こういうプロセスで進化させていくのです Friends Are Like Seashells Card No.64

皆さんこんにちは！Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ！

昨日は一日中船の上にいました！ずっと毎日やるべきことに追われていたので、久しぶりに何も「約束事」がない日を楽しんだのです。私にとってのリラックス方法はスタンプ！

周りを海に囲まれていると、必然的にこんな貝殻スタンプセットに手が伸びます。とりあえず湾レイヤーのシンプルなものをスタンプ試し押的に作ってみました。

シンプルだからあっという間にできちゃいます。でも私的にはもっとモリモリしたいのが常。そこで、通常カードサイズだったものを半分にカットして単なるパネルにしちゃいました。それをさらに周囲1㎝づつ小さくして、通常カードにマッティングできるようにしましたよ。実は、普段もこんなプロセスでカード作りをしているんですね。最初から最終デザインを決めているわけでなく、取り合えずA4の1/４サイズにスタンプし始めて、そっからカットしていくのがが常。

通常カード表面にはスタンプとコーディネートしたDSPの中から、グラデ―ション模様になっているペーパーを貼りました。最初にこのカラーでインクの色を決めたので、後で付け足してもコーディネートできております。パネルが目立つように周囲をインクでディストレス。

さらにパンチアウトしたセンティメントにもインキング。盛り上げたり、トワインをまいたりしてどんどん盛り付けをしていきます。

そしてこれが完成図！最初のシンプル、ほぼワンレイヤーのデザインからちょこっとだけステップアップしました。私がカードを作っていく時、いつもこんな風にとりあえずスタンプしてから、徐々にサイズを変えたり、エンベリッシュメントを付け足したり・・・と段階を追って進化させていくんですよね。だから仕上がってみないとどんな感じになるのかわかりません。そして「取り合えず」スタートしたものが、うまく完成品にならない時は、ひとまず「部品のまま」で置いておきます。時間がたってから、ふっとその「未完成部品」達や、取り合えず作ったスタンプバックグランドなどが新鮮に見えてきて、ちゃちゃっと仕上がる事が多いんです。

皆さまも、何か作りたいけど、どっからスタートしようかなぁっていう時、「取り合えずワンレイヤーのスタンプパネル」からスタートしてみませんか？そっから徐々に盛り付けをしていくと案外いい感じの仕上がりになりますよ。

＜使用カラー＞

カードストック：ウィスパーホワイト

インクパッド：ソーサフロン、フラーティーフラミンゴ、バーミーブルー、サハラサンド

ちなみに、このカード、後から見ていてもうちょっと盛り付けしてみたいなぁって思い始めました。きれに解体できたらさらにステップアップしてみますね！お楽しみに。

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