2021年7月1日木曜日

動画:どんどん海がきれいになってきた!超透明な海の上でアンカリング

 

letsmakeacard手作りカードの世界

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!

昨日6月30日Vathiの町を出て、イサカ島南の下の方あるアンカレッジに移動しました。本当に毎日いろんなことがありすぎて一日が物凄く長いのです。今回もご多聞に漏れず。

29日朝ごはんを食べてから主人が海にドボンと潜り前日28日に落っことした空気の喚起用のこれ、船体に2つつけていて前から見ると目玉みたいにみえるものの1個を拾上げました。
Life on Sailing Boat SATOMI Pera Pigadhi Ithaca  Greece  by Sailing Stamper Satomi Wellardギリシアでの船上生活イサカ島

なんでそんなことをするはめになったかというと・・・Vathiの町観光を終えて帰ってきてからいきなり主人が爆弾発言。「メインセールおろすぞ。ほつれちゃった部分があったんだけど修理してくれる人を見つけた。あとで取りに来てくれるって。」というではありませんか!え?ほつれた?? 実はNdiriの町を出て最初にメインセールを挙げた時マストそいになるセールの補強部分の縫い目が引っ掛かっていたにも関わらず、それに気づかず電動ウィンチで思いっきり上げてしまったので、バイアステープみたいな部分が10㎝ほど敗れてしまったのです。セーリングには直接支障がないものの、放置しておくのは危険なので今のうちに修理するのがベスト。セール屋さんにぬってもらうだけなんですけどねぇ・・・それよりも重くてでっかいセールをビームから降ろすのが大変。おろすよりも元に戻すの方がもっと大変。しかもたった二人で。しかも後ろが繋がっているとはいえ海の上で。主人が一人でセールを外せましたが、今度はたたむのがさらに大変。二人がかりで2時間ぐらいかかってやっと運べるようにたたみました。その途中、セールがこのでっぱた喚起用の目玉みたいな部分にのっかってて、プラスティックの柔軟性のものだから、へしまがっていたんですねぇ。セールの重さがなくなった途端、ポコッとジャンプ!ポンポンとデッキをはずみ、ぼちゃん!それほど深くなかったので、沈んでる部分はわかりました。で、翌日潜って取り返したわけです。65ユーロしましたから。それから夕方にセールが戻ってきて、これまた二人でうんしょとレイジージャックを利用してセールをたくし入れました。正直二人だけでやれると思っていなかったので、できた時はいい気分でした!新品セールを付けてもらった時はセール屋さんの若いスタッフが3人がかりで所定の位置に乗っけましたから。

そして翌30日、前日は夜8時にセールを付け終わり、それから買い物に美術館を見に行ったり、ディナーに行ったりと、寝たのが12時を回っていたので、朝はゆっくり置きました。だんだん夜更かしのギリシャスタイルに慣れてきた!

朝食をタウンバースのすぐ前のカフェで取るため外に出ようとしたら、SATOMI号の2軒お隣さんが出発しはじめました。アンカーがなかなか持ち上がらないのか、海中でぶらぶらしてんじゃないの?的な動きをしております。気になって、SATOMI号の船頭に行ってみているとその人たちの左どなりのヨットのアンカーチェーンが揺れ始めているではありませんか!
出ようとしているヨットの人も気づいたらしく「誰かのチェーンにひっかかった!」と言っています。その時は3件先のヨットの方は自分のチェーンとは気づいていないのようでしたが、外には出てきていました。そこで「お宅のに引っかかっていると思いますよ。チェーンが動いてます。」と教えてあげたころには、もう誰が見ても完璧。出ていったヨットがチェーンをさらに上げようとすると、同じようなリズムでその人たちのチェーンがぶるぶる揺れるのです。そこからえんえん30分ぐらい、ひっかけたチェーンをおろそうと奮闘されていました。それを見ながら私たちは朝食。最終的にひっかけが取れた後、ひっかけられた人たちも出発予定だったのか、この場所に懲りたのかすぐに出ていきました。

アンカーが他のヨットのチェーンにひっかかって立ち往生されています
Life on Sailing Boat SATOMI Pera Pigadhi Ithaca  Greece  by Sailing Stamper Satomi Wellardギリシアでの船上生活イサカ島

チェーンひっかけは、結構よくある事なんですねぇ~。うちも他人事じゃないねぇ~、出ていく時ひっかけたらどうしようとドキドキしながら、アンカーを上げましたよ。でも今回はもう100点満点。アンカーチェーンはほぼまっすぐにおろしていた、つまりほぼまっすぐに後進してきたようで、ふらふらせずまっすぐにSATOMI号は出発、何事もなくアンカーを引き上げました。ただ引き上げたら、またしてもこんもり泥がまるでコンクリートみたいに固まってのっかっていて、それを突き落とすのに30分ぐらいかかった!

