皆さんこんにちは！Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ！
23日、早速ゲットしたダーク・ブルーを塗ってみました。今度こそ納得できるカラーマッチング具合になると思います！
塗装の前は必ず研磨します。塗り直す部分全体を研磨。削り埃を吸わないようにマスクは必需品です。
この日もまたチャーター会社のヨットが次々と海上に戻っていきました。レフカス運河で見たのと同じチャーター会社の船。
朝一で塗り直したバウとスターン。今度はかなりカラーマッチング成功でした。買ってきたダーク・ブルーは実際に比べてみたらほんの少し明るい色だったので、主人がブラックを少し入れてみたんですね。そしたらバッチリ！100％同じじゃないけど、最初のブラックだけの時と比べたら全然OKです。まだ最終ポリッシュをしていないので、つやも出てないし塗った境目がわかるけど、その前にこの状態なら全然OKだぁ～。納得するまでえやり直して本当に良かった。
この角度からだとほとんど違いがわかりません。3年前にプロのペインターが塗った部分の方が目立つぐらい。
スターンはさらにばっちり。範囲が広いからもともと境目は目立ちにくかったから特に。妥協せずに、カラーマッチングを追求して本当によかった。
さて、船体のブルー以外にもこのシルバーのラインも色合わせが納得できてなかったので、塗り直しました。最初に塗り直したのは単なるグレーで、その他の部分はシルバーだったので塗り直した部分だけ光沢がなかったんですよね。で、レフカスのノーチラスで買ってきたメタリックペイントをスプレーしました。厳密には違うカラーなんですが透明感のあるメタリックだったのでグレーの上に塗れば大丈夫じゃないの？って思ったから。うん、大丈夫だった！
この作業が結構めんどくさかった。塗り直し部分はそれぞれあまり広い範囲ではなく、所々が何か所もあるし、スプレーだからちょっと広めにカバーしないといけません。それと、この日は結構風があって、スプレーだとかなり吹き散らされてしまうのです。
マスキングにカーバーをして、実際にスプレーする時は、私がダンボールの板を「盾」のように掲げて風で飛ばされていくペイントの霧をできる限り拡散させないように防御しました。これでシルバー部分は全部完成。光沢があるので完璧に色が同じじゃなくても全然気にならなくなりました。
この日のディナーは久しぶりにお家ごはん。サラダとパスタ。ソースは新鮮トマトにマッシュルームやセロリを炒めて手作りしました！最近セロリの風味が気に入っていて炒め物によく使っております。
24日、今日も引き続き2回目の船体塗装をしようと思ったら・・・・あれりゃこんなに埃がついている。
そう、お隣の船の船底の塗装はがしをしているのです。風が強いのでそれが全部こっちにはこばれてきちゃって埃だらけになってしまっているのです。お隣りさんは、先日キールやラダー内の湿気に関して、知り合いの専門家をわざわざ呼んでくれた親切な方。主な仕事がアンティファフルだから、船底塗装削りが毎日行われるのは仕方ないので、文句は言えません。午後は仕事をしないし、土日は来ないといことで、その時間をさけて2回目の塗装をすることにしました。
とうことで、お隣が仕事中の時間は、こちらもできる場所の研磨作業に当てました。その時、見つけたのがこの不具合。ラダー内の湿気を取るために開けていたこの穴、先日埋め込んだんですがぶくぶくができていたのがわかり、やり直すことになったんです。残念だけど防水が大事だから妥協はなし。
これはキール下の埋めた部分。こっちはしっかりふさがっていて他の部分と見分けがつかないぐらい。
そして、防水塗料でスムーズじゃなかった部分を研磨しました。防水塗料の上にはいよいよコッパーコーティングなので、下地にあたる部分にはできるだけスムーズに保ちたいのです。だから納得できなかった部分を塗り直します。
ちょっとづつだけど結構何か所かあるなぁ。でも研磨中に先日埋めた穴が中身不足だったことを発見できたから良し、とします。自分達でやることのメリットは納得いくまでやり直せることだから。焦ってテキトーにするのは長期的にみてツケが回ってきますからね。（今年は昨年のツケのしりぬぐいばかりしてるので。）
塗り直さないでいい部分は準備万端なので、この日中に付けたし塗をして、2日ほど乾かす時間があれば、週明けにはコッパーコーテイング塗布に取り掛かれるかな。
来週は預けていたセールと、新しく作った日除けカバーが戻ってきます。一気に事が進むけど、船体コッパーコーティングをしてから二三日しないと船の洗浄ができないので、来週金曜日31日の出発は1週間延期にしました。新しい出発日は4月7日！
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