2023年3月23日木曜日

モーリシャスブルー探求に明け暮れた一日

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!






バウとスターンのブルーの塗装、やっぱり色が気に入らなくてまたやり直しをすることにしたんですが、マッチングする濃紺のカラーを探すのが本当に大変なのです。丸一日奔走しちゃいました。

20日はキールとラダー下の穴埋め成功したので、祝杯を上げに外食・・・というより私もお手伝いしたので、夕食作りがめんどくさくなったので外食したのが本音です。
主人が穴埋め作業をしている間、私は助手として必要なものを取りに行くため、一日にいったい何往復梯子を登ったか思い出せないぐらいでした!家庭的な雰囲気のレストランばかりのボニッツアに行きました。



これはおナスとトマトソースのオーブンチーズ焼き。美味しかったぁ~!
このお店は店内でお肉の串焼きをBBQしているのです。私はチキンのBBQ。

主人はラム肉。香ばしくてすごく美味しかったです。炭焼きはやっぱ美味しいね。食べ切れなかったから半分ぐらいお持ち帰りしましたけど。

21日火曜日は朝から曇り空で、残念ながら雨降りとなりましたが、エンジン設置作業の続きでパノスさんが戻ってきました。今回はマリン電気技師を従えて電気系統の接続です。主人が自分でやろうと思えばやれない事もないんですが、めんどうだからやりたくない、ということで常にやっている専門家にお願いしました。


スロットルも戻ってきて接続されていました。


その間主人は、水深メーターとか水中の速度メーターの部品を新しいものに変えるためのお勉強。これが取り外した古いものです。ずっと壊れていて、速度はチャートプロッターのGPSでしかわかりませんでした。新しいものはすでに購入していて届いております。

エンジン設置はあと1回で完了するそうです。木曜日23日にもどってくるそうな。パノスさん達が帰ったのは午後3時ぐらい。その後から主人は新しい水深とスピード感知の機械を取り付け始めました。バウのメインベッドルームの床下と、リビング側の床下を開けてコードを通していました。
それがこの裏に繋がっているよう。いろいろ試していましたが、陸上にいるとちゃんと機能しないので、完璧かどうかは海上に戻るまで確かめられません。最初、それがわからなくて「なんで作動しなんだ!」とプチパニックになった主人。最終的に作業が終了したのは夜8時過ぎでした!

22日は朝からいいお天気で8時ぐらいから外が騒がしくなっておりました。SATOMI号のご近所さん達が続々と海上に戻っていっているようでした。ご近所さんはチャーター会社のヨットがほとんど。後ろの列にいたヨットが3隻いなくなりました。いいなぁ~海上に戻れて。

さて、バウとスターンの塗り直し部分、しっかり乾いてから見るとやっぱり納得できるカラーじゃなかったんですよね。現行のカラーに比べて濃すぎるんですよねぇ。やり直しを決意してすでにスターンを削り始めた主人。

マリーナのシップシャンドラーに塗料の色見本をお願いしたのですが、誰か他の人に貸してから全然戻ってこないそうなんです。数日待っていたのですがしびれをきらして、ペイントのメーカーに直接問い合わせました。するとレフカスにあるノーティラスという有名なシップシャンドラーのチェーン店に置いてあるはずと教えてくれました。それでレフカスのお店に電話すると希望メーカーの色見本がありますよ、とのこと。でさっそくレフカスに出かけました。

レフカスと言えば、跳ね回転橋。シップシャンドラーに行って色見本を借りてきて、折り返しSATOMI号に戻りました。その途中お昼12時の開閉時間にあたってしまいました。


通過していったヨットはレフカス運河に入って行く方向ばかり。おや?あのマークはどっかで見たことがある。

あ、今朝までSATOMI号のご近所さんだったチャーター会社のヨットのマークです。
全部で6隻連なっていました。どの船にもスキッパー一人しか乗っていませんでした。セールもまだ設置されていないので、エンジン走行で単にプレヴェザからレフカスに配達しているだけですね。

このヨット、今朝SATOMI号の前を通過する時に写真を撮ったヨットだ!そろそろ今シーズン最初のチャーターのお客さんがやってくるのかな。昼間は20度を超える暖かさですが、まだまだチャーター本シーズン前なのでどこも空いているし、きっとまだオフシーズン価格だろうから、この時期のチャーターヨット、結構いいかも。


