2023年11月15日水曜日

オーストラリアに無事到着ー中東御三家航空会社制覇!

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!






13日月曜日の現地時間夜7時過ぎに、無事オーストラリアはシドニーに到着しました。市内に住んでいる主人の義妹とパートナーが空港まで迎えに来てくれて、そのまま彼らのお宅に一泊。翌14日の火曜日に主人の母が住んでいるセントラルコーストに向かいました。これから12月末までセントラルコーストでの滞在がスタートです。まずはこれまでの旅程をご報告です。

11月12日(日):アテネ郊外アリモスのB&Bに一泊し9時50分、空港に向けて出発です。
エアB&Bはいわゆる民泊なので、普通のアパートの一室でした。

一階部分全部が泊ったお部屋です。

通称アテネ空港、本名エレフテリオス・ヴェ二ゼロス空港へは車で40分ぐらいの距離です。もうこの辺りはどの地域に宿泊していても空港への道は周知。空港へ道路にはクリスマスツリーをもじった飾り付けが並んでいました。

10時半過ぎには空港に着きました。まずはレンタカーを返却です。プレヴェザ空港内のレンタカー屋さんしかもバジェットというAVIS系列レンタル会社なので、アテネ空港で返却できるのが便利。来年こちらに戻ってきた時も、ここで借りてプレヴェザ空港で乗り捨てです。プレヴェザ滞在中は地元のレンタカー会社の方が安いのでそちらに切り替えますが、それも空港周辺に事務所があるので、とっても便利なのです。

レンタカー事務所の入り口にちょこんと座っていた猫ちゃん。風貌からして野良ネコだと思うんですが、まるでこの事務所の看板ネコちゃんみたいに、人が隣を行き来しても全く完治せず、置物みたいにじっとしていました。事務所の人も全然気にしていません。人懐こいみたいで触っても全然動かず。やっぱり看板猫ちゃんかも。

トローリーがあったのでスーツケースに乗っけて出発ラウンジに向かいます。

時間は11時になっていました。フライトの出発時間は午後1時半ですが、すでに登場手続きを開始していました。ウェブですでにチェック・インしていたので荷物預けだけの窓口に向かいます。ほとんど列が無くてラッキー。ですが窓口でいきなり「オーストラリアのビザ番号を教えてください。」と言われて焦り!私はオーストラリアのパーマネントレジデントなのでオーストラリア国内にいる間はもう特にビザは必要ないんですね。でもオーストラリア国外に出て、またパーマネントレジデントのステータスで帰国するためには「レジデントリターン」のビザが必要です。いつも5年間有効の出入り自由のレジデントリターンビザがあるのですが、前回のビザが今年9月に切れていたんです。海外にいてもレジデントリターンもビザは更新できるので、オンラインですでに新しい期限のレジデントリターンビザを取得していました。ですが、どうもそれがパスポートナンバーと連結していなかったらしく、そのままでは搭乗券を発行できない状態だったのです。道理でウェブチェックインの際、ボーディングパスがアテネーアブ・ダビ分しか発行されなかったわけだ。
カウンターのお兄さんはとってももの越し柔らかなフレンドリーな対応でした。主人が「昨日ウェブチェックインの時、すでにビザ番号を入力していますけど。」というと「う~ん、どうもそれがうまくマッチングしていないようなのです。」とのこと。オーストラリアのビザは現在電子ビザなので私のパスポートにはビザのスティッカーとかは貼られていないのです。幸い、前日ウェブチェックインの際主人が「ビザ番号は?」って聞いてきたので、オーストラリアの移民局サイトにアクセスして「レジデント・ビザ許可されました」レターをダウンロードしたんです。さらに念のためと思って携帯にもPDFを保存しておいたのが幸いでした。でなかったら窓口でスーツケースを開けてパソコンを取り出して探す、ってことをしないと行けなかった!携帯のPDFを見ながらお兄さんがビザ番号を入力したら問題なくOKになり、無事搭乗券はアブ・ダビからシドニーまでのものも発行されました。おそらくウェブチェックインの時、主人がビザ番号を入力し間違えたんじゃないかな、と思うんですが、窓口のお兄さんは「システムエラーだと思います。よくあるんですよ。カウンターでちゃんと入力できましたから全く問題ありません。」と言っていました。

