館はこちらでも高いので、大人料金だと20ドル弱かかります。主人はシニア料金でかなり割引きになるので、25ドルの割引券をつかうと差額をお菓子とかを買わないとお釣りがでないから無駄になるんですが、それでも二人分がただになるのは、大助かり。久しぶりに映画みにいってみようかなぁ~と思いつつ、やっぱり閉鎖された室内に行くのはまだ怖いきもする。


日本ではどうでしたか?こういうバウチャー制度とかありましたか?地域によって違うのかな?

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