2021年5月2日日曜日

あとはカーテンレール部分を付けるだけ!ー超お値打ち大工さんだった

 

letsmakeacard手作りカードの世界

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!


日曜日25日にSATOMI号の内装工事、その後を見に行ってきました!かなり進んでいましたよ。荷物を運び入れられるようになる日も、間近?!


床板づくりに使用されているウッド!新しい木のいい匂いがしています。
ギリシャプレべザクレオパトラマリーナSATOMI号修理進捗状況by Sailing Stamper Satomi Wellard

まず船内に入る入り口部分の、スライダー部分、割れていた部分を主人が直しました。これで水漏れを防げます!さらに、その下の部分のウッド部分、新しいものを大工さんがつけてくれました。この後塗料を塗って腐敗防止とカラーマッチングをしてくれます。
ギリシャプレべザクレオパトラマリーナSATOMI号修理進捗状況by Sailing Stamper Satomi Wellard

船内に降りる階段のこの部分も新しいウッドが付け足されていました。
ギリシャプレべザクレオパトラマリーナSATOMI号修理進捗状況by Sailing Stamper Satomi Wellard

進行方向に向かって左側のバースのドア下は穴があいていたの覚えていますか?ドア枠だけになっていましたが、新しいウッドがはめ込まれて、さらに塗装もされていたので全く境目がわからない状態でした。
ギリシャプレべザクレオパトラマリーナSATOMI号修理進捗状況by Sailing Stamper Satomi Wellard

天井部分を交差するウッド部分も設置されていました。これで内部が丸見えっていう部分はなくなりましたよ。あとはポートホール(窓)の上部にカーテンレールとそれをささえるウッドを戻せば、内装工事はほぼ完成なので、荷物を運び入れることができます。今でも搬入できないわけではないのですが、このカーテンレールとウッド部分が物凄く長くて、メインベッドルームからリビングエリアまで到達しているんですね。それが移動しないと、メインベッドルームを片付けることができないのです。本来メインベッドルームに収納すべきものなどを仮に後方のベッドルームに保管しているし、長いウッド部分を万一折ってしまったら、取り返しがつかないので、それが船内に横たわったままで、荷物の移動をするのは危険極まりないわけです。
ギリシャプレべザクレオパトラマリーナSATOMI号修理進捗状況by Sailing Stamper Satomi Wellard

カーテンレールを付ける前に、この部分、ポートホールのカバーの部分とウッドの部分の境目を接着するというかシールする必要があるんです。さすがプロ、こんなに細いラインでしかもカーブの部分にそってマスキングされていました。リビングエリアだけですが全部で6個あります。丁寧にマスキングテープを貼るのは結構時間がかかるし、シールを塗ってからも乾く時間が必要でしょうから、カーテンレールが戻るまでにはまだ数日かかりそうです。
ギリシャプレべザクレオパトラマリーナSATOMI号修理進捗状況by Sailing Stamper Satomi Wellard

ギリシャプレべザクレオパトラマリーナSATOMI号修理進捗状況by Sailing Stamper Satomi Wellard

電子レンジ置き場は完成していました!棚だった部分の一番奥は、背の低い私には届かないデッドスペースなのです。なので棚として使えなくても全く問題なく、その部分にはまるサイズの電子レンジをゲット。奥行きはちょっとはみ出るので、大工さんが木枠を作ってそれに電子レンジを埋め込んでくれました。さっそく「里美チェック!」。あれ?横の戸棚のスライドドアが全部開かないよ・・・て当たり前ですけど・・・それだけじゃなくて順繰りに全てのスライドドアが全開しなくなってしまったんです。つまり戸棚に物を入れる際、内部の半分のサイズしか開かないので片方づつスライドさせて出し入れする羽目になりました。
ま、航海中は全開しない方が安全なのですが、動いていない時は、メンドクサイ。全開するオプションも必要なのです。さらに、一番右側の戸棚部分は半分以下しか開かないので、真中にデッドスペースというか、外からは全く見えないスペースができてしまうのです。ということは底に置くものはめったに使わないものなるわけですよね。だって両側にものを置いたら、すっと出し入れができないから。「だめじゃ~ん!すっごく不便!!!やだ~」と超ダメ出しました。やはり実際に使う立場で考えていないので、そういう部分には気づかなったようでした。主人にとっては「ちょっとづつ扉をスライドして明ければいいんじゃないの?」で済みますけど、動いている最中に使用する私にとって、こういう「ちょっとした不便」は物凄く大きなストレスになるのですよ!!ただでさえ、キッチンが高くって背が小さい私にとっては戸棚にアクセスするのが大変なのに、その上こういう不便が加わるのは妥協できません。(ちなみにキッチンエリアの床を上げ底するための台を作成依頼しています。)
超ブーイングをしたので、主人も「じゃ、大工さんになんとかできないか相談してみる。」となり、後日、スライドドアを小さくしてもらった、という報告を受けました。さらに電子レンジの木枠もかなりはみ出ていたのを小さくしてもらったそうです。どうなったのかなぁ~次に見に行くのがとっても楽しみ!
ギリシャプレべザクレオパトラマリーナSATOMI号修理進捗状況by Sailing Stamper Satomi Wellard

大工さんへの依頼仕事は、予め一覧表をマリーナに提示してそこから手配をしてもらっているのです。請求もマリーナから来るので、当然大工さんが最終的に受け取る金額にマリーナの手配料が上乗せされているわけです。それは当然の事だし、外部の職人さんを自分で手配すると、その職人さんがマリーナ内で仕事をすることに対して、料金を取られるので、マリーナ依頼をしても費用的にはあまり変わりません。

驚いたのは、この大工さん実はかなりお値打ちに仕事をしてくれる人だったこと。ウォーターメーカーを設置するためにその木枠がキッチンの流しの下のスペースに必要になりました。で、主人がその仕事を直接大工さんに依頼して「いくらかかりますか?」って聞いたら
ななんと「30ユーロ」っていう返事が!!!安い!

最初主人は自分でその仕事をやろうと思ってたんですが、それって材料代だけでもそれぐらいか、もう少しかかるかもしれないし第一材料を探しにいく時間も勿体ない!あまりに、お値打ち過ぎたので主人は「それは安すぎる。50ユーロ払いますよ。」と言い値よりも高い金額をオファーしちゃったぐらいです。大工さんとっても嬉しそうだったそうです。50ユーロでも安い!と工賃の高いオーストラリアから来ている私たちには驚きです。ギリシャは人件費が安いのでEU内でも物価が安いと聞いていましたが、改めて実感。「値段を聞いた時30ユーロって言ったけど、答えにくそうにしていたんだよね。きっと直接金額を提示したことがあまりないんだと思う。でもしっかりやってくれているから30ユーロは安すぎるって思った。」と主人が言ってました。同感。もしかしたらそれが相場なのかもしれませんが、私たち的に納得できる、品質に見合った価値をお支払いしたいなと思いました。

あ~次にSATOMI号に行く時は、どんなになっているのかなぁ~!!!楽しみ過ぎる!!

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