皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!
信じられません。ギリシャに帰る便、名古屋ー羽田間のJAL便が予約キャンセルになっておりました!それがわかったのは偶然の出来事から。
事の始まりは、機内預け荷物が23キロのスーツケース一人1個づつでは足りないなって思ったことから。追加荷物になるので、追加料金がどれぐらいかかるか調べようと思ったんですね。通常時なら別送品扱いにして郵送すればいいんですが、ギリシャ行の国際郵便が日本からはまだ不安定で、小包に関しては船便しかなく何カ月かかるかはわからないそうです。
これすごく不思議。だってギリシャ発日本行は普段よりは時間がかるものの、ずっとエアメールが続いていたんです。これはオーストラリアからも同じでした。オーストラリアからは発送できても、日本からはオーストラリア向けは郵便局で受け付けてもらえなかったり、投函しても「配達できませんでした。」という張り紙で国内にとどまったまま、差出人に戻ってきたそうです。国際便のフライト数が激減したので、エアメールが高くつき、郵便局の通常の金額では赤字になっちゃうから取り扱いを制限してたってことかしら。ちなみにアメリカ行きの郵便物は、結構普段どおりだそうです。
横道にそれましたが・・・そんなわけで別送することができず、ギリシャでは買えないものは自力で持ち帰るしかないので、追加料金を払うことにしたんです。その時初めてまじまじとチケットを見て気が付いたのは、名古屋―羽田間はJALで羽田ーフランクフルトーギリシャがルフト・ハンザとANAのコードシェア便でした。あれ?JALとANAってことは、荷物は名古屋からギリシャまでスルーじゃないってことだよねぇ、違う会社だから・・・・??
普通国際線に乗る前の国内線移動は同じ会社だったら無料というか国際線の一部扱いになっているんです。だから出国手続きが羽田だったとしても荷物はチェックインをする名古屋で預けてそのままギリシャまで一直線なんですね。でも会社が違うってことは羽田で一回荷物を受け取って、再度羽田でチェックインをするってこと。ということは、追加料金も2回取られるじゃないか?!と思い、JALに電話してみました。
そしたら、まずJALの方で私たちのブッキングが見つからないっていうんです。オンラインツアーエージェントで予約しているので、その会社の予約番号しかないのですが、シドニーから日本も同じエージェントで予約したので、その際はちゃんとエージェントの予約番号で大丈夫でした。取り合えず追加料金の事だけききましたが、要領を得ず当日チェックインの時にしかわからないと言われました。
その間主人がエージェントへコンタクトをしていました。30分ぐらい待たされてやっと通じて、「JALから私たちの予約が見つからないって言われた。」というと「あ、それキャンセルになっています!」と衝撃の返事!!
な、なんですとぉ~????!!!!!
