皆さんこんにちは！Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ！
今週は日本海側に大寒波がやってきて、普段雪が降らない愛知県でも雪がちらついた・・・そうですね。というのは、寄りにも寄ってそんな時に北海道、しかも旭川に行っていたのです。一面白銀の世界に感動でしたが大雪警報が出されている中の行きかえりは、やはり大変でした。
思ったよりもきれいな飛行機だったピーチ空港
千歳空港には時間通り到着しましたが、そこから友人が待つ旭川駅まではまず快速エアポートで札幌まで行き、そこからライラックという特急に乗り換えですが、うまく接続している時間に乗るためには空港到着から乗り換え時間がたったの6分。手荷物だけだったので、到着した後ダッシュで移動。ギリギリセーフで乗り込みました。でもその電車も線路ポイント切り替えが雪のために時間がかかったりして、途中駅で10分ぐらい停車。そのため、次の乗り換えが20分あって余裕だと思ってましたが、こちらもギリギリになってきたので、走って乗り換えになりそうでした。
札幌駅発の電車も方面によってはすでに運休が決定しているものがあり、ダイヤが乱れていました。幸い私が乗りたい旭川行は運行していたし、乗り継ぎ電車の到着遅れを待っていてくれたので、乗ろうと思ったライラック号に無事乗車できました。
旭川駅の改札を出るとすぐにイオンモールに繋がっています。まず最初にやることはここで雪国対策のブーツを買う事。北海道で売っている靴は冬用なら全部防水で底は滑り止めが付いています。それが船に乗っている時にとっても便利なんですよ。ボロボロになるまでは木潰したので、今回新しい靴を買いたかったのです。それに、1月の旭川ですよ、雪対策の靴を履いていなかったらどこにも行けない！
ということで買ったのがこちら。こんなに可愛いいデザインですが、裏側はスノータイヤ並みです。しかもスパイクを出したりしまったりする機能がついているので、アイスバーンでも歩けるよ！中はふかふかでＵＧブーツみたいで、暖かい。セールにもなっていたので、お値段は7000円でお釣りかがきた！
すでにお昼の時間。朝家を出たのは午前5時で、空港までの道中おにぎりを1個食べただけだったのでお腹が空いました。イオンモールでランチを済ませてから、友人宅近くの駅まで電車に乗りました。いつもは雪のない季節に来ていたので、旭川駅まで車で迎えに来てくれていましたが、普段車で20分ほどの距離は、冬の季節は倍の時間がかかるのです。なので電車が一番安心だそうです。
地元の永山駅、初めてきたなぁ。あ、屋根に上って雪おろししている！
電車が来るギリギリまでみんな待合室に入っています。改札口はなく、時間になると駅員さんがドアの前にたって切符にスタンプを押して改札です。
どこが線路かフォームかわからないぐらい。
駅から車で友人宅に向かいます。歩ける距離ですが、荷物があったので車で来てくれました。すごい雪ですが、玄関までの通路の下にはヒーターが埋まっているので、ここだけは雪があまり積もらないのです。それでも毎朝雪かきが必要みたいです。
まわりはこんなに雪が積もっています。
窓の外は一面雪の世界。スキー場以外でこんなに雪が積もっているのを見たことがありません。「今日は暖かいよ。」と言われても温度は0℃。マイナスじゃないから暖かいそうです。室内はバンバン暖房が効いていて25度です。
夕食は居酒屋さんに行きました。毎回来るたびに思うんですが、本当にお食事が美味しくて、勿論美味しいお店に連れ行ってくれるのですが、居酒屋さんのお料理の質がすごく高いと思うんです。素材がそもそもすごく新鮮だと思いますけど。
突き出しは助宗だらの白子！初めて食べます。食べた感じは茶碗蒸しみたいでした。美味しかったけど食べなれないものを食べるとお腹を壊すことがあるので、お出しだけいただきました。お出しは絶品でした。
長さ5㎝ぐらいボリューミーなカキです。ミルキーな味わいでしたが濃厚すぎずぺろりといただきましたよ。
お次はカニグラタン。あ～これもう最高でした。チーズの焦げ具合が何とも言えず香ばしく、居酒屋さんとは思えないレベルの絶品グラタンでした。
こちらホッケ。写真ではわかりにくいですが、すごく肉厚なのです。二人で食べても半身だけでお腹いっぱいになったので、半分はお持ち帰りしました。こんな肉厚のホッケ見たことがなかった。ホクホクの焼き具合で美味しかった。
そしてこれはジャガイモ。バターと醤油風味のコンビネーションがすばらしく洋風なのか和風なのかその中間？とにかく美味しかった。これ以外にビールを一杯づつ飲んで二人で6400円でした。ホッケが巨大でもうお腹いっぱい食べ切れないぐらいだったし、どの料理も美味しく、居酒屋さんというよりは和風料理屋さんという感じ。やっぱり北海道は（旭川がそうなのかな？）食の質が高い！
