2022年2月7日月曜日

2ヶ月半ぶりにキオス島に戻ってきました!

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!



2月5日の朝、2ヶ月半ぶりにSATOMI号を置いているキオス島に戻ってきました。昨日の朝はこんな景色を見ながら朝食・・・・とここまでの道のりをレポートです。写真を沢山掲載したので、一緒に旅行した気分になっていただけたら嬉しいなぁ。

2月4日(金):キオス島へのフェリーは夜8時出発で、お宿は午前11時に出ないといけないのでその間9時間ぐらい時間つぶしが必要です。荷物は配達&預かりサービスでフェリー乗り場まで運んでもらえるので、便利です。まずは、お宿から徒歩で行ける「アテネ国立考古学博物館(National Achaeological Museum)」に行きました。かなりデカイので、2時間ぐらいは余裕でつぶせます。

オフシーズンだから入場料がほぼ半額で、一人6ユーロ。お宿にもオフシーズン料金があるので冬のギリシャは結構お勧めかも。日本の冬より暖かいしね。

物凄い沢山の展示物があり、最後の方はちょっと飽きてきて速足で進みました。物凄いゴールドの装飾品。紀元前からこんなものを衣服につけていたなんて、本当に文明が進んでいたんですねぇ。

これなんか、今でもいけそうなデザインのアクセサリーです。

衣服を止める道具。安全ピンと同じ形だ!

これはアルキメデスが使用したと言われている機会。主人はかなり興奮して見入ってました。

こういう大理石の像が展示された部屋が何部屋もあって、じっくり見たら半日ぐらい簡単に過ごせそうでした。

これ、アフロディーテの像なんですが、ちょっと笑えた。だって、手に持ったスリッパでハエを「しっし」としているみたいだから。キューピッドがまとわりつくのがうっとうしいっていう像のようです。

博物館では2時間弱過ごした後、市内中心部まで歩きランチをすることに。ギリシャ市内に3件ぐらいある「So So So」というラーメン屋さんに行きました。前にもモネストリアキっていうアテネ蚤の市があるエリアの方のお店に行ったことがあり、結構ちゃんとした日本のラーメンだったのです。

とんこつラーメン。これが一番日本風なラーメン。「トン」がついていれば主人も満足。チャーシューはとろとろ系で、3個は私には多いので、1個主人にあげたので大喜びでした。卵も味付けゆで卵、つまり煮卵でしたよ。ギリシャに来てラーメン食べたくなったら、ここしかないでしょう!

ラーメンを食べ終わったのが午後2時半。フェリーは7時乗船開始だから夕方6時にこのエリアを出ればいいんで、まだ3時間以上つぶす必要があります。アテネにはもう何回も来ているので、めぼしいところは全て行ったことがあります。お買い物も特に必要がないし、歩き回っているので疲れてきていて、座ってゆっくりしたい!で、フェリー乗り場までの電車に乗れる駅の方角に向かいながら、カフェを探しました。ギリシャのカフェはテーブルが外にしかないタイプが多くお天気がいいとはいえ、長時間外にいるのは嫌だなぁってことで、室内に座れる場所があって、長居しても大丈夫そうなカフェを探す・・・となると意外に選択が限られるのです。何軒かやりすごして、こんないい場所を見つけました。ちなみに室内に入るにはワクチン接種証明を見せないといけません。しかも最後の接種から7カ月以内であること。つい数日前にブースターをやっていますが、まだそれがシステムに入っていないので8月31日にやったデジタル証明書を見せています。新しい方は、キオス島の保険局で登録します。

ケーキとコーヒーや紅茶をオーダーしました。いる間に携帯もチャージ。ここで5時近くまで粘りました。基本、ギリシャではカフェに長時間滞在するのは普通のことで、コーヒー一杯で2時間ぐらいいるのは当たり前みたいです。午後4時になって、フェリー会社から「悪天候のため出発が3時間遅れます。」と通知がきました。乗船時間変更の事は書かれていませんでしたが、電話して確認すると出発は3時間遅れだけど乗船は1時間遅れの8時からできる、とのことだったので、スーツケースのデリバリ会社に連絡し、それに合わせて遅らせてもらいました。

外は少しづつ夕方ムードになってきて、レストラン街がにぎやかに。冬でも外の席の方が人気みたいです。ちゃんとヒーターもついているので寒すぎるということはないですが、みなさんしっかりコートを着込んで・・・それでも外にいたいんですねぇ。

中心部にある電車の駅からは、広場からパンテノン神殿が見えます。ライトアップされていました。


駅前広場は本当に賑やか!金曜日の夜ってこともあったのかな?

