2022年2月11日金曜日

災い転じて福となす!ーにはもう慣れてきた

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!




9日からボートヤードにもっと近い場所にあるエアB&Bに移ることにしていたのですが、予約をして5日間前払いしたにもかかわらず、オーナーと連絡が取れず。その場所にいってみても誰も準備している様子がなし・・・え?どうしよう、となりました。

Booking.comというサイトでいつもエアB&Bを手配していたのですが、こんな事初めてでした。予約確定も取れて、次のお宿に出向いてみたんですが、カギを引き渡すための方法とかが、オーナーさんと連絡が取れないんです。なんと電話番号が間違っているようで「おかけになった番号は現在使われていません。」的なメッセージ!Booking.comは、予約が確定しないとオーナーと連絡が取れないシステムになっているんですね。

そこで、Booking.comのカスタマーサービスに、オーナーと連絡が取れないので宿泊施設に入れない旨を連絡しました。カスタマーサービスとはメッセージでのやり取りですが「わかりました。オーナーに連絡して30分経っても連絡がつかなかったら予約をキャンセルして、新しい場所をこちらで探します。」との返事。じっと待っているのもなんなので、街まで戻りランチをすることにしました。

ランチはキオス島でのお気に入りのイタリアンレストラン。すでに2回以前来たことがあるのですが、初めてここに来た時、こんなレストランがあるならキオス島にSATOMI号を預けてしばらく滞在してもいいなぁって思ったぐらい。

この日はとても風が強く吹いていて、とっても肌寒い日だったので、カフェみたいに半分外になっているテーブルではなく暖かい室内にいたかったのです。

主人はまだ咳がひどく、体調が万全ではないので、消化のいいスープを選びました。一見するとパンプキンスープみたいなんですが、これトマトスープ。主人の大好物です。



私は手打ちパスタと牛肉煮込みソース。スープもだったけど、このパスタも本当に美味しくて大満足。食事をしている間に、Booking.comのカスタマーサービスから「新しい場所が見つかりました。でも前の場所よりも50ユーロ高くなります。」との返事。そこで主人が「予算が決まっていて、それであの場所を選んだのだから値段が違うのは困る。」と返事をしたら「では差額分はこちらで負担します。前の分はすでにキャンセルして返金手続きをしたので、それで大丈夫ならすぐに新しい場所を申し込み手続きをしてください。」となりました。

新しい場所は、実は、私たちも一度チェックしていたのですが、物件がいいのでちょっとお高めで諦めてた場所だったんです。でも最初のと同じ金額で、この物件に泊れることになって超ラッキー!最初のオーナーが応答してくれなかったおかげです。

着いてみるとすでに部屋準備のお姉さんがいました。今日に今日だったので念のため事前に電話をしておいたので、誰かいることはわかっていました。この物件には洗濯機が付いていなかったのですが、電話をした時にそのことを話したら「前向きに考えます。」と言ってくれていました。

中に入ったら、とっても新しい感じで、キッチンにはオーブンまであり、とてもいい感じ。

リビングも広々しています。

ベッドルームも広いなぁ。写真には写っていませんが、ドアの隣にクローゼットもあり収納はばっちりです。

寝室の入り口の方を見たところ。
最近リノベーションしたばかりという事で、シャワーもいい感じ。

個人オーナーではなくホリデーハウス経営の会社のようです。担当者の人が来てWifiとかの説明をしてくれた時、私たちは実はホリデーではなくボートヤードにヨットを置いていてるので、メンテの間長期で滞在したいと思っている事、現金で払えるので割引きが効くのかどか、それと洗濯機を付けてもらえるのかどうか、と言うことを話すと「大丈夫だと思いますがオフィスに帰ってから明日連絡します。」とのことでした。

物件は2階の奥の部屋なのでちょっと見晴らしいがいいのです。


10日に連絡が来て、一日30ドルで洗濯機を土曜日までにもってきます、という返事でした。これって、島にある物件の中で一番というぐらい安いお値段なのです。ラッキー!勿論OKです。最初の物件のオーナーさんが怠慢だったことがありがたい。またしても「災い転じて福となす」でした。昨年末からオーストラリア、日本への里帰りの中で移動に関わるフライトの予約が間違っていたり、勝手にキャンセルになったりが何回もあったのですが、その都度結果的には、前よりもラッキーっていうことになっていたんですね。でも今回の「ラッキー」が今までで一番ラッキーかも。もう予約が取れてなかったとかというのがあっても、慣れっこになってきたなぁ。

10日は風は相変わらず強いもののお天気は回復したので、朝一番でSATOMI号を見に行きました。


反対側はこんな風になっています。思い切って船体をコッパ―コーティングすることにしたので、ボートヤードの人たちに塗装をガンガン落としてもらっています。

去年は、船体コーティングは自分達でやりましたが、それは表面的なコーティングだったからです。一般的にはその程度で大丈夫ですが、その場合は毎年、または2年に1回ぐらいの割合で塗り直しが必要になるんですね。でもコッパ―コーテイングにすると、初期費用はかかるのですが、向こう10年ぐらい塗り直しの必要がなくなるのです。毎年最低でも1000ユーロ弱の塗料代がかかることを考えると、だいたい2,3年で元が取れるのです。キオスのボートヤードは人件費が安いので、通常のマリーナでやってもらうより半分とはいかないまでも、それに近いぐらいのお値段でやってもらえます。

コッパ―コーティングのためにはまず船体を裸に近いぐらいまで塗料を落とし、防水機能を持った塗料をそのまま下地として塗る必要があるので、ここんなに削っているわけです。ここまで深く塗料を落とすのは自分達でやるのはかなり労力が必要です。それに全身防護服にしてもほこりまるけになる仕事。プロにお願いしてお値打ちにやってもえらえるんなら、そにこしたことはないのです。

塗料は一定の温度が必要です。冬場のギリシャは天候が崩れることが多く、そのため、予想以上に仕事がはかどらないもの。塗料の温度を考えると、最終仕上がりがもしかしたら3月半ばにずれるかもしれません。
幸い、2月一杯はエアB&Bをお値打ちに借りられたし、長期滞在も快適に過ごせるのがありがたいです。そして3月に入ると急に暖かくなってくるので、そしたらSATOMI号に移り住んで最終的な仕上がりを待つことにしました。実は現在ボートヤードのトイレとシャワーが工事中で使えないのです。あと1週間ぐらいしたら新しいのが完成するとのこと。3月になれば、気候もよくなるからいちいちトイレのために、梯子を上り下りするのもそれほど苦ではなくなることでしょう。

主人の風邪が治りきっておらず、まだ咳が止まっていないし、疲れた感じが取れないようなので、しばらくは焦らずゆっくり陸の生活を楽しみたいと思います。

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2 件のコメント:

  1. Wow - that looks like a lot of work! So sorry to hear that Rob has been unwell - hope he's now fully recovered! xx

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    1. Yes! a lot of work so we decided to have it done by professional. Rob is fine now but it took almost 2 weeks till he fully go recovered.

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