2023年11月24日金曜日

古巣のホーンズビーますますアジア人に住みやすい街になってました

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!





ギリシャに移住する前まで住んでいた古巣のホーンズビーに遊びに行きました。大型ショッピングセンターがあり、いくら発展してきたとはいえ、セントラルコーストではまだ入手できないものが売っているからです。昨年も行ったけどたった一年でさらに発展していて、DAISOやコリアンマーケットまであって、ますますアジア人にとって住みやすい街になってました。古巣の街をガッツリ堪能した私の一日をどうぞ!

セントラルコーストからは電車で1時間の距離となります。
主人の実家からホーンズビーまでは特急電車で1時間、各駅で1時間15分という距離。車でもハイウェイで1時間ぐらいです。ホーンズビーはシドニー中心地からハーバーブリッジを渡って北に進んだ方角で、シドニーの郊外としてはここが終点かな。でも10年ぐらい前に大型ショッピングセンターが建設されてから、駅近にマンションが物凄く増えて急激に発展した街なのです。ですが、近くに国立公園が沢山あり、優秀な子女しか行けないけど公立の学校とかもあるので、子育て世代にとってとても人気なのです。市内への通勤もすごく便利だし。ホーンズビーには1999年から住んでいるんですが、当時はホーンズビーを知っている日本人はシドニーでもあまりいませんでした。だって昔は何もない普通の郊外だったもんねぇ。でも今じゃ大違い。当時は比較的安価だったマンションや一軒家も今では3倍ぐらいの値段になっております。一軒家に関しては億の金額からスタートです。


セントラルコーストからシドニー市内に向かう電車は通勤時間帯を除いて、大昔ぼろい車両が走っております。30年ぐらい前はシドニー市内でもこのタイプだったけどね。車内はなんとか綺麗に保っておりますが、電車のドアが「手動」なのです。だから乗り降りの時、自分でドアを開けないとだめなのです。自動ドアが普通の日本人だったら、知らずにずっとドアの前に立ったままで乗り降りできないでしょうねぇ。一応ドアには「ドアをスライドしてください。」とは書いてあるけどね。「自分で電車のドアを開ける」というコンセプトがなければ目に入ってこないでしょう。

電車はぼろですが、車窓からの眺めはいつも楽しみです。私が乗車するワイオンという駅から15分ほど過ぎた時点でゴスフォード駅に着くのですが、そこからホーンズビーまでの沿線はブリスベンウォーターという(クィーンズランド州にあるブリスベンと同じ名前)大きな湾沿いを電車が走っていくので風光明媚なのです。
湾といっても外海の太平洋にたどり着くまでに結構距離があり、途中高さが17.5メートルしかない橋があるし、水深が1メートルちょっとしかない場所もあるので、前のヨットの時もここには私たちは入ってこれませんでした。なので、この辺りに浮かんでいるヨットはおそらく、ここ以外どこにも行かないものがほとんどだと思います。

沿線場には数個のマリーナがあります。各駅停車の電車し止まりませんが、だいたいマリーナの近くに電車の駅もあります。

ここ数年で新しいマリーナが結構増えました。あそこに見えるのも3年前にはポンツーンはなかったなぁ。浮きブイに係留している程度だったはず。ウォーターフロントの景色を楽しんでいるとあっという間に時間が過ぎます。

ホーンズビーまであと数駅、というところにホークスベリー駅があり、そこにはすぐ隣にマリーナがあります。ここは昔からあるマリーナで、その奥への入り組んだ小さな湾沿いにある街までの小型フェリーが出ているんですね。さらにマリーナ奥の森林は公園になっていて、マリーナの上には美味しいいフィッシュ&チップスのお店もあるので、夏になるとピクニックする人や、海辺でランチを楽しむ人などで大賑わいです。私達も前のヨットの時、このマリーナに2ヶ月間係留したことがあります。でも本当に浅いので、ポンツーンにたどり着く直前でキールがちょっぴり埋まってしまったのだ!沼地なのでダメージはないんですけどね、抜け出すのに苦労しました。

ホークスベリー駅を過ぎると、もう内陸部分を走ります。ホーンズビーまでは特急に乗っているとホークスベリーには停車しないので、10分しないぐらいで到着します。シドニー市内にさらに行きたい場合は市内の行き先によってホーンズビーで乗り換えます。ホーンズビーは3つの路線が終結するハブ駅。市内行電車は多くがここから始発となるので、市内で勤務していた当時は、朝はいつも座れたのですごく楽でした。