翌24日のランチはラーメンを食べに行きました。旭川に来て旭川ラーメンを食べずして帰れません。
旭川ラーメン村が近くにありますが、友人宅に来るたびに行っていたのでもう何回も行っています。しかも最近では観光客で混雑しすぎているとのことでやめました。そんなところに行かなくても地元の普通のラーメン屋さんが充分美味しいのだ。一蔵というお店に行きました。
鮭節らーめんが名物なんですが、どうしても豚角煮味噌ラーメンに心をつかまれてしまいました。角煮は厚さ2㎝ぐらいの超ボリューム。でもとっても柔らかくて、コクのある味噌スープに麺がうまく絡んで、本当に美味しかった～！！！！
友人はオーソドックスに醤油ラーメン。スープを味見させてもらいましたが、昔ながらの素朴な醤油ラーメン、それもおいし～い醤油ラーメンの味でした。あ～こっちも良かったなぁ。次があれば、次はこっちを食べてみたい。
その後、夕食の買い物にスーパーに。スーパーも新鮮な食材がとても手頃なお値段で、ワクワクしちゃった。
見るからに新鮮で美味しそうな盛り合わせがたったの595円ってどういうこと？やっす！！！
まぐろもぴちぴちで、600円行っていない。実家の近所のスーパーだったらこの質と量だったら1000円いくと思うけどね。
スーパーに行くたびに思うのは、お酒コーナーが充実しているところ。特にワインが結構豊富なのです。
雪道をドライブしてもう1軒のスーパーにも回ります。スーパーマーケットめぐりは大好きで、その土地の生活習慣などを知るにはスーパーに行くのが一番と思います。
午後になって、ぐんと温度が下がってきてました。お隣の家の煙突から伝い落ちてきた水滴が凍って地面から逆ツララが生えていた！翌日にはこれがつながっていましたよ。
夜は家飲みディナー。スーパーで買ってきたホタテをバター炒め。
ギリシャではまったイタリアのスパークリングワインのプロセッコ。ブランドは勿論違いますけどプロセッコを見つけたので試しに買ってみた。800円ちょっとだったので、外れても許されるかなと思ってかってみたら、これが大当たり！友人は「いいもの見つけた。これからこれ買う！」と言っていました。
すでに何回も旭川には来たことがあるので、観光らしいことは何もしていませんが、友人に会うために来たのでOKです。それに旭川はそうでもなかったのですが、その先の富良野や日本海側では大雪警報が出ていたのです。夜ディナーを楽しんでいた時にメールに気が付きチェックしたら、「あなたの乗る便欠航です。」のお知らせだった！24日からすでに何便も千歳発着の飛行機が欠航になっているのは知っていましたが、私は25日に帰るのでその頃には大丈夫かなって思ってたんですが・・・・なんと私が乗る便だけが前日から欠航決定になったのです。私が乗るのは新千歳午後5時発名古屋行で、その前後便は大丈夫なのに。で、うっかりしてましたが、行きはピーチ空港でしたが、帰りは全日空で買っていたのです。なので別便に無料で振り替えができるとのこと。すぐにネットで変更手続きをしたら、一便前の千歳発１４：２０が残席6席だったので、即決定。チェックインもそのままやりました。これで当日は空港に着いたらそのまま搭乗口に行けばいいことになりました。手配を終えたらほっとして、また夜遅くまで飲み食いおしゃべりにふけました。
1月25日は、前夜から降り続いていた雪がちらついていました。テレビでは飛行機の結構便や電車の運休を告げる連絡が相次いでいましたが、名古屋行は前日から結構が決まっていた便以外は大丈夫のようで、おもに羽田行が欠航になっていました。東京でも雪が降っていたと思うので、そのせいもあったのかな？道内でもあちこちでJRが運休、遅延、間引き運転になっていたので、念のため早く出発することにしました。
にゃんちゃんにもお別れ。
ローカル線の駅に向かって朝8時半過ぎには出発。外は前日よりもさらに雪がつもっていました。みんな慎重にノロノロ運転です。
旭川に着いたのは9時半。10時半の札幌行きライラックに乗ろうと思っていましたが、早く着けば一本前の10時発でもいいかなって思って出てきたのが大正解。なんと間引き運転していたので、10時半は運休になっていたのです。出発までイオンモール内でちょっと時間をつぶし、いよいよお別れの時が。
どこにも行かずに尾籠の2日間でしたが、一緒に時間を過ごすために会いに来たからすごく楽しかった。これまでもラインとかで連絡は取り続けてきてましたので、久しぶりという感じはあまりなかったのですが、やっぱり実際に会う楽しさには変えられないな。
さあ、後は札幌で乗り換え。すごく早く空港に着いちゃいますが、とにかく千歳まで早めにいって、そこで時間をつぶすことにしました。
石狩川にも氷が流れています。