ギリシャからオーストラリアに帰るフライトは、これまで、カタール航空、エミレーツ航空、そして今回初めて乗るエティハド航空と全て中東系の航空会社でした。旅程時間と金額で検索すると中東系の会社しかヒットしないのです。なので、これで中東系航空会社の御三家と呼ばれている会社をコンプリートすることになりました。かならず中東のどこかで乗り換えなのですが、カタール空港はドーハ、エミレーツはドバイ、そして今回エティハドはアブ・ダビ空港で乗り換えとなります。初めて行く空港にはとっても興味があるので、ワクワク。これまで立ち寄ったドーハ、ドバイともに空港はとてもきれいで規模も大きく乗り換え時間も楽しかったです。初めてのエティハド航空はチェック・インカウンターのお兄さんの対応はもう三重〇ぐらい。驚いたのは、普通乗り換えだと搭乗券が2枚になるのに、エティハド航空は一枚の搭乗券に2つのフライトの座席番号が表示、つまり1枚で最後までシドニーまで行けるのでとても便利。いつもバッグの中で2枚のボーディングパスが混乱していました。


搭乗開始は12時55分で、まだ11時半ぐらいだったので主人がお馴染みハンバーガーを食べたいと言い出しました。

バーガーキングに直行。


その後、12時ちょっと過ぎに出国手続きをして免税店に向かいます。いつも使っている香水を持ってくるのを忘れたので、香水のミニボトルがあれば買おうと思ったのです。
今でコロナ渦はまるでなかったかのように、通常営業でどのお店も通常営業でした。

マスティカのお店。マスティカはキオス島の名産です。マスティカというのは樹液。

ゼウスだって、ギリシャのオリジナルブランドでしょうね。


アテネからアブ・ダビへのフライト時間は4時間ちょっとですが、時差が2時間あるのでアブ・ダビ到着は現地時間の19時45分でした。機体はそれほど大きくなかったのですが、新しい感じで清潔でした。座席の後ろにはスクリーンがなく、携帯で機内WIFIに接続してオンデマンドで映画とかテレビが観れました。2本目の映画の途中ぐらいでアブ・ダビ到着。なんかあっという間だった!

アブ・ダビ空港に着いた時は真っ暗。気温は21度と気持ちいい感じ。

次のフライトは22時25分で搭乗開始が21時30分だったので、実質1時間半しか間がありませんでした。なのでお店をぶらぶらして時間をつぶすということはなく、しかも乗り換え案内ボードには「すぐにゲートに向かってください。」表示だったので、次のゲートに直行。

お店が一杯あるねぇ。でも素通りだ。

大きい空港なので乗り換え先のゲートまで結構距離がありました。私達のゲートは58番だからまだまだ先だなぁ。

ほぼ満席みたいで、搭乗にも時間がかかりました。座席ゾーンごとに搭乗だったので私達が乗り込んだ時には22時10分なっていました。

さすがに12時間のフライトなのでアテネからの機体よりも大きく、座席にはお馴染みの画面がついてました。

そしてこんな可愛いエコバックに毛布やアイマスク、アルコールティッシュに超小型保湿クリームが入っていました。バックは再利用できるからいいお土産になります。気分がアゲアゲ!ひざ掛けよりちょっと大きいぐらいのサイズの毛布も、エコバックに入っていたから各自おお持ち帰りしてもいいものだったのかもしれませんが、荷物になるのでおいてきました。

離陸して一時間半ぐらいたってから夕食が出てきました。アテネからのフライトでもミールサービスがありましたが、内容は実はこれとほとんど同じ。メインディッシュだけが違うだけで付け合わせのミニサラダにデザートは全く同じ。アテネの時はチキンを選んだので、今度はビーフ。そして白ワインも試してみました。フルーティーな感じで美味しいワインでしたが、機内でワインを飲むと回りやすいので1杯でやめておきました。十分ほろ酔いになったので正解だった。それから前のフライトで途中かけだった映画の続きを見たり、他の映画を観始めたりして時間をつぶしましたが、疲れていたのでうとうとしていつの間にか寝てました。気が付いたらシドニーまであと6時間半でした。あっという間に半分過ぎた!

