2023年3月16日木曜日

エンジン新マウント設置完了と船体塗装の経過

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!





今週も完璧な晴天だったのは月曜日ぐらい。後は毎日数時間だけお日様がでるけど夕方や夜半に雨が降ったので地面はあちこちミニ洪水状態。塗装作業も思うように進んでいません。でもエンジンのマウントは完了しました。

13日月曜日、パノスさん達が戻ってきました。

11時ちょっと前にやってきて、午後2時半過ぎまで作業が続いていました。今回もパノスさん自身に助手が一人付いてきました。

これが新しいエンジンマウント。正直前のマウントとどれだけ高さが変わったのか私にはまったくわかりません。

でもパノスさんも主人も満足していたのでOKです。

これでこの先かなり長い間、エンジンマウントの事は心配しないでいいし、新品エンジンへの悪影響もないから本当に安心です。作業はこの日には終了せず、あと1回ぐらいで終わりになりそう、とのこと。コックピットにはアクセルのレバーとかがまだ付いてなかったし。プロペラへの接続は完了したようです。前回、それが終わるまでプロペラを動かさないんでねと言われていたので、プロペラやシャフト部分の研磨作業が中止となっていました。

この日の午後、また主人が配電盤を開いてちょっとした修理作業。

ナビゲーションデスクの正面にあるこの二つの計器が作動しなくなってしまったのです。左が水タンクの容量を示すもので、右が燃料タンクの容量を示すもの。どちらも残りがどれだけあるのかを常に把握する必要があるので、表示しなくなったままで放置することはできません。ちょっと前から付いたり消えたりしていたので、接触不良じゃないかなとは思っていましたけど、その通りで、線が緩んでいた、ということですぐに解決しました。

13日月曜日時点ではこうなっていたスターン部分。

火曜日14日は曇りがちでしたがなんとか一日持つ予報だったので、防水塗料を塗りました。

他にも、船体の船底とボディーの部分の境メのシルバーのペイント部分、削れてた部分を塗り直し。ただカラーがメタリック系ではないグレーだったので、再度上から塗り直す必要があります。現在マリーナのシップシャンドラーにオーダー取り寄せてもらっています。この部分、昨年キオス島でコッパー塗布のため船底を研磨した時、誤って削られてしまった部分。

反対側にも同じく削られてしまった部分があります。今一丁寧さに欠ける仕事ぶりだったなぁ。

バウの部分は火曜日にすでに失敗した部分を削り落としました。

15日も16日もこんな風に雲が多くて、いつ雨がふってきてもおかしくないような天気でした。

お隣さんは業者の方が船底の削り作業をしています。手動でやっていた時もあり、もう2週間ぐらいかかっているかな。雨降りでかなり作業が中断されていました。期限が迫っているのか、雨模様の合間をくぐって毎日少しづつ削っています。

16日木曜日は、午後2時過ぎぐらいから雨になる予報だったので、午前中に防水塗料塗布した部分を研磨して最終ペイント塗布の準備をしておきます。


天気予報では金曜日17日から一週間程度晴天が戻ってくるとのことで、ここで一気にペイント関係の作業を進めていくつもりです。スプレーガンで前回失敗したので、次回は、まず最初にローラーで下塗りしてから、仕上げとしてスプレーガン塗布をする作戦です。さて、今度はうまくいくといいなぁ。