マーケット街を歩きながら、さらに時間をつぶしました。このエリアからフェリー乗り場があるピレウスまでは電車1本で20分ぐらいで着きます。でも電車の駅から実際の乗船場所まで徒歩で結構距離があるので、ピレウスには7時半に着こうと思いました。マーケットをぐるりとして6時半ぐらでしたが、ピレウスに行くことにしました。電車は5分おきぐらいに来たようですぐに乗れました。

ピレウスの電車の駅を出てフェリー乗り場の最初のゲートの方に歩いていくと、バスがいました。ゲート内無料巡回バスで、これも20分間隔ぐらいに出ているそうです。ピレウスに着いた時は7時ちょっと前、また駅周辺をぐるりと散歩してから無料バスに乗り込みました。(このあたりレストランとかほとんどないさびれた感じのエリアなのです。)

キオス島行はゲートE2から出ます。着いた時はすでに7時45分ぐらいだったので丁度いい感じ。8時ちょっと前にスーツケース配達がやってきました!フェリーだからトラックとか車とかも乗るんですが、車なしの乗客も結構いるんですね。でも乗り口は同じで、トラックが列をなしている間をかいくぐってスーツケースを引っ張ってフェリーの後方までいきます。他の人たちも何気に固まっていて、順番に並ぶとかありませんでした。あっちこっちから車とかトラックが動いている間をぬっての移動は、ちょっと危険な感じで、日本でもオーストラリアでもこういうのはあり得ないなぁと驚き。

8時に乗船開始となりました。
車の人を入れても、結構ガラガラだと思います。

私たちは部屋を予約しました。今回はちょっと奮発して窓があるいい部屋を取りました。行きに窓がない内側の部屋にしたらエンジンの音がうるさかったんです。この部屋はバウ(船頭)にあり、リビングと寝室にわかれている豪華なお部屋!出発が3時間遅れたので、当然到着も3時間遅れます。当初は午前5時にキオス到着だったんですが、8時ぐらいとなり、朝寝坊できるようになったのでラッキー。いいお部屋にしたから少しでも長く滞在できるのはありがたい!


お~スリッパがある!冷蔵庫にはリンゴ2個とオレンジが1個はいっていました。それほどお腹がすていなかったのでディナーはなしで、売店でスナックとワイン小瓶、主人ジントニックをゲットして部屋でくつろぐことに。あ、オレンジにリンゴも美味しかった。

いつもならお昼寝をしてたんですが、この日は一日外にいたのですごく疲れていました。広々したシャワーが気持ちよく、行の部屋より二人で30ユーロ高かったけど、ゆったり過ごせたし、前の部屋より静かだったので、アップグレードの甲斐がありました。

朝7時半に部屋の電話がなり起こされました。「あと30分でキオス島に到着です。」とのこと。ささっと支度をして部屋を出ました。あ~懐かしのキオス島だ。ピレウスからキオス島の航海はとてもスムーズでした。前日悪天候だったとは思えないぐらい。


あ、あれSATOMI号を置いているボートヤードへの入り口だ!

やっとキオスに戻ってきました!

降りたらすぐ目の前がレンタカーオフィスだった。当初は5時半に着く予定だったので、レンタカーを6時半に手配しており、それには早朝料金がかかっていたんですが、遅れたため9時にピックアップでよくなり、追加料金がなくなりました。(時間変更は予約しておきました。)

レンタカーをゲットして、まずは朝食。レンタカーオフィスのお姉さんお勧めの「カフェ44」に行きました。港沿いに沢山のレストランやカフェが並んでいます。
あれが乗ってきた「二ソス・サモス」号。これから最終地、サモス島に向かうのです。

お勧めだけあって、クオリティーの高いメニューでした。手前がオムレツとサラダ、奥が主人のエッグベネディクト。

お天気もよくポカポカ気持ちが良かったです。あ、ヒーターもついてたけど。最低気温が5度、最高気温が13度ぐらいになるので、日本にいた時より暖かい!シドニーの冬と同じぐらいだね。アテネよりも緯度が下なので、アテネよりも暖かいはず。

しばらくくつろいでから、SATOMI号に会いに行きました。車でだいたい20分ぐらいの場ボートヤードがあります。

お~懐かしのSATOMI号、いい子にしてたかなぁ。これから船体磨きにハルのコッパ―コートをしてもらいます。

お隣さんができていました。10月下旬にここを出た時から、さらに保管されている船が増えていました。

冬には結構雨が多いギリシャ、雨水シャワーを存分に浴びていてたようで、とてもきれいな状態でした。自分達で洗ったときよりもきれいになってるかも。鳥の糞などにおかされることもなく、プレビザみたにサハラ砂漠からの砂埃に覆われることもなく、でお掃除が簡単だ!これから作業が始まるSATOMI号なので、しばらくは島のB&Bに滞在して通う事にしました。

お昼過ぎに、予約していたエアB&Bに向かいました。キオス港をはさんでボートヤードとは反対側の街になります。ギリシャに40年も住んでいるフランス人の女性が経営している素敵なお宿。


ベッドルームも可愛い!

なんといってもバルコニーからのこの眺め!リビングエリアと同じぐらいバルコニーが大きいのです。オフシーズンだからすごくお値打ちで、4日間で17000円ぐらいです。キオス島の宿泊施設は、アテネよりも全体的にちょっとお高め。数がすくないからかな。スーパーも車で数分の所にあり、この日はちょっとお買い物をしてお家ごはんを楽しみました。

2月6日(日):ぐっすり眠って、目覚めたら9時半を回っていました。時差ボケでずっと早朝3時ぐらいに目が覚めていたのですが、ようやく普通時間にもどってきたみたい。この景色を楽しみながら朝食でした。

ここには9日水曜日までいますが、ボートヤードのトイレとシャワー施設を新築工事していたので、使えない状態になっていました。トイレは事務所の隣のがつかえますが結構遠いのだ。なので、すぐにSATOMI号には戻らないかもしれません。これを書いている時点ではどうするかまだ未定。いずれにしても、ようやくキオス島に帰ってこれたからもうこれで本当に完全リラックスです。

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