2023年11月17日金曜日

92才のお誕生日会は盛大な女子会だった!

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!



SATOMI号を置いてるプレヴェザを出発したのが先週の金曜日でした!途中下車しながらアテネに向かい日曜日の午後に出発。セントラルコーストにある主人の実家に着いたのは今週の火曜日。水曜日に義母のお誕生日があったし時差ボケもあったので、ようやく今日17日になって正常生活になりました。

家の周囲がぐるりと湖に面しているので、毎朝こういう景色で目覚めることができます。

まだ時差ボケが直ってなかった時は、朝5時ぐらいに目が覚めてしまい日の出をベッドの中からゆっくり堪能しました。

11月15日(水):義母の92才のお誕生日。前日の夜は家族だけでお刺身ディナーを堪能しましたが、この日は義母のお誕生日女子会グループと外食。皆さん同じ地域にお住まいで、お誕生日をお祝いしあう女子グループ。ほとんどの方がご主人を亡くされている未亡人なのです。子供たちもとっくに巣立っている年代の方ばかり。勿論義母が最年長です。皆さんお孫さんがいらっしゃっても、別々に生活しているし、お孫さん達が遠方に住んでいる事がほとんどのなので、お誕生日を一緒にお祝いする家族が身近にいないのです。それで同じ状況のご婦人たちがグループになって、お互いのお誕生日の日に集まり「お誕生日女子会」をされているんですね。これ、すごくいいアイディアだと思います。一人暮らしをされている方がほとんどだし、お友達が近所にいたとしても必ずしも自分のお誕生日に一緒にディナーを楽しんでもらう事ができるわけでもなかったりします。特にお友達のご主人が健在だったりすればなかなか女子だけで夜外出というのは、この年代の方々には特に難しかったりするし。

だから未亡人になって、自由に出かけらる者同士が集まり、お誕生日のディナーを一人寂しく過ごさなくてもいいように集まるって、素晴らしい。義母も義父が亡くなった後で、このグループに誘われました。先に義母の義妹(つまり私の主人の叔父さんのお嫁さん)や、義母の以前からの友達もこのグループにいたので、すぐに他の方達とも打ち解けました。グループは10名ぐらいなので、だいたい毎月誰かのお誕生日があるんですね。だから月一回集まっておしゃべりを楽しむことができるし、最低でも月一回は外食する機会があるのです。
今回は「カントン・チャイニーズ」という地元では老舗、1960年代からずっと営業しているチャイニーズレストランで会食でした。ここは私達も義母の所に滞在中によく利用していて、味も美味しくお気に入りです。ちょっと残念なのは2年ぐらい前に経営者が代替わりしてから私のお気に入りだった「スカロップジンジャーシャロッツ」がメニューから消えてしまったこと。ホタテのネギ生姜炒めで、海鮮お出しが生姜と最高にマッチングして美味しかったのです。でも新しいメニューにも美味しいものは沢山ありますけどね。

毎回各自好きなものを一品オーダーして、それをみんなでシェアするので、いろんな違うメニューを少しづつ味わうことができるのが最大の楽しみ!今回は私、主人、それに主人の妹カップルも含めて総勢12名でした。昨年滞在中にも私達は参加したことがあるので、私達もお馴染みです。今回はメンバーの中の娘さんもお一人参加されました。写真左のモニークさんとは初対面でしたが、私が滞在中によく近所のニュースエージェント(雑誌とか新聞を売っているちょっと大きめ売店)に数カ月前からお勤め、ということだったので、滞在中にまたお会いすることになるでしょう。

オーダーした料理も全てで終わり、お腹も一杯になったころお誕生日ケーキの登場です。

ケーキは持込みで、主人の妹が92才のロウソクを用意していました。ケーキの上に乗っている花火は、義実家のパーティーグッズ引き出しから私が見つけたもの。義父母が若いころは、義実家では親戚一同がよく集まっていたので、パーティーグッズが今でも結構残っているのです。

みんなでお誕生日の歌を歌い終わったら、92才のお義母さん、息を思いっきり吸ってロウソクを吹き消します!


久しぶりにお化粧した!陸に上がっているし、オーストリアと言えどもお食事会だからね、いつもみたいにすっぴんお団子ヘアでは、他の御婦人方に失礼にあたります。

お誕生日女子会のグループの皆さんは、全員70才以上なのですが皆さん元気はつらつ。未亡人となられても第2の人勢を満喫されているので、とっても明るく、お食事会中も笑い声が絶えません。年を取るとどうしても愚痴っぽくなったり悲観的になり勝ちですが、このグループの「女子」たちは、全くそういうそぶりがなく楽しい方達ばかりなのです。だから毎月、集まる方達も会を楽しみにしているんですよね。変なしがらみとか、参加するたびに誰かの愚痴に突き合わされてネガティブな気持ちになって帰ってくるような会だったら、次から参加したくなくなりますが、92才のお誕生日女子(義母)も、「あ~本当に今日は楽しかった!いつもこの会に行くとすごくハッピーな気分になって帰ってくるの。」と言っていました。こういうの、すっごくいいなぁ。私がそういう年になったら、こういう人たちに囲まれていたいな。ほぼ全員が未亡人なので、やはり女性はどの国でも強いのかもしれません。

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