2023年1月9日月曜日

市民休暇村というコンセプトは日本独特

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!




6日と7日は一泊二日で長野県飯田へ実家の家族で行ってきました。実家がある市の市民休暇村があり、とてもお値打ちに利用できるんですよね。この市民休暇村というコンセプトは日本独特じゃないかな。

両親は弟家族との二世帯住宅での同居。私達が加わると8人での旅行となります!ワンボックスカー1台で向かいました。目的地までは高速を使って2時間ぐらい。一般道でも2時間半弱なので、それほど遠方ではありません。

でも長野県が近づいてくると風景が「山の田舎」という雰囲気が増してきて、どこか遠方に来たような気がしました。日本的な風景を主人はとても喜んでいました。

1時間ほどドライブしてトイレ休憩のついでにランチもしちゃうことに。お天気は良かったのですが、空気はき~んと冷えていました。


主人は安定の「味噌かつ丼」をチョイス。もうメニューにかつ丼があれば、必ず頼んでいます。日本滞在中に一体何回トンカツを食べるのかしら。

それからまた1時間弱走っただけで、2回目のトイレ休憩。ちょっと気になった「たいやきカフェ」ですが、営業している雰囲気がありませんでした。金曜日だからか、思ったより空いていました。

残雪がありました。寒いはずだぁ。

お土産物が充実していて、買うつもりはなかったのですが、いろいろ見ているうちになんか買いたくなってしまった。信州和牛味のポテチ、すっごく心惹かれましたが、新年の抱負で「ポテチ封印」したのでぐっと我慢の子。



信州ワインも興味あるな。

買わないつもりでしたが、栗のお菓子とかリンゴパイとか買っちゃいました。

小ぶりなスキー場がありました。

午後2時ごろに、宿泊先「サンモリーユ下条」に到着。ホテルは丘の上ですが、駐車場からエレベーターで上に上がる事ができるので、足腰に不安がある人でも大丈夫。


入り口では丸めた小さなお餅を枝につける作業をしていました。お正月用だったかな。もしかしたら逆でお餅を外しているのかしら。

階段で上がることもできますが・・・・

エレベーターにしておきました。

外の景色を見ながらゆっくり上がっていきます。弟家族は元気に階段で行きました。


最近リノベーションをしたらしく、ロビーも明るくて新しい雰囲気で素敵でした。チェックインは3時からということで、まだフロントには誰もおらず・・・ロビーでくつろいで待つ事に。普通のホテルだったら、多分ちょっと早い時間でもお部屋の準備ができていればチェックインさせてくれると思うし、そうでなくても常時フロントには誰がいると思いますが、その辺りちょっと緩い感じで、時間になるまで誰もいませんでした。


時間になったら「お部屋のご案内をいたします。」と声をかけられました。フロント横に置いてあった部屋ぎを自分で選んで持って行きます。

お部屋は、私達夫婦、両親がそれぞれ二人部屋、弟家族は和室の大部屋でした。お部屋の雰囲気も質素ながら清潔感もあり、お値段を考えるとお得感満載でした。(2食付きで一人8800円はもう格安!!)広さも普通のホテルだったら大きい方だと思います。セミダブルのベッドが2つ余裕で入っていました。


洗面所エリアも余裕がありました。

荷物を整理して、すぐに着替え温泉にGO!昨年は日本到着後に2週間の自己隔離期間があったので、4週間の滞在中正味半分しか出かけられませんでした。しかも最初の3日間は羽田空港近くのホテルで隔離だったので、実家に滞在できたのは一カ月以内。隔離終了後もオミクロン株が広まっていたので、外出を控えており、ほぼどこにも行かなかったんですよね。なので今回は是非温泉には行きたかった!そのリンクエストにこたえて義妹が今回の家族旅行を計画してくれたのです。だから温泉は思いっきり楽しみたかったのです。

お風呂はまろやかなお湯でちょっとぬるっとしていて、お肌にいいっていう感じ。露天風呂もありまました。時間が早かったからか、お風呂はとても空いていて、男湯の方は主人だけだったそうです。

夕焼けが山に反射して、すごく綺麗でした。

雪が残っている山も見えました。

夕食はカラオケができる部屋を予約していたので、家族8人だけのお部屋でした。低いテーブル席だったので、正座をしなくてよかったのは助かります。

メインのトマト鍋に茶碗蒸し、お刺身そして最初の盛り合わせが既に並べられていました。お刺身は山間部なのにとても新鮮でした。普段主人はお刺身はサーモンの方が好きなんですが、この日は「マグロが一番美味しい!」と言ったぐらい。桜エビの小鉢はさすがに食べられなかったみたいでした。

こんな風にちょっとづついろいろ並んでいるお料理を見ると、和食って本当にいいですよね。

焼き魚には緑色の味噌がかかっていました。魚はあまり得意じゃない私でしたが、本当にお魚美味しかったです。

筍の煮物も美味しかったぁ~。

こちらは冷やしうどんでした。

カラオケは夜9時までだったので、食事中からカラオケ大会スタートです。主人はカラオケは初めてじゃんないんですが、あまり歌は得意な方ではありません。でも英語の歌もちゃんとあったので、ノリだけは一人前で勇敢にチャレンジ。

点数が出るカラオケマシンで、主人は最初50点にも満たなかったのですが、1曲ごとに点数があがっていきました。弟二人でビートルズの歌の間奏中にエアーバンドで笑わせてくれました。