エージェントの話によると航空会社が運航キャンセルにしたっていうじゃありませんか!でもその場合以前のスクートの時みたいに、航空会社よりすぐに連絡が入るはず。JALに電話した時、そんなことは全然言っていませんでした。羽田ーフランクフルトーギリシャはちゃんと予約取れてるから、全部キャンセルしてもう一度予約し直しますか?と言われてました。これをやると希望日にフライトが取れないってことがスクートの時に体験済みだったし、再予約の際、最初より高いチケットしかなくて追加料金を取られる可能性があるのも、経験上わかっているので、「いえ、キャンセルはしません。そのままで、欠便になった部分のチケット代を払い戻ししてください。その分を追加手荷物の支払いに充てて欲しい。」と交渉。するとまた違うセクションに回されてまた10分ぐらい待たされたんです。これが2回発生した時点で、エージェントが嘘をついているじゃないかって思い始めたんです。というのは、名古屋ー羽田間にはほぼ同じ時間の出発でANAも飛んでいるんですね。だから名古屋からの便がJALでなくANAで予約されていれば、追加料金なくANAのままずっとギリシャまで行くわけです。当然荷物も名古屋からギリシャまで直行。でもエージェントのサイトが間違っていてJALとANAの便で別途に予約されていたので、JAL分には私たちは支払いをしていないと思われ、エージェントの方でそもそも予約をしなかったのではないかってこと。そう思うとJALに電話した時「予約が見つかりません。」と言われたのも納得できます。
実はこれ私たちにはむしろありがたいミスだったのです。というのは、1月10日以降、オミクロン株蔓延で、ギリシャへの入国条件に、搭乗72時間前にPCR検査結果提出というのが加わってしまいました。今の所1月24日までに入国する人だけに適用となっていますが、私たちが出発する31日まで延長されることも考えられます。もし名古屋からギリシャまで荷物スルーで一気に搭乗券まで発行となると、名古屋チェックインの時点でPCR検査結果を提示しないと乗せてもらえません。名古屋発は31日月曜日の朝7時50分だけど、羽田発は翌2月1日の午前12時50分、つまり名古屋で72時間前の金曜日に検査すると、羽田発の時には期限切れになってしまう可能性もあるのです。そのため週末に渡航検査をしてくれる場所を探さないといけないし、セントレア空港ならいつでもやってくれますが、超高い!だから羽田に着いてから長い待ち時間の間にやりたかったのです。荷物スルーだとこれが不可能。でも羽田で再度荷物チェックインなら、その際にPCR検査を提出すればいい、しかも羽田でやる方が安い!なので、名古屋―羽田間のフライトは捨てようと思っていたんですね。もし、その分でエージェントが返金してくれれば、その分を追加手荷物代に充当できるわけです。ま、それは期待しておりませんが。だって、そのフライト分多分私たちは支払っていないと思われるので。
エージェントからは3人目に応対した人が、折り返し電話をかけてくれることになり一旦電話を切ったのですが・・・2日たっても結局まだかかってきていません。これも期待していなかったけどね。
その後、羽田―フランクフルト―ギリシャのルフト・ハンザに確認したら、そこはちゃんと予約が入っていました。フランクフルト―ギリシャの追加荷物はOkだったのですが、チェックインの時に追加料金を払うので羽田―フランクフルトのコードシェアANAに確認してください、とのことでした。でANAに確認したら、23キロまで1個追加で2万円とのこと。チェックインの時に払ってもいいとのことでした。ギリシャへの小包はFEDEXを使わざるを得ない現状とその場合自分の荷物なのに受取り時にVATという税金を払わないといけない可能性があることを考えると、2万円は決して高くないのです。
羽田便が2月1日の午前12時50分発ということは、チェックイン開始は3時間でも31日夜9時50分から。朝の8時50分から着いちゃって、スーツケースも手元にあって身動きもままならない感じよりも、もっと遅い時間に羽田に直接行った方が楽だなと思っていました。
ですが、もしPCR検査が不要になれば名古屋から出発しても問題ないから、そのままにしていたかもしれません。早朝セントレア空港に行って「お客様の予約はありません。」って言われたら物凄くショックで動揺しちゃっていたでしょう。運航キャンセルはエージェントのうそだと思うから、航空会社から事前連絡は来ないから知らないままで、私たちは空港で呆然となるわけです。
これが追加荷物のことで電話をしたから偶然わかったこと。ラッキーだったとしか言いようがありません。というか私たちこういうことがよくあるんですよね、強運なのかな。
ということで、これで迷わず羽田に直行することにしました。新幹線代は余分にかかりますが、10時間以上も時間を無駄にすることを思うと、そっちの方が全然いいなぁと思うんです。
なんだか最後の最後までひやひやしっぱなしだ!!
教訓:間が1カ月も空いてるフライトは、各フライトごとに別々に予約すべし!または航空会社のサイトで直接予約すべし!(以前はシドニー日本間はJALで直接ブッキングしてました。エージェントを通したのと全く値段が同じなんです。)
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