皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!
7月9日にザンテタウンを出発して、ザキントス島の下の方南東にあるKeriビーチに向かいました。とっても気に入って1日延長して2日間楽しみましたよ。その模様をレポートです。
だいぶ日焼けしてきました!
7月8日夜ザンテタウンで最後の夕食
ザンテタウンでの最後の夕食は前日にチェックしていたロブスターを出すレストンに決めました。主人は最近はまっているフィッシュスープ。ロブスターチーズ焼きにしようか迷ったけど、パスタにした!二人で十分なボリューム。食べ切れずお持ち帰りして、翌日、Keri Beachに着いてからランチとして食べました!
朝10時ちょっと前にザキントス港を出発。最初から風がないってわかっていたのでメインセールさえ上げずにエンジン走行です。Keri Beachまでは20マイル弱ほどなので、平均速度6ノットなら3時間ぐらいで着いちゃう距離です。退屈だなぁって思っていたら、遠方に同じ方向に向かっているらしきヨット発見。彼らもセールを出していません。
しばらくすると、そのヨットが平行に走っているのではなく私たちの方向に近づいてきているのがわかりました。つまり航路がクロスする形。Keri Beachの手前のアンカレッジに向かっているよう。でもどんどん近づいてくるのです。2隻がクロスする形になる場合、自分のヨットの右側に相手がいる方が避けるのがルール。つまりこの場合SATOMI号からはこのヨットは左側にいたので、私たちが優先航路となり、このヨットが航路を変えて避ける必要があるんですね。ですが、一向に変更する様子をみせません。あっという間にどんどん近づいてきて・・・それもひやっとするぐらいまで近づいて・・・結局私たちが通り過ぎたすぐあと、つまりSATOMI号のスターン(後ろ)を通過していきました。これは通過後の写真。
航路を変えなくても衝突の恐れが全くなければ問題ないのですが、このヨット、結果的には接触しなかったですがあまりにも接近遭遇で通過になったんです。私たちの真後ろに来た時は操船している人たちの顔がはっきり見えて、普通に会話できるぐらいの距離、おそらく2メートルぐらいの距離しかなかったのでは?これ、すごく失礼だと思いました。主人が「きっとレースとかやっているから腕を見せびらかしたかったんじゃないかな。」と言ってましたが。主人は衝突しないことはGPSを見ていてわかっていたみたいですが、こんなに広い場所で何もこんなに接近遭遇で行違う必要は全くありません。万が一、私たちが驚いて急に進路を変えたりしたら、いったいどうなっていたでしょう・・・。全く意味のない危険をあえておこすなんて・・・と、暇なエンジン走行中に、ちょっとした刺激をもらいました。
後ろ向きになってますけど、実際は左下方向に進んでおります。
キャプテン・ロブ、一人タイタニック状態。
お昼12時半ぐらいにKeri Beach到着!
海底に海藻びっちりの場所と砂地の場所があるので、碇をおろす時に上からみて砂地の場所を選び碇をおろしました。深さ5メートルぐらいでこの透明度なのでよく見えるんです。
主人はすぐにドボン!続いて私もドボン!
なんともいえないグリーンブルー
夜はビーチ沿いのレストランでディナー。レストランの2階から見たSATOMI号
夜になると吹いてくる風もこの日はなし。というか方角的にあまり影響されない場所なのです。
とっても穏やかで、一晩中全くゆれることなくぐっすり眠れました!
7月10日(土):
午前中は本当に穏やかな予報だったので、波もあまりないだろうということで、テンダーでMarathonisis島に出発!通常上陸用のテンダーはもっと小さいものを皆さんお持ちなので、Keri Beachからここまでやってくる人はいません。来たければ、島の付近にぷかぷか浮いたまま誰かが船の上で待機するしかないのです。Keri Beachの隣のLaganaはウミガメの産卵地で、今シーズンなのです。マリンパーク指定エリアなのでアンカーをおろすことが禁止だし、スピードも6ノット以上出してはいけないと決まっています。10馬力のSUZUKIのモーターにして本当に良かった!観光用の釣り船みたいなモーターボートに負けず劣らず、ぐんぐんつっきって、あっという間に島に到着。しかも二人でなんとか片側ずつ持ち上げられるので、ビーチの上にあげるのもそれほど苦労しません。
島内はビーチ沿いにひもがはってあり、そこより内側には立ち入り禁止でした。
みんなビーチ沿いにいるのですが、なんと移動カフェ&売店まであった!
徒歩でいける範囲をぐるりと回ってからテンダーに戻り、島の周囲を一周です。
最初に上陸したエリアを軽くスノーケリング。10㎝ぐらいのお魚が集団でお食事中みたいなのも見えました。(岩の周りに集まってたんです。)それから、その小さなビーチから通じている洞窟に入りました!
中は152㎝の私がつま先立ちで届くぐらいの深さ。それより深い場所もあるので基本的にここは泳いでというか、ぷかぷかしてくぐります。
次はテンダーに乗り込んで、さっき泳いで入っていた洞窟の反対側に行きました。ここは広くなっているので観光船が中に入っていきます。
勿論私たちも入っていきましたよ。
そこから少し先にまた洞窟が。今度はかなり奥深くなっています。実はこの中に入っていく様子を録画していたつもりだったのに、録画ボタンを押していなかったぁ~(泣き)奥に見える2つの洞窟、繋がっているので、右から入ってぐるりと回って左から出てきたのです。高さは1メートルあるかないかだったので、観光船とか釣り船は入れません。屋根のないテンダーでしか入れないサイズ。奥に行くにつれてひんやりして暗くなっていきました。一番奥には幅50㎝ほどの小さなビーチがあった!反対側からの光がはいっているので、一番奥に行っても真っ暗にはなりませんけど、それなり、暗くなりちょこっとドキドキしましたよ。いないとは思ったけど、洞窟っていうとコウモリとか逆さにつり下がっているイメージですよね。
洞窟探検を満喫した後、お腹がすいてきたのでランチをしにSATOMI号に戻りました。午後1時頃から風がちょっと出てくるので、それまでに戻りたかったし。あとで録画出来てなかった事に気づき、とってもがっかり。それを見て主人が「防水のGoProを買おう!」と言い出しました。やったぁ~、これでスノーケリング中の動画も撮影できるようになるし、観光中も携帯を手にもって歩く必要がなくなるからラクチンだぁ。
ということで、十分満喫したKeri Beacはこれで終了。このブログが更新される7月11日にはここから25マイルほど先のStrohadhesという島に向かっております。
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