2021年9月8日水曜日

ブラピみたいにして?!ランデブーはギリシャ語では予約の事ーEretria滞在

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!


反対側では物凄い強風だっていうのが信じれないぐらい平和なEretria湾でした。メルテミ避難には最高の場所だということがわかりました。9月6日(月)~7日(火)の滞在日記です。


6日は拍子抜けするぐらい平和な夜でした。

9月6日(月):この日から、エビア島の反対側、エーゲ海側では40ノット平均の強風が吹き始めるのですが、Eretriaにいるとまるで別世界のように平和でした。予報では午前11時ぐらいからEretriaエリアにも最高で20ノット弱の風が吹くっていうことだったんですが・・・実際は15ノットぐらい行けばいい方、程度の風が1時間も吹いたかなぁっていう程度。雨も降る予報だったのですが、結局一滴もなしでした。雨が降ったら潮を落とそうとデッキブラシを出して準備していたのに!主人は取れてしまった金歯のキャップをくっつけてもらうために、朝9時から歯医者さんの前で待機。ちょっと遅れて歯医者さんは到着したそうですが、予約が一杯つまっているようなのですが、すぐに応対してくれて、午前10時過ぎには帰宅してきた主人でした。治療代もたったの25ユーロ。これで一安心。

時間が経つにつれて、どんどん風はおさまり、一日中本当に平和でした。強風にそなえてずっと船内で待機するつもりだったので、特に予定をしておらず・・・一日中ネットフリックスを観まくり。映画も3本ぐらい見たかなぁ。そのうち1本は「ママ・ミア」。撮影された島に着いた時に、場所がわかるよう。すでに何回もみたことがあるんですが、忘れてしまってたので、復習しておきました。

フェリーが通ってても波の影響なし。

9月7日(火):今日こそはここにも強風が?!と思いきや、地方の予報では当初よりもさらに穏やかになっていました。9月に入ってから途端に過ごしやすくなっており、お天気がよくても気温は25度ぐらいなので、おひさまが照り付けるデッキで朝食をとっても気持ち良かったです。

日曜日までいた観光客の影はどこにも見えません。ここは地元の方の観光地のようで週末以外はとても静からしいのです。

お天気は、ちょっと曇り空気味。なのでさらに過ごしやすい一日になりそうです。

あんなにフェリーが近くに通っても、本当に静かで、不快な揺れも全くなくすごくいいアンカレッジ。

この日も、本当に穏やかで平和そのもののようなので、朝食を済ませてゆっくりしてから上陸してみました。主人が2年ぶりにヘアーカットをするっていいだしたんです。グーグルでヘアードレッサーを探したら港から徒歩圏内に何件かあることがわかりました。ギリシャの港って、だいたいどこでも街の中心になっているので、お店やレストランが必ず港から徒歩圏内に集まっているんですよね。だからヨットで訪問している私たちにとっては本当に便利です。意外にどのお店も予約でいっぱいで明日以降にしかダメと、最初の2件で断られました。さらに3件目、4件目は今では営業していない様子。コロナでロックダウンだった時に潰れてしまったのかな。で5件目のお店がダメだったら、この町でヘアカットするのはやめようって言ってました。

最初は通り過ぎてしまって「あ~この店もつぶれてしまったのかなぁ。」って思った帰り道に発見!中を観たら男性のお客さんが一人カットしてもらっている最中で、他には誰もいませんでした。店内に入って言って「二人カットお願いできますか?」と聞いたら「勿論!」と明るい返事でした。

まず先に主人がカットしてもらいました。直前に私の携帯を出してなにやらサーチしていてブラッド・ピットの写真を出しておりました。するとヘアードレッサーのお姉さんに「ブラッドピットみたいにしてください」というではありませんか!思わずゲラゲラ笑ってしまいました!お姉さんは英語は少しわかる程度でしたが、何とか会話をしようとしてくれて、さらにブラッドピットもOK、もっとかっこよくします!と言ってくれました。主人が2年ぶりにカットするというと、10㎝ぐらいの場所をつかみ「ここからカットしても大丈夫なの?本当にOKなの?」って再確認していました。それから少しづつ「ここはこんな感じでいいですか?」と確認しながら手際よくカットがスタート。その後少しして男性客がやってきて店の外の椅子に座りました。コロナの規制で店内に入れる人数が決まっているようです。

私もカットをお願いしていたのですが、主人のカットがスタートしても髪を洗ってくれる様子がありません。不思議に思っていたら、「なんとかかんとか(ギリシャ語だったのでわかりませんでした。)ランデブー」っていうんですね。ランデブーっていうのは英語にもなっていますが、基本フランス語で密会という意味なので、何がランデブーなのかなぁ~と思っていたら、私たちに通じていない事がわかり、アシスタントの方に何か言って、その人がどうやら調べてらしく「アポイントメント」と言ってきたんです。それでやっとわけがわかりました。男性客の方は予約を取っていたので、その人の時間になったから、私のカットはその人が終わってかラやりますって言っていたんですね。ギリシャ語では予約の事をランデブーって言うんですねぇ。面白い!で、じゃあ、出直してきましょうかって聞いたら、10分で終わるから大丈夫ってことで、待つことに。主人の一つ隣のおじさんが「ランデブー」の人。あまり時間がかりそうにないのは髪型を観れば言わずもがな。その間私はシャンプーしてもらっていたので、余分に待ったという感覚はまったくありませんでした。

大満足の主人。ブラピになったかな?


私は、全体を5㎝ぐらいカットしてもらましたが、基本的には同じ髪型。でもスッキリ軽くなった気がしました。二人カットでシャンプー付き30ユーロはお値打ちですね。

ヘアカットを終了したら、午後1時ちょっと前になっていました。主人は日曜日に食べたエビフライが気に入って、もう一度食べたいといったので港の方にもどることに。

うん、この角度、ブラピに見えなくもない・・・?

いずれにしてもすっきりしてよかった!伸ばしっぱなしで髪が痛んでましたからね。

私はまだお腹が空いてなかったので、アンチョビのマリネだけ。半分残したのでお持ち帰りです。後日サラダに入れて楽しみます。

午後2時近くになってきて、曇り空になってきました。夕方雨が降りそうな感じ。雨降ったららなんと、半年ぶりの雨!夏の間は本当に雨が降らないギリシャです。ランチ後にスーパーによりミルクとかポテチ、クリームチーズなどを買い足しました。
ヨットに戻ったのは2時半過ぎで、多少朝よりは風が吹いてましたけど・・・海面の乱れはせいぜいこの程度。面白いことに、Eretriaのすぐ手前の湾では、来た時もそうでしたが風が吹いていたのに、ここに来ると途端に止まってしまっていたんですね。しかも北東から吹いているはずなのに、Eretriaでは西から吹いているんです。どうも、この地域の周囲に風が分散され上昇し、周りが高気圧で、ここだけ低気圧になっているんじゃないかっていうのが主人の推測。


最初の予定では水曜日一杯までEretriaにいて、風が収まる木曜日に出発、だったのですが、最初の予報より穏やかな予報に変って来たので、一日出発を早めるかもしれません。そしたら次は、真夜中すぎに開閉するKhalkisブリッジを通過することになります。

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