だいたい10分ぐらいで橋は閉じ始めました。

SATOMI号に戻ってすぐに、カラー見本を船体にくっつけて確認。見本を見た時にモーリシャスブルーというのが一番近いんじゃないかなって思っていたんですが、実際に船体に宛ててみると、やっぱり!赤丸で囲んであるのがモーリシャスブルーです。

それからすぐにシップシャンドラーに電話でモーリシャスブルーの事を連絡しました。というのは、このメーカーは、なかなか手に入りにくいメーカーで、普通に在庫を置いている場所がほとんどないんですよね。オーダーするのも時間がかかるって最初から聞いていました。もっと早くから手配しておけばよかったのですが、昨年の時点では以前に塗装修理をしてもらったペインターにまたお願いしようと思っていたんです。でも以前よりもスターンの部分の修理の範囲が広いかったので、見積もりが予想以上に高くなってしまい、その結果自分達でやることにしたんです。その際、以前のペインターの方が混合してくれたペイントが少し残っていたのでそれでやれると思っていたのですが・・・・今一やっぱりカラーが合わず、それでブラックに近いぐらいのペイントを買って主人が自分で塗ったんですが、1回目はスプレーガン不具合でだまになりやり直し。2回目はローラーで塗ったので塗り方は良かったのですが、カラーマッチ具合が今一つっていうことがわかり・・・もっとちゃんと色見本と合わせて色を探そう、となったのです。

シップシャンドラーに戻り「モーリシャスブルーはありましたか?」と聞きました。私達が着くまでにギリシャの取り扱い元に確認してもらっていたのです。するとあることはあるけれど、小さい缶はなく4リットルサイズしかなく、しかも取り寄せに5日かかる、とのこと。う~4リットルはいらないし、大は小を兼ねるっていってもお値段が高すぎ。しかも5日もかかるっていうことは、絶対31日に海上に戻るっていうのが無理になってしまいます。するとシップシャンドラーの人が「メーカーは違うけど今ここにある在庫でダークブルーとうのがありますよ。」とのこと。それを見せてもらい、色見本と合わせてみたところ、結構いけそう、というのがわかりました。モーリシャスブルーよりもちょっと濃いめなのですが、実際の所、モーリシャスブルー自体も完璧にSATOMI号のカラーにマッチングしているとはいいきれず、それとダークブルーというのの間ぐらいなんですよね。在庫があるものはダークブルーに最も近いカラー。で、すぐに作業に取り掛かれて、カラー具合も前回塗ったブラックよりもましだね、ということで最善の妥協で別メーカーのモノを買いました。サイズも丁度いい小さい缶だし。これで、23日からすぐにペイントやり直しに取り掛かれます。

お買い物のあと、シップシャンドラーお勧めのシーフードレストランにランチに行きました。魚屋さんがやっているタバーンです。
港沿いではなく住宅街にあるお店ですが、地元の人ですごくにぎやかで、テーブルは全て予約ずみだったのですが、1時間で食べ終わるなら大丈夫、ということで入れました。

前菜としてチップスとズッキーニのコロッケもオーダーしていますが、写真を撮るのを忘れた!お魚やさんの方で選んできたシーブリムの一種をグリルしてもらいました。塩加減が丁度よく、香ばしくグリルされていて美味しかったなぁ。

お腹が一杯になった後はLidlで買い出し。いつもはプレヴェザのLidlに行っていますがプレヴェザだと海底トンネルを通らないといけません。レフカスはアクティ側にある町だし、近くにいたので寄っていくことに。安いけど美味しいワインとか生ハムにチーズや野菜類を買い込みました。

SATOMI号に戻ってきたら、新しいジェノアシートが配達されていました!ジェノアシートは3年前にSATOMI号を買ったときに着いていたものをそのまま使っていたのですが
かなり古くなってきており、切れかかっている部分もあり、セールについている方とひっくり返したりしてだましだまし使っておりましたが、さすがにそろそろ替え時かなってことで、思い切って新しくしたのです。

毎日天気予報とにらめっこで、一昨日の時点で土日が雨の予報だったのが来週月曜日まで晴れか、少し曇りの予報に変わっていました!いいぞ~。新しいペイントも入手できたのですぐに取り掛かれるし、うまくいけば今週中にコッパーコーティング補修作業まで完了できるかもしれません!それにしても、ペイントのカラー見本自体を探すのに、丸一日奔走するとはねぇ~、ギリシャあるあるだなぁ。

本日もご訪問ありがとうございました!ご覧いただいた記念によろしければ「ペーパークラフト」ボタンをポチっと押していただけますか?
             



PVアクセスランキング にほんブログ村

0 件のコメント:

コメントを投稿