2025年11月28日金曜日

早速SIMカード購入!何万ペソなのに紙幣は50ペソ

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと船上生活レポの世界にようこそ!



11月26日、早速町に繰り出してSIMカードを買いに行きました。10000ペソが日本円で400円ぐらいなんですけど、紙幣には10としか書いてないので最初知らなくて沢山払い過ぎようとしてお店の人に笑われてしまいました!よく見たら小さい文字で10の横にMILと書いてあった。これが000という意味でした。でも無知な私たちをだますこともできたでしょうが、そんなことは全くなく、余分をちゃんと返してくれてたコロンビアの人はちゃんとしているのかも?町のフルーツ売りスタンドのおじさんも、金額を聞く前に買ったんですけど、だいたいこんなもん名だろうな、という金額でお釣りをくれたし、さらにみかん(すごく美味しかった!)を1個おまけしてくれ、コロンビアの印象爆上がりです。


11月26日(水):朝ごはんはカフェにいってみることにしました。さすがコロンビアと言えばコーヒー。カフェには紅茶はなかったのですが、フルーツティーみたいなのはありました。主人は勿論カプチーノ。クリスマスツリーのクリームアートでできた。英語は余り通じないので、お店のWIFIをつないでグーグル翻訳頼みで意思疎通します。朝ごはんはサンドウィッチとかトースト程度でしたが、主人がオーダーしたステーキサンドは、お肉がやはり凄く柔らかくて美味しかったです。

お腹が一杯になってから街に繰り出します。SIMカードを購入するためです。スターリンクは12月2日で新しいサイクルになるので、それまでは思いっきり使えるんですが、船を離れるとネットが通じないのでやはりローカルSIMカードは必須。予めどのSIMカード会社がいいのか調べておいたのでそこを目指して進みました。

なかなかSanta Martaの街は都会だった。
SIMカードはTigoという会社を選びました。町の売店みたいな場所でもSIMカードは買えるみたいででしたが、参考にしたコロンビアに4カ月滞在した方のブログによると、専門店で買った方がなにかと安心、とのこと。Santa MartaのTigoは大きなお店で、いきなりドアのところで待っていたスタッフが「今日は何の用事ですか?」(と多分言ったと思う。)と迎えてくれたので「Simカード。ツーリストです。」というと理解してくれて、担当の方のカウンターに案内してくれました。片言の英語で「このスタッフがやってくれます。」と説明してくれました。カウンターのスタッフの男性はぶっきらぼうな感じでしたが、ちゃんとSIMカードの値段とかGBの説明をして淡々と仕事をしてくれました。ですが、身分証明がパスポートだったので、それだと支払いが現金しかダメ、というんですよ。システムが受け付けないそうです。ちょっと不思議。だって旅行者だからこそ現金でSIMカードを買ったら怪しいことに使いそうだからクレジットカードの方が安全じゃないのかな?今まで行ってきた国、どこでもクレジットカードで支払えました。(あ、アルバニアは現金じゃないとダメだったかも。)

で、ATMが近くにあるということだったので、私は店内で待って主人が一人で下ろしに行くことに。担当の男性は、私がカウンターから離れなかったので「ここで待つの?」と言って本当は多分離れて欲しかったみたいなんですが、私が「はい。いいですよね。」と動く気配を見せなかったのであきらめたみたいでした。だって場所を離れたらまた待たされるかもしれないしね。

待っている間に片言のスペイン語で、私が日本人で(パスポートを渡しているのでわかってるんですけどね。)船でSanta Martaにやってきて昨日ついてマリーナに滞在している、と言ったら担当の方の表情がちょっと崩れてきました。昨日ついたから現金がないの、と説明。その前はBonaireから来たの、というとBonaireの発音がスペイン語風だとちょっと違っていて最初通じなかったんですが、隣のスタッフの方が気が付いてBonaireだとわかりました。そしたら担当の方の表情がどんどん和らいでいって、興味深そうに片言の英語で「船に住んでいるの?これからどこに行くの?」など聞いてきました。そうこうしているうちに主人が戻ってきました。無事現金を下ろすことができたそうです。良かった!トリニダードでもBonaireでもオーストラリアのキャッシュカードが使えるATMが限られていたので。ここでは最初に見つけたATMで問題なく結構まとまった金額が降ろせたそうです。

SIMカードは1枚40GBのものが50000ペソ。でSIMカード自体にもお金がかりそれが10000ペソ。10000ペソが日本円で410円ぐらいで、オーストラリアドルでも4ドルぐらいなのでオーストラリアより断然安かった。

で紙幣をみたら50としか書いてなかったので、50000ペソって10枚必要なの?と思って渡したらスタッフの方は笑って「多すぎです。これ1枚が50000ペソなの。」と余分を返してくれました。「ペソはわかりにくいけど、50となっていても実際は0が3つあるんですよ。わかりにくいですよね。ペソの価値低いから。」と教えてくれました。なんだ、良かった。お金足りないと一瞬思いました。カウンターの前のパンフレットにカルロスって書いてあったのでこの人の名前かな?と思い、あなたカルロスさん?と聞いたら、そうでした。で別れ際には「カルロスさんありがとう。」と言ったら彼も最初とは全然違う笑顔で「いい一日になりますように。Santa Martaを楽しんでね。また会いましょう。」と送り出してくれました。最初は仏頂面だったカルロスさんでしたが、主人いわく、きっとこれまで英語を話すツーリストって態度がデカかったりして嫌な思いをしていたのかもね、でも私が日本人でしかも船できとかでちょっと違っていたからリラックスしたんじゃない?とのことでした。

