2025年9月11日木曜日

京都みたいだけど安城市ですー丈山苑(京都詩仙堂にクリソツ)

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと船上生活レポの世界にようこそ!



安城市にある丈山苑に行ってきました。まるで京都にいるかのような竹林に日本庭園を眺めながらお抹茶をいただけます。それもそのはず、だって丈山庵は京都にある石川丈山の詩仙堂を模倣した場所だからです。丈山はなんと現在の愛知県安城市で生まれ育っていたのです。うんと昔に本物の詩仙堂にも行ったことがあったので、どうりでどっかで見たことがあるなぁと思った。町の中なのにその一角だけ別世界みたいでした。

京都詩仙堂そっくりです!

9月10日(水):お昼ちょっと前からお出かけしてきました。前から知っていたんですがまだ行ったことがなかった丈山庵を訪ねたのです。丈山苑に関しての知識は「この辺りでは珍しい本格的な日本庭園を眺めながらお抹茶をいただける。」程度だったのですが、実はもっと奥深い事情がある場所でした。

まずはランチ。丈山苑付近にあるいずみ庵といううどん屋さんにはいりました。丁度12時になったころだったので、入店した時はまだ空いていましたが、後からどんどん周辺企業で働いているとみられる方がランチタイムでやってきました。

母は小食なので天ぷらうどん。
私はランチセットで、うどんに茶碗むし。

父は同じランチセットですが、うどんにミニ天丼を選んでいました。おつゆの味は良かったのですが、麺にこしがあまりなくて、ちょっぴりがっかりでした。手打ちうどん、という事ですがスーパーで買える冷凍さぬきうどんの方が腰があって美味しいと思いました。

お腹も一杯になったところで、腹ごなし的に丈山苑を目指します。駐車した場所からすでに竹林が並んでいて、いい雰囲気。



1583年にこの地で生まれた石川丈山(本名:重之)は、漢詩、隷書、築庭の分野で評価された文人として知られているが、もとは16歳で家康公に仕えて以降、様々な武勲をあげた武人であった。
丈山は、大坂の夏の陣を機に出家した後、京都一条寺に詩仙堂を建て、90歳まで隠棲生活を送った。丈山苑は、そんな丈山が設計したとされる詩仙堂唐様庭園、一休寺酬恩庵蓬莱庭園、東本願寺渉成園をモデルに造られた美しい庭園が見どころの施設である。-安城市観光協会サイト引用

門を入るといきなり別世界が広がっています。

日陰が多いし、せせらぎの上を通る風でちょっと涼しい気がしました。この日は気温的にはいつも通り35度前後だったのですが、ここだけ数度低いような気がしました。



そしてこんな素敵な門がまた出現。この門構えは詩仙堂そっくりです。



ますます緑が濃くなっていて爽やかな気分になります。


建物の玄関の前にあった写真スポット。


外回りだけなら入場料は不要みたいでした。この建物の中庭を見たりお抹茶をいただくと有料です。ここへの入場だけなら大人100円、お抹茶とお菓子は追加で400円です。つまり500円でお抹茶とお菓子を頂きたい場合は500円かかるわけですね。

早速目に飛び込んできたのは本格的日本庭園。

ここは詩仙堂そっくりです。訪れた時はあまりピンときてなかったのですが、どっかで見たことがあるなぁとずっと思っていました。庭に下りてじっくり眺める事もできますが、暑かったので冷房の効いた室内から眺めるだけにしておきました。


建物の作りも詩仙堂そのもの。


内側のお座敷部分だけは冷房がされていて、その中にお座敷用のいすが並べてあったので、そこに座ってお庭を眺めながらお茶をいただけます。この季節は冷房ガンガンの室内の方がゆっくりできるので、ありがたかったです。お茶お貸は400円ということですが、結構ちゃんとした美味しいお菓子が出てきましたよ。栗きんとんでした。お抹茶代を払うと、番号が書かれた白と黒の札をそれぞれ1セットずつ渡されます。飲みたいタイミングで受付にある箱の中に白い番号札をいれておきます。運ばれてきた時に番号を呼ばれるので、黒い番号札をお茶を受け取った時に返却します。運ばれてきて置いて行ってくださるので、特にお作法をしらなくても平気ですが、最低限お茶碗の向きを変えるぐらいはやりたいものです。

お茶を頂いてから散策開始。

建物の周囲から大きな庭の方に続いています。外の部分だけなら無料です。丈山苑に入ると100円かかりますけどね。

鹿威しもありました。



でっかいもちの木。実家の庭にもこの半分ぐらいのサイズのもちの木があります。

池がありますね。だからかな~いい風すっと吹いていて、とても爽やかな気分になりました。




池の反対側にはあずまや。


鯉もいます!


だんだん鯉があつまってきました!

お腹空いているみたいで、パクパク口をあけてるのもいた。餌をもらえていると思ったのか、向こう側にいた鯉たちもぞくぞくと寄ってきて、こんなことになってきた。

餌はちゃんともらっていると思いますが、人が来ると何かもらえるって知っているのかな。



石川丈山の像です。

池沿いのあずまやの後ろは竹林になっています。


ぐるりと池を回ってきました。

花も咲いていましたが、他にも季節が違うと咲く花があり、花好きの母は「あ、これハナミズキだ。また違う季節に来てもいいね。と言っていました。

トイレも趣があります。

両親ともに、前にも来たことがあるそうですが、久しぶりに来たら案外楽しめたようで、季節を変えてまた来ようね、と言っていました。なにせ、ここお米を買いに行ってる場所からの帰り道の近くなんですよね。これからは米を引き取ってすぐに帰ってくるんじゃなくて、ここに立ち寄って一休みしてから帰れば、半日のいいおでかけになるね、という話になっていました。私は以前からここの存在は知っていましたが、実際に行ったのは初めて。お抹茶のお菓子の質の良さに感激したのもありますが、お庭もすごく素敵で、本当に京都に来たみたいな雰囲気も味わえたのですごく良かったです。実家から30分ぐらいの場所に、こんなにいいところがあったなんて・・・まだまだ知られざる観光スポットが沢山あるかもしれません。


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