皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!
この週末、ギリシャはお祭り騒ぎでした。土曜日が独立記念日だったので夜遅くまでプレヴェザの街から音楽が聴こえてきました。でも私達はそれどころではなかったのです!なんと電動ウィンチが壊れていたのを発見。
3月25日(金)ペイントのシンナーを買うために、クレオパトラマリーナのすぐお隣のボートヤード、イオニアンマリーナに初めて入りました。ここにもシップシャンドラーがあるんですよね。
クレオパトラよりも小ぶりなシップヤードですが、シップシャンドラーは結構充実していました。クレオパトラで品切れだったら、こっちを探すという手もあるからいいねぇ。お店の事務所がそのままマリーナの事務所になっていました。この日は無事スターンとバスの塗り直しを新しいブルーで終えて大満足でディナーに出かけました。レストランではないのですが、カフェ&バーでおつまみ系メニューが充実している場所。プレヴェザの港の一本裏側の広場にあります。
お値段もお手頃なんですが、もうとにかく量がすごい。
オクトパスビネガーは絶対オーダーしちゃいます。
これミートボールってメニューにはなってましたが、ピッタブレッド上に細長いミンチ肉の塊がのっかっていて、トマトソースとヨーグルトの絶妙な味わいでした。主人が大のお気に入りになった
午後になっても引き続き主人は作業継続。これはマストの上に乗っかっているネット電波を取り込みやすくするためのアンテナのコード。島影にいても電波を受け取りやすくするために3年前から設置しているのですが、クルージングを開始してから、どうもちゃんと機能していなかった疑いがありました。ずっと主人はメーカーとやり取りをしていて、メーカーの指示でいろいろ計測をしていたのですが、やっとメーカーが「もしかしたら不具合製品だったかも。」となり、代替品を無料で送ってくれたんですね。それで、新しく届いたものに交換する作業を少しづつ進めていたのです。
そして、やっとマストの一番上に設置されているアンテナ部分を交換すべく、マスト登りをすることになりました。
もう何十回とマスト登をしているので慣れっこです。以前はマニュアルでメインハリヤードをウインチして主人を上げていましたが、SATOMI号のウィンチは電動だから簡単簡単。私はボタンをブーっと押すだけ。
と思ったら・・・・ウィンチが最初変な音がしていつものスピードより遅すぎて、変だなと思い中断しました。するともう動かなくなってしまったのです!ぎょぎょ!そんなぁ~。また修理箇所が増えたの???しかも大事な大事なウィンチ。ハードスタンドに上がってから使っていなかったのにいつの間に壊れていたのでしょうか。
この日も夕食は外食。主人が魚が食べたい、と言ったのでボニッツアに行きました。レストランは、昼間の賑わいがやっとひと段落したところ、という感じでしたが、この後夜の部のお客さんのために、片付けが始まっていました。
6時半ぐらいでしたが、その時間はランチパーティが終わったぐらいの時間です。夜の部はギリシャでは夜9時ぐらいからスタート。
もう何回も来ているのでお店の人も私達の事を覚えています。取り合えず、タヅキとグリークサラダ。
主人はキッチンに行って魚を選んできました。カラマリフライもオーダー。今日はシーフードディナーです。魚のグリルが本当に美味しいんですよ。いい塩加減とスパイスにレモンがピッタリ。どちらかというと肉食の私達ですが、新鮮な魚のグリルは病みつきになり、最近では週1ぐらいの割合で食べています。
分解しながら、なんとなくどこが悪いのかわかってきたようです。突然壊れた、というより、ほこりや汚れが溜まっていたのも原因の一つだったみたいですが、寿命が来た部品があるみたいです。
これは船内側のモーター部分。
外の部分はすっかり取り外されました。
外したモーターを室内に持ち込んでさらに分解作業です。
「これだ!」変形していたブラッシャーを発見。 2021年の5月、クルージングをスタートさせた直後にポート側のジェノアシート用のウィンチが壊れて修理してもらったことがあるんですが、こっち側のウィンチは何もしてませんでした。
交換する部品がわかったので、これが新しく入手できれば修理はすぐできます。それにしても海上に戻る前に故障が見つかって本当によかった。メインハリヤード用のウィンチは一番酷使しているものなので、そろそろ寿命が来ていたんでしょうね。クルージングをスタートしてからこうなったら部品を手配するのが面倒だったと思うんで、シップシャンドラーに数軒アクセスできる場所にいる間に発見できたのは、不幸中の幸い。
取り合えず穴があきっぱなしになっているので、カバーしておきました。部品がすぐ入手できるといいなぁ。
そして本日27日(月)、シップシャンドラーが開店と同時に行きました。ラッキー、ありました!!!交換部品。これで作業スケジュールに支障なく作業が続けられます。キールとラダーの防水塗料、最後のコーティングを本日済ませます。そのまま2,3日放置しておく必要があるので、その間ウィンチの修理を行い、天気がよければウィンチが直ったころにはキールとラダーのコッパーコーティング補修作業に取り掛かることができます。
アンテナ交換作業は中止。しばらく放置したら再起動はしましたが、異音がするし、またすぐに止まってしまった。分解してみないとはっきりとは故障原因がわかりませんが、主人はなんとなく心当たりがあるようで、その点はホッとしました。
すでに夕方になっていたので、翌日に回すことにしました。カランカランと音がした方を見ると、なんと牛の行列がありました。シップヤードの後ろに牛の放牧場があって、時々道まで牛がはみ出てるんですよ。でもこんなにフェンス際を歩いているのは初めて見た。
子牛も親牛によりそって歩いてて、なんかほのぼのしちゃいました。6時半ぐらいでしたが、その時間はランチパーティが終わったぐらいの時間です。夜の部はギリシャでは夜9時ぐらいからスタート。
26日(日)、この日は朝起きたらサマータイムに変わっていたので一時間早まっていました。日本との時差は6時間。日本の方が進んでいます。
朝ご飯を済ますとすぐに主人は電動ウィンチの分解作業に取り掛かっていました。
交換する部品がわかったので、これが新しく入手できれば修理はすぐできます。それにしても海上に戻る前に故障が見つかって本当によかった。メインハリヤード用のウィンチは一番酷使しているものなので、そろそろ寿命が来ていたんでしょうね。クルージングをスタートしてからこうなったら部品を手配するのが面倒だったと思うんで、シップシャンドラーに数軒アクセスできる場所にいる間に発見できたのは、不幸中の幸い。
取り合えず穴があきっぱなしになっているので、カバーしておきました。部品がすぐ入手できるといいなぁ。
エンジン設置も、最終作業が今週中に終了するはず。本当に長いことかかったなあ。いっぺんで全部済ませてもらえると思ったのですけどね。
ギリシャって締め切りギリギリにならないと作業をしてくれないみたいで、昨年11月から新エンジン設置を依頼していたのに、私達が戻ってくるまで運び入れはされていても、接続作業は全く進んでいませんでした。海上に戻す日は一週間上しているんですが、パノスさん達には当初の予定の3月31日、つまり今週の金曜日のままにしてあります。でないと今週中に終わらないかもしれませんから。
エンジン設置が終了しないと勿論海上には戻れませんが、それだけじゃなく、スターンバースに普段は収納している荷物を戻すことができないので、船内の清掃が全く進まないんですよ。だから海上荷戻す数日前にエンジンが完了してくれないと、出発前が物凄くせわしくなってしまうのです。セールも今週戻ってくるので、来週の今頃にはSATOMI号は準備万端になっているといいなぁ。
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