皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!
皆さま、明けましておめでとうございます。2022年の幕開けはいかがでしたでしょうか?私と主人は無事12月31日に隔離先ホテルから「出所」いたしました。
31日は、朝からソワソワしちゃって館内アナウンスが入る6時30分よりも早く目が覚めていました。3日間の隔離生活もいよいよ終了。午前7時頃のアナウンスでPCR検査キットの配布開始のお知らせがされました。キットは7時15分から回収されるのですぐに検査開始です。回収は各部屋ごとにおこなわれるので、お弁当の時とは違い、検査キットは室内で保管です。
7時15分ちょっとすぎ、部屋のドアがノックされました。マスクをしてドアをちょこっと開けて隙間から検査キットを、全身防護服の検査員の方に渡します。これであとは結果をまつばかり。この待つ時間がハラハラドキドキでした。その後いつもどおり朝食。最後の朝食は味付けご飯が入っていました。毎回全てのおかずが違うものが出てきて、飽きることなく毎食楽しむことができました。
この数日間、主人は暇つぶしに携帯アプリを作成するプログラムを勉強していて、ついに、最初の一歩が完成。「APP1」というのが主人が作ったアプリです。
それをクリックすると、こんな画面が出てきます。このアプリ、具体的に何をするっていうアプリではなく、アプリの作り方を学ぶ過程で作ったものなので、このメッセージを表示するだけ。でも、勉強していた内容が正しかったことは証明できたので、主人は大満足。これからどんなアプリを作りたいか考えていくということです。
「これは携帯のアプリです。ロブが2021年12月30日作りました。」っていう表示
ランチ後、部屋に電話がかかってきました。主人が出たのですがちゃんと英語で説明してくれたようです。「14時以降、いつでも出られるように準備しておいてくださいだって。」。この時点では検査結果がどうだったか、というお知らせはありませんでした。でも、おそらく陰性だということが分かっていたと思うんですね。
まだ2時間近くありましたが、早速荷造り。準備万端で連絡を待つことに。この日は初めて外にでるので、室内ではずっと半袖ですごしていましたが、冬服に着替えました。
14:00になっても連絡がこず「どうしたのかなぁ。」と不安になってきた私に主人が「14:00過ぎだからすぐには連絡こないよぉ。」とあきれていました。
14:30頃になって電話がなり、びくっとしちゃいました。今度も主人が応対して「はいはい」と言っている様子からいい知らせだとわかりました。「すぐに出発準備をして、部屋に呼びに来てくれるそうだよ。荷物も運ぶの手伝ってくれるらしい。」
スーツケースが2つにスポーツバッグが2つあり、それ以外にバックパックが2つあるので、お手伝いしていただけるのはありがたいです。数分で係の方があらわれ、荷物をトローリーに積み込んでくれました。そのままエレベーターに乗せてもらい、一階につくとエレベーター前で別の係の方がまっていて「こちらにどうぞ」とホテルロビーに通されました。そこで借りていた体温計とルームキーを返却して「出所」完了。そのまま外に待機しているバスに乗り込みました。私たちが一番でした。その後数人乗り込んできて、全部で11人の乗客がそろったら出発。車内での待ち時間があったので、出発したのは15:15分ごろでした。
ホテル解散ではなく、羽田空港までまた戻ります。空港には弟夫婦と甥が迎えに来てくれます。午前中築地でお刺身やカニをゲットした!とのことで、超久しぶりの実家でのお正月に間にあう事ができて、本当に嬉しかったです。事前に羽田に着く時間をおおよそ知らされていたので、連絡しておきました。羽田にバスが着いたのは15:30過ぎ。車内で運転手さんが「到着したら係員が荷物を運び出します。その間は車内でお持ちください。指示があったら下車いただき、荷物を引き取ってエレベーターで上の階に移動してください。その後は表示に従って進んでください。」という説明がありました。なので、ターミナル内に入ったら、また係員の人とかがいるのかなぁと思ったのですが、なんと、その時点でもう解散だったんですね。「表示に従って」というのは、空港内の場所を表す表示のことで隔離されていた私たち向けの特別な表示のことではなかったんです。ここまでかなり厳重に行動制限されていたので、最後も何かあるのかなぁって思っていたので拍子抜け。解散した場所は第3ターミナルの到着フロアーでした。あまり人出がない場所でした。私たちのお迎えはすでに同じビル内についてたので、すぐに落ち合う事ができ、愛知県の実家へと向かうことになりました。空港からは公共交通機関を使用してはいけないことになっており、家族のお迎えやレンタカーを使ったり、自分でハイヤーを手配して次の待機場所に移動することになっていますが、解散時に誰も監視する人がいなかったので、同じバスに乗っていた人たちがバラバラと解散していく様子を見て「このまま普通にバスに乗って帰ってもわからないよね。」と思いました。
そこから車で愛知県の実家まで、5時間ぐらいかかりましたが、途中2回おトイレ休憩をしたので実際は4時間半ぐらいだったと思います。大晦日の高速道路は渋滞もなく、始終スムーズに進むことができました。久しぶりの家族との再会で楽しくおしゃべりが進み、あっという間に実家に到着。例年は大晦日に宴会をしていた実家ですが、今年は私たちの帰り時間が遅かったのでその日はなし。実家について落ち着いたらすでに10時近くになっていたので、テレビを観て年越しをしました。除夜の鐘の音も7年ぶり!日本に帰って来たんだなぁという実感です。
これからまだ自宅での自主隔離が残り8日間ありますが、ホテルで過ごすより実家でゆっくりのんびり過ごす方が、例え外出できなくても10倍もいいです。出せれたお弁当も美味しかったけれど、母の作る煮物や暖かいお味噌汁には及びませんな!
無事にご実家戻れてよかったですね! ゆっくりと日本のお正月を満喫してください。
返信削除ありがとうございます!
削除