「Dodgy Brothers」(胡散臭いとか怪しいとかと言う意味)というあだ名がついている二人。先日二人で、スノボーとスキーに行ってきたのですが、二人ともシニア割引きでリフト代が安くなったそう。おそらくスキー場では最年長ペアだったと思います。主人はもしかしたら最年長だったかも。

最後は天ぷらにご飯とお味噌汁も出てきましたが、もうお腹いっぱいで天ぷらはほとんど食べられませんでした。

デザートもこんなに!これは別腹で全部食べたけど。お料理は、特別高そうな食材は出てきませんが、それでも地の素材を工夫して味付けもよく、とても満足できる内容でした。

一曲ごとに点数が上がっていき、最後の曲は一番得意だったのか、ビートルズの「Money」はかなり音程もあってい安心して聴くことができました。

そして、どうどう70点!個人最高得点ができました。みんな「ロブさん上手になったねぇ。」と褒めてくれました。



夜9時すぎにやっと夕食はお開き。昼間から温泉に浸かっていた疲れからか、すぐにぐっすり寝ちゃいました。

翌朝は6時半から起きて、朝風呂に直行!前夜男湯だったほうが女湯に変わっていたので、両方のお風呂を体験できました。こちらは露天風呂がまさに岩風呂で、朝早いこともあり露天風呂には誰もおらず、独り占めしちゃいました。主人は1時間も帰ってこなかったので、血圧が高いのでちょっと心配になったぐらい。でもお風呂の後にマッサージチェアを楽しんでいたので、時間がどれぐらいたったかわからなかったそうです。
ロビーも廊下も新しくて、清潔感があり気持ちよく滞在できました。

朝食はバイキング形式でした。白米とおかゆがあったので、おかゆにしましたがすごく美味しかったです。他にも沢山お料理がありましたが、前日の食べ過ぎの影響がまだあったので、自分で調整できるバイキングは丁度よかったです。

主人はガッツリ焼きそばとかソーセージ、シュウマイなどいろいろ持ってきました。焼き魚も!でもご飯ではなく、このあとトーストをコーヒーを取りに行ったんですよね。和食だけじゃなくパンやクロワッサンもあったので、いろんな人の好みに対応できます。飲むヨーグルトやフルーツもありました。

チェックアウトは10時だったので、食後にちょっとゆっくり荷造りをしました。いいお天気で、ミニゴルフの予約が取れたのがラッキー。


家族8人全員でプレーするのは混雑しちゃうので、じゃんけんで4人一組に分かれました。私達夫婦と姪っ子二人の4人に、両親と弟夫婦の4人組に分かれてプレー。


ゴルフ初体験の姪っ子でしたが、すぐに慣れたみたいで、バンカーに入っても気にせずきゃっきゃとはしゃいでしました。私達はどんどん進んでいたのですが、もう一組は結構時間がかかっており「きっとなかなか入れられなくて、10回ぐらい打ってるんじゃない。」と笑っていたのですが・・・。


私達が先に終了してしまったので、両親グループを参観。私の母が「もうおばあちゃん体力の限界だから代わって。」となり姪っ子二人がおばあちゃんの跡を続きました。

で、スコアを見たら、なんとこのチーム、みんな結構パー前後で進んでいるんですよ。私達のグループは7打とか8、9打とかやってたのに5打以上打っている人がいないんです。打つ前に慎重にコースを見たりしていて、打つ順番とかもちゃんとしたルールに乗っ取ってプレーしていました。だから時間がかかっていたんだねぇ。私達グループはてきとーに狙いも定めずちゃちゃっと売ってた!(主人以外は)。でも私はホール・イン・ワンしましたよ!その前9打とかで、ムラが激しかったけど。姪っ子二人も2打で入れたり、パーで進んだり好調かと思えば、6打以上売ったりと、安定性全くなしでした。打つ時も、ちゃちゃっとテキトー打ってたので、速く進むはずだぁ。結果は計算する前から、私達チームが下位を独占することは間違いありませんでした。

ミニゴルフを堪能してから家路につきました。出発時がすでに12時ちょっと前だったので、すぐにランチに向かいました。

なんとここでもまた主人は「カツ定食」!いい加減飽きないのかな?日本にいる間に食べダメ?

私は牛丼定食。さすが信州、小さいお蕎麦がついてきました。どちらかというと、うどんの方が好きなですが、お蕎麦を食べるなら冷たい方が好きなので分量も丁度よく、美味しくいただけました。帰国してから初めてのお蕎麦でした。

あっという間に過ぎた一泊二日の小旅行は、常に笑い声であふれた楽しい時間でした。市の住民の福利厚生の一環で、格安で宿泊できる施設を持っているのは他の市町村でも珍しくないんでしょうね。でもオーストラリアでは聞いたことがありません。主人に説明しても、なかなか理解が難しいようです。オーストラリアでも地方自治体による福利厚生サービスはありますが、それはリクリエーション施設という形ではなく「手当」とか「補助」という形で行われるので、対象になる住民は限られています。強いて言えば、コロナ蔓延で被害を受けた飲食業を活性化させるために、昨年、州政府から「レストランバウチャー」や「エンターテーメントバウチャー」が発行されたことが近いかな。それは一過性のものだから、市民が格安で宿泊できる施設なんていうのは、比べ物になりませんよね。

ギリシャでもこういう話は聞いたことがないから、多分、これって日本独特の考え方かな。こういう部分、海外にはない独特の良さだと思うんですよね。

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