日本でも十分通用する創作日本料理レストランー「Hachiko」なんて名前の店もある！

皆さんこんにちは！Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ！

さすが首都アテネ、レストランの質がとても高く、創作日本食もすごく美味しい。しかも近くに何件もあって「日本風レストラン巡り」をしています。

ビザ取得をお願いしていた弁護士エスミアさんの事務所から、徒歩の場所にジャパニーズレストランが３軒もあるんです！しかも一軒は事務所のビルの隣！グリファーダという町は、滞在中のアリモスからも車で15分程度の場所。だから来るたびに行っております。アテネ市内の日本食マーケットの経営のお店だったというのは、８月、ワクチン接種のついでにグリファーダに来て初めて知った！さらに同系列のお店が、もう１軒グリファーダ内にあります。そこに８月の時いってみました。(その時のブログ記事はこちらからどうぞ！）

バイオメトリックカードを先週金曜日に取りにいったときに、別のジャパニーズのお店を発見したのです！その名もなんと「Hachiko」ハチコウ！おしゃれな外見なのにこの名前はギャップが大きい！メニューを見せてもらったら、美味しそうなものが並んでいたので、その日の夜、行くことにしました。金曜日だったので、予約も入れて。

壁がガラスで開閉できるようになっている作りは、ギリシャのレストランではよくあるタイプ。

夜7時だと、お店はまだガラガラです。だいたい9時ぐらいがディナーのピーク。

夜はすっかり冷えて、前に日本で買ったライトダウンが丁度いい。

餃子があったのです！しかも中身は「銀だら」という珍しいもの。魚の餃子は初めて食べましたが、すごく美味しかったです。見た目も、今までギリシャでみたどの餃子よりも、一番餃子らしかったし、何より「タレ」がちゃんとした餃子のたれですごく美味しかったんです。

こちらは牛たたき。ポン酢風味で美味しかったですが、いわゆるたたきとは違う感じ。

そして「ラーメン」がメニューにあるのを発見して思い切ってオーダー。以前も別のアジアンレストランでラーメンがあったので恐る恐るオーダーしてみたら・・・・かなりがっかりだったので、今回もギャンブルでした。見た目は、ラーメンぽい。味は・・・・醤油味に近いスープで、ラーメンのスープって言う感じではなかったのですが、麺は昔懐かし「中華そば」ってこれだったよね、という麺でした。なので美味しく食べましたよ。自分ちでラーメン作ったら、きっとこんな感じになるだろうなっていう味でした。ゆで卵も入っていたしね。

主人もなぜかスープをオーダーしました。これタイ料理のトム・ヤム・クンです。純然な日本料理ではなく、創作アジア料理のお店なんでしょうね。ちゃんとトム・ヤム・クンの味で美味しかったです。

翌日土曜日の10月30日は、朝寝坊の後お洗濯をして、だら～っとしていました。でも退屈になってきたので、午後からアパートの周りを徒歩で探検にいくことに。それとねぇ、部屋から近くで笛の音がピー、歓声がワーワー聞こえてきて、近くでスポーツの試合をやっているようでした。声のする方に歩いていくと、こんな立派なサッカー場があった！

今いるアパートはあの立ち並ぶマンションの間にありますが、ここからは見えないみたい。

10分ぐらい見てましたが、双方譲らずであわやゴールという事が何回もあり、楽しめました。両チームともレベルが高く、全くの素人という感じではなかったのです。私はサッカーの事はほとんどわかりませんが、その私からみても鮮やかなボールさばきにパスの正確さは、もしかしたらマイナーリーグの選手かなと思うぐらい。

ちょっとした観客席もあり、結構立派なグラウンドでした。見ている人も結構いました。ギリシャ語で監督がいろいろ指示をしていましたが、わかったのは、選手の名前。「スタボロス」「クリスト―」「ディミトリ」っていうのはギリシャでお馴染みの名前。絶対どこにでもある名前。なかでもディミトリはかなり活躍していましたが、どうも同じチームに複数っディミトリがいるみたいで・・・どうやって区別しているんだろう。

その後、またぐるりとお散歩途中、街猫ちゃんよう集合住宅を発見。だれか猫好きな人がお家を用意してあげているんですね。ビニールがかけてあってちゃんと雨避けにもなっていました。

このクリーム色のが今滞在中のアパートです。周りは近代的な最近できたっぽいマンションですが、これはちょっと年代物。でもお風呂がジェットバスで気に入っています。

さて土曜日ディナーもまたジャパニーズレストランに行くことに。今度は、昨年7月に初めてアリモスに滞在した時に見つけた隣町にある「Kikko」です。ここはすぐ近くにテイク・アウトがメインの小さいお店もあるのです。

お店の雰囲気は以前と変わらず、おしゃれ。でもメニューをみたら、前に来た時からかなり変わっていたんです。それとお値段がちょっと高くなった気がします。

以前は、ミソスープとか唐揚げとか、いわゆる普通の日本食も本格的日本の味だったのですが、今のメニューには味噌スープも唐揚げもなくなっていました。創作日本食になっていました。まずは「鯛の薄造り」メニューがこういう名前になっているんです。（英語ではSea Bream Usuzukuri）。柚子味って書いてありましが、ライムを使っていると思います。いわゆるカルパッチョ仕上げ。美味だった！

これは「牛たたき」。Hachikoのよりも牛たたきらしいですよね。お肉が物凄く柔らかく、上質でした。正直日本で食べた「牛タタキ」より断然美味しかった！

こちらは「カジュアル巻」のカテゴリーの中から、マグロとアボガド巻です。

主人の好きな「チキンカツ」。丼ではなくしたが焼きそば風ヌードルでした。これもすごく美味しかった！

このお刺身なんと2切れで6.8ユーロもします！ですがかなり上質のマグロでしたよ。ビール小瓶と、プロセッコ小瓶を含めて合計72ユーロしました！かなりお高級。何回も気軽には来れない値段ですが、味的にはこのお店のメニューはそのまま日本で出しても、十分通用すると思いました。きっと日本で営業しても、まあまあのお値段のお店になるんじゃないかなぁ

ということで、あと2ヶ月後ぐらいには日本に帰れるというのに、日本食が恋しくなってしまい連日食べ比べをしちゃいました。多分、2回目行くなら「Hachiko」かな。お値段はそっちの方が安かったし、他にも餃子が物凄く美味しかったから。次は「鶏餃子」を試したいと思います。

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