皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!
昨日5月3日、予定どおり5カ月ぶりにSATOMI号は海に戻る事ができました!その模様を動画と共にレポートいたします!
朝7時半から活動を開始しました。ボートヤードのスタッフはだいたいこの時間から動き出すのです。事務所に顔を出して帰ってきた主人が「今日海上に戻るよ!でもまだ2,3時間かかるって。」と言ったので、まずはクロワッサンと紅茶で簡単な朝食を済ませました。海上に戻す準備ができる間、カスタムに行ってトランジット・ログを受け取りに行くことにしました。事務所であった、ブライアンさんというイギリス人の方も一緒に来ることになりました。ブライアンさんはこの2年ずっとギリシャに来ることができず、その間Brexitがあり、今後はトランジット・ログが必要になってくるのです。なのでキオス島のカスタムがどんな感じなのか、下見ということで私たちについてくることになりました。
港には、こんなでかいヨットが碇泊していました。「Star Clipper」といって、帆船型客船なのです。大型クルーズ船よりも少人数のお客さんしか乗れないのでお一人あたりがかなりお高いクルーズ。でも普通のクルーズの旅に飽きた方や、ちょっと変わったクルーズの旅をしたい方に人気なのです。
カスタムに行くまで、本当にドキドキしてました。トランジット・ログ、捨てられてないかって。普通はトランジット・ログというのはカスタムに返納したらそれまで。次のシーズンはまた新しいものを作ってもらいます。でも私たちのは「無制限」なのでずっと同じものを使い続けるのです。幸い、この日板カスタムの人は昨年トランジット・ログを提出した時に受け取ってくれた方と同じ人でした。そしてすぐに「ああオーストラリア船籍だったよね。」とわかってくれて、無事、同じものをゲット!でもその間、あっちこっちに電話してなにやら手続きをしておりました。受け取るだけだと思ったのにね。でも結局新たな手続き等はなく、係の方がどこかに電話するのが終わって、いろいろ今後の予定などを聞かれて終了でした。次は、レンタカー屋さん。4日の水曜日に返すことなっていたのですが、もう1日延長することにしました。レンタカー屋さんの事務所の正面に「Star Clipper」が係留されています。前から見た姿も素敵!いつか乗ってみたいなぁ。
軽くサンディングしたので、テカリはなくなりました。
そしていよいよ移動です。今度は私たちもSATOMI号に乗っかったまま運ばれていきました。
あのスポットから海に入っていきます。
まずスターンラインを受け取ってもらい、静かに後ろから水の中に滑っていきました。
SATOMI号に乗ったまま海上に戻るまでの様子を録画したので、ご覧くださいませ。
その後、ボートヤードの岸に移動しました。バウラインを受け取ってもらったあたりで、エンジンが止まってしまったのですが、その時はもうすでにスターンラインも投げていて、引き寄せてもらうだけだったので、ラッキーだった!久しぶりにエンジンをかけたので、十分燃料が循環していなかったのでしょう。係留したまま再度エンジンをしばらくかけ続けていたら、今度は音もスムーズで、ストップすることもありませんでした。やっとSATOMI号が冬眠から覚めたって感じ。
あそこに5カ月いたんですよね。ヨットに上がってきた野良ネコちゃん、急に私たちがいなくなったので不思議に思ったかしら?でもすぐに移動先を見つけて・・・・夕方にはちゃっかりまたSATOMI号に乗り移ってました!
ランチの後、全体のシャンプーをしました。今度は主人も手伝って2人がかりでしたが、何ヶ月も溜まった汚れはしぶとくて、2時間以上かかりました。疲れたけどやっと海の上に戻れた喜びで、筋肉痛もなんのその!
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