コロナ渦中の里帰りはこんなです

皆さんこんにちは！Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ！

一月半ばからオミクロン株が猛威をふるっているので、2年ぶりの里帰りでも、ほとんど外出していないんです。でもねあんがい滞在を満喫しているんです。何をしているかっていうと・・・・

久しぶりの日本なので、ギリシャでは食べられなかった日本食を堪能したいって思っていました。食べ歩きをとっても楽しみにしていましたが、私たちが自己隔離期間を終了した1月半ばから、日本でもオミクロン株がまっさかりで、日増しに感染が広がってきましたよね。1月31日にギリシャへ出発することを考えると、たとえ無症状だったとして感染するわけにはいかず（飛行機乗れなかったり、ギリシャに入国してから隔離されちゃったりが嫌なので。）外出を極力控えております。外食する代わりに、食べたいものを実家で思う存分堪能しております。特にお鍋はやっぱり寒い夜には最適。いつもは父と母だけなのでお鍋料理は最近やっていなかったらしく両親も久しぶりのお鍋パーティーを楽しんでいました。主人もお鍋大好き！ギリシャでこれやれないかなぁって言い出しました。土鍋はもっていけないけど卓上コンロは買えるかもしれないから、アテネに着いたら探してみようかな。

日中はお天気がいい日は、実家の周辺をお散歩。山登りが趣味の父は81才なのに、私なんかよりうんと健脚。「須原公園までお散歩したい！」と言ったら、「じゃ、せっかくだからハイウエイ・オアシスまで行こう。」とちょっと遠回りできる楽しいお散歩コースを考えてくれました。刈谷ハイウェイ・オアシスは高速道路のサービスエリアなんですが、実家から近いので、お買い物やお食事、以前はお風呂によくいっていました。今はお風呂はちょっと不安が残るの、ランチをして母に頼まれた「海老せんべい」を買ってくるだけに。

洲原公園っていうのは、実家から徒歩10分弱の場所にある桜の名所の公演です。小学校の時は遠足の定番場所だった！

公園内は桜の木を囲むように柵がしてありました。新しい木に植え替えたので安定するまで保護するためだそうです。私が小学生の頃は、今植えられている木がまだ背の低い若い木で、満開の桜が、その下に座っていても頭に届きそうなぐらいでした。それが月日の流れで老木となったので、新しいものに植え替えられたなんて・・・なんか自分がすごく年を取った気分になった。以前は柵がなかったので、自由の木の真下にお花見席を作れました。

階段を降りていくと池に面した広場。

この広場は、遠足の時の集合場所だったなぁ。でも当時はこんな遊具はなくて単に芝生の原っぱだったと思います。

池の反対側に渡り、活け沿いに歩き進みます。こんなに素敵な遊歩道が整っていて、お散歩をしている人達に沢山すれ違いました。この日はすごく寒い日だったのですが、歩いているうちにポカポカしてきました。でもねぇ～風が吹くと肌をつきさすような寒さが！

バーベキューができるエリアがあるんですが、コロナのため使用禁止になっていました。

ハイウェイ・オアシスに着いたのは、家を出てから30分ぐらいたっていたかな。万歩計をチェックしたらこの時点で一万歩弱でした。時間も11時半ぐらいだったので、早めのランチに丁度いい。

この日母は、日本舞踊のお稽古があって朝から出かけており、ランチは私たちは外で済ませることを連絡。母は自分が外出中にランチ時間になると「どうするの今日のお昼は？」って心配するんです。もう～みんないい年だからちゃんと自分でできますって言ってるんですけどねえ。主人、私、父、とそれぞれ食べたいものを違うお店からゲットしました。

食後はおめあての海老せんべいショッピング。この地方の名物ですから、中部国際空港にもこのお店が入っております。

驚いたのは、試食コーナーが特設されていたこと。試食したいおせんべいを小皿にとってきて選挙のブースみたいな個別ブースの中でマスクをとっていただきます。それ以外店内ではマスクを外すのは禁止でした。今時だなぁ～。

