ヨットに乗っていたら避けて通れないのがマストに登る事!
マストの上にはアンカーライトといって、碇をおろして止まっている時は、夜になったらマスト一番上にあるランプを点灯するのが世界中の海の規則なんです。点検中に、アンカーライトが点灯しないことがわかって・・・・ということは「マスト登」をして原因を確かめないといけないんです。
長さはこれでも10㎝はバシッとカットしてもらったんですよ。レイヤーを入れてもらったのですごく軽くなりました。なんてたって、昨年11月からオーストラリアでも美容院に行けてなかったから、すごくすっきりした!スタイリング剤とかつけて乾かす時にくるくるってピンでとめてくれたので、カールしております。
家に帰ってきて、ゆるんできた状態。もう最高に満足! だってたったの25ユーロで、オーストラリアの時よりもいい仕上がり具合だったから。日本語だって、しっかり説明してもニュアンスが伝わらないってことよくありますよね。今回はイタリア語だったから、写真を見せただけ!でもちゃんとイメージ通りに仕上げてくれました。やっぱ百聞は一見にしかずだなぁ。
イタリアはさすがにおしゃれない人が多いなぁって思っていたんですが、覗いてみたら、結構いい感じの服が沢山ありました。あまりファッショに興味がないウェラードですが、お値段とデザインの兼ね合いがかなり気に入りました!ま、作りもそれほどよくはないですが、せいぜいこれぐらいの値段ならいいか~という納得もの。ただし、全部中国製です。
ネックレスもついてたトップは12.9ドルでした。ギリシャでもそうでしたが、イタリアも女性が小柄なので、日本人サイズがとても豊富なのです。オーストラリアだと小さいサイズというより縦に長すぎるのが多くて、背が小さいけど横幅は普通ですっていう「ぺティート」っていう特殊なサイズのを選ばないと行けなかった私。イタリヤでは全く問題ありませんでした!!!靴のサイズもOKだよ~!私でもはけないサイズがいっぱいあったくらいです。オーストラリアじゃ、デザインじゃなくて「サイズ5-1/2あります?」って聞いて、その中からデザインを選ぶってのが普通でしたからね。
ヨットのサイズによってマストの高さは違うのですが、「SATOMI」号のは19メートルちょっと!船体からですから、海面からだと20メートル以上の高さ。調べてみたら、なんと6階建ての建物と同じぐらいだそうです。ひょぇ~!!!!高所恐怖症の人には絶対無理ですよね。
その高さまでするするサルみたいに登っていくわけじゃありません。ボーソンズチェアーといって、座れる部分を、普段はセールにつけてセールを引っ張り上げるハリヤード(平たく言えばすごく上部なロープ)にしっかり結わえ、セールを上げる代わりに、ウィンチするとするする人間が上に上がっていく…エレベーターみたいなもん。以前のヨットの時は、このウィンチ、つまりエレベータ―を引っ張り上げる動力部分が人間の力だったんです。しかも主人が上がるわけなので、動力役は必然的に私。ウィンチにはギアがありますから、不可能じゃないですが、それでもかなりな腕力を必要として‥‥そのため上腕はムキムキになるのです。最初の頃は、私の筋力がない上に、主人が重かったのでこの作業、本当に重労働だったんですが、ヨット生活になれ、主人がやせていくにつれて楽になっていったものでした。
だからといって決して楽しい作業じゃないですよ。物凄い危険が伴います。そのため、ボーソンズチェアーを引っ張り上げるハリヤードとは別にもう1本のハリヤードを安全ベストに付けて命綱としています。(安全ベスト自体にボーソンズチェアーがくくり付けられています。)
さて、前回の航海生活からすでに10年がたち、私の筋力ムキムキだった上腕は太さはのそのままで脂肪化し現在はぶよぶよ・・・・主人もイタリアに来てからちょっとやせたとはいえ、以前より5キロは太っている、しかもマストが前のヨットよりも高い!ってことで、どうなるのかしら?って思ったのですが、ははは~!SATOMI号は電動ウィンチなんだぁ~。つまり電動で引っ張りあげるから、私はボタンを押すだけ。楽ちん~!!
