2021年4月20日火曜日

寝る場所だけはなんとか確保・・・来る来る詐欺状態の大工さん

 

letsmakeacard手作りカードの世界

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!


「明日来る」「明日来る」とまるで「来る来る詐欺」状態だった大工さん。我慢強い主人も、限界に来ておりマリーナの技術部門の責任者及び、マリーナのオーナーさんも巻き込んで「どうなっているんですか!」と金曜日にミーティングをしたんですね。その結果、4月17日土曜日にやっと来て作業をしたとのこと。で、翌日18日日曜日に、どこまで進んだのか見に行きました。
ギリシャプレべザクレオパトラマリーナSATOMI号修理進捗状況by Sailing Stamper Satomi Wellard

床には仮の床板がはめ込まれていました。今週から引っ越しを開始するので、火曜日までに終了してもらう必要がある、とマリーナオーナーさんを含めて通達してあったので、応急処置で持ってきたみたいですね。
ギリシャプレべザクレオパトラマリーナSATOMI号修理進捗状況by Sailing Stamper Satomi Wellard

で、実際どれだけ作業をしたのかをチェックしたら・・・え?これだけ?、と愕然。スターンバース(後方のベッドルーム)からエンジンルームを覗くための穴のドアと、デッキの後ろの座席下にあたるロッカーにアクセスできる穴のドア、この2つだけが完成しておりました。
ギリシャプレべザクレオパトラマリーナSATOMI号修理進捗状況by Sailing Stamper Satomi Wellard

腐りかけていたウッドが新品同様にきれいになっていたのは嬉しかったですが・・・。これだけしか完成していないの?1カ月以上かかって????
ギリシャプレべザクレオパトラマリーナSATOMI号修理進捗状況by Sailing Stamper Satomi Wellard

リビングエリア内ポートホール(窓)の周りのウッド部分はまだ戻ってきておりません。反対側も同じ状態。はあ~。ま、住むためにはとりあえず支障はないんですが、ほとんどの修理は大工さんが自分の工房でやる仕事なんで、完成したものを運んできて取り付けてくれるわけです。現場でやらないといけない仕事は、電子レンジ置き場を作ることぐらい。だからSATOMI号に毎日出勤してこなくてもいいんですが、来ない間にちゃんと作業を進めていてくれないと困るわけです。
ギリシャプレべザクレオパトラマリーナSATOMI号修理進捗状況by Sailing Stamper Satomi Wellard

左後方のベッドルームのドア、下がツーツーになっております。この部分も傷んでいたので、切り取って持って行かれてます。
ギリシャプレべザクレオパトラマリーナSATOMI号修理進捗状況by Sailing Stamper Satomi Wellard

出入り口の一部のウッド部分もはがされております。削り取って磨いてから付け直してくれることになっております。
ギリシャプレべザクレオパトラマリーナSATOMI号修理進捗状況by Sailing Stamper Satomi Wellard

18日の日曜日の朝、アパートの大家さんがやってきて庭の芝刈りをしてくれたのですが、その際「次の予約の人には、キャンセルするように言ってあるんです。イースターホリデーのために来たとしても、その頃にはまだロックダウンが完全解除になっていないから、レストランも開いていないし、イースター関係のイベントも何も行われないから来ても意味がないよって言ってあるんです。」とSATOMI号が準備できていない事を気づかってくれています。キャンセルになり次第、教えてもらうことになっています。

思ったよりも全然進んでいないことに、主人も私も超ムカつきましたが、最悪の事を考えてとりあえず寝る場所だけは確保しようっていうことに。メインベッドルームの荷物を、全て後方のベッドルームに移動させ、取り合えず使えるようしました。このベッドの上にある長い板は、ヨットのサイド部分の天井に着いている部分。ポートホール周りの板が戻ってこないと、付けられないのです。長いから、リビングエリアからここまで到達。

ギリシャプレべザクレオパトラマリーナSATOMI号修理進捗状況by Sailing Stamper Satomi Wellard

外回りは、予定通りペンキ屋さんが金曜日にやってきて、きれいにしてくれました!さすがプロ。カラーマッチングが完璧。船頭の部分、以前主人が自分でペンキ選んで塗った時、色が違っていて目立ったしまったの覚えていますか?ま、その部分はステンレスでカバーされるんですが、プロが選んだカラーはやはり完璧だった。そのまだら部分もちゃんと縫ってくれました。
ギリシャプレべザクレオパトラマリーナSATOMI号修理進捗状況by Sailing Stamper Satomi Wellard

ここもしっかり塗装されていて、傷がついていた部分がもうどこだったかわかりません。
ギリシャプレべザクレオパトラマリーナSATOMI号修理進捗状況by Sailing Stamper Satomi Wellard

かなりがっかりと憤りで、室内荷物整理を終えたら、ドット疲れてしまい午後3時には帰宅しました。とてもいいお天気で、すがすがしい日だったのに気分は超ブルー。

マリーナから一般道に続く道は、近くに牧場があり時々、牛が放されていて道路に横断しております。この日もかなりな数の牛が道路の周りの草むしり。近くには誰も監視している様子なし。
ギリシャプレべザクレオパトラマリーナSATOMI号修理進捗状況by Sailing Stamper Satomi Wellard

あ、あれは子牛ちゃんが道の真ん中に!
ギリシャプレべザクレオパトラマリーナSATOMI号修理進捗状況by Sailing Stamper Satomi Wellard

車が近づいても全く怖がる様子も、気にする様子もなし。慣れているんでしょうね。慣れていないのは私たちよそ者。主人は最初にこの風景を見た時、驚いて警察に知らせたそうです。よくあることで、相手にされなかった、と言っていました。

子牛はどんとして動かないので、車の方が避けます。反対車線に大きく迂回するのですが、対向車が滅多に来ない、田舎道なので全然平気です。だから牛も道路で放牧しているんですねぇ。のんきだ。
ギリシャプレべザクレオパトラマリーナSATOMI号修理進捗状況by Sailing Stamper Satomi Wellard

ギリシャプレべザクレオパトラマリーナSATOMI号修理進捗状況by Sailing Stamper Satomi Wellard

仮の床材を持ってきたから安心して、さらに作業が遅れてしまうのはもう絶対に避けたかったので、日曜日の夜主人が「4月19日火曜日午後5時までに以下のどちらかを終了させてください。①以前の状態にすべて戻し、料金は請求しない。②依頼した全ての作業を予定どおり終了させる。」とマリーナオーナーさんを含めて関係者全員にメールをしました。実際のメール文章はもっと厳しいものなんですが、その2点のどちらか(勿論②がベストですが)になれば、取り合えず入居できるので、ホームレス状態だけは最低限、免れそうですし、出航準備をすすめることができるのです。だって、一番困るのは、内装工事が進まないからロックダウン解除されてもマリーナから離れられないまま時間だけ過ぎていくことですから。

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