皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと船上生活レポの世界にようこそ!
実家の両親は二人とも今年85才ですが、まだまだ健康そのものです。年なりに、以前よりもスタミナが減って来たとか物忘れがあったりというのはあるんですが、持病もなく元気に過ごしています。ですが、母がずっと気にしていたのが「遺影用の写真がない」ということ。準備をしておけば気が楽になるし、自分で自分の気に入った写真を選びたい、ということで遺影用の写真撮影に付き合ってきました。
そんないきさつもあったので、両親ともに先に準備しておく、ということに関しては全く抵抗がなかったようです。むしろ、どうせなら自分がいいと思う写真を葬儀に飾ってもらいたい、写真選びぐらいは家族の手を煩わせたくない、という思いだったのでしょう。
外からの日差しが入る明るいロビーエリアでした。この日はちょっと曇りがちだったので、比較的気温が低かったので、外出も楽でした。
母は普段からよく着物を着ているので、「自分らしさ」と周囲の自分に対するイメージも和装だろうと思い、この日も着物ででかけました。父に関しては母が全て決めるので、数日前からこっちのシャツ?アッチのシャツ?ズボンはどれにする??などとちょっとした騒ぎとなっておりました。
ロビーエリアのすぐ隣がスタジオでした。写真の枚数やどんな雰囲気にしたいか、などの相談や説明を受けている間、フォトスタジオの方達がとても気さくに話しかけてくださり、両親の緊張もほぐれてきて笑い声なんかも出るようになりました。こういうの、上手だなぁと感心。
とりあえず、後ほど遺影用にできるように個人の写真と、ついでなので普段から飾っておくように二人一緒の写真と3枚お願いすることに。
まずは二人一緒の写真からスタート。母はイスに座り父が隣で立つポーズです。ちゃんと足の向きまで指示してくださいます。
フォトグラファーの男性以外に、受付の時に説明してくださった女性にアシスタントらしき女性の3名のスタッフさんでした。ポーズを決めてくださる女性は、両親のなれそめや趣味などの話を上手に聞き出して、被写体がよりリラックスできるようにしていました。
これは私が撮影されているのを後ろから自分の携帯で撮ったものなので完成品ではないんですが、さすがスタジオ、ライトニングがすばらしく携帯で撮ったものでも結構いけているねえと感心。でもプロが撮ってくれた方はもっともっと素敵でした。写真が実際に仕上がるのは一カ月ぐらい先で、その頃には私はもう日本を離れているので、自分の覚えのために撮っておきました。同じポーズで何回もちょっとずつ顔の角度を変えたり「もう少し笑ってみましょう!」などと顔の表情を変えたりして連写されていました。デジカメだからこそですね。
スタジオの方が大笑いするような話も飛び交っていました。
一人での写真は後ほど遺影にするためのもので、実際は方より上しか写らないんですが、足の先までちゃんとポーズを決めてくださいました。
最初はちょっと緊張気味だった父もこの頃にはかなりなごんでいて、自然な笑顔が出るようになりました。
母は着物だったので遺影用の方もたったままでした。出来上がりはきっとこんな感じになるのかな?と思ってズームにして私は撮影してみました。
撮影終了後、せっかくなので、ということで私の携帯で3人一緒の写真を撮っていただきました。ちゃんとしたバックで3人で写っている写真はそれほどないのでとてもいい記念になりました。携帯でとってもさすがスタッフさん、いい角度で全体を撮ってくださいました。
撮影自体は25分ぐらいだったのですが、長すぎず、短すぎずで飽きることなく、それでいて物足りなさもなくて、モデルになった両親も始終楽しそうだったので、はたで見ている私もすごく楽しくなりました。
スタジオの中には他にもこんな素敵なバックドロップがありました。
イスや小道具もいろいろありました。お子さんの写真撮影も沢山されているようなので、そういう時の小道具なのでしょうね。
今度は両方ともたった状態のポーズ。「はい仲良くもっとよりそってください。」とかこんな風に手をかけてくださいね、とポーズを指示されたのですが、父はちょっぴり恥ずかしそうですが、それでも嬉しそうな感じでした。両親は学校は違いましたが、高校時代からお付き合いが始まっていたので、知り合ってからすでに70年弱たっているんですよねぇ。
ずっと和やかで笑い声が絶えない楽しいムードの撮影でした。
次は窓際で背景を変えて一人ずつ
撮影自体は25分ぐらいだったのですが、長すぎず、短すぎずで飽きることなく、それでいて物足りなさもなくて、モデルになった両親も始終楽しそうだったので、はたで見ている私もすごく楽しくなりました。
撮影終了後にロビーにある大型モニターに画像が映し出され、いいなと思うものをチェックしてくださいね、とマウスの使い方などを説明してくれました。父はパソコンを使っているのでそういう操作は慣れていますが、母は全くダメで私がいたので「あなたがやってよね。」と最初からまかせっきり。最初3枚で見積もりを出してもらっていたのですが、いいなと思うもには全部チェックしておいて、後でスタジオの方がその中から一番いいのを選んでくださる、というお話だったのですが、できあがりを見たら、ポーズが違うごとにいいのが見つかってしまい、あれこれ選んでいるうちに全てのポーズで1枚づつ、合計6枚選んでそれを全てオーダーすることにしました。おそらくそれがスタジオの手だと思うんですけどね。だから違うポーズで何枚も撮ってくださったわけです。なので当初の予算の倍弱になってしまいましたが、両親ともに仕上がりにすごく満足だったし、撮影もすごく楽しめたし「こんな風にプロに撮影してもらう機会なんてめったにないもんね。」ということで納得でした。
母曰く「ちゃんと準備している人ほど長生きするっているから、これで100才まで大丈夫かも。」だって。
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