2021年11月29日月曜日

庭にペリカン来訪&お義母さんのお料理教室

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!



オーストラリアは、ラ・ニーナの影響で今年は冷夏で雨の多い夏となるそうです。里帰りしてから3週間弱となりつつありますが、おひさまが輝いた日は片手で数えるほどしかありません。毎日こんな曇り空で、時々雨がチラついたり、風が強くで肌寒い日々。

庭に一羽のペリカンが、ある朝やってきていました。かなり風が強い日でしたが風に向かって立っていたのが面白かった。時々、この庭にはペリカンがやってきます。最初の頃はすごく珍しかったのですが、10数年も過ぎると「あ、いるね。」程度にしか思わなくなってきたという・・・・ちょっと贅沢なお話?!

湖に囲まれているので、天気が悪い時は船上で時化にあっているみたいな気分になりますが、揺れたりしないのはありがたい。

主人の実家でお義母さんと過ごすのが、里帰りのメイン目的なので、特にここから旅行にいったり、というのはありません。たまにシティーに行って久しぶりに友人と会う約束があったりしますが、毎日ってわけでもないので、基本はお家にいることが多いんです。なので、毎日ディナーの準備は、ちょっとしたイベント。お料理上手なお義母さんのレシピをできるだけ学んでおります。それ以外の日は、私と主人が考えたメニューでお義母さんに楽しんでいただきます。要は90才になったお義母さんに負担をかけない、というのが目的。普段は今でも自炊しているお義母さんは、どうしても頑張りすぎがち。だから最初に「私たちがいる間は、夕食は私たちがやるからね!食べたいものがあったら、指導してくれたら私たちが作ります。」って宣言しました!

この日は、私の大好きなパスタベイクを習いましたよ。トマトベースのソースから手作りのパスタベイク。小麦粉を入れた時、焦がさないようにゆっくり炒めました。普段はレシピに沿って料理をすることがない私ですが、ちゃんと計量して順番通りに進めていったら、ちゃんとソースができあがり。
マカロニを入れてしばらく混ぜ合わせたら、いよいよ焼き皿に移し替えます。これはお義母さんのお母さんのレシピなので、100年近く受け継がれているレシピです。
いったんオーブンにいれてしまえば30分弱で焼きあがります。熱いので取り出しは主人の仕事。
お~、チーズのお焦げが食欲をそそる~!!!お味はというと・・・・もう美味しすぎて、本当はこの分量だから、きっと翌日また食べれるねって思っていたのですが、私と主人が「おかわり」したので、もう1食分には足らず、ほんのちょっと残ったのを、私が翌日の朝、朝食としていただきました!

その翌日は、主人の提案で「タコス」!お義母さんもタコス大好きですが、こればっかりは一人でやるわけにもいかず、私たちがギリシャに行ってから全然食べてなかったそうです。
タコスは基本お肉部分を調理するだけで、あとはカットしたり、タコシェルをオーブンで軽く焼くだけなのでとってもお手軽。でも毎回「パーティー」している気分になるのが不思議。

ある日は、主人がネットで発見したお肉の煮込み料理に挑戦!主人はレシピを探して、新しい料理に挑戦するのが好きなのです。ただ、同じものを2回作るって言うことはあまりないんですよね。新しいものに挑戦っていうのが好きなのかな。それとかなり凝ったものを作るので、調味料や材料が珍しいもが必要だったりするんです。この日のメニューも「ブリスケット」という牛の部分が必要で、お肉屋さんに行きました。

このお肉屋さんは、お義母さんの行きつけ。ちょっとお値段がはるのですが、品質は最高。
スーパーではお目にかからないものが沢山置いてあります。
じっくり低温で煮込む料理なので、主人はお昼頃から調理開始。私はもっぱら材料カットやお掃除係です。

お肉屋さんにカットしてもらったので、炒めるだけの状態。長時間煮込んでも硬くならない部分です。
炒めたお肉をスロークッカーに入れます。スロークッカーがあれば、材料を入れたら放置しておけばいいのです。数時間後にとてもいい匂いがしてきます。

そろそろ出来上がってきました。とろ火で夕食時間までごとごと煮込みます。あ~もう待ちきれないってことで、夕食1時間前にちょっと味見しちゃった。

ご飯と一緒にいただきました!ご飯は、以前私たちが使っていた炊飯器を置いてあるので、それを使って私が準備。早炊きオプションがあるので30分ぐらいで炊きあがります。やっぱお鍋で炊飯するより楽だなぁ。船上にも炊飯器が欲しいですが、電化製品は陸電に繋がっている時しか使えないので、結局海上ではガスでお鍋炊飯するしかないので、ギリシャに持って行くことは諦めました。

本当に美味しかった!これもうレストランで出してもいいぐらいの出来具合。かなり大量に作ったので、残りは冷凍してまたの機会に保存しました。煮込み料理って、次の日の方が美味しいかったりしますよね。翌日の朝食用に小分けしておいて、残りを冷凍保存してあります。

これは毎日のメニューではなく、合間にはピザを取ったり、タイ料理のでお持ち帰りなどもしております。この日は、ミートローフ。これはお義母さんの妹、つまり主人の叔母さんのレシピです。う~これもねぇ~めっちゃくちゃ美味しいのです。
付け合わせはベイくした野菜。野菜ってこうやって食べると美味しさが格別なのです。この日は「冬が戻ってきた?」と思うぐらい寒かった夜なので、ベイク料理が一層美味しかったです。美味しすぎて、二晩連続ミートローフディナーにして食べ切りました!

お義母さんのレシピはどれも美味しく、さらにとてもクォリティーが高いので、そこらのレストランよりも断然すごいんです。だから生前お義父さんは外食をあまりしたがりませんでした。だって、こんなに美味しいものを毎日食べていたら、これ以下のものにお金を払って食べたくないのは当然ですな。

毎日美味しいものを食べれて超幸せですが、その分お腹周りが気になります。おまけ悪天候続きで、ビーチにも行っておらずなので運動不足なのです。やばいなぁ~。

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2 件のコメント:

  1. 日本料理では基本的にオーブン料理が無いと思います。 という訳で、オーブンの上手な使い方を知っている日本の方は少ないと思います。 かく言う私もその一人。帰国後はキッチンにオーブンなど無いので、本格的な肉の煮込み料理などとは無縁でした。 でも先日、電気式圧力鍋とコンベクションオーブンの小さいのを購入。色々と料理の幅が広がりそうです。まだできていないのはオーストラリアやアメリカ風のBBQです。

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  2. 日本にはオーブン機能がある電子レンジがあるので、日本に住んでた時はそれでロースト料理を作りました!

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