さて無事マストのてっぺんまで登った主人、ランプが切れているだけだといいなぁと願い、取って帰ってきました。それを室内で調べたら、ちゃんと点灯!!!!やばい!ってことは単にランプ替えをすればいいだけじゃなくて、配線そのものに故障があるってこと?また修理項目が一つ増えた。こんな時便利なのが、主人はもともと電気屋さん。配線工事は自分でできるんですね。いろんな原因が考えるられるということで、これからまた一つづつ原因を調べていくことになりました。
その過程でまずは単に接触が悪かっただけってことも。これは上にいる間に試せたので残念!もう1回上がらなきゃ、なんですが、使用したハリヤードがとても古くなっていて、ちょっと安全性に問題がありそう・・・つまり途中でプッツンする危険性があるのです。そこで、ハリヤード自体を新調することに。昨日11日に新しいハリヤードを入手。近々また主人がマスト登りをいたします。
さて、一昨日、ブログ更新をいつもより早い日本時間で4時頃にしたの、覚えていますか?イタリア時間だと午前9時なんですが、前日にふらっと入った、マリーナ近くのちょっとさびれたショッピングセンター街の美容室に行ったからです。フラット覗いたら、意外におしゃれな感じで、しかもイタリア語がわからない私たちにも、片言の英語で予約をとってくれました。それがねぇ金曜日の午前10時、つまり日本時間午後5時だったのです。
中は結構広くて、カットするミラーも沢山ありました!お値段がなんとシャンプーブロードライ込みで25ユーロ。日本円で今1ユーロ130円ぐらいになったので(安部さん辞任のニュースで円暴落です!)3250円は格安。お値段を聞いた時、その値段じゃばっつんと切られておしまいじゃないの?って思って、以前してた髪型の自分の写真を見せて、「こんな風にスタイルカットしても25ドル?」って確かめたぐらい。はい、25ドル以上かからないそうです。(後でわかったんですが、実際はシャンプーとかトリートメントなどのヘアプロダクトをお勧めされて買っちゃうからそれ以上になるんですが、イタリア語がわかない私には、セールストークがありませんでした。)
日本は美容室の水準が物凄く高いけど、お値段は格安ってご存知でした?オーストラリアはカットだけでも8000円は普通で、パーマかけたりカラーリングをしたらそれこそ5万円とか普通に行きます。そこそこちゃんとしたところでカット、シャンプー、ブロードライなら15000円は最低かな。だから地元のヘアーサロンではなく日本人経営の場所の行く人がオーストラリア在住の日本人の方には多いんですね。私は、近所の地元のサロンで気に入ったところがあったし、あまり細かい部分が気にならないのでオージーのお姉さんにカットしてもらっていましたが、何年住んでいても美容院とお医者さんだけは日系、というのが結構普通みたいでした。
お値段の割には施設もきれいだし、おしゃれ!
はい、これがカット&ブロー直後でございます。
私がカットしている間、主人は隣の「庶民的スーパー」があるショッピングセンター内のコインランドリーで洗濯をしていました。
待ってる間、ふらふらっとお店を見て回り洋服屋を見つけたらしいんです。カットを終えた私が合流すると「安くて可愛い服を売っている店があったから見に行こう。」と言うのです。うちの主人、私より買い物好き。しかも一人で女性服の店とか入るの全然気にならないです。「SALDI」ってセールのことですが、この手のお店はいつもこういうスティッカーが貼ってあるのが常。オーストラリアでもそうでしたから。ここで、シドニーの皆さまへのローカルネタ。このショッピングセンターはちょっと昔のマーケットシティーの2階部分と雰囲気がとても似ています・・・と言えば想像できますね。
このキラキラビーズ付きのTシャツが10.5ドル
ということで、主人のマスト登りとイタリアでの美容室&お買い物体験、全く関連性のない話題を二つお届けいたしました。
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え〜っ、里美さんがウィンチを⁉と思ったら電動なのですね! 次のマスト登りもどうぞお気をつけて。残念ながら?登ったことはないのですが高さもですが揺れもマスト上では大きいそうですね。
返信削除髪型ステキです! それにしてもオーストラリアの美容院のお値段にビックリ!!
コメントありがとうございます!そう風がちょっとでもあると、上の方ではかなりゆらゆらなので、怖いし危険なんです。この日も夕方で気温も涼しくなって穏やかな日に結構しました。髪型ありがとうございます。自分でも気に入っています。オーストラリアは、ばっつんカットがいやだったら、結構お値段は覚悟なんですよ。ウィンチするのは昔は手動でやっておりましたぁ~。「いい加減痩せろ~」って主人に怒鳴りながらやってました!~。
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