毎日お散歩に行くわけではないので、それ以外の外出は、これも徒歩圏内にあるスーパーにいって食材を買いに行く程度。主人が時々夕食担当になるので、これまでローストポーク、ツナパスタグランタン、チキン-カチャトローリを作りました。うっかりしていて写真を全然撮っていなかった！どれも大量に作るので、２階に住む弟家族にもお裾分けをして、好評をしただいています。主人は食材のお買い物が大好きなので、スーパーに行くのも気分転換になり楽しんでいます。私が夕食を担当したことも数回ありましたが、それよりも母のアシスタントとして、洗い物を請け負うことがほとんどです！

実家での朝ご飯は、毎日和食。主人もお味噌汁は好きなので、ご飯も食べますが、時々お味噌汁にトーストっていうことも。さすがに納豆は食べないけど。普段私はどうしてもご飯がないとダメって言う人ではないのですが、シドニーにいる時簡単な健康診断でコレストロールがちょっと高めだということがわかったので、日本にいる間はせめて和食を心がけております。

典型的な実家の朝ごはん。ヨーグルトは母の手作りで、両親はもう１０年以上も毎朝食べ続けているからなのか、コレステロール値は私よりも低いのです！主人も毎日お味噌汁を飲んでいるうちに病みつきになっているので、ギリシャでも作ろうかなぁって思い始めました。お味噌汁は健康にいいしねぇ。ってことは赤味噌持って行かなきゃ。

こんな風に数種類のお漬物や副菜がある朝ご飯っていいなぁ。塩鮭の時もあります。主人が「お父さんはラッキーだねぇ。毎日こんなに豪華な朝ごはんで」としきりに羨ましがっています。

最近、食卓下にホットカーペットを敷いたんですが、主人と父が作業をしている間、実家で飼っている猫2匹のうち片目ケント君がおせんしょに手伝おうとしました。

しかられたので、戸棚の上にのっかて高見の見物です。好奇心が満載なのはにゃんこだから仕方ないですね。

ケント君は、家族の中で父にだけ抱っこされるんです。父は若いころアレルギーだったので猫は好きじゃなかったんですよねぇ。でもいつの間にか猫好きに代わっていました。私が抱っこしようとすると嫌がるケント君ですが、父の膝には自分からのっかっていくぐらい！これが毎朝の朝食後の光景です。

食卓の下にひかれたホットカーペットのおかげで床がぬくぬく。ケント君は椅子の上で寝ていることが多いのですが、小柄な雌猫のメリちゃんは寒がりなので、カーペットの上にしかれた毛布の上で寝ています。実はこれ、スタピン・アップのリーダー研修参加申し込み者にプレゼントされたもの！ギリシャまでは持って帰れないので、実家で使ってもらうことにしました。母のひざ掛けようになり、そのおこぼれにあずかっているのがメリちゃんです。

本当は24日に、クラフト仲間と楽しくクラフト＆おしゃべり大会を楽しむはずだったんですが、コロナの拡大が心配で、急遽リモートでZoom上で集まりました。だから、1月12日に自由の身になってから、ちゃんと外出したのは片手で数えられるぐらいなんですね。それ以外は、実家の近所をウロウロしているだけなんですが、それほど退屈もしていないんです。

以前里帰りした時は出かけることも多かったし、スタンピン・アップの仕事が忙しくって、里帰りといっても仕事で出張しているような感じでした。今回みたいにこんなに長い間両親と一緒に普通の日常を過ごしたのは、すごくすごく久しぶりなのです。毎日毎食一緒に食事をしたり「水戸黄門」をテレビで観たり・・・こういうの何年ぶりかなぁ。主人も、日本語はほとんどわからないのですが、母の作る料理が大好きで、特別なことは何もしていませんが、みんなと一緒にまったりする時間を楽しんでくれています。必要最低限しか外出していませんが、それはそれで、かえってゆっくり両親と過ごすことができて、とてもいい里帰りだなぁって思っています。これって変な話ですが、「コロナ」のおかげ？

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