あと話はガラッと変わるんですけど、半日お天気が悪くて退屈したので、以前から気になっていた「True Sprit」を観ました。ネットフリックスで放映中です。

これは2010年に当時世界最年少(16才)で単独無寄港世界一周を成し遂げたジェシカ・ワトソンを元にした物語。ノン・フィクションですがドキュメンタリーではなくとこどころ誇張表現があります。この時、私達はオーストラリア海域をセーリング中で、ジェシカちゃんtがシドニー湾に帰ってきたニュースは、たしかクィーンズランド州に入った時にきいたかな。物語の最初に出てくる、ジェシカが世界一周を前にテスト航行のため単独でブリスベンからシドニーに向かっている途中、夜間航行中にタンカーと接触してマストが折れてしまった事件もすごくはっきり覚えています。物語中ではアラームをつけ忘れたって言っていますが、確か事実は、アラームを付けてたんだけど、タンカーが2隻接近していたのに気が付かず、1隻をやり過ごしたあと、アラームを消してしまったことによるものだったと思います。接触事故が発生した海域は、ブリスベン―シドニー間でも大型貨物船の往来が物凄く激しい場所で、AISがなかったらオーバーナイト走行はかなり恐ろしい場所なのです。本当に何十隻とすれ違うし、入港を待って沖に碇泊している貨物船もうようよいる海域。だからそこで衝突事故というのは、ある意味、「若気の至り」だったのかもしれませんが、彼女にとってはいい刺激になったでしょう。おかげで、ジェシカちゃんは違うヨットで世界一周を目指すことになったのですが、そのヨットは「エラズ・ピンクレディー」という名前でした。エラといのは、スポンサーが化粧品メーカーの「エラ・バック」だから。確かスティール製のとても頑丈なヨットだったと思います。

ジェシカちゃんはビデオで日々の記録を取っていて、それをブログに載せたり、テレビでも進捗状況のニュースで流れたりしていました。その模様も含まれています。
途中、イルカが出てきたり、クジラがバックフリップしている映像が出てきますが、あれ、物語だから誇張しているわけではなく、オーストラリア海域をクルージングすると、ああいうのは結構頻繁に目撃する光景なんですよね。私達も、すぐ近くでクジラが浮き上がってきたり、子供クジラが船体の下にもぐり反対から出てきた、なんてこともありました。イルカの群れは、毎回と言っていいぐらいの頻度で会っていたし。改めて、オーストラリアでのクルージング恋しくなりました。ちなみに、物語中にヨットが転覆する場面がありますが、あれはちょっと変だったな。確かに嵐の大波にもまれて横倒しになり360度回転したことが何回かあった、そうですけど、まるで海に沈んでいくような感じになっていた。主人と二人で「そんなわけないだろう!キールがあるんだから!」とかなりいちゃもんを付けて観てましたけど。そして、物語で使われたヨット、ジェシカちゃんが実際に乗っていたのとかなり似てたけど、ジェシカちゃんのはスターンにソーラーパネルがついてました。360度回転しちゃったときに、ソーラーパネルがねじ曲がり、シドニー湾に戻ってきた時パネルの片方が曲がっていたのを今でもよく覚えています。そして湾内で沢山のボートに出迎えられ、その中で友人のヨットがジェシカちゃんのリクエストから差し入れをしたのですが、それがなんとスプレー缶のホイップクリーム。それを大きな口を開けてにシューっとホイップクリームを直接口に入れて食べていたのを観て、16才って言ってもやっぱり普通の女の子だなぁってほほえましく思ったのも思い出しました。

ということで、ネットフリックスを観れる方、ヨットに乗らない人でもTrue Spritはかなり楽しめると思いますよ。

あ、思い出した、ジェシカちゃんのちょっと前に、確か同じぐらいの年頃のアメリカ人の女の子も世界一周単独ノンストップ最年少記録を狙って航海中だったんですけどね、その子、確かインド洋を渡ってオーストラリアに向かっている途中でやはり嵐にあってリタイヤ。救助信号を出したから、その区域を飛行中のカンタス航空が最初に発見して、その後オーストラリアから救助船が出たんですけど、なななんと、救助の費用を踏み倒したのだ!「払えないものは払えない」って親子で開き直ったんだよねぇ。オーストラリアに近づくインド洋は荒れることで有名ですが、特に船に故障が出たわけではなく、単に「我慢できなくなって」という理由だったと記憶していますから踏み倒してアメリカに逃げたのが、すごく問題になっていました。ジェシカちゃんは一人でちゃんと踏ん張ったのに。

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