日本人で得してるかも?と思ったことは、マリーナでもちょっと感じて、ラインを受け取ってくれたマリネロ達が私が日本人で船の名前は私の名前というのがわかったら、凄く面白がっていたのです。この日朝にまたマリネロがやってきて、スターンがポンツーンに近いからちょっと前に移動させます、と言ってラインを調整してくれたのですが、その時前日にいなかった若いマリネロがいて、同僚に聞いてたのか私に「あなたが里美で日本人なんですね。」と話しかけてきました。他にもマリーナのゲートが指紋認証がうまくいなかなくて困っていたら、どこからともなくマリネロ登場でさっと彼の指紋で開けてくれました。そして「中国人?」と聞いてきたので「日本人です。」と言ったら「お~ハポネサ!」と何やら驚いていました。

さらに町中でも得したことが。市場に行く途中、街灯でカットフルーツの屋台があって、美味しそうだったので立ち寄ったんですね。でおじさんは全く英語がダメだったので、なんとか知っているスペイン語と身振りでフルーツカップ2つください、と伝えました。おじさんがどこから来たの?と聞いてきたので主人がオーストラリア人で私は日本人、というと、なぜかおじさんの表情がさらに親しげになりスペイン語でだ~っといろいろまくし立てるんですよ。言ってることは全くわからなかったんですが、表情から親日家的な事を言っているのかな?と思いました。そしていきなりみかんを1個おまけにくれるというんですよね。そして握手を求めてきて(主人にも私にも)、まるで知り合いだったかみたいな感じで別れました。いったいなんなんだろう?私の思い過ごしかと思ったのですが、主人も「なんか日本人ってわかると相手が親切になるねぇ。」と言ってました。

市場は徒歩で20分ぐらいかかりました。炎天下だったので、着いた時は喉が渇いてて疲れてきたのであまりじっくり見る気になれなかった。
路上には野菜とかフルーツの屋台があって、建物内にはお肉屋さんや魚屋さんがあるようでした。


さらにその奥の建物は洋服屋さんや靴カバンなどのお店が連なっていて、床屋さんや美容院までありました。
主人は気に入ったシャツがあったので買いました。オーストラリアドルで20ドルちょっとだったので、値切る気にもならなかった。
冷たいものを飲んでどっかで座ろうと思ったんですが、フードコートのテーブルかと思ったらカフェだったらしく、売り込みが激しく何かオーダーしないと座らせてもらえない圧を感じたので船に戻ることに。暑さで私は頭痛がしてきてました。

マリーナへの帰路の途中海沿いに公園があり、銅像が立っていました。この人、コロンビア、エクアドール、ペルー、パナマ、ベネズエラを独立に導いたみたいなことが書いてあるみたい。後で調べたらシモン‣ボリバーでした。歴史の時間に聞いたことがある名前だ!ベネズエラ人だったんですね。スペイン統治下の南米の国々を独立に導いた方でした。


SATOMI号にもどってからはエアコンをガンガンかけて船内で涼みお昼寝しました。実はなんとなく熱っぽくて、多分黄熱病のワクチンが効き始めてきたからだと思います。微熱がでるかもって注射した時言われてましたから。そのためにパナドールを買っておいたのだ。2錠飲んでお昼寝したらすっきりしました。

この日の夕食は主人が行先を調べていました。ママ・ミアというイタリアンに行くぞ!とのこと。

私たちがいるポンツーンのすぐ外の広場ではないやら会場設営が。週末にイベントがあるのかな?
前日はこのお店の2階のアジアンレストランに行きました。お店に生バンドとか歌手がいるところが何軒かありました。
マリーナ周囲には数軒のレストランがあるし、10分ぐらい町の中に歩いていくとさらに何軒も固まったエリアがあります。

おや広場で大道芸人。すごい宙に浮いてる?!銅像じゃないくてちゃんと人間ですよ。


ママ・ミアはこじんまりしたお店でしたがピザも本格的でした。背の高い男性がお店のオーナーさんかな?シシリー出身のイタリア人でした。呼び込みの女の子はスペイン語しか話せなかったのですが、笑顔がとっても可愛らしかった。

主人は勿論ラザニア。これが食べたかったみたい。
ピザといえばマルガリータ。さっぱりした中にもチーズもちもちでとっても美味しくて何枚でも食べれそうな感じでした。私はこれを少しいただいて・・・・
前菜のツナ・カルパッチョを一人でメインコースとして食べました。プロセッコもオーダーしたんですが、なかなか美味しいプロセッコだった。

夕食の後、マリーナまでの帰り道にアーティサン・クラフトショップというのを発見。要はお土産物屋さんが集まってるんですけど、売ってるものがアンデスとか南米を思い起こさせるような民芸品的なものもありました。


このバッグ、すごく気になる。また改めて来よう。他にも面白そうなものが沢山ありました。

こうしてSanta Martaでの2日目はSIMカードをゲットできたし、あちこち街中散策もしたので有意義な一日でした。コロンビアはSanta Martaだけの印象ですが、ますます気に入っております。

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