10月28日イタリア時間午前9時過ぎに、SATOMI号はエンジン始動をして離岸しました!
揺れる船内では全てのものを落ちてきたり動いたりしないように固定したりロッカーに閉まったりするんですが、航海準備万端の状態のことを「シップシェイプ」と呼んでいます。日本語でなんていうのかわかりまませんが、いつ航海に出てもいいように整理整頓されてるということ。はい、こんなにSATOMI号がきれいになった初めて見た!
キッチンも倒れそうなものは全て収納。電気につながらないので、お湯を沸かすのは今後はヤカンの役割です。出航前のモーニングティーを準備中。
キャプテンロブ!
28日は2回のFBライブで実況中継をしました。それ以外にも録画を取っていたのでそれを一つにまとめましたよ。私たちのヨットを離岸させるため、一旦スティーブさんのともう1隻をここに横付け。なんと5隻もヨットが横つなぎ。
その後スティーブさんがSATOMI号がいた場所に移動。
移動をやってくれたマリーナスタッフの人たち。皆さん実は誤解していて、私たちの出発は今週の土曜日だと思っていたんです。それで、一番外側にもう1回SATOM号をつなげようとしたのですが、イタリア語ぺらぺらのスティーブさんが「違うよ、彼らは今日出航しちゃうんだよ。」って言ったらすごく驚いていました。あまり言葉を交わすこともなかったのですが、合ったらいつも挨拶をしたり郵便物を運んできてくれたりしてたので、いざお別れとうとちょっぴりさみしい気持ちに。みんな大きく手を振って「チャオ~」って送り出してくれました。
さて、最終的にどうなったのかは、一日の流れをFBライブや録画したものを一つにまとめたこちらをご覧くださいませ。
エンジンオーバーヒートってうのは車も同じですよね。エンジン冷却システムに異常があるってことです。「テビレ川」はローマ帝国時代からローマへの海上輸送の川として使われいた、とても由緒ある場所。川の両側には沢山のマリーナがあるし、小中規模の造船所が沢山あるんです。漁船もたくさん係留されている場所もあります。
元のマリーナまで戻るのではなく、キャプテンロブの迅速な判断で、小さな造船の岸に係留させてもらいました。すぐに造船所の職員の方出てきてくれて接岸を手伝ってくれましたよ。そしてエンジントラブルっていうのを伝えたらとても心配しくてれて、ヤンマーのメカニックに電話してくれました。さすが日頃お付き合いがある造船所だからことヤンマーの整備士の方はものの1時間ちょっとで来てくれました。個人で頼んだありえない速さ!
エンジン冷却水がなんと空っぽになっていたのがわかったですが、どうして空になってしまったのか、の原因を突き止めることが大事です。取りえずできる検査方法を教えてもらいそれをためしたら、冷却水を流すパイプの接続部に水漏れがあることを発見。
もうレンタカーを返しているので、取り部品を主人が徒歩で金物屋さんを数件回ってゲット。そしたらちゃんと機能しました!さらにもう1つ、動画内でも聞こえていると思いますがGPSのアラームが鳴りっぱなしになっていたのも解決。ソーラーパネルを付けている関係で電波がうまくキャッチできなくて、コースをすぐに見失ってしまっていたんです。これは29日にメーカーから外付けアンテナを購入できることになりました。なので、全て完了!一日早く出発しましたが、実際は本日30日に再び出航しました!(というかブログ更新時点では出航準備の最中ぐらい)
本日もご訪問ありがとうございました!皆さんの応援で私を元気に航海に送り出してくださいませ。ご覧いただいた記念によろしければ「ペーパークラフト」ボタンをポチっと押していただけますか?
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