ショッピングセンターに行きたい場合は、この連絡通路でいきます。今は貸しているうちのマンションはここから見えるぐらいの距離なので、とっても便利なのです。

ショッピングセンターへ続く目抜き通り。両側にも個人店や飲食店がずらりと並んでいます。

ショッピングセンターは2つの建物が地下と、あの連絡通路で繋がっています。その下には有名な噴水が。噴水の周りの広場では木曜日になるとオーガニックマーケットが開催されます。待ち合わせにも便利な場所だし、雰囲気もいいので、日曜日なんかはよく主人とこの広場周りのカフェでブランチをしてから買い物に行ってました。徒歩5分で来れるので本当に便利でした。自宅で仕事をし始めた後は、私は休憩代わりにほぼ毎日このショッピングセンターに来ておりました。結構広いのでぐるりと全部見て歩くといい運動にもなるんですよねぇ。

到着したのが12時ちょっと過ぎだったのでまずはランチ、と思いフードコートがある一番上の階にいったら・・・驚いた!昨年まであったマイヤーというデパートがなくなっていて、ハーバーノーマンという大手家電店に変わっていた。オーストラリアにはデービッド・ジョンズとマイヤーという2大デパートがあります。セントラルコーストのショッピングセンターからもマイヤーが消えていたので、経営不振なのかなぁ。


フードコートの入り口には昔から回転寿司がありましたが、その隣もなんとアジア料理のお店に変わっていました。ちなみにオーストラリアでは回転寿司はちょっぴりお高級店です。



そしてすぐその隣にも「クーカイ」というなんちゃって日本食。うどんとか丼ものもあるけど、前に食べた時今一だったので、それ以来避けております。

おや、以前はドーナッツスタンドだった場所がダンプリングのお店になったよ!

そしてお迎えの店もビーフヌードルとかで、ベトナム料理のお店みたい?これは昨年はなったなぁ。

右はタイ料理、左奥はインド料理でこの二つはずっと前からありました。

オリエンタルっていうのはチャイニーズでその隣が寿司ハブ。これも前からあったね。後はKFCにマック。でも以前はこれ以外にメキシカンとか、サラダ屋とかあったのに圧倒的にアジア系フードが占領していました。いつもならここでべトナミーズビーフヌードルを食べるのですが、つい先日食べたので別の場所に行くことに。

同じエリアの地下にあるラーメン屋さん。ここは初代が東京ラーメンというお店で1999年当時にもありました。当時はまだまだシドニーでもラーメンは珍しく、日本人経営だったので、ワーキングホリデーの若者が、わざわざ市内から電車に乗ってここまで来てたりしてましたね。でも味は今一だったけど。それから月日がたち、東京ラーメンも初代オーナーが引退してから厨房に日本人以外が入るようになり味がどんどん変わっていきました。数年前に「大波」というお店に変わり、その時ちょっと味がよくなったけどね。で今回も大波でラーメンを食べることにしました。

ここでも驚いたのは、大波も昨年は厨房には日本人がおらず店員さんにワーキングホリデーらしき日本人の女の子が一人いた程度だったのですが、今回は全員が日本人でラーメンのスープの味もうんとよくなっていました!日本で食べるラーメンとほとんど変わらない感じになっていました。お店の人が全員日本人でもお客さんは地元に密着しているので、ほとんどオージかアジア系の人たちです。もし今まだホーンズビーに住んでいたら、きっと私はお得意さんになってだろうなぁ。

お腹も一杯になったので、渡り廊下を渡り反対側に移動です。自宅マンションからはこっち側の棟の方が近いのと気に入ったお店がこっち側に多く入っていたので、こちら側に来るとなんか「家に帰ってきた」みたいな感覚になります。
デービッド・ジョーンズはまだあるんだ!このデパートオリジナルのボディーシャンプーがお値打ちの割にはいい感じで愛用しておりました。オリジナルコスメもお値段の割には質がよかったので、ほぼここで揃えていたな。今は化粧する機会がほとんどないですけど。


おお!!DAISOがついにホーンズビーにも入ってきた!!!前にMUJIが入るって思ってましたがDAISOの間違いだったかも。MUJIはまだありませんでした。しかもデビッド・ジョーンズのお迎えという日本の100均では考えれない好立地。