途中車内アナウンスで、各駅からの接続電車の運休や遅れを告知していました。札幌より先の接続は不明なので、着いてから聞いてくださいということで、早く出てきて本当に良かったと思いました。「とにかくできるだけ早く現地に着くこと。」という友人のアドバイスを聞いて大正解だった。
と思ったらそれから20分後にはまた晴れてきた。
と思ったら、次は執着札幌～となったあたりからまた降り始めました。
画像ではわかりませんが、雪は横殴りです。
で、札幌駅に着いた時は11時半。12時のエアポート行きに乗ろうと思っていたのですが、なんと運休で、次のエアポート行は12時12分しかありませんでした。一旦トイレに行ってから時間があるので構内で待っていようかなと思ったのですが、普通なら15分おきぐらいにあるエアポート行がかなり間引き運転になっているので、混雑が予想されます。指定席は一両しかないのですでに売り切れ。そこで、早めにフォームで並んで待つことに。幸い前から4番目に並んでいたので、これなら確実に座れるでしょう。
で、無事12時12分の快速エアポート行に乗れましたが、こちらもノロノロ運転していたので空港に着いた時は定刻より遅れて到着。午後1時になっていました。すでにチェックインにしているので２時20分発なので2時に搭乗ゲートに向かえばいいかなと思っていたのですが、その手間のJALのカウンターが物凄く混雑しているのが見えて、早めに手荷物検査場に行った方がいいかも、と思い直し、お買い物も食事もせずに搭乗口に行くことに。
ANA側搭乗口に近い方の検査場もかなり混雑していました。1時台の便に乗る人が優先的に通過していました。ついに搭乗口に来たのは1時半を軽く過ぎていました。
が、ここで見にはいったのは出発時間の遅れのお知らせでした。名古屋から千歳に向かってくる飛行機が遅れているので出発を20分遅らせて2時40分の出発となっていました。これならもっとゆっくり出かけてきても良かったかなとも思いましたが、空港まで来るのに運休やら減速運転でかなり時間がかかったので、ハラハラするよりここで気長に待つ方が断然良かった。旭川のイオンモールで念のためおにぎりを買ってきてのも大正解。搭乗口でゆっくりおにぎりをほおばりました。
愛知クラフト会でもらってきたお菓子を持参してました。これも旭川の友人がローカルの知恵で「カイロとお菓子は念のため持っていた方がいい。電車が途中で止まる事があるから。」というアドバイスのおかげ。
外は真っ白で、こんな時に飛行機飛ぶのかな？と心配になりましたが、午後2時40分、搭乗口に飛行機がやってきました。やった～！乗れる飛行機がやってきた。この後、機内の清掃が始まり、出発予定時刻は午後3時に再度変更。
時々、屋根からどさっと雪が落ちてきます。かなりでかい塊もあり、最初見た時人が落ちてきたのかと思い、驚いた！
午後3時ちょっとすぎ、ようやく機内に入れました！でもねここからがまた長かったんですよ。まずは離着する位置まで超ノロノロ運転で移動していてそれからやっと定位置に着いたと思ったら今度は「ただいまより翼に雪がつきにくくするスプレーをいたしますので今しばらくお待ちください。」と何回目かのアナウンスが。その頃にはすごく疲れていて私はうとうとしていました。目が覚めた時、もう飛び立っているかなと思ったらまだ地上だった。おそらく1時間ぐらいかかってやっと離陸の運びとなったと思います。名古屋到着時間は定刻なら午後4時15分の所、最終的には午後5時55分の到着になりましたから。
で、やっと6時ぐらいにセントレア空港に到着して、ミュースカイ乗り込みました。とにかく愛知県まで戻ってこれたので一安心。千歳空港で名古屋便に乗る人達の中には、名古屋についてからさらにまた移動が残っている人たちが沢山いて、家に着くのが夜の9時過ぎになりそうっていう声もありました。夕食の時間ぐらいに実家に着く私はラッキーだね。
結局実家に着いたのは夜の7時半。カレーライスを作ってくれていて、両親は食べずに待っていてくれました。朝友人宅を出発してからほぼ半日。物凄く長い旅路だったけど、それでも4年ぶりに友人に会ったことは十分価値がありました。以前は私の日本帰国に合わせて、日本国内を一緒に旅行していたので、次はまた久しぶりに一緒にどっか行きたいね～と、家についてからも早速ラインで次の再会の事を夢見始めました。何も特別なことをしなくても、一緒に過ごす時間自体に価値があるので、出かけても出かけなくても関係ないんですよね。
予定変更を余儀なくされましたが「冬の北海道アルアル」を経験することができて、それほそれで面白かったです。
本日もご訪問ありがとうございました！ご覧いただいた記念によろしければ「ペーパークラフト」ボタンをポチっと押していただけますか？
0 件のコメント:
コメントを投稿