その後また映画を観たり、テレビを観たりしてあまり退屈することなく快適に過ごせました。シドニー到着2時間前ぐらいにまたみーすサービスがあったのですが、私的には「朝ごはん」だったのですが、これまた時差が7時間あるのでシドニー到着は現地時間19時05分。なのでシドニー時間的にはミールサービスが夕方5時頃とおそらく夕食扱い。結果出てきたものはまた前回と全く同じサイドディッシュで、メインだけ違うという感じ。最後はベジタリアンを選んだのですが、上げ豆腐がのっかったヌードルで美味しかったです。それとどの食事にも輪切りの赤トウガラシが乗っかっていた!食べなかったけど。飛行時間帯に大きく左右されると思いますが、メインディッシュ以外毎回同じっていうのは、ちょっと飽きたな。そいういう意味ではこれまで経験した他の御三家の二つの方が食事内容としては良かったです。中東系3社を全て体験してみて、私の中では1位がエミレーツ、2位がカタール、最下位がエティハドですが、全体の水準が高いし、乗り換え待ち時間が最短という点ではエティハドが最高です。


結構あっという間にシドニーに着きました。現地時間で19時17分。入国ゲートの直前に免税店があります。
お店が両側にあるのではなく真ん中にあるので、お店の中を通過してパスポートコントロールの窓口に向かうのです。日本のパスポートもE-パスポート対応なので入国窓口の手前にある画面にパスポートをかざしてセルフチェックインをします。発行されたカードをもって入国ゲートの所にある機会にそのカードを差し入れるだけで終了。ゲートも沢山あるので並ぶ必要は全くなくあっという間に入国手続き完了でした。

で、それからスーツケースをピックアップします。入国手続きが素早く終了したので、荷物まだ出始めた直後。で結局ここでそこそこ時間を取られました。申告するものが何もなかったので、「Nothing Declare」の出口に並ぶのですが、そこがもう長蛇の列。荷物ターンテーブルの周りをぐるりと一周していました。とうのは表示が直前にならないと見にくいので、本来は申告するものがある人もその列に沢山並んでいたんですよ。申告する必要があれば別の場所に並ぶんですけどね。なののでぐるりと一周してきて表示が見える頃になると途端に前に並んでいた人のかなりの人数が列を離れていきました。かわいそうに、その人たちはまた別の列に並び直しでした。

やっと外に出たのは20時ちょっと前。到着して1時間ぐらいで、いつもだと30分もかからないぐらいで出られていたので、カスタムで並んだロスタイムがいつもより長かったわけですね。

シドニー・キングスフォード空港の外には、この季節お馴染みのクリスマスツリーが!

主人の妹が空港から車で30分かからない場所に住んでいるので、迎えに来てくれていました。駐車場で待ち合わせです。この日は彼らのお宅に泊って、翌日一緒に主人の母が住むセントラルコーストまでドライブです。家についてから主人の妹が作った美味しいスープで軽くお腹を満たしたのち、シャワーを浴びてすっきりしてからぐっすりと休むことができました。

11月14日(火):朝は7時半に起きて、義妹の家の近くにあるフィッシュマーケットに買い物に行きました。というのは15日が主人の母の92才のお誕生日で、それに合わせて帰ってきたのですが、当日15日は義母の地元の友人達を含めてお祝いディナーがあるのですが、前日は家族だけなので、義母の好きな新鮮なお刺身を買っていこう、となったのです。シドニーではもう刺身は定番となっていますが、義母の住むセントラルコースト辺りではまだまだ、近所の魚やさんでは刺身は手に入りません。お寿司はショッピングセンターで手軽に美味しいのが買えますけどね。しかも魚屋さん自体があまりないのです。で、新鮮な茹で海老と刺身で前祝をしようとなりました。ちなみに私と主人が結婚する前は、義母も今は亡き義父も「刺身」に馴染がほとんどなかったのですが、私が家族になってからだんだん洗脳したので今では義母はマグロの刺身が大好きです!

セントラルコーストの義母が住む家は一面湖に囲まれた素敵な場所。

里帰り中はここにずっと滞在です。

シドニー市内からは車で2時間半ぐらい。私がシドニーの友人に会う時は片道1時間半ぐらいかけて電車で行きます。


ランチは1年ぶりのミートパイ!やっぱミートパイはオーストラリアだよねぇ。

そしてディナータイムは朝買ってきた新鮮なマグロとサーモンの刺身に、茹で海老!

一番上座にもうすぐ92歳の義母が座ります。1年のブランクがあったとは思えないぐらい、こうやってテーブルを囲むのがすごく自然に感じました。

ということで、これからしばらくはこのセントラルコーストでの生活となります。

本日もご訪問ありがとうございました!ご覧いただいた記念によろしければ「ペーパークラフト」ボタンをポチっと押していただけますか?
             



PVアクセスランキング にほんブログ村

0 件のコメント:

コメントを投稿