食品類はかなり充実していて、日本のDAISOよりいいと思いました。日本食マーケットに行く必要まったくない。

DAISOと言えども値段は日本の100均ではなく、だいたい1個3ドルがメインの値段ですが、個別値段がついてるものが大半でした。でももともと物価が高いオーストラリアで3ドルでましなものが買えるのはお得なのです。キッチン周りの便利グッズを数個買い込みました。

同じエリアの1階下にはユニクロもあります。ユニクロは私達がホーンズビーに住んでいた頃にやってきたので、その年以来日本で買い込んで持って帰る必要が全くなくなったのです。

ユニクロの一階下にはアジアン系ベーカリーが。ここは数年前は普通のカフェだった。

その隣には中国マーケット。当時はここでよく日本食調味料を買っていました。

商品だながごちゃごちゃしているのが、中国マーケットらしい。
日本のアイスとかも売ってますが、主に私は冷凍さぬきうどんをここで買っておりました。


その隣が行きつけの八百屋さん。ここには大根とか白菜とか、アジア系の野菜もそろっており、中国マーケットでこんにゃくとか練り物を買い、ここで大根を買っておでんを作ってたなぁ。その当時から今でもお値段は格安です。

この日は「ボクチョイ」が3束2ドルだったので夕食用に買いました!

八百屋さんの隣には魚屋さん。ここもショッピングセンターオープン当時からあり、シドニーのフィッシュマーケットに行く必要が全くないぐらい新鮮で種類豊富に魚介類がそろっていたんです。ホーンズビーは当時から中国系の住民も多かったので、魚にはうるさい人たちが多いんですよね。刺身も手軽に買えてました。

でも、それだけじゃなかった!なんとコリアンマーケットが新しく入っていた!
しかも見た目は日本のスーパーやオーストラリアの地元のスーパーと全く変わらない雰囲気。中国スーパーはちょっと独特の雰囲気があってオージーの人には入りにくい雰囲気があるんですがここは違う。
普通に豆腐とかあぶらあげとか味噌とか売っていて、日本のスーパーとほぼ同じ。
韓国スーパーですからね、焼き肉用薄切り肉も売ってます。以前からホーンズビー駅の反対側の旧商店街には韓国食料品店があったんですけどね、個人店だったのです。でもショッピングセンター内にどんとお店を構えるぐらい、購入者が増えたってことですね。


日本食入手が徒歩数分の場所で、ますます手軽に入手できるようになっていて、なんだかまたここに住みたくなってしまいました。ギリシャに行かずにずっとここに住んだままだったら、もうホーンズビーから出ないで生活してたでしょうね。いつかまたここに戻ってくることがあるのかなぁ?今でもこれだから、どんなになってるんだろうか。

ちなみにホーンズビーは公立でも優秀な子しか入れない女子校があったり、周りに沢山私立の有名校があるので、教育熱心なアジア系の家族が集まってきやすいんですよね。そういうのものあって、アジア系住民としてはとても住みやすい街なのです。メディカルセンターにもアジア系の女性医師が沢山いるし、歯医者さんはインド人の女性で、歯科衛生士さんは韓国人の女性の所に通っていました。

駅に続く通りの両側にもチャイニーズ料理屋さんが何軒もあります。このお店は大昔からずっとあるよ。

あっという間に数時間が立ち、帰る時間になりました。一人でぶらぶら古巣のショッピングセンターでの買い物をしっかり満喫して家路につきました。でも帰るのがちょっとさびしかったなぁ。私にとっての本当の自宅は、ホーンズビーのマンションなんですよね。専用クラフトルームもあったしね。

主人の実家についてから外でエクササイズをやっていたら、ペリカンが来ていたのに気が付きました。この庭はペリカンの集合場所になっていて、多い日には数十匹のペリカンがやってきます。

最近夕食はほとんど私が準備しているのですが、今日は前にゲットしたサーモンの照り焼きに、ホーンズビーで買ってきたボクチョイ炒め。
それにサラダとご飯。サラダとライスは、住み込みで義母の生活補助をしていくれているブラジル人の看護師さん兼家政婦さんが作ってくれました。現在英語を勉強中で語学学校に通っているグラーシアさんはブラジル本国では救急病棟の看護師さんをしていたのです。

明るくてとってもいい人で、義母もすごく気に入っているのです。すぐに打ち解けて、毎日楽しく夕食作りを分担しております。特にこのブラジル流ガーリックライスがとっても美味で私は病みつきになっているのだ!

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