今日の目的地はPera Pighardiという場所!
Life on Sailing Boat SATOMI Pera Pigadhi Ithaca  Greece  by Sailing Stamper Satomi Wellardギリシアでの船上生活イサカ島

Vathi港を出てセール走行に変えた時にFBライブをしました。その録画です。
 



外に出るためには何回かタックする必要があります。

12時03分1回目のタック
12時32分3回目のタック。やっとこの角度なら出られる?と思ったら大間違いだった。
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12時37分4回目のタック・・・・この時点で結構飽きてきた私。オーストラリアでは1回の航行は60マイルとか70マイルが当たり前で、1度セールを上げたらあまり何もしなくて10時間っていうのに慣れている私は、何回もタックするのが面倒くさいのです。最初は私が一方のシート(前のでっかいセールの端についているロープ)を緩めて、主人が舵を切り風がセールの反対にはいってきたら、反対側のシートを主人がひっぱってジェノアを移動させていたのですが、風が微風過ぎて、ヘルムから離れると周り過ぎちゃうので私がひっぱり役=力仕事になっていたんです。これは不公平!ということで「私が舵を取る!」と言って役割交代してもらいました。12時48分5回目のタック
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12時48分6回目のタックでやっと外に出られた!
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期待していた風は強くなるどころかどんどん弱くなり・・・・しばらくプカプカして風待ちだったんですが、最新天気予報をチェックしたら南風になるのは午後3時以降とのこと。すでに1時40分ぐらいになっていたので、もう我慢できず、エンジンつけました。止まっているととにかく蒸し暑くてたまらないのです。

それから1時間ほどして目的地に到着。水がすごくクリアできれいと聞いていましたが、本当にその通り。クリア過ぎて海底が見えるので浅いのかって思うんですが、十分深さはあるのです。
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小っちゃい島とイサカ島の間を通過。
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きれい!早く泳ぎたい!!
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レンタルヨットの皆さまでにぎわっておりました。スキッパーが乗っているのか、ほとんどのレンタルヨットは碇をおろしていも後ろからラインを岸に渡して固定しています。私たちは十分距離がある所に碇をおろしただけ。だいたいのレンタルヨットは夕方になると出ていくのです。すぐ後ろのキャタマランも午後5時頃出ていきました。そのままいても接触の危険は全くない位置でしたけどね。
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まずついてからすぐにドボン!透明度がすごくて、魚も沢山見えました。スノーケリングマスクを久々に出して海中の景色を楽しみましたよ。
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3時頃に遅めのランチ。Vathiに来た初日のランチで食べ切れなかったアンチョビのマリネをお持ち帰りしていました。マリネだから長持ちするってわかっていたので。それとサラミ、自家製サルサ、今朝買っておいた新鮮パンをオリーブオイルとバルサミコ酢につけていただいきました。アンチョビほんとに美味しくてお持ち帰りして良かった!
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お腹がいっぱいになったら主人が「新しく買ったスキューバを試すのに絶好の場所だ!」と言い出しました。

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はいはい、勝手に潜ってください…と言いたいところなんですが、念のため主人が潜ってる間は私はデッキで見ているんですね。
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透明度があるのと水深6~10メートルぐらいのなので海中にいても上からよく見えます。ポラロイド加工のサングラスで見ると、この写真よりもっと鮮明に海中が見えるんですよ。
Life on Sailing Boat SATOMI Pera Pigadhi Ithaca  Greece  by Sailing Stamper Satomi Wellardギリシアでの船上生活イサカ島

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Life on Sailing Boat SATOMI Pera Pigadhi Ithaca  Greece  by Sailing Stamper Satomi Wellardギリシアでの船上生活イサカ島

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15分ぐらい潜っていたかなぁ~。楽しかった?と聞いたら「アンカーしっかり突き刺さっていた。草地とかじゃなくて砂地にぐっと埋め込まれていたからどこにも動かないよぉ」だそうです。明日の夜(7月1日)にちょこっと風が強くなるので、明日また移動かなって思っていたんですが、結構島の影になる位置にアンカリングできたので、アンカーさえしっかり効いていれば明日の夜のここにいて大丈夫だね、という結論に。それにそんな日はまず間違いなくレンタルヨット軍団は、その前に退散するか来ないか、なのでアンカーの周りをグルグルスウィングしても全然平気だと思います。

あ~良かった、せっかくきれいな場所に来れたのに、半日しかいないのは勿体ないって思ってましたから。

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