トイレ接続にこんなに時間がかかってる理由

皆さんこんにちは！Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと地中海船上生活レポの世界にようこそ！

スターンバスルームの床が完成したのに、一行に元の状態に戻れません。マシュレータのーモーターを新しくしたんですがモーターだけじゃなくてキットになってるので全体を買い換えたら、部品のサイズが合わなくて、そっから加工する羽目に！私はその間ポート側のハルのサンディングを終えました。

10月12日(土):スターンバスルームにトイレを戻します。が、これがなかなか手こずり中。外したものを元の場所に戻すだけだと思ってたんですが。

マシュレーターのモーターを新しくしたのですが、モーターだけじゃなくマシュレーター部分も全てセットになってたんですね。そしたら現行のトイレに接続する様々な部分が微妙にサイズや位置が違ってたんです。仕様的には同じはずだったのに。なにせSATOMI号1992年完成の年代ものなのでいろんな部品というか設備が古いので、全く同じものと交換、というのはかなり困難。清水給水ポンプの時も、品番から全く同じものを買ったはずが、取り付けてみたら全然汲み上げず、シーリング部品だけはピッタリ交換できたので、相変わらず古いポンプを使用中です。ま、給水ポンプに関しては、新品のものが不具合だった可能性もあり、現在メーカーで返品検査中ですけど。

モーターカバーもカーブが合わず削って加工してる主人。

同じ作業をしていると飽きるのか、配線作業を再びやってました。新しく着いてたのはプリディクトウィンド社のデータコレクションボックス。船のスピードとかを送信するものだそうです。イリジウム・Goはプリディクトウィンド社から買ったのでこれが一緒に着いてました。スターリンクにも対応しているそうですが、実際どういう風にスターリンクと関連するのかはまだ勉強してないので不明。配線関係は終了したようですが、実際に機能させるための設定作業はまだやれてません。

ブラケットに戻したイリジウム・Goの本体。新しく搭載した通信関係は全てポート側バースにあります。

トイレ、一見戻せたように見えますが、接続部品が合わなかったので固定されてません。数分で終わるはずだった作業が数日間に延びてるのだ。

私は、というとハルのサンディング、ポート側も完了させました。

唯一できてないのはこのスターンの辺り。背が届かないのと木枠が近くにないから踏み台にするものがないのです。スターボード側もこの部分はやれてません。

バスルームの作業のためキッチン周りがツールで埋まっているので夜は外食となりました。先週行った「ホンコン」という名前のチャイニーズレストラン。

今回はワンタンスープではなくスイート&サワースープにしてみました。まあまあでしたが、このスープを初めて食べたギリシャはキオス島のチャイニーズレストランほどではなかった。私の中では今でもあの店のスープが1番なのです。

炒飯は、三種類というのをオーダーしたらいわゆる普通の炒飯でした。他にはポークホットソースにジンジャーチキン。

チキンはシズリングプレートに乗っかってきました。特別美味しい！というわけではないのですが、癖がなくて私は結構気に入ってます。頻繁に食べても飽きない感じの、家庭料理みたいな味。

デザートはフライドバナナにチョコアイス。ワイン三杯も含めて全部で43ユーロはお値打ちだと思いました。やっぱりフランスやイタリアと比べると安いなー。

結局この日もバスルームは元に戻らず、でした。半日あれば済むと思ってた作業が数日間に渡るとは……でもほとんどの作業がこんな調子で、ハードスタンド上での船上生活はまる4週間が過ぎようとしています。

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