皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!
2月も半ば過ぎになり、ここギリシャでは早くも春めいた陽気となってきました。日中の最高気温は15度を超えるようになり、そろそろSATOMI号の出発準備を開始する時がやってきた!ということで、昨日3カ月ぶりにSATOMI号に出勤!
キオス島はギリシャの中でもアテネより緯度が低いので、若干暖かいのです。すでに2月のはじめでも最低気温でも5度ぐらいになっていました。愛知の実家を出た時は日中の最高気温が5度だったので、その差はすぐに実感しましたよ。
島に着いてからも時々、船体の削られ具合の様子を見に来たり、ボートヤードの事務所に顔を出して進捗状況を聞きに来たりしていましたが、私たち自身でやれる出発準備は、まだまだ開始していませんでした。2月最初にひいちゃった主人の風邪が結構長引いていて、やっと最近になって本調子になってきたところ。昨日は日中最高気温が16度で、朝からポカポカ陽気。朝ごはんを終えてからSATOMI号に出勤することになりました。
一見するとすごく散らかっているように見えますが(本当に散らかってはいますが)実際は冷蔵庫や冷凍庫をスタートさせたら、その中に入れたりするものがほとんどなので、キッチン周りはすぐに元通りになります。
スターボード(右側)側はすっかり削り終わられていて、ポート側(左)の削り開始となっていました。前の塗料の青色の埃ではしごとかも真っ青になっております。両方ともの削りが終了して、防水プライマーを数回塗布したあと、いよいよ仕上げてのコッパ―コーティングになるのです。全部終わらないと流しから水を流したりできません。つまりお料理できないんですよねぇ。2月一杯までには終わるといいなぁ。
本来は外につけている、上陸用ゴムボートのモーターや船体の上に設置している寝転びようマットレスやメインセールなんかを室内に保管しているので、こんな風にごちゃごちゃに見えます。それさえ出せるようになれば、あっという間にスッキリ片付くはず。カーテンを全部明けると、途端に室内が明るくなりました。外で船体削りをやっているので、ポートホール(窓)は相変わらず開けられませんけどね。
SATOMI号での仕事始めは・・・バウスラスターに新しいバッテリーを設置すること。バウのフェンダーロッカーは本当にでかくて、こんだけ沢山のものが収納されているって、入り口を見ただけでは想像つきませんよね。身長152㎝程度の私は、このロッカーに入ってしまうと自力で這い上がってくるのがかなり難しいぐらい深いのです。
主人がしゃがんで作業をしていたので、中にいるってわかりませんでした。
主人が作業をしている間、私は何をしていたかっていうと・・・・室内でクラフトツールの整理。前からやってみたいことがあったんですよ。
ダイセットの収納なのですが、今までポケットの中でこんな風にダイをくっつけた台紙をフラップ側に入れてたんですね。
でもそれだと、フラップを開け閉めするたびに、くっつけていたダイにあたってダイがポロっとポケットの中におっこちたり、ダイにひっかかってフラップ部分が裂けちゃったりしたんです。でもこの方が出し入れしやすいと思ってたから、我慢してたんですけどね。
試しに、反対側にダイをいれてみたら・・・全然出し入れもめんどくさくなくて、フラップの開け閉めもスムーズになったんです。
左が今までも向き。右がダイセットを反対側に入れた方。ダイにひっかからずにスムーズにフラップを開閉できます。
朝11時半ちょっと前から作業を開始して、途中1時頃に休憩をして午後3時には、主人の作業が終了したので、家路につきました。今年は、私たち自身がやる作業はあまりないので(私たちって言っても、ほとんど主人がやりますけど。)、一日中必死で作業する必要がないんですね。なのでこれからお天気がいい時だけ出勤して、ゆっくり少しづつ作業を進めていくことにしました。次にすることは、昨シーズンの航海中に必要なかったものを、全て廃棄処分にすべく、保管荷物の大掃除です。前のオーナーから引き継いだものが沢山あり、スターン(後方)にある2つのベッドルームがほぼ倉庫状態で使えていなかったんです。昨年セーリングをしていて、必要なもの、おそらく絶対に使わないだろうもの、壊れていて使えなかったもの、などがわかってきたので、次にセーリングスタートまでには絶対に整理整頓するぞって、主人と二人で決意しておりました!
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