スターリンクラウター接続完了&日本人艇キャタマランとパエリアパーティー

皆さんこんにちは！Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと地中海船上生活レポの世界にようこそ！

イリジウム・Goの次はスターリンクの接続です。金曜日はお昼からフミさんと日本人艇キャタマランの方たちとパエリアパーティーだったので午前中に集中して作業をしました。アルメリマルに来て１ヶ月、やっと念願のパエリアを食べる事ができました！

10月11日(金):キャプテン・ロブは今日も配線作業を続行。今度はスターリンクのほうです。

ポート側のスターンバースとラダー下に続く板を外して作業をしていました。ダビッドの中に通したコードがあそこから船内に通じていて、そこからスターンバースの天井を通っているのです。

これはイリジウム・Goのサテライトレシーバーを掛けて置くフレームです。普段はこのフレームにはめて起きますがこの日は主人のデスクの上に移動してました。そのすぐ上に見える白い筒みたいなのは電動ウィンチのモーターです。

そしてこれがスターリンクのラウターなのだー。サイズは約30cm×11cmなのでそれほど大きくはないです。ポート側バースのドアの外に設置されています。これを設置するにあたりラウターの下側にみえるウッド部分は、以前キッチンの棚のひとつを電子レンジをはめ込む為に犠牲にした時余った引き戸の1部を利用したもの。だから色が統一されていて見栄えもよし！こういうリサイクルがとても上手な主人です。


そうこうしているうちに、パエリアのお時間が迫ってまいりました。

スペインに入ってから、まだ1度もパエリアを食べたことがなかったのでハーバーマスターのフミさんにずっと「食べた～い！」と言ってたんですよね。ある程度人数がある方が美味しいパエリアになるのでずっと機会がありませんでした。でも日本人艇のキャタマラン、ホライズン・ディスカバリーの方たちとミートする機会にパエリアパーティーをフミさんが企画してくれたのです。

レストランはビーチの端っこにあります。今ではビーチには人影もなく、さみしい感じ。秋ですね。それとこの数日前まで毎日強風が吹き荒れていたのも関係しているのかな？

フラミンゴというお店でした。隣のレストランは営業してないのか、シーンとしてましたが、このお店は結構賑わってました。パエリアが美味しいと評判のお店です。

ホライズン・ディスカバリーのオーナーHさんにクルーの方達にフミさんと私たちの7人てます。

まずはプリップリのオイスター！もう超美味でした。痛風にはオイスターはNGですが、症状が治まっているので、主人もこの日は特別、という事で堪能していました。

そしてパエリア！まずはイカスミの黒いパエリアから。うっま～!! オーストラリアのスペイン料理のお店で食べた事があるパエリアはライスが固めのタイプでしたが、ここのはシットリでリゾット風でした。私的にはこのリゾット風の方が好きです。

お皿に取り分けられて出てきました！イカも柔らかく、なんと表現していいかわからない旨みたっぷりの美味しさでした。

もう一種類はトマト風味で、お馴染みの味。こちらもとっても美味しかったです。

画像右がホライズン・ディスカバリーのオーナーHさんです。

こちらは日本人クルーのFさん。FさんはホイルキャタマランのセールGPのクルーとして活躍されていた方です。凄い！でも私達の失敗話を面白そうに聞いてくださいました。

念願のパエリアを遂に堪能できて、ご満悦の笑。

食後、マリーナに戻る途中、ボートヤードの前を通るので、外側からですがSATOMI号も見ていただきました。

そのあとアンディーさん(うちで大工仕事やマスト周りの修理をやってくれた方)がキャタマランに仕事に来るという事で、一緒に付いていっちゃいました。でっかいなー。50フィートっていってたかしら？

アンディさんがマスト上りでスプレッダーをチェックしていました。

この翌日にオーナーの方は日本に帰国されますが、クルーの方は数日後に出発してカナリア諸島に向かうそうです。そのあとARCで大西洋横断されるそうです。すでに昨年も大西洋横断されていて2回目だそうです。大西洋横断の経験がとても楽しくてまたやってみたくなったとの事。それを聞いたらますます楽しみになってしまいました！

今週はかなり目に見える作業完了で一気に物事が進んだ気がします。このペースで、何も作業やり直しが発生しなければ、来週後半にはウェットバースに戻